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コロナ対策する場合に腕時計の正しい除菌・消毒方法とは?

読了目安:9分
更新日:2021/12/31
公開日:2020/10/25
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新型コロナウイルスの蔓延により、新しい生活様式を意識しなければいけなくなった。人だけでなく、モノにもウイルスは付着するので、身の回りのモノの除菌や消毒方法が気になる人も多いだろう。特に毎日身につけるモノは、正しい除菌・消毒方法を知っておきたいところだ。

当記事では、腕時計の除菌・消毒方法についてまとめていく。腕時計は値段もはるので、無闇に除菌・消毒をして劣化させたくないという人もいるだろう。そんな人は、ぜひ当記事を参考にしてみてほしい。

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物体に付着したコロナウイルスは何時間生きるか

そもそも腕時計の除菌・消毒は必要なのか気になる人もいるかもしれない。ただ、できれば腕時計の除菌・消毒はおこなったほうがよいと言える。それというのも、コロナウイルスはモノに付着してからもしばらく生き続けるからだ。

アメリカの研究チームによると、ステンレスに付着したコロナウイルスは2日間ほど生き続けたという。つまり、多くの腕時計はステンレスで出来ているので、もしも腕時計にコロナウイルスが付着した場合は2日近く生きる可能性があるということだ。

コロナウイルスの感染は、飛沫感染と接触感染の2つの経路があるとされている。そのため、腕時計に付着したコロナウイルスから感染する可能性もないとは言えない。絶対に腕時計の除菌・消毒をしなくてはいけないとは言い切れないが、余裕があればやったほうがよいだろう。

腕時計の除菌・消毒方法

それでは、腕時計の除菌・消毒方法を紹介していこう。腕時計は手入れの方法を間違えると劣化を招くので、丁寧におこないたい。

厚生労働省推奨の消毒方法

厚生労働省から、モノの消毒方法が紹介されている。まずはその方法を紹介していこう。

  • 【使用するもの】
  • ・80℃の熱水
  • ・濃度の塩素系漂白剤(次亜塩素酸ナトリウム)
  • 洗剤(界面活性剤)
  • ・次亜塩素酸水
  • アルコール(濃度70%以上95%以下のエタノール)

厚生労働省で推奨されている消毒・除菌液として使用できるものは上記の5つだ。しかし、この中には腕時計に不向きなものがあるので注意が必要である。

まず、熱水は使用しないほうがよい。熱水は時計に使われているグリスを溶かしてしまう可能性がある。時計の防水性を低下させる原因になるので、熱水の使用はやめておこう。

続いて塩素系漂白剤や次亜塩素酸水などの塩素系の液体だが、こちらの使用も控えた方がよい。ステンレスが塩素に弱いためである。腕時計に塩素系の液体を付けるとサビの原因になるので、使わないようにしよう。

これらの理由から、腕時計に使うなら洗剤アルコールがよいということになる。ただし、革ベルトの腕時計には洗剤やアルコールは厳禁だ。皮は繊細なので、洗剤やアルコールを付けると変色の原因になってしまうのである。

ステンレス・チタンの洗浄

ステンレスやチタンの腕時計にできる除菌・消毒方法としては、除菌シートを使う方法と洗剤を使って洗浄する方法の2つがある。それぞれ紹介していこう。

除菌シートを使う方法

まずは除菌シートを使う方法だ。除菌シートを使う場合、シートの水分量が多すぎる場合は軽く絞ってからおこなうとよい。また、コロナウイルスへの対策としてアルコールが入っている除菌シートを使おう。

  • 1.メガネ拭きなどのファイバークロスでから拭き
  • 2.優しく除菌シートで拭く
  • 3.再度から拭きする

から拭きでもある程度ウイルスがとれるので、から拭きを丁寧におこなうとよいだろう。除菌シートを使う際は優しく拭くのがポイント。強くこすると繊維で時計を傷つける可能性がある。

そして、水分が付いた状態で放置するといくらステンレス・チタンでもサビる可能性があるので、拭き取りは念入りにおこなおう。ちなみにこの方法はスマートフォンなどにも使える。気軽にできる除菌方法なので、気がついたときにやってみるとよいだろう。

洗剤を使う方法

続いて洗剤を使う方法を紹介するが、こちらは金属ベルト部分にのみ使える方法だ。文字盤の部分におこなうと水分が隙間から入り込む可能性がある。特に防水性の低い腕時計の場合、故障の原因になるので注意しよう。

なお、ここで使用するのは中性洗剤だ。塩素系洗剤を使わないように気をつけよう。

  • 1.歯ブラシに2~3滴の洗剤を付け、軽く泡立てる
  • 2.ブレスを歯ブラシで磨く
  • 3.水で洗剤を落とす
  • 4.から拭きをし、しっかり乾かす

本体からブレスが取り外せるのであれば、取り外した状態で洗浄したほうがよい。取り外せない場合は本体を濡らさないように注意しながらおこなおう。

洗浄後の乾燥は特に重要だ。サビないようにしっかりと乾かそう。

革ベルトの洗浄

革ベルトは過剰に除菌・消毒をおこなうと色落ちや痛みの原因になる。熱水やアルコールなどのコロナウイルスに有効とされている消毒剤を使うと、革が劣化する可能性があるので使用は推奨できない。腕時計を消毒するよりも、綺麗な手で腕時計に触れるように心がけるなど、腕時計にウイルスが付かないように気をつけるようにしたほうがよいと言える。

どうしても除菌・消毒をしたいのであれば、レザークリーナーを使うとよいだろう。しっかり除菌・消毒ができるわけではないが、ある程度の除菌はできる可能性がある。

除菌・消毒の頻度

除菌や消毒はどの程度の頻度でおこなうとよいのだろうか。こまめにおこなえばおこなうほどウイルスとの接触機会が減るのは当然だが、やりすぎると腕時計が傷む可能性がある。

除菌シートを使った除菌・消毒ならば、1日1回程度おこなってもよいだろう。頻回におこなうと乾燥がしっかりできない可能性があるので、完全に乾燥できるような頻度でおこなうようにしよう。洗剤を使った方法や革ベルトの掃除は手間がかかるので、気がついたときにやる程度でよいだろう。

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除菌・消毒グッズをうたう商品に注意

新型コロナウイルスの拡大に伴い、詐欺も横行し始めている。有効性の裏付けがない除菌グッズも多数販売されているので、注意しよう。

たとえば、オゾンの力で殺菌するグッズが多く売られている。実際に、オゾンはコロナウイルスへの有効性が認められているが、だからといってオゾングッズを使って腕時計を除菌・消毒するのはやめたほうがよいだろう。

オゾンの有効性が証明された実験は、奈良県立医科大学の実験である。その実験ではオゾン濃度を1.0~6.0ppmに制御させる実験をおこない、コロナウイルス不活性化を証明した。しかし、日本産業衛生学会ではオゾンの安全基準を、作業環境での許容0.1ppm以下と定めている。

つまり、家庭用に販売されているオゾン発生器はオゾン0.1ppm以下のオゾンを発生させているが、それではコロナウイルスの有効性はない可能性が高いのだ。コロナウイルス対策としてのオゾン発生器は、あくまで業者がおこなう除菌・消毒にて使うものと考えた方がよい。

家庭用として売られているオゾン発生器では、コロナウイルスへの有効性が疑わしい。さらにオゾンは腐食性が高いので、腕時計に使うとサビが発生する可能性がある。

また、オゾンだけでなく、マイナスイオンやUVによってコロナウイルスを殺菌するとうたっているグッズも売られている。マイナスイオンやUVがコロナウイルスに有効かどうかは諸説あるが、それらを証明した実験の環境を数千円で手に入るグッズで再現できるかと考えると、それらのグッズも怪しいと言える。

このようなことを踏まえ、インターネットやSNSで騒がれている「コロナウイルスの殺菌に有効なグッズ」などには安易に手を出さないようにしよう。

そのほかにコロナ対策としてできること

ここまで腕時計の除菌・消毒方法について解説してきたが、腕時計を除菌・消毒しただけではコロナ対策として十分とは言えない。ほかにもコロナ対策としてできることを紹介していこう。

三密を避ける

メディアでもよく掲げられていることだが、三密を避けるようにしよう。三密とは密閉・密集・密接のことだ。

密閉とは、換気が不十分な環境のこと。窓がない場所や風の流れが悪い環境を作らないようにしよう。定期的に換気をおこない、風の通りをよくすることが大切だ。

密集とは、人がたくさん集まったり近い距離でまとまることである。人ゴミに行くのを避けたり、人と距離を取るようにしたい。

密接とは、密集と少々にているが、近い距離で話したり運動したりすることだ。どんな場面であっても、適切な距離を取るように心がけよう。

手洗いをしっかりと

手洗いはコロナウイルス対策の基本である。帰宅時や調理の前後、食事の前など、こまめに手を洗うようにしよう。

手を洗うときは、指輪や時計などのアクセサリーを外しておこう。そして、石けんを使い、指先や爪・指の間、手首など忘れがちな部分もしっかり洗おう。親指や手のひらを片方の手で掴んでねじり洗いをすると、さらに効果的だ。

洗い終わった手は、清潔なタオルやペーパータオルでよく拭こう。すでにほとんどの施設では使用を中止しているが、手を乾かす際にエアータオルを使うのはおすすめしない。

咳エチケットをまもる

口から出る飛沫によって、コロナウイルスは拡大していく。特に気をつけたいのが、咳やくしゃみをするときだ。正しい咳エチケットを身につけておき、ウイルスの拡散を防ごう。

咳や苦者みをする際には、次のいずれかの方法でしぶきが飛ばないようにしよう。

  • ・マスクを着用
  • ・ティッシュやハンカチなどで口と鼻をおおう
  • ・上着の袖で口と鼻をおおう

口と鼻を塞がずに咳・くしゃみをするのはNGだ。また、やってしまいがちだが手で塞ぐのもおすすめしない。手についたウイルスが、ほかのものに付着する可能性があるためだ。

除菌・消毒のやりすぎにも注意?

新型コロナウイルスが拡大するにつれて、情報に過敏になってしまうこともあるだろう。腕時計など身につけているものをしっかり消毒しなければ、と意識しすぎてしまう人もいるかもしれない。しかし、一度冷静になることをおすすめする。

意識しすぎるとストレスになる

ウイルスを必要以上に意識しないようにしよう。予防対策を取るのはもちろん大切だが、手が荒れるほどに手洗いをしたりものが痛むほど消毒したりするのは過剰と言える。

2011年の原発の爆発時にも見られた現象だが、あることを気にしすぎて大きなストレスを抱えてしまう人がいる。気にしすぎた結果、強迫性障害という心の病にかかってしまう可能性がある。一度病気にかかってしまうと治るまで時間がかかるので、そうならないためにも注意したい。

コロナウイルスについての情報は、取捨選択するようにしよう。テレビやインターネット、SNSなどにはあえて煽るような表現をしている情報があふれている。情報に疲れたら、一度メディアから距離を取るのも大切だ。

腕時計の劣化を早める可能性も

腕時計については、除菌・消毒をしすぎないほうがよい。除菌・消毒の方法の項でも触れたが、腕時計は繊細なものなので、あまり手を入れすぎると痛んでしまう可能性がある。素材によっては急速に劣化してしまうかもしれないので、適切な頻度でおこなおう。

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まとめ

新型コロナウイルスの拡大により、除菌消毒の関心が高まっている。腕時計など身につけているものも除菌・消毒をおこなえば予防に繋がるだろう。ただし、腕時計は素材に合わせた方法をとらないと劣化を招くので、注意してほしい。

感染予防のためには、手洗いをしたり三密を避けたりといった基本的な対策が特に重要だ。腕時計の除菌・消毒だけでなく、普段から予防の意識を持っておこう。しかし、意識しすぎると負担になるので、適切な方法・タイミングをとり、情報も取捨選択しよう。

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