Aska（アスカ/飛鳥）カメラアクセサリーの買取相場・査定情報まとめ

以前使っていたが今はもう使用することがなくなった、古い製品を売って新しいカメラ用品を購入する資金にしたいなど、カメラアクセサリーを売る理由は人それぞれあるだろう。本コラムでは、Tripper（トリッパー）シリーズが人気のAska（アスカ/飛鳥）のカメラアクセサリーを売るときに役立つ買取相場や査定情報を紹介していく。

Askaカメラアクセサリーの基本情報

Aska（アスカ/飛鳥）は、低価格で大容量が魅力のフォトストレージ、Tripper（トリッパー）シリーズを製造・販売していた日本のメーカーである。ここでは、Askaのカメラアクセサリーがどんな製品なのか、基本的な情報をお伝えする。

フォトストレージとは

デジカメのブームやスマホの普及により、気軽に写真を撮る機会が増えたという人は少なくないだろう。撮影に失敗しても後から削除ができるため、どんどん写真がたまって容量不足になることも。しかし、後から整理しようと思っても、写真が増えすぎるとだんだんと面倒になるものだ。

必要な写真と不必要な写真が混ざりすぎていて、見返すことがあまりないという人もいるかも知れない。でも、せっかく撮った思い出の写真をそのまま放置しておくのは勿体ない。

大容量のフォトストレージを利用すれば、大量の大切な写真をストックしておくことが可能だ。写真の管理や整理もテレビやパソコン、本体画面で容易にできる。整理整頓をし終わったら、思い出の詰まった写真たちの鑑賞も楽しめるようになるだろう。

Askaの主な製品

Aska（アスカ/飛鳥）は、デジカメを保存するフォトストレージTripper（トリッパー）シリーズが有名だ。旅行先やお出かけ先など、屋外で撮影した大容量のデジカメ写真をストックしたいときに大活躍するカメラアクセサリーである。ポータブルHDDユニットを搭載したTripper Miniや、バッテリーが内蔵されていて、ポータブルストレージとして活用できるHDDの機能をもつUSB外付けのTripper Lightも販売している。

その他に、40GBの大容量の廉価版ポータブルHDDストレージのTripper 40や、クイックバックアップとファイルの移動が搭載されているTripper Nextの製品がある。Tripperシリーズの中でも最上位モデルのTripper Vは、80Gバイト～160Gバイトの大容量HDDを搭載したフォトストレージである。高精細・高画質で見やすい4.3インチの大画面が付いていて、撮影したデジカメ写真をスライドショーで楽しめる。

大量の写真を管理したり整理するのに役立つフォトストレージであるが、高額で入手をためらうこともあるだろう。しかし、Aska（アスカ/飛鳥）の製品は品質がよくて大容量なうえに、リーズナブルな価格で導入しやすいところが好評であった。

Aska製品の2000年代の販売価格

• ・Tripper Next・2004年販売価格…33,800円～39,800円
• ・Tripper mini・2005年販売価格…37,800円～43,800円
• ・Tripper 40・2005年販売価格…19,800円
• ・Tripper Light2007年販売価格…19,950円
• ・Tripper V・2007年販売価格…39,900円～79,800円

Aska（アスカ/飛鳥）のTripperシリーズの製品は、2000年代あたりに販売されていたものである。株式会社飛鳥が製造・販売していたが、写真製品や光学製品など、レンズフィルターの製造・販売を手がける大手企業の株式会社ケンコー・トキナーへ、2007年12月に営業権を全面譲渡している。

Askaカメラアクセサリーを売却する方法

Aska（アスカ/飛鳥）のカメラアクセサリーの代表的な売却先は、買取業者と総合リサイクルショップ、ネットオークションとフリマアプリの3通りがある。それぞれの特徴を説明するので利用しやすい自分に合う売却機関を見つけよう。

オークションサイトを利用する

ヤフオクなどオークションサイトを利用してAska（アスカ/飛鳥）のカメラアクセサリーを売却するのも1つの方法だ。ヤフオクのオークションサイトに出品する利点は、出品価格が自由に設定できるため、自分の希望する価格で売れるところだ。入札数が多ければ、自分で決めた出品価格よりも高く売れるケースも多く見られる。

ただし、顔の見えない一般人同士の取引きのため、トラブルが発生する場合もある。売るためには、出品から落札者とのやり取り、発送の準備など、時間や手間がかかるということを覚えておくといい。

スマホのフリマアプリで売る

メルカリやラクマはフリマアプリに特化した売却場所である。メルカリのフリマアプリを使って商品の写真を撮り、商品の内容を記入するだけで出品の手続きが簡単に済む。フリマアプリはAska（アスカ/飛鳥）のカメラアクセサリーを手軽に売却できる場所である。

手軽に売れるというメリットは大きい。しかしその反面メルカリもオークションサイトと同様に出品から購入を検討している人とのやり取り、梱包や発送などの手間はかかるものだ。

メルカリやラクマなどは、出品価格を自由に自分で決めて、その価格で落札してもらうのが理想であるが、フリーマーケット式のサービスとなるため、価格の値下げ交渉の対応もしないといけないことがある。中には相場に見合わない大幅な減額を求める人も多くいるので、個人間のやり取りにストレスを感じることもあるかも知れない。

カメラ専門の買取業者に売る

買取業者のサービスは、カメラアクセサリーを見積もりに出し、満足のいく査定価格であれば、買取成立後に現金をスムーズに受け取れる。売り方としては1番シンプルに現金化ができる方法だ。買取手続きは、業者のスタッフが素早く進めてくれるため、ストレスフリーで商品を売れるところがメリットの一つ。

ただし、総合リサイクルショップのような日用品や雑貨、古着などのなんでも買取してるようなところでAska（アスカ/飛鳥）のカメラアクセサリーを売ることはおすすめできない。現在は販売されていない古い製品であるため、査定の知識やカメラ製品に詳しくないスタッフも在籍するリサイクルショップでは、適正な鑑定を受けるのは難しい。

Aska（アスカ/飛鳥）のカメラアクセサリーを売却するときは、カメラメーカーの知識が豊富なカメラ専門の買取業者を利用しよう。すでに惜しまれつつ撤退した優良なメーカーのことや、生産が終了したカメラ用品のことなどに詳しいため、価値を評価してくれる買取業者もある。

相場・査定情報

ここではAska（アスカ/飛鳥）カメラアクセサリーがいくらで売却できるのか、査定情報とともに紹介していく。Aska（アスカ/飛鳥）の2000年代の製品であり、2000年代以降は新しいモデルの登場の情報もない。買取業者では買取価格を記載しているところはなく、年月が経過しているため、頻繁な取引きはないもようだ。

しかしながら、Aska（アスカ/飛鳥）の製品の買取実績があるお店はあるし、カメラアクセサリーを取り扱っている専門買取店は多いので、売りたいときは査定に出してみるといい。ヤフオク・ネットオークションで売買履歴が確認できたので、落札価格や出品価格を掲載する。さまざまな買取市場の相場が査定価格に反映されることがあるので、業界全体の相場をつかんでおくといい。

ヤフオクの売買価格

TripperV 160GB・ASUSB2HDTR-11の目立った傷や汚れなしが2,170円で落札されていた。また年代が経過した製品ではあるが、2019年9月時点で近々で売買がおこなわれていたり、現在でも出品中の製品も見受けられた。

出品されている製品はTripper Nextの出品価格が1,849円、TripperVの出品価格は1,000円～1,080円であった。TripperVの方はすでに入札が入っており、これから値上がる可能性が高い。

査定情報

買取業者でカメラアクセサリーを売るときは、査定ポイントを知っておいたほうが、買取を有利にすすめられる。業者によって査定基準は異なるが、共通する部分はある。

よくチェックされる査定ポイントは、傷や汚れなどの商品のコンディションや保存状態、付属品の有無である。傷や汚れが多いと、大切な写真を保管するのを躊躇してしまうだろう。商品のコンディションが悪い中古品は、価格を落とさないと売れないため、査定額も下がってしまう。もしも落とせる汚れなら、メンテンナスをしてキレイにしておくと、見た目の印象が良くなって査定額もアップする。

大事に保管されていたかということもよく見られる査定ポイントで、製品が劣化していたり、ホコリまみれであれば、保存状態が悪かったと判断されてしまう。カメラアクセサリーは、湿気の多いところや日射しが当たる場所は避け、安全な場所に保管しておくといい。定期的にホコリを取ったり、簡単にできるメンテナンスをしておくことも良い状態を保つコツである。

付属品の有無は、大きな差額になるケースがある。本体以外にも、買ったときと同じ状態の配線や説明書、箱などの付属品が一緒についている方がより高く売れる。査定前にそろえて一緒に出せるように、あらかじめ準備をしておこう。

カメラの買取屋さん

カメラの買取屋さんは、カメラ関連に特化した買取実績が豊富な専門店である。最新の買取市場の相場をキャッチし、最高水準での買取価格を算出している。カメラメーカーやカメラアクセサリーに詳しい鑑定スタッフが、大切に取り扱ってきたアイテムを丁寧に査定してくれるので安心だ。古いデザインやジャンク品などでも、修理が可能な製品なら買取対象になる。

カメラの買取屋さんでは宅配買取・店舗買取・出張買取の3つの売り方の選択肢があり、自分の都合の良い方法を選べる。宅配買取は、自宅にいながら楽に買取ができる集荷サービスに対応している。買取品目も多数あり、宅配サービスなら他の不用にになったカメラ用品もダンボールに詰めてまとめて売れるため、コレクション整理ができる。

カメラの買取屋さんは毎月変わる査定価格アップキャンペーンを開催している。さまざまなキャンペーンがおこなわれているため、自分に合ったキャンペーンがないか買取前にホームページをチェックしてみると良いだろう。

まとめ

Aska（アスカ/飛鳥）のカメラアクセサリーは、すでに製造や販売はされていないようであるが、買取業者やネットオークションでは取引き履歴があった。セルフクリーニングや付属品をそろえるなど、簡単にできる査定ポイントを押さえてより高く売ろう。買取業者を利用する際は、複数社に査定に出すといい。査定結果を比較して、一番取引が有利にできそうな業者を見つけ買取をしよう。