「オーデマ・ピゲ」や「ヴァシュロン・コンスタンタン」などといった名だたる高級腕時計メーカーと並び称される超有名腕時計メーカーパテックフィリップ。中古市場においては、最も高く買い取られる腕時計メーカーの1つである。特にパテックフィリップ 5711/1R-001はローズゴールドの輝きが人気でノーチラスモデルのなかでも人気アイテムとして有名である。
今回のコラムでは、そんなパテックフィリップ 5711/1R-001の中古市場価格を5社の買取業者で比較するほか、買取査定額をアップさせるテクニックやパテックフィリップの魅力などについて解説をしていこう。
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パテックフィリップの魅力
パテックフィリップは、1830年代にポーランド人のアントニ・パテックとフランチシェック・チャペックの2人によって創設された時計メーカー。その魅力はなんと言っても熟練時計職人による手仕上げである。機械加工がおこなわれてそのまま出荷される時計が多いが、パテックフィリップは機械加工後に手作業による仕上げがおこなわれている。
手仕上げでは、装飾がおこなわれるのはもちろんのこと、肉眼では捉えることができないほどの「ばり」を取り除く仕事もおこなわれる。パテックフィリップは時計の完璧なムーブメントが「ばり」によって阻害されないために厳密な仕上げをおこなうのだ。
以前はスイス政府公認の証「ジュネーヴ・シール」を用いていたが、近年ではさらに厳格な自社基準「パテックフィリップ・シール」を採用。よりクオリティの高さを目指すパテックフィリップの時計は唯一無二の存在である。
パテックフィリップ 5711/1R-001とは
本コラムのメインであるパテックフィリップ 5711/1R-001といえば、かの有名なジェラルド・ジェンタ氏がデザインしたノーチラスモデルである。
ノーチラスモデルは、『海底二万里』のノーチラス号からインスピレーションを受け、8角形のベゼルと船窓型ケースが特徴的。また、「ウェットスーツからからタキシードまで」というコンセプトをもとに、ステンレス製かつ防水仕様が施された高級ブランド腕時計なのである。
買取価格を5社徹底比較
さて、ここまでパテックフィリップの魅力や5711/1R-001の特徴などについてそれぞれ詳しくご紹介してきた。パテックフィリップという時計メーカーが非常に強いこだわりを持って時計を製造していること、そして、そのこだわりが中古市場のおける高い価値への裏付けとなっていることがご理解いただけたはずだ。
本項ではいよいよ、2020年10月時点におけるパテックフィリップ 5711/1R-001の買取業者5社の比較をおこなっていく。パテックフィリップを、より高く買い取ってくれる買取業者は一体どこなのだろうか。早速、見ていこう。
jrs：8,500,000円
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
買取業者jrsにおけるパテックフィリップ 5711/1R-001の買取価格は、8,500,000円であった。
大黒屋：8,500,000円
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
買取業者大黒屋におけるパテックフィリップ 5711/1R-001の買取価格は、8,500,000円であった。
買取エージェント：5,200,000円
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
買取業者買取エージェントにおけるパテックフィリップ 5711/1R-001の買取価格は、5,200,000円であった。
マルカ：9,000,000円
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
買取業者マルカにおけるパテックフィリップ 5711/1R-001の買取価格は、9,000,000円であった。
BRAND REVALUE：9,700,000円
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
買取業者BRAND REVALUEにおけるパテックフィリップ 5711/1R-001の買取価格は、9,700,000円であった。
最も高額買取は「BRAND REVALUE」
上記でパテックフィリップ 5711/1R-001の買取価格を徹底比較した結果、以下のような順位となった。
- 1. BRAND REVALUE：9,700,000円
- 2. マルカ：9,000,000円
- 3. jrs：8,500,000円
- 3. 大黒屋：8,500,000円
- 5. 買取エージェント：5,200,000円
最高値は「BRAND REVALUE」の9,700,000円。最安買取価格の買取エージェントと比べると買取価格にかなりの差があることが判明した。ちなみに上記の5社比較におけるパテックフィリップ 5711/1R-001の買取価格中央値は8,180,000円。この買取価格中央値が相場であると考えられる。
買取査定額をさらにアップさせるコツ
さて、ここまで買取業者5社におけるパテックフィリップ 5711/1R-001の買取価格を比較してきた。同じアイテムであったとしても、査定依頼を出す買取業者によって査定額が大きく異なるということがはっきりしただろう。5社の比較をすることで最高買取額・最低買取額・相場が分かった。
しかし、「もっとパテックフィリップ 5711/1R-001を高く買い取ってほしい」と感じた方もいらっしゃるのではないだろうか。そこで、こちらの見出しではパテックフィリップ 5711/1R-001の買取査定額をさらにアップさせるコツを4点ご紹介する。パテックフィリップ 5711/1R-001の買取額をさらにアップさせたい方は、じっくりと目を通してほしい。
使わなくなった段階ですぐに買取査定に出す
1つ目にご紹介する買取査定額をさらにアップさせるコツは「使わなくなった段階ですぐに買取査定に出す」ということである。使わなくなった段階ですぐに買取査定に出すメリットとしては、以下のようなものが挙げられる。
- ・新発売モデルの方が中古市場で高く買い取られやすい
- ・自宅保管で劣化する前に、良い状態で買取査定を受けられる
それぞれのメリットについて、詳しく解説をしていこう。
新発売モデルの方が中古市場で人気
中古買取の際、強化買取アイテムの多くが新発売モデルである。中古市場においては、新しく発売されたアイテムの方が高く買い取られやすい傾向にあるのだ。現に、買取業者のなんぼやでは「新しいモデルほど買取価格は高くなるのでしょうか」という質問に対して以下の返答をしている。
例外はあるものの、基本的には最新モデルのほうが買取価格が高くなる傾向にあります。新型の時計は、発表されてから市場に流通するまでに半年ほどかかるため、発売時期に入手するのが困難です。そのため、市場に流通していない時期であれば、定価の120％ほどで取り引きされるケースも少なくありません。
新発売モデルは中古市場へ流通するのに時間がかかる。希少価値の高いアイテムは高く買い取られやすいので、必然的に新発売モデルの買取価格は高くなるのだ。パテックフィリップ 5711/1R-001の供給量が増えれば増えるほど中古市場における価値は下がっていくので、使わなくなった段階でできるだけ早く売ることをおすすめしたい。
劣化前に買取査定を受けられる
パテックフィリップ 5711/1R-001はステンレス製の丈夫な時計ではあるものの、やはり自宅保管では劣化を完全に止めることはできない。例えば、使用後にクリーニングをせず保管しておくことでカビや落ちにくい汚れが付着してしまう。また、直射日光を受ける場所に放置することで変色・変形する可能性がある。
他にもマグネットなどが近くにある場所においているだけで時計に帯磁し、精度が落ちてしまったり、ムーブメントが止まってしまったりすることにもなりかねない。大事に保管しているつもりでも、気づかない間にパテックフィリップ 5711/1R-001が劣化してしまう可能性は大いにいあるため、できるだけ早く売ることをおすすめしたい。
セルフクリーニングしてから査定に持ち込む
2つ目にご紹介する5711/1R-001の買取査定額をさらにアップさせるコツは、em>セルフクリーニングで美しい状態にしてから査定に持ち込むということである。セルフクリーニングといっても分解をしたり、肉眼で見えない汚れを除去したり、という手間は必要ない。
基本的には綿棒を使って溝の中のホコリを取ったり、手垢を落としたりするなど簡単なセルフクリーニングで構わない。セルフクリーニングをおこなって美品の状態で買取査定に出すことによって、買取査定時の評価が上がり、査定額がアップする可能性が高いのだ。もしかすると「そんな簡単なことで買取査定額がアップするわけがない」と思われた方もいらっしゃるかもしれない。しかし、買取業者の多くが査定前の簡単な清掃を推奨しているのだ。
下手に触ると壊れそう…仕組みが複雑…なんてお手入れを怠ってませんか？実は、手軽なお手入れこそ、簡単に査定金額を上げるコツです。
例えば、買取業者のブランドベイは、ホームページ上で上記のように掲載しており、具体的におこなってほしいクリーニングとして、以下の4点を挙げている。
- ・文字盤の汚れをとる
- ・金属ブレスは歯ブラシで洗う
- ・皮ベルトは布で清掃する
- ・プラスチックの風防はプラスチック用コンバウンドで磨く
実際に美品であるほど買取査定額がアップするということを、買取業者jrsを例に挙げて証明しよう。
- ・パテックフィリップ 5711/1R-001 N(新品)→8,500,000円
- ・パテックフィリップ 5711/1R-001 S(新品同様)→8,200,000円
- ・パテックフィリップ 5711/1R-001 A(美品)→7,700,000円
- ・パテックフィリップ 5711/1R-001 B(使用感あり)→7,200,000円
パテックフィリップ 5711/1R-001のN(新品)とB(使用感あり)では、1,300,000円もの違いがあるということが分かる。普段から傷や汚れがつかないように大切に扱うのは当然のこと、買取査定前にセルフクリーニングをおこなうことの大切さについてもご理解いただけただろう。
購入時の付属品をそろえる
3つ目にご紹介する買取査定額をさらにアップさせるコツは「購入時の付属品をそろえる」ということである。パテックフィリップ 5711/1R-001の付属品としては、以下のようなものが想定される。
- ・保証書
- ・購入証明書
- ・レシート
- ・箱
- ・袋
- ・説明書
- ・カタログ
- ・ノベルティ
- ・予備のベルト
なかでも、特に重要な付属品が保証書・購入証明書と箱である。以下にその理由を詳しく解説しよう。
保証書・購入証明書の重要性
保証書・購入証明書がなぜ重要であるかというと、パテックフィリップ 5711/1R-001が本物であるということが証明できるからである。こちらの腕時計はかなり人気かつ高価なアイテムのため、市場に偽物が流通している可能性が高い。
そのため、本物である証拠となる付属品を提示することは必須であると言ってもよい。例えば、買取業者かんてい局では、以下のような文言を掲載している。
腕時計 売却時の注意事項 （1）箱や保証書の付属品、腕回り調整の際に外したコマ等の有無で査定額が変わります。 （中略） 腕時計 高く査定をさせるコツ （中略） （3）付属品をお持ちの場合、一緒にご持参頂く。
このように保証書があることで、買取査定額をアップする業者は多い。また、保証書の期限がもし残っているすれば、さらなる買取査定額アップを見込むこともできるだろう。
箱の重要性
先ほどの保証書同様、時計の箱についても非常に重要な付属品として位置付けられている。中古市場においては箱なしの時計よりも箱がついている時計の方が売れ行きがいい傾向にあるからだ。
また、高級ブランド時計の場合、箱自体に値段がつくことも多い。買取業者ブランドバゲージは「ブランド箱買取専門店」というサービスをおこなっているほど。以下はブランドバゲージにおけるブランド時計箱の買取相場である。
- ・パテックフィリップ → 5,000～30,000円
- ・ブレゲ → 3,000～30,000円
- ・パネライ → 5,000～20,000円
- ・ロレックス → 500～10,000円
- ・エルメス → 500～3,000円
なんとパテックフィリップは箱だけでも最大30,000円の値段がつくとのこと。付属品としての価値が分かる。
強化買取キャンペーンなどを利用する
4つ目にご紹介する買取査定額をさらにアップさせるコツは、強化買取キャンペーンなどを利用するということである。ここまでさまざまな手法で買取査定額をアップするコツをご紹介してきたが、簡単な方法はパテックフィリップ 5711/1R-001が対象となる買取強化キャンペーンを利用することだ。
買取業者によっては、買取査定額が10万円以上となった腕時計に関しては、5%買取査定額にボーナスを上乗せするというキャンペーンをおこなっている。
今回の買取業者5社比較では、パテックフィリップ 5711/1R-001の相場が8,180,000円となったため、このようなキャンペーンが適用された場合、409,000円が上乗せされる計算となる。他の買取価格アップのコツも試しつつ、ぜひキャンペーンの利用をしてほしい。
パテックフィリップ 5711/1R-001を売るならヒカカク！で賢く一括査定申込み
希少価値の高さゆえ、高額買取があたり前のパテックフィリップ 5711/1R-001だが、少しでも高く買い取ってもらうためには複数業者への見積もりがポイントになる。だが、1件ずつ問い合わせをしたり、オークションサイトやフリマアプリなどを使うのは面倒。取引の際のトラブルも不安だ。
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まとめ
今回のコラムでは、パテックフィリップ 5711/1R-001の中古市場価格を5社の買取業者で比較するほかに買取査定額をアップさせるテクニックやパテックフィリップという時計メーカーの魅力などについて解説をしてきた。
5社の買取価格を比較するなかで、大体の相場は8,180,000円であることが分かった。買取査定を依頼する上で、上記の相場を下回らないようにしたいとともに、ご紹介した買取査定額アップのコツを参考にして、より高く売れるようにしていこう。
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