【2022年最新】IWC マーク16の魅力とは？買取価格を比較全8社紹介

IWC（International Watch Company)のマーク16（マークXVI）は、IWCユーザーの中で、人気があるパイロットウォッチ マークシリーズの一つ。IWCのマークシリーズの初期型はアンティークモデルとしても評価されている。IWCは、アメリカボストン出身の創業者が立ち上げたスイスの時計メーカーであり、IWCがリシュモン・グループの傘下になった後に、マーク16が誕生している。

日本においてIWCのパイロットウォッチ マーク16は人気があるモデルの一つだ。本コラムでは、マーク15（マークXV）との違いやマーク16（マークXVI）の魅力、IWCマーク16の買取査定額を全5社間で比較をしている。マーク16を売る際におすすめの買取業者や、買取価格をできるだけ高めるコツなどについて紹介するので、是非一つの参考にして高値売却を実現してほしい。

My New Watch / pdstahl

IWCとは

IWC（International Watch Company）は、アメリカ出身の創業者がドイツ語圏のスイス・シャフハウゼン州に創業したスイスの時計メーカー。他のスイスのブランド時計とおもむきが異なる特徴は、アメリカのオートメーション技術とドイツやスイスのクラフト技術が融合しているところだ。

IWCの時計はシンプルなデザインと機能性を追求している印象が強い。IWCの代表的なモデルは、イギリス空軍で用いられるほどの耐久性・正確性を備えたパイロットウォッチのマークシリーズや、ポルトギーゼ、ポートフィノ、ダ・ヴィンチ、インヂュニア、アクアタイマーがある。

IWCの生涯保証

IWCは1869年に創業されて以来、製造した時計に関してはすべて生涯保証をおこなっており、絶対の自信とIWCユーザーへのサポートを続けている。

IWCのマーク16（マークXVI）の魅力

IWCパイロットウォッチのマーク16（マークXVI）は、マークシリーズの一つであり、人気があるマーク15の後継モデルとして2006年に誕生した。IWCが2000年にリシュモン・グループの傘下に入った後にマーク15に続き誕生したモデルだ。IWCの良さを残しながらも、よりデザインが洗練された。マーク15から発売された新シリーズの「スピットファイア」は、マーク16のモデルにも引き継がれている。

マーク16の特徴

IWCのマーク16は、マーク15と比較すると、ケースサイズが1mmアップした39㎜となっており、歴代のマークシリーズの中でも大きいフェイスとなっている。

マーク15との違いは、耐磁性24,000A/m以上、文字盤のインデックス6と9の表示が変更され、針形状がひし形のリーフタイプになった。デイトカレンダーは黒に統一されている。その他の機能性やスペックは、マーク15とさほど変化を感じられない。

日本限定 マーク16リミテッドエディション

IWCから、2010年に発売された350本日本限定生産のレアモデルのマーク16。フェイス裏には日本地図が刻印されシリアル番号がついている。中古市場での流通は、かなり少ないモデルだ。

国内限定販売で150本のブレスレットタイプIW325517と、200本のレザーストラップタイプIWCIW325516がある。参考小売価格は600,000円程度となっていた。

IWC マーク16の買取価格を5社徹底比較

さて、ここまでIWCの歴史や人気シリーズについて簡単にご紹介してきた。IWCの時計が、なぜ中古市場においても非常にリセールバリューの高いアイテムなのかについて理解が深まったのではないだろうか。

こちらでは、IWCのパイロットウォッチの中からIWC マーク16の5社間の買取査定額を比較している。

なお、以下に提示する買取価格は2020年8月1日時点と、2022年10月19日時点の買取参考上限額となっている。中古市場は常時変動しているため、査定に出す時期や買取業者によって買取参考価格の差異が生まれる可能性があることにご留意いただきたい。

カドノ質店：260,000円→ASK

カドノ質店におけるIWC マーク16の2020年8月1日時点の買取価格は260,000円であった。マーク16は取扱い対象ではあるが、2022年10月19日時点では買取参考価格が問合せ必要となっていた。

カドノ質店のIWCマークシリーズ買取実績を一部紹介するので、査定ランクの価格差をぜひ参考にしてほしい。新品扱いのNランク、新品同様のSランク、多少の傷あり中古Aランク、使用感ありの中古Bランクと査定ランクが明確だ。いずれも保証書は付属品がそろった状態の買取参考価格になっている。

マーク18 IW327015買取参考価格（2022年10月19日付）

• ・新品N：472,000円
• ・新品同様S：420,000円
• ・中古A：370,000円
• ・中古B：320,000円

カイトリマン：270,000円→～300,000円

カイトリマンにおけるIWC マーク16の2020年8月1日時点の買取価格は、270,000円であった。

マーク16 の買取参考価格は2022年10月19日時点では、IW325501が250,000円、IW325504は300,000円となっている。

マーク16の買取参考価格（2022年10月19日付）

• ・マーク16 IW325501　中古Aランク：250,000円
• ・マーク16 IW325504　中古Aランク：300,000円

GMT：300,000円→～300,000円

GMTにおけるIWC マーク16の2020年8月1日時点の買取価格は、300,000円であった。2022年10月19日時点のマーク16買取参考価格は、IW325501が200,000円、IW325504が300,000円となっている。

マーク16の買取上限参考価格（2022年10月19日付）

• ・マーク16 IW325501：200,000円
• ・マーク16 IW325502：200,000円
• ・マーク16 IW325504：300,000円

GINZA RASIN：200,000円→～450,000円

GINZA RASINにおけるIWC マーク16の2020年8月1日時点の買取価格は、200,000円であった。2021年11月29日付になるがマーク16日本限定モデルが450,000円での買取実績となっていた。他のマーク16については、2022年10月19日時点では買取対象であるが買取参考価格は問合せが必要となっている。買取実績が公開されているマーク17とマーク18についての買取参考価格を一部紹介しよう。

マークシリーズの買取上限参考価格（2022年10月19日付）

• ・マーク16 IW325517：450,000円※（2021年11月29日付）
• ・マーク17 IW326501：230,000円
• ・マーク17 IW326504：280,000円
• ・マーク18 IW327009：280,000円
• ・マーク18 IW327011：320,000円

時計買取.biz：255,000円→～270,000円

時計買取.bizにおけるIWC マーク16の2020年8月1日時点の買取価格は、255,000円であった。2022年10月19日時点のIW325501の買取参考上限額は250,000円、IW325504買取参考上限額は270,000円となっている。

マーク16の買取価格を比較した結果は？

IWC マーク16の買取価格が最も高かったのは、2020年8月1日時点と変わらず1位であったGMT、買取参考上限額は300,000円であった。またGINZA RASINは、日本限定モデルIW325517が450,000円（2021年11月29日時点）と高値実績があることがわかった。

2022年10月19日時点の買取参考価格の変移では、カドノ質店のように買取対象ではあるが買取参考価格の問合せが必要となっている買取業者が出てきている。

• 1. GMT：300,000円→～300,000円
• 2. カイトリマン：270,000円→～300,000円
• 3. カドノ質店：260,000円→ASK
• 4. 時計買取.biz：255,000円→270,000円
• 5. GINZA RASIN：200,000円→～450,000円※日本限定モデル（2021年11月29日付）

マーク16の買取相場

今回、IWCマーク16が美品であり付属品がそろった状態の買取参考価格を比較したが、2020年8月1日時点の買取相場では、200,000円～300,000円となっており買取査定額10万程度の価格差があった。

2022年10月19日の買取相場は、一部日本限定モデルは買取上限額～450,000円となっているが、総体的な買取相場は200,000円～300,000円の間で価格帯が安定していることがわかる。

ただし買取相場は随時変動しており、世界情勢や円安円高傾向によっても連動してくるので注意しておく必要がある。

数社買取価格を1社毎に調べることもできるが時間や労力がかかるため、効率的に数社の買取価格を調べることができる「ヒカカク！」を活用して情報を集めるのも方法の一つだ。

マーク16の買取価格をできるだけ高めるコツ

こちらでは、買取価格をできるだけ高めるコツについてご紹介をしていきたい。マーク16をより高い値段で買い取ってほしいと考えているのであれば、ぜひ以下のテクニックを参考にしてみてほしい。

不要になったら早めに買取査定に出す

手放すことを考えているマーク16は、まずどれくらいの買取参考価格になるのか査定に出してみることだ。本体の状態や需要の高いモデルなどにより差はあり、すべて一概には言えないが、早く売ることで2つのメリットが得られる。

• ・希少価値が高い時期に売ると高価買取に繋がる
• ・経年劣化する前に売ると減額を避けられる

IWC マーク16の場合は？

IWC マーク16は、すでに発売から年数が経っており、生産終了モデルである。買取相場は2020年8月1日時点と2022年10月19日時点の中古買取市場においては、比較的安定した相場となっていた。

マーク16の限定モデルや人気モデルは、希少価値の高いアイテムである。経年劣化を防ぎながら、まずIWC マーク16の買取査定に数社へ出すことで買取相場を把握することが重要になる。世界情勢や円高傾向が続く場合は価格に影響がでる可能性が高いのでチェックしておきたい。

IWC マーク16の保管方法

IWCマーク16の日頃の保管方法により、マーク16本体の状態の劣化スピードを抑えることができる。本体の状態によって査定ランクに差が出てしまうため、なるべく直射日光による日焼けや変色を防ぎ、湿度によるカビを防ぐ環境を整えておきたい。日光・湿気・磁気を避けることが大切になる。

買取査定前に清掃する

マーク16を買取査定に出す前に必ず清掃しておこう。清掃をおこなうと言っても、オーバーホールに出す必要はない。自分でできるレベルの清掃をしておくことだ。皮脂汚れやブレスの間にたまった埃を、やわらかい布や綿棒を使って傷をつけないように優しく拭き取りをしよう。

すでに目立つ傷や文字盤の変色などある場合は、買取専門業者の中に、自社内で修理やオーバーホールができる場合があるので、メンテナンス専門業者へ依頼せずに、まずどの程度の査定額になるのか、査定に出してみよう。買取価格よりもオーバーホールや清掃の方が高くつく場合があるためだ。

例えば、買取業者BRAND REVALUEのホームページ上には、「ブランド時計高価買取ポイント」として以下のようなコメントを掲載している。

品物の状態がよいほど高価買取が可能 時計などは肌に直接触れることの多いアイテムです。日常的についてしまった汚れなどは、柔らかい布などを使ってふき取ってお持ち込み下さい。お客様が時計を購入された時の状態に、近ければ近いほど査定金額がUPします。

引用：ブランド時計買取-高額ブランド買取BRAND REVALUE

購入時と同じ状況に近づけるということがとても大切である。以下は、買取業者カドノ質店における、IWC マーク16の状態ごとの買取査定額ランク付け（2020年8月1日時点）である。

• ・マークXVI IW325504　状態N（新品）：364,000円
• ・マークXVI IW325504　状態S（新品同様）：260,000円
• ・マークXVI IW325504　状態A（美品）：190,000円
• ・マークXVI IW325504　状態B（使用感あり）：140,000円

このように新品と使用感ありのIWC マーク16では、200,000円近く買取査定額に差があることが分かる。できるだけ綺麗にした状態で買取査定に出すことがおすすめだ。

ギャランティーカードなど付属品を本体と合わせて査定に出す

特に重要なのが、ギャランティーカードと純正ケースの2つだ。ギャランティーカードは保証期間が残っていることが望ましいが、残っていなくてもマーク16が本物であることの証明になる。また純正ケースについても、ケースだけで数千円〜数万円の価値があるため、付属品として持っていくことを推奨したい。

先ほど「購入時と同じ状況に近づけることが大切」と述べたが、それは付属品でも同様のことである。IWC マーク16を購入したときについてきた、ブレスの余りコマや替えのベルトなど付属品はすべてそろえておくことが望まれる。

できるだけ多くの買取業者に査定依頼する

高値売却先をみつけるために、数社の買取業者に査定依頼をお願いするということである。今回5社の買取業者での買取査定額を比較したとおり、同じIWC マーク16であっても、その買取価格に差があった。つまり、買取業者選びが高価買取を実現するうえで、とても大事になる。

1社毎に査定依頼をすることもできるが、時間と労力を考えるとかなりの手間がかかってしまう。またフリマアプリでの売却方法もあるが、比較的、高値であるブランド腕時計は、個人間の取引によるトラブル対応など不安要素が大きい。

そのため数社一括査定ができる「ヒカカク！」などを活用して、条件にあった買取先の情報を集め買取相場の把握をしよう。

IWCが該当するキャンペーンを使う

最後にご紹介する買取価格をできるだけ高めるコツは、IWC マーク16が該当するキャンペーンを使うということである。買取査定額をアップさせる上で、キャンペーンを利用することが最も手っ取り早い手段となる。買取業者によってはブランド時計の買取査定額を期間限定で買取額をアップしてくれるところもある。

たとえば、LINE査定を依頼すると買取査定額を10%アップするというキャンペーンをおこなっていたり、ブランド時計と合わせてブランド品を一緒に査定依頼をする「おまとめ査定」は、通常買取査定額に+αの上乗せ買取価格にしてくれる。このように、各買取業者の開催しているキャンペーンを利用することで買取査定額をアップすることが可能だ。

マーク16などブランド時計のおすすめ買取業者を紹介

本コラムでは、IWC マーク16などブランド時計のおすすめ買取業者を3社ピックアップしてお届けしよう。マーク16の買取査定を依頼する際には、今回比較の際に挙げた買取業者とあわせて、以下3社を参考にしていただければ幸いだ。

BRAND OWL ブランドアウル

埼玉県所沢を拠点とするBRAND OWLは、ブランド腕時計、ブランド品、貴金属や金、プラチナの買取に対応している。

ブランド腕時計は、査定実績が豊富な専門バイヤーが在籍しており、人気ブランドからアンティーク、ヴィンテージまで対応してくれる。高値買取対象ブランドの腕時計の場合は、動作不良やガラスの割れなどがあるジャンク品扱いであっても高価買取査定に寄り添ってくれる。

買取大臣

東京五反田を拠点とする買取大臣は、ロレックスなどを代表としたハイブランド時計や、スマホ、家具や家電、など幅広い買取対象品を取扱う買取専門店である。

買取方法は宅配買取に特化しており、自宅集配型またはコンビニへ持込む二つの方法を選択することができる。買取対象品が豊富なので、ブランド時計とあわせて、映画DVD･アニメDVD、ブルーレイ、ゲーム機･ゲームソフトなどまとめて買取査定を依頼することも可能だ。送料・査定料・振込手など買取大臣負担のため、こちら側に負担なく依頼できる。

高価買取の理由は、店舗を保有していないことで人件費などが削減できる点にあるという。また常時、大手オークションサイトのリアルタイムデータを参考に買取査定額を提示しているため、適切な買取価格で買い取ってもらえるようだ。

ブランドラボ

ブランドラボは、大阪・神戸に拠点を置く、貴金属、ブランド品の高価買取専門店だ。 ブランド腕時計などのブランド品、着物・毛皮・美術品・骨董品などの買取対象品に対応しているので相談しやすい。

各専門分野に特化したバイヤーが査定をしており、国内外の販路ネットワークによる高価買取の実績が多数ある。LINE査定サービスもおこなっているため、直接店舗へ行かなくてもおおよその査定額を把握できるのが便利だ。

買取方法は店舗買取・出張買取・宅配買取の3つに対応しているため、全国どこからでも利用することができる。

まとめ

本コラムでは、IWCの時計パイロットウォッチ マークシリーズの中でも人気のビックフェイスモデルIWC マーク16の買取査定額を5つの買取業者で比較した。マーク16の高値売却にむけた、おすすめの買取業者や買取価格、できるだけ高めるコツなどについて詳しくご紹介した。

買取業者選びは慎重に数社買取参考価格を比較して、お手元の本体の状態をしっかり査定してくれる良い条件の売却先をみつけていただきたい。数社一括査定ができる「ヒカカク！」をぜひ活用しよう。