Apple社といえば、これまでiPodやiPhoneなどデザイン性の高いプロダクトを数多く世に送り出してきた。日本でスティーブ・ジョブズの名を知らない人はほとんどいないと言っても過言ではない。そんなApple社が近い将来、自動車業界に参入するという噂がある。
なんと現在既に「Apple Car」を開発中で、その発売時期は2020年だと言われているのだ。大手自動車メーカーと提携の噂もあり、真相は謎に包まれている。そこで今回は「Apple Car」の発売時期やデザインなどの噂を幅広く紹介したい。
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「Apple Car」とは
2015年2月頃からだろうか、Apple社が自動車を開発しているという噂が聞こえるようになった。Apple社は「Apple Car」についての公式発表を特に行っていないが、噂の信憑性は高いと言われている。というのも、亡きスティーブ・ジョブズの最後の夢が「Apple Car」であったと、ジョブズの親友が語っているのだ。
Apple社が開発しているのはどうやら電気自動車で、プロジェクト名は「Titan」。既にテスラモーターズをはじめとした数多くの企業から優秀な技術者を集めているようだ。プロジェクトメンバーはなんと2000人以上。
なんとApple社がトップエンジニアを引き抜いた影響で倒産してしまった会社もあると噂されているほどだ。2014年度の研究開発費は7000億円を上回ったと言われている。この金額が本当かは定かではないが、もし本当ならばApple社が「Titan」に込める期待は相当なものなのだろう。
Apple Carのコンセプトムービーが公開!?
噂のコンセプトムービーがコレだ!?
ついにApple Carのコンセプトムービーが公開された!?と思ったら、どうやら映像を発信しているのは「ConceptsiPhone」や「APPgefilmt」。Apple商品の噂を紹介しているYOUTUBEチャンネルだ。
Appleらしい洗練されたデザイン
映像によると、発売時期は2020年。動画に映されたApple Carのデザインは非常にシンプルで、どうやらApple Watchなどのデバイスともリンクするようだ。フロント部分のディスプレイも非常にシンプルで、従来の車とは全く異なる。
iPhoneやMacで洗練されたデザインの魅力をアピールしてきたApple社だからこそできる、未来への挑戦的なデザインとも言えるだろう。もしこの動画が「Titan」のプロジェクトメンバーから漏れた情報を元に作られていたとしたら…、2020年、本当にApple Carが私たちの目の前に現れるかもしれない。
名称は「iCar」?勝手にコンセプトモデルコンテストも開催!?
Apple Carの名称は「iCar」なのではないかと一部で予想されている。世界中にAppleファンにとってやはりApple社の自動車業界への参入は一大事なようで、なんと勝手にデザインコンテストまで開催されたようだ。
コンテストが実施されたのはクラウドソーシングサイト「Freelancer」。電気自動車iCarのデザインを数多くのデザイナー達が描き、優勝者まで決められた。フォルムはApple TVのようになめらかで、とてもコンパクトだ。
Apple社はBMWとの提携を考えている!?
Apple Carの開発に当たって、Apple社が大手自動車メーカーと提携するのではないかという噂も流れている。その企業とは、誰もが名前を知っているであろうBMWだ。アップルCEOであるティム・クックは既にBMWと会合を行い工場も訪れたと言われている。
実はBMW側もIT企業との提携をほのめかしており、そのIT企業こそApple社なのではないかと噂だ。確かに自動車メーカー側からしても、競争の激しい自動車業界にApple社の参入を許すより提携した方がメリットが大きいのかもしれない。
Apple社はBMWの技術を欲しがっている!?
提携話とセットで出回っているのが、Apple社がBMWの技術を欲しがっているという噂だ。具体的に名が上がっているのは、BMW i3に使われているカーボン・ファイバー強化樹脂(CFRP)。
非常に高い強度と剛性を持っているにも関わらず、その重さはアルミニウムよりも約30%軽く、スチールよりも約50%と軽いというのだ。もしBMWの高い技術とApple社のセンスの良いデザインが掛け合わさったら、いったいどんな車が生まれるのだろう…?
Apple社がテスラを買収する!?
提携話から一点、Apple社が潤沢な資金を利用してテスラモーターズを買収するのではないかと噂されている。テスラモーターズといえば、バッテリーや電気自動車の開発で今注目を集めている企業だ。
もしApple社がテスラモーターズを買収したら、Apple Carは電気自動車市場で良い立ち位置を得ることができる。自動車業界はApple社でも新規参入は難しいと言われているが、テスラモーターズと組むことでApple社が名を轟かす日がくるかもしれない。
Apple Carの開発拠点は横浜!?
なんとApple Carの開発拠点が横浜になるという噂も流れている。Appleが横浜市綱島に設立した研究施設で自動車の研究開発が行われているというのだ。
実際にこの施設がなんの開発を行っているか公式発表はされていないが、車本体ではなくApple製のカーナビ「Apple CarPlay」を開発している可能性も捨てきれない。いったいApple社は横浜で何を作り出そうとしているのか…、謎は深まるばかりだ。
Apple社は既にドメイン「apple.car」を取得済み!?
Apple社が「apple.car」「apple.cars」「apple.auto」などのドメインを取得したことで、Apple Carの噂の信憑性がより高まったと言っても過言ではない。
やはりApple Carが発売される日は近いのだろうか?余談だが、どうやらAppleは「apple.space」ドメインも登録済みのようだ。spaceとは…、宇宙?Apple社が宇宙産業に乗り出す噂はあまり流れていないが、carもspaceも視野に入れているということなのだろうか。
東京オリンピックとのコラボ実現か!?
Apple社の業界参入は間近?
Apple社のプロジェクトチームTitanが開発しているとされている、電気自動車「Apple Car」(もしくは「iCar」)。その真相は明らかになっていないが、2020年頃に発売されると予想されている。
Apple社が独自に自動車業界に参入する見方もあれば、BMWなどの大手自動車メーカーとの提携や、テスラモーターズの買収なども噂されている。いったいどこまでが本当にどこまでが噂の域を出ないのか…。
高まる注目度
今や2000人以上のプロジェクトチームとなったと言われている「Titan」がどんな近未来的車を世に送り出すのか、注目度は高まるばかりだ。Apple社からの公式発表を首を長くして待っている。
発売時期とされている2020年はもうすぐそこだ。東京オリンピックが開催される年、街中にはApple Carが走っているかもしれない。