ここ数年とどまることを知らないスニーカーブーム。中でもローテクスニーカーの代表とも言えるのがNew Balance(ニューバランス)だ。スニーカーのNのマークが特徴的なNew Balance は、近年日本で人気が高まっている。
人気のM1300やM996以外にも豊富なモデルを幅広く展開している。今回はそんなニューバランスのスニーカーのモデル名や型番・品番についてまとめてみた。(2017/10/01調べ)
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New Balanceとはどんなスニーカーなのか
New Balance(ニューバランス)は、1906年アメリカのマサチューセッツ州にて生まれたスニーカーだ。
もともとニューバランス社は、アーチサポートインソールや偏平足などを治す矯正靴の製造メーカーとして活躍。ランニングシューズの開発を始めたのは1960年代に入ってからだった。
社名の由来は、履いた人に“新しい(New)、バランス(Balance)”感覚をもたらすことからきている。最近、日本ではファッションとしての人気が高まってきており、女性のほとんどが持っているであろうスニーカーの1つである。
New Balanceのスニーカーには価格差がある!?
New Balanceのスニーカーには、1万円以内で購入できるものもあれば、7万円以上するものもある。この価格差について、気になる方も多いのではないだろうか。この価格差は、生産地の違いから来ているものだと言う。アジア圏で大量生産されたものは価格が安く、アメリカ・イギリス製のものは高い価格になっているのだ。
また、履き心地を追求して研究を重ねている商品に関しても、価格が高い傾向があると言える。防水加工されているものや、レザーを使用しているものも高級ラインである。
中古買取を見越しているなら
もしもNew Balance(ニューバランス)の売却を見越しているなら、対象スニーカーのモデル名はもちろん、型番・品番まで調べておくと良いだろう。
売却物を直接確認できない買取方法を利用する場合(オンライン査定や電話査定など)、スムーズな取引のためには確実なアイテム説明が必要だ。
型番品番が表記されている場所
買取を利用する際に、型番品番まで把握しておくというのがとても大切なのである。
ちなみにNew Balanceはシュータンの表面に型番が表記されたタグがついており、裏面に生産国などの詳細が記してあるので、ぜひ査定前に控えておいて欲しい。
New Balance(ニューバランス)のモデル名
実はNew Balanceには「モデル名」が存在しない。型番がモデル名をまかなっているため、その呼び方でモデルが特定できるようになっているのだ。
例えば「M1400」モデルの場合、「M」は "正規品・MADE IN USAかUK" 、そして「1400」が形状を意味している。
ちなみに形状は大きく分けて
- ・500番台(トレイルランニング系モデル)
- ・900番台(ロードランニング系モデル)
- ・1000番台(フラッグシップモデル)
- ・2000番台(最先端高機能モデル)
と分類されており、それをベースに細かい単位でジャンル分けがなされている。
しかし、最近は製造年がそのままモデル名となっているパターンも増えており、この法則は過去の定番スニーカーまでの話になりそうだ。
型番のアルファベットの読み方
次に、型番に含まれるアルファベットの読み方を紹介しよう。
原産国情報
- M:Model Nummber=正規ライン、製造国がUSAまたはUK
- CM:Classic Model=製造国が中国や東南アジア界隈。Mの廉価版もしくは復刻版
- UK:イングランドで企画・製造されたモデル
- J:日本で企画されたモデル
ランニングシューズ
- MR:Mens Running=男性用ランニングモデル
- WR:Wommens Running=女性用ランニングモデル
- KJ:Kids Jogging=子供用ランニングモデル
- KV:Kids Velcro=子供用ランニング用モデル(マジックテープ仕立て)
トレイルランニングモデル
- MT:Mens Trail running=男性用トレイルモデル(クロスカントリー)
- WT:Wommens Trail running=女性用トレイルモデル
ウォーキングシューズモデル
- MW:Mens Walking=男性用ウォーキングモデル
- WW:Wommens Walking=女性用ウォーキングモデル
その他のモデル
- MO:Mens Outdoor=男性アウトドア用
- WO:Wommens Outdoor=女性アウトドア用
- MX:Mens cross(X) training=男性クロストレーニング用
- WX:Wommens cross(X) training=女性クロストレーニング用
- KT:Kids Tennis=子供テニス用
- RC:Racing Comp=競技用
このようなアルファベットを読み解けると、実物を見ずともモデルの想像がつくので、ぜひ覚えておくとよいだろう。
型番末尾のアルファベット
また、型番の末尾につくアルファベットはカラーや素材、ブランド情報など、頭のアルファベットでは読み取れない詳しい内容を意味している。
例えば「M1400 NV」の場合、この「NV」はカラー情報の" NAVY"ということを指す。
また、「CM1500 UA」の場合、「UA」は"UNITED ARROWSコラボ" を指す記号となっているのだ。このように、ニューバランスの型番はモデル・形状・詳細の組み合わせにより成立している。
読み取りが難しいパターン
上記したように、ブランドコラボの型番は少々読み取りが難しいものもある。
そのうちのいくつかの型番を記載すると、
- CM1400 BB:CM1400BEAMS 40th MULTI
- M1400 FZ3:M1400 "SUPER TEAM 33/FANZINE COLLECTION"
- M1400 JD2:M1400 J.CREW DESERT DUNE USA
- M1700C BN:M1700C "NONNATIVE" BRAVE NAVY
- M1700C TG:M1700C "NONNATIVE" TAUPE/GREY
- CM1700 BY:CM1700 BEAUTY & YOUTH NAVY
などがなかなか読み取りが困難なシリーズだ。
また、カラーも「MG」を "MOUNTAIN GREEN" と読まなくてはいけないなど難解なので、末尾のアルファベットを全て把握することは難しそうだ。
年代別販売モデル年表
それでは次に、ニューバランスを年表に沿って販売モデルを紹介していこう。
販売モデル一覧
- 1972:M205
- 1976:M320
- 1979:CT300
- 1980:M620、M770、730
- 1982:M420、M990
- 1985:M1300
- 1986:M995
- 1987:M575
- 1988:M576、M996
- 1989:M1500
- 1990:M574、M577、M997
- 1992:M580
- 1993:M998
- 1994:M1400、M1600
- 1995:M585
- 1996:M999
- 1998:M801
- 1999:M574、M1700
- 2001:M991、M2000
- 2003:M2001
- 2005:M1450
- 2006:M992
- 2009:M993
- 2010:MR2002
- 2012:M2040
- 2014:M2040v2
- 2016:ML2016、CRT300
- 2017:ML2017、U520、1991、1978、247
規則性なく発売される謎
同じ〇〇番台という括りであっても、番号が前後しているのがニューバランスの面白いところ。
例えば「1300」の次は「1400」とくるのが自然な流れであるが、80年代当時の技術ではまだ量産するに至れず、89年に順番が前後して「1500」が登場している。そして満を辞して「1400」の登場は94年にずれたということだ。このような裏話を知るのも、年表を読み解く面白さだと言えるだろう。
New Balanceの買取相場とは
型番について紹介してきたが、New Balanceの買取相場はどのくらいなのだろうか。おおよそであるが、買取相場は約5,000円~10,000円前後と言われている。コラボアイテムが多いため、レアなコラボアイテムなどは20,000円ほどの査定額が提示されることもある。
New Balanceのスニーカーを高く売るためには
買取に出すのであれば、「出来る限り高い価格で売りたい」と思う方は多いだろう。ここでは、お持ちのスニーカーをより高く売るためのコツを紹介するので、参考にして欲しい。
付属品を必ず一緒に売るようにする
スニーカーの場合、特に箱の有無が査定額に影響してくる。箱以外の付属品(例えば、保証書など)も、購入時には必ず取っておくようにし、買取の際に持参したほうが良い。また、タグは切らないで残しておくようにしよう。
状態を綺麗に保つ
明らかに状態の悪いスニーカーは、買い取ってもらえない可能性が高い。汚れがついている場合は、専用のクリーナーなどを使って必ず落としてから買取に出すようにしよう。加水分解しているものや、汚れが目立つものでも積極的に買い取ってくれる業者もあるので、一度探してみると良いだろう。
複数の買取業者に査定をお願いする
提示される査定額は、買取業者によって基本は異なる。そのため、自分が納得する価格で買い取ってもらうためにも、買取の際は複数の業者に査定を依頼することをおすすめする。
また、New Balanceを積極買取している業者や、スニーカーの専門知識を有しているスタッフが在籍している業者がおすすめだ。
New Balanceを売る際におすすめの買取業者
New Balanceを積極買取していたり、スニーカーについて詳しいスタッフが在籍している買取業者をいくつか紹介したい。
【PR】リアルクローズ
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
ブランドスニーカーの買取を積極的におこなっているリアルクローズ。専門のバイヤーが丁寧に査定をしてくれるため、ブランドコラボや限定品といったレアなアイテムも安心して売却できるだろう。
買取の際には、店頭・宅配・出張と3通りの方法から選ぶことができる。すべて手数料無料で利用できるうえ、対応スピードも速いのでリピーターとなる人も多くいるようだ。キズや汚れがあるものや、加水分解しているものでも買取OKなので、捨てようか悩んでいるものがあれば1度相談してみてほしい。
フクウロ
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
アパレルブランド専門の買取業者。アパレルブランドの買取実績は、10,000種類以上と多くの実績を残している。New Balanceも積極的に買取を実施しており、アパレル買取専門のスタッフが査定を実施してくれるため安心して査定をお願いできる。
アルファストリート
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
スニーカー専門の買取業者。スニーカー専門のスタッフが、査定を実施してくれる。出張買取、宅配買取、店頭買取の3つの買取方法を採用しているため、自分に合った買取方法を選ぶことができる。また、LINEでの査定・買取も実施しているのも特徴だ。
ACORN Buy&Sell Vintage
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
ACORN Buy&Sell Vintageはスニーカー専門の買取業者ではないが、スニーカーの買取実績が豊富なヴィンテージ品に詳しい買取業者である。スニーカーやブーツ、革靴など多彩な靴の種類を買い取っているので基本的にどんな靴でも歓迎しているだろう。
限定品やレアなスニーカーもしっかりと評価してくれるのもACORN Buy&Sell Vintageの魅力の1つである。価値をしっかりと見極めてくれる業者は少ないので、貴重な存在であると言える。
まとめ
今回はNew Balance(ニューバランス)の型番(モデル名)についてまとめた。長い歴史の中でたくさんのモデルを輩出してきたニューバランス。近年は時代に合わせたハイテクスニーカーとも呼べるようなモデルを販売するなど、今後も息は長そうだ。そのため、中古市場でも高い需要を誇っている。
そして、コラム内でも説明したようにスムーズな買取のためには型番(モデル名)の理解や把握は不可欠だ。そのため、売却予定がある際はしっかり情報収集をしてから取引に臨んでいただきたい。スニーカー買取に精通しているスタッフが在籍している買取業者がおすすめであるので、ぜひ複数の業者に査定を依頼してみて欲しい。