Amazonギフト券にはカードタイプやデジタルタイプなどさまざまな種類が存在する。中でもチャージタイプというタイプをご存知だろうか。チャージタイプは自分のアカウントに直接金額のチャージをおこなう方法だ。
簡単にチャージできる点から人気が高いタイプとなっている。Amazonギフト券は買取業者によって売却することができると言われているが、直接アカウントにチャージをおこなうチャージタイプのAmazonギフト券は売却することができるのだろうか。換金相場などを紹介する前に、売却が可能かどうか、売却することのリスクなどについて紹介する。
最後にAmazonギフト券 チャージタイプの換金相場を買取業者別にピックアップし、高値で売却するコツについてまとめてみた。チャージタイプの売却を考えている場合は是非参考にしていただきたい。また、売却によって起きた問題はこちらで責任を持つことはできないため、あくまで自己責任でおこなうようにしてほしい。
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Amazonギフト券とは?
Amazonギフト券はその名前の通り、Amazonから発行されるギフト券だ。AmazonでのショッピングやそのほかAmazonに関連するコンテンツのみで使用することができる。Amazonギフト券は有効期限が設定されており、期限が過ぎるとポイントが消失してしまう。
返金などもできないため注意が必要だ。主な使用用途としては、自分が買い物でお金を使い過ぎないようギフト券を使用して金額を制限したり、プレゼントとして相手に送るなどが挙げられるだろう。ゲームアプリや雑誌の懸賞としてプレゼントされる場合が多く、利用される頻度としては後者の方が多い印象だ。
Amazonギフト券の金額は種類によって幅や上限が異なるが、基本的に自分で選んだり設定することが可能だ。設定できる金額については後ほどAmazonギフト券の種類別に詳しく紹介していく。ちなみに最も安い金額として15円から購入できるタイプが存在する。
Amazonが誕生したのは1994年7月のことだが、2000年11月に日本に進出した。日本におけるサービスの運営はアマゾンジャパン合同会社がおこなっている。その9年後の2009年にコンビニでAmazonギフト券の販売が開始された。
現在はカードタイプをはじめさまざまな種類が販売されている。
Amazonギフト券の種類ごとの特徴
Amazonギフト券と一括りに表現しているが、実はラインナップが非常に豊富だ。コンビニではカードタイプのほかに、発券することができるシートタイプのAmazonギフト券を購入することができる。Amazonギフト券の種類ごとに特徴をまとめてみた。
カードタイプ
カードタイプはコンビニで購入することができるため、Amazonを利用したことがないという方でも一度は見たことがあるだろう。カードタイプにはあらかじめ金額が設定されているタイプと、金額が設定できるバリアブルカードというタイプの2種類が販売されている。通常のカードタイプでは3,000円・5,000円・10,000円・20,000円のいずれかから選択することができ、バリアブルカードの場合は1,500~50,000円までの間で自由に金額を設定することが可能だ。
カードタイプはAmazonギフト券におけるスタンダードなタイプだと言えるだろう。
シートタイプ
シートタイプはカードタイプと同様にコンビニで購入することができるAmazonギフト券だ。コンビニの発券機で購入することで券を受け取ることができ、そこにギフト券の番号が記載されている。購入可能金額は店舗によって異なるが、最低で2,000円、最高で25,000円で購入することができる。
Eメールタイプ
Eメールタイプは上記2点とは異なり、デジタルタイプのAmazonギフト券となっている。Eメールタイプは相手のメールアドレスに送ることができ、クレジットカード決済が可能となっているため、手軽に利用することができる。金額も15円~50万円まで自由に設定することが可能だ。
チャージタイプ
今回メインとして換金相場を紹介していくチャージタイプは、アカウントに直接チャージするタイプのAmazonギフト券だ。チャージすることでポイントが貯まったり、有効期限が10年間と非常に長いなど、お得に利用することができる。ギフト券番号の入力も不要だ。
また、オートチャージという機能を利用することで、決まった金額を一定のタイミングでチャージすることができる。チャージタイプは主に自分用のAmazonギフト券となっているため、使い過ぎ防止策として使用することもできる。金額は15円~50万円まで1円単位で自由に設定することが可能だ。
印刷タイプ
印刷タイプは購入後、自分で印刷するタイプのAmazonギフト券だ。印刷するにはプリンターが必要なため、プリンターを持っていない場合は誤って購入してしまわないよう注意してほしい。印刷したギフトカードに金額とギフト券番号が記載されており、プレゼントなどで使用することができる。
設定できる金額はEメールタイプ、チャージタイプと同様だ。
グリーティングカードタイプ
グリーティングカードタイプはカードタイプのAmazonギフト券をプレゼントすることができるタイプだ。グリーティングカードは特別なイベントなどのプレゼントとして用いられるカードのことを指している。1,000~50,000円の間で指定されている8種の金額から選ぶことができる。
封筒タイプ
封筒タイプはその名前の通り、封筒にカードが添付されているタイプのAmazonギフト券だ。グリーティングカードタイプよりも落ち着いたデザインとなっている。金額はグリーティングカードタイプと違い3,000~50,000円の間で指定されている5種の金額から選ぶことができる。
ボックスタイプ
ボックスタイプはグリーティングカードタイプや封筒タイプと同様に、主にプレゼント用として用いられるAmazonギフト券だ。おしゃれなボックスにAmazonギフト券が入っており、プレゼント用としては非常に人気が高い。金額は5,000~50,000円の間で指定されている4種から選ぶことができる。
Amazonギフト券 チャージタイプは買取が可能?
Amazonギフト券 チャージタイプは残念ながらネットで展開している買取業者でも買取がおこなわれていない。チャージタイプは一度アカウントにチャージしてしまうと、ポイントを移動することができないからだ。しかしながら、やり方次第では売却できる方法も存在する。
まず一つが、チャージタイプでチャージされたポイントを使用して買取対象商品を購入し、それを売却するという方法だ。iTunesカードなどを購入して売却するケースが多いようだ。もう一つは、アカウントごと買い取ってもらうという方法だ。ただし、こちらの方法はおすすめしない。
アカウントの売買は危険
アカウントを買い取ってもらうことでチャージされた金額を買い取ってもらうことができるが、アカウントの売買は危険が非常に多く潜んでいる。アカウントに登録する際に個人情報を入力したと思うが、それらの情報が買取をおこなった業者に知られてしまうことになる。さらに、クレジットカード情報を記載していた場合にはそれも漏洩することになり、悪用されてしまう危険がある。
また、アカウントは1人1つと決められているため、再度登録することができなくなる。Amazonギフト券を買い取ってもらうだけで被るリスクとしては大きすぎると言えるだろう。
Amazonギフト券の買取のリスク
Amazonアカウントの買取が危険というだけでなく、Amazonギフト券の買取にはそのほかのリスクも存在する。そもそもAmazonギフト券の売買は規約で禁止されているのだ。そのため、チャージタイプ以外のAmazonギフト券にも危険が潜んでいると言えるだろう。
規約に違反した場合は、アカウントを停止されて今後を利用できなくなっても文句は言えない。また、クレジットカードを利用して購入したAmazonギフト券を現金化した場合は、クレジットカードの規約にも違反する可能性がある。これが冒頭で自己責任でおこなってほしいと言った理由だ。
Amazonギフト券 チャージタイプ買取業者別の換金相場
Amazonギフト券の買取をおこなっている業者は多いが、チャージタイプの買取をおこなっている業者はそれほど多くはないようだ。Amazonギフト券 チャージタイプの買取をおこなっている業者を3社ピックアップし、換金相場をまとめてみた。参考までにご覧いただきたい。
買取ボブ
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
買取ボブはAmazonギフト券をはじめ、iTunesカードやGooglePlayカードなど全6種のギフト券の買取をおこなっている業者だ。買取率が比較的高く、買取業者の中では評判が良い。初回の場合や高額の場合は換金相場が高くなっている。
- ・初回のみ…93%
- ・2回目以降…87%
上記は現時点の相場であり、日々変動している。アカウントにチャージ済みのAmazonギフト券を売却することはできないが、iTunesカードやGooglePlayカードなど、ほかの買取対象商品をAmazonギフト券で購入することで売却可能だ。
アマプライム
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
アマプライムはAmazonギフト券のほかにモバコインカード、DMMマネーカードなど全16種のギフト券を買い取っている業者だ。もちろんiTunesカードやGooglePlayカードも対象となっている。Amazonギフト券の基本的な換金相場は以下の通り。
- ・2,000円まで…60%
- ・2,001円以上…70%
- ・5,001円以上…85%
- ・10,000円以上…最大93%
アマプライムではAmazonギフト券の価格によって換金相場が大きく変動するようだ。初回の場合は先着10名に限り毎日9:00~18:00までの時間は金額問わずAmazonギフト券の換金相場が90%保証となっている。手数料も無料だ。
買取方法は買取ボブと同様で、チャージしたAmazonギフト券を使用して対象のギフト券を購入し、そのギフト券を買い取ってもらうという流れで売却できる。チャージ済みのAmazonギフト券の詳しい買取手順はアマプライムのホームページにも記載されている。
GIFT OFF
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
GIFT OFFはAmazonギフト券をはじめ、ウェブマネーなど多数ギフト券の買取をおこなっている業者だ。GIFT OFFにおけるAmazonギフト券 チャージタイプの換金はアカウントの買取によっておこなわれる。アカウントの買取には登録したメールアドレスやパスワードが必要だ。
- ・委託買取…75%以上
- ・即時買取…87%以上
メールアドレスやパスワードを教えるだけでもリスクが高いが、住所などの個人情報が漏洩する可能性もありおすすめできない。GIFT OFFでもほかのギフト券を購入して、それを売却するのが個人情報漏洩を避ける方法と言えるだろう。買取率は金額問わず最低87%と、アマプライムと比較すれば高水準の買取になっていると言えるのではないだろうか。
チャージタイプ以外のAmazonギフト券であり、売却したい金額が低い場合は買取ボブかGIFT OFFを利用すると良いだろう。
Amazonギフト券 チャージタイプを高値で売却するコツは?
Amazonギフト券はチャージタイプに限らず、買取の相場が高いときに売却することが高値で売却するコツだ。そのためには、まず高い買取率で買い取ってくれる業者を見つけることが先決だ。上記でも紹介した通り、買取業者によって買取率は異なっている。
買取業者を絞り込むことができたら、次は業者での買取相場を確認する。Amazonギフト券の相場は買取業者ごとに日々変動しているのだ。相場が高いタイミングを狙えば、間違いなく高い買取率で買い取ってもらうことができるだろう。
まとめ
今回はAmazonギフト券 チャージタイプの換金相場を業者別に紹介した。ギフト券を換金することができるのはとても魅力的に感じるかもしれないが、違法性はなくとも、規約に違反することでサービスの利用ができなくなる場合もある。買取業者の紹介もおこなったが、危険性やリスクから見ても正直おすすめできるとは言えない。
どうしてもAmazonギフト券の売却をおこないたいという場合は、それらを理解した上で、自己責任でおこなうようにしていただきたい。