日本でのトレカブームは最近ますます勢いを増してきている、今では子どもたちだけではなく大人まで数々のトレーディングカードゲームにハマっている姿が見られ、日本のアニメを題材としたトレカは日本が誇る文化であるといっても過言ではない。有名なものとしては遊戯王やポケットモンスター、ドラゴンボールヒーローズやマジック・ザ・ギャザリングなど、子どもたちを中心にいまや大人気となっている。
だが、トレカというのはハマればこそたくさんのカードを集めたり友達と対戦したりして楽しむことができるが、正直飽きてしまうことも少なくはないだろう。ゲームソフトとは違ってトレカは何百枚・何千枚という規模で楽しむものであるため、飽きてしまったときには大量のトレカの山が残ることになるだろう。
今回のコラム記事では、そうして溜まったトレカをメルカリで発送するときの方法について詳しくまとめていく。メルカリでのトレカ発送にはいくつか種類があるが、初めて利用する人は普通郵便でいいのか、費用がどれくらいかかってしまうのかで迷ってしまうだろう。メルカリでトレカを発送しようとしている人はぜひチェックしていただきたい。
CONTENTS
このコラムには、合法的な広告・宣伝が含まれている可能性があります。また、当社のサービスである「ヒカカク!」と「magi」の紹介も含まれています。
メルカリでのトレカ発送方法と費用
日本でトレカが流行っていることは冒頭でも述べたとおりだが、それはつまりトレカの需要と供給が増していると解釈することもできる。トレカはそれぞれのカードゲームを楽しんでいるときには価値が高く、たくさんのカードを集めて楽しんだりしているが、飽きてしまった場合は買取に出してしまう人も少なくない。試しにメルカリなどのフリマアプリをのぞいてみるとわかるように、現在では実に多種多様なトレカの売買がおこなわれている。
メルカリは一般人同士がいらないものを売買しあうことができるアプリであり、自分で出品から発送までおこなうことで、必要ないものを売ることで売上金をゲットすることができるサービスである。今ではヤフオクにも勝るとも劣らないほどの人気を誇っており、みなさんも一度は利用したことがあるのではないだろうか。
しかし、トレカをメルカリで出品し売れたときには、どのようにして発送するかで迷ってしまう人はとても多い。服などのアイテムはダンボールに梱包し、メルカリが提携しているヤマト運輸などで発送すれば簡単だが、トレカはとても小さくわざわざダンボールを使うまでもないだろう。ここからはトレカの発送方法について費用などもまとめて紹介していく。
普通郵便
メルカリでトレカを発送するときに真っ先に思い浮かぶのが普通郵便での発送だろう。結論からいってしまえば、トレカの発送において普通郵便で発送するのはベストな選択であり、まったく問題はないといえるだろう。ただし、トレカを入れるときはしっかりと防水対策をしておくこととカードが折れないように対策をしておくことが重要であり、封筒を使うにせよなんにせよ「二つ折り厳禁」「折り曲げ禁止」と明記しておくことが肝要である。
また、普通郵便には定型と定形外の二つの方法があり、それぞれ大きさや重さといった部分によってどちらの方法になるかが決まり、それによってかかる費用も変わってくる。基本的には1cm以内の厚さで25g以内であれば82円で発送することができ、50g以内の場合でも92円で発送することができる。また、それ以外にもミニレターという方法もあり、ミニレターの場合は62円という費用で発送することができる。
50g以上は必然的に定形外扱いとなるので、最低でも120円の費用がかかる。ちなみに、定型外でも規格内と規格外というものが存在し、定形外の規格内は長辺34cm以内、短辺25cm以内、厚さ3cm以内、重さ1kg以内となっており、これ以上になると定形外の規格外という扱いになり費用も高くなってしまう。以下にそれぞれの重さと費用についてまとめておくので参考にしていただきたい。
■定形外(規格内)
- ・50g以内 120円
- ・100g以内 140円
- ・150g以内 205円
- ・250g以内 250円
- ・500g以内 380円
- ・1kg以内 570円
■定形外(規格外)
- ・50g以内 200円
- ・100g以内 220円
- ・150g以内 290円
- ・250g以内 340円
- ・500g以内 500円
- ・1kg以内 700円
- ・2kg以内 1,020円
- ・4kg以内 1,330円
レターパックライト・プラス
トレカは基本的には普通郵便で送るのがベストであり、それがもっとも安い費用で発送できる手段だといえるだろう。だが、普通郵便以外にもメルカリでトレカを発送する方法があり、それがレターパックライトとレターパックプラスといった方法だ。
レターパックライトは厚さ3cm以内で重さ4kg以内であれば360円で発送でき、レターパックプラスは厚さは入る限りは問題なく、重さがだけが4kg以内で510円の費用で発送することができる。
また、厚さ2cm以内で収まるのであればさらに小さいスマートレターという方法もあり、こちらは180円で発送することができるようになっている。どれもコンビニなどから購入することができるほか、ポストに投函するだけ全国どこへでも発送することができるので、時間がなくて郵便局に行っている暇がない人などにおすすめの方法となっている。
メルカリでのトレカ取引で気をつけるべき点
以前はネットでなにかを売ろうと思ったときにはヤフオクを使って売るのが一般的でだったが、今ではメルカリのほうが一般層にとっては馴染み深いものとなっている。メルカリをただアプリをダウンロードすれば3分もあれば簡単に出品することができ、発送についてもヤマトと提携を結んでいるためあまり迷うことなく出品から発送までおこなうことができる。だが、メルカリで取引するときにはいくつか気をつけるべき点がある。
トレカの出品においてはカード一枚一枚が繊細でデリケートになっているため、適当に出品して発送してしまうと思わぬトラブルを招いてしまう可能性もゼロではない。そこでここからは、メルカリでのトレカ取引で気をつけるべき点についてまとめていく。トレカ発送前に今一度よく確認してから発送するようにしてみよう。
商品状態
メルカリでのトレカ取引において、商品の状態はもっとも気にしなければならない部分である。というのも、どんな商品でもそうだが買取に出そうと思っているのであれば、最低限商品の状態を整えておくというのが基本であり、商品に破損や欠陥があれば取引者とのトラブルを招いてしまうことになる。
トレカにいたってはカードが破れていないかどうか、折れ目がついていないかどうか、汚れが付着していないかどうかをしっかりと見極めることが大切になる。
また、出品する際の商品状態の項目では、自分が新品で未使用に近いと感じていても、トレカのコレクターからすれば中古品で書いてあることと違うなどとクレームを入れられてることも少なくはない。そのため、出品するときには「あくまでも中古品ということをご理解ください」といった一言を添えておくことが大事だといえる。
発送・梱包
メルカリでトレカ取引をするときは、商品の状態ももちろん大切ではあるが、発送と梱包の段階もしっかりと気をつけなければならない。特に梱包に関しては、ただ適当に雑に梱包して発送してしまうとこれもまたクレームやトラブルの元になってしまう。トレカの発送は基本的には前述した普通郵便かレターパックなどの手段で発送すると思うが、その際にはきちんとトレカの状態を保つための対策をしておく必要がある。
万が一雨に当たったとしても大丈夫なようにビニールに入れておくことや、カードにスリーブなどをつけたまま発送するのもいいだろう。また、発送途中でトレカに折れ目がつかないようにしっかりとまとめてズレない状態にしておくことも大切なことである。発送と梱包は意外にも揉めることが多い部分となっているので、売れた後もしっかりと責任を持って取引するようにしよう。
価格設定
メルカリでのトレカ取引においては、価格設定は商品が売れるか売れないかといった部分で重要になる。というのも、メルカリでは出品するアイテムの価格を自分で自由に設定できる上、いらないトレカをまとめて出品することも可能である。そのため、レアカードばかりを集めたものを出品することも、普通の一般的なカードだけを出品することも可能であり、その際の価格は自分が好きに決めることができる。
だが、あまりにも価格が相場と離れすぎていたり、高すぎる価格で設定されていたりすればいつまで経っても売れることはないだろう。逆に安い価格で出品し、その後で「まとめて購入でお安くなります」というメッセージを送ることでほかのトレカまで購入を促すことができ、より多くの商品を売ることができるだろう。
トレカはまとめて売りに出しやすい商品でもあるので、メルカリに出品するときはできる限りまとめて売りに出し、価格設定としても相場から離れすぎないようにしてみよう。
トレカの売買に最適なサービス「magi」
今では日本でのトレカ国内市場規模は1,000億円を超えている。子どもだけでなく大人まで本格的にトレカに興味を持ちはじめ、中にはカードコレクター専門としてカードを収集している人もいるだろう。トレカの楽しみ方はなにも友達と対戦したりするだけではなく、レアカードそのものを集めることに楽しみを感じている人も多いのだ。それぞれの店舗で買ったりメルカリやヤフオクで購入したりなど、トレカの取引は今では実にさまざまな場所でおこなわれている。
しかし、店舗としてのトレカ専門店はいくつか存在してはいるが、オンラインでのトレカを専門に売買できるアプリなどは存在していない。だが、最近トレカ取引のみに特化したアプリが誕生した。それが「magi」である。magiはトレカをオンライン上でユーザー同士が取引できるC2C取引が可能なアプリであり、簡単にいえばメルカリのトレカ専門アプリのようなものである。
取り扱っているトレカの種類としても、日本で人気タイトルはほとんど網羅しているといっても過言ではなく、遊戯王カードやポケモンカード、デュエル・マスターズやマジック・ザ・ギャザリング、バトルスピリッツや白猫プロジェクトなど多くのトレカをお手軽かつ簡単に売買できるようになっている。
魅力としては操作性の利便さがもっとも大きく、トレカの特定のタイトルを表示することで、自分が探しているトレカをラクに見つけることができ、タグ設定機能ではモンスターの属性などを選択することができる。
もちろん商品の状態設定も可能であり、傷やスレなどの状態を設定できるため取引後のトラブルを回避することができ、さらにトレカを購入しても売りに出してもポイントが取引額の1%還元されるというお得なサービスがついている。このポイントはアプリ内でのトレカ購入に使用することができる。
そのほかにも、トレカ関連商品としてスリーブの売買やプレイマットなども取引することができ、まさにトレカに必要なものすべてに特化しているとても利便性が高いアプリだといえるだろう。限定のカードを探し求めていたり、いらないトレカを売りに出そうと思っている人などは、ぜひmagiをうまく活用してトレカの売買をラクにおこなってみてほしい。ちなみにmagiは2019年4月にリリースされたばかりなので、まだIOS版しかリリースされておらず、アンドロイドは順次リリース予定となっている。IOS版を利用できる人はぜひ一度利用してみてほしい。
まとめ
今回のコラムでは、メルカリでのトレカ発送方法について詳しくまとめてみた。メルカリは今では数多くの利用者が存在し、その規模は現在でもどんどん増え続けているといわれている。自宅にあるいらないものを簡単に処分できる上に現金に変えることができるフリマアプリとして、メルカリは大成功をおさめているといっても過言ではない。
だが、利用方法として出品まではスムーズにできたとしても、発送の段階でどのように発送すればいいのか迷ってしまう人は少なくない。
特にトレカといった小さなアイテムにおいて、どの方法で発送するのがもっとも効率的かで悩んでしまうだろう。大きい箱に入れて適当に発送してしまっては、せっかく売れたのにも関わらず送料によって利益がほとんどないという状態になってしまうことも珍しくはない。メルカリでトレカを発送するときは、なるべく普通郵便で送ることを頭に入れておき、できるだけ大きさや重量などを抑えて発送することが大事であるといえるだろう。