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Aspire(アスパイア)の型番一覧・調べ方・命名規則まとめ

読了目安:9分
更新日:2023/07/13
公開日:2017/11/29
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台湾のパソコンメーカーacer(エイサー)は、日本ではそれほど知名度は高くはなく、日本におけるパソコンのシェアを見ても日本企業より小さい。ITに詳しい人ならともかく、一般の人には、存在感を示せていないのが現状であると言えるだろう。

しかし、これが世界規模となると話は変わってくる。パソコンの全世界におけるシェアでいえば、acerは、あのアメリカの大手パソコンメーカーのDELLやHPと肩を並べるほどの大メーカーなのである

そして、自社ブランドのパソコンの製造のほかに、パソコンのOEM生産にも力を入れていて、日本メーカーのブランドのパソコンでも、実はacerがOEM生産していたもの、ということも少なくないのである。

そんなacerは、これまで様々なパーソナルコンピューターを発売してきたが、その中でも主力モデルとして発売しているのが、「Aspire(アスパイア)」シリーズである。

今回は、Aspireシリーズの型番やその調べ方、命名規則などについて記載する。

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Aspireシリーズとは

Aspireシリーズは、acerが発売するパーソナルコンピューターシリーズである。Aspireシリーズは、デスクトップパソコンのほかノートバソコン、ネットブックやウルトラブック、ゲーミングパソコンなど、様々な分野で展開しており、acerの主力シリーズとなっている

中でも、2008年10月に発表された「Aspire One」はネットブックの先駆けとなり、2011年9月に発表された「Aspire S3-1」はウルトラブックの先駆けとして注目を集めるなど、新カテゴリーへの進出も盛んである。

「Aspire」は、憧れや切望する、と言う意味の英単語である。

Aspire Oneの特徴

では、上記であげたAspire Oneを例としてその特徴を見ていってみよう。

Aspire Oneはacer初の低価格モバイルノートである。その最大の特長は、やはりビジネスユースにも耐える基本性能を備えながら安価で入手できる点であろう。

CPUはインテルの低消費電力CPU Celeron プロセッサー N3050 1.6GHz(最大2.16GHz)、メモリーは4GB、ストレージは32GB eMMCを備えており、画面は11.6型(16:9)で、解像度は1366×768ドット(WXGA)だ。外光の映り込みが少ないノングレア液晶を採用しており、独自のブルーライト軽減機能を搭載している。これにより目の負担を軽減してくれるので、長時間使用しても目が疲れにくいという特徴がある

インターフェイスはIEEE802.11a/b/g/n/ac準拠、Bluetooth 4.0 準拠、カメラ、USB 3.0端子×1、USB 2.0端子×1、ヘッドフォン/スピーカー・ジャック×1、HDMI出力端子(HDCP対応) ×1、SDカードリーダーを搭載しており、仕事で必要と思われるインターフェイスはすべて備わっていると言えるだろう

本体サイズは約18.6(H)×約291(W)×211(D)mm。重さは約1.2kg。外出時にも手軽に持ち歩けるサイズ設計になっており、鞄の中に入れていてもさほど重たくも感じないだろう。また、バッテリー駆動時間も、メーカー公称値で約10時間の連続駆動が可能になっている。そのため、半日外出したとしても、バッテリー切れを気にせずに使用することができるだろう。

Aspire Oneは同クラスのノートPCに比べて画面が広く、ビジネスユースでも十分に使える基本性能を備えている。それでいて実売価格も3万円台なので、仕事で使えるノートPCが欲しいビジネスユーザーにとっては魅力的な製品と言えるだろう

Aspire S3-1の特徴

もう一つ、Aspire S3-1についてもその特徴をみていってみよう。

Aspire S3-1は、acerが初めて出したウルトラブックで極薄・安価・高性能の3拍子揃った端末として注目を集めた。ウルトラブックというのは、Intelの提唱する薄型軽量ノートPCのことである。

ウルトラブックのほとんどはSSDを採用しているが、HDDモデルも用意され、ストレージ容量とコストのバランスがとれたのがacer Aspire S3だ。各種スペックなど、他機種と比べ特に差があるわけではないが、バランスのとれた構成で万能的に使えるウルトラブックと言えるだろう

Aspire S3-1のボディの材質は、アルミニウム合金とマグネシウム合金であり、天板はヘアライン加工されており、質感も高い。本体サイズは、323×218.5×13.1~17.5mm(幅×奥行き×高さ)で、下位モデルのAspire S3-951-F34Cの重量は約1.35kgである(SSD搭載の上位モデルの重量は約1.33kg)。13.3型液晶搭載のウルトラブックとしては、サイズ、重量ともに標準的だが、従来は厚さ30mm程度のノートPCでも、スリムノートなどと呼ばれていたことを考えると、やはりウルトラブックの薄さは際立っている。背面もフラットで、カバンなどへの出し入れもスムーズに行える。ただし、ACケーブルがデスクトップPCで使われるような太いケーブルであるため、持ち運ぶ時にややかさばってしまうのは難点だろうか。とはいえ、バッテリー駆動時間はメーカー公称で約6時間(SSD搭載の上位モデルは約7時間)あるため、よほどのことがなければ持ち運ぶ必要もないだろう。

また、Aspire S3-1は、「Acer Instant On」と「Acer Instant Connect」と呼ばれる独自機能が搭載されている。Acer Instant Onは、スリープや休止状態から高速に復帰する機能であり、スリープからなら最短約1.5秒、休止状態からでも最短約6秒で復帰することができるという。一般的なHDD搭載ノートPCでは、スリープからの復帰に2秒、休止状態からの復帰は25秒かかるとされているため、それに比べると特に休止状態からの復帰が速い。その秘密は、メインメモリの情報を保持する専用フラッシュメモリを搭載しているからである。

Acer Instant Connectは、スリープや休止状態からの復帰時に無線LANアクセスポイントに素早く再接続する機能だ。通常は、付近にあるすべてのアクセスポイントをスキャンしてから再接続を行なうが、Acer Instant Connectでは、以前接続していたアクセスポイントを記憶しておき、復帰後そのアクセスポイントが見つかった時点で即接続する。そのため、接続までの時間が約2.5秒(通常は約10秒かかる)に短縮されるというわけだ。

Aspireの型番について

Aspireの型番についてだが、命名規則は、ノートパソコンとデスクトップパソコンで少し異なっているので、それぞれ記載していく。

ノートパソコン

Aspireのノートパソコンはこれまで多数発売されており、機種により命名規則は異なってくることもあるが、おおよその傾向について記載していく。

まず、型番の先頭には、そのノートパソコンのシリーズを現す文字列が来ることが多い。 たとえば、「Aspire ES」シリーズの型番の先頭は、「ES」から始まり、「Aspire X」シリーズは、「X」から型番が始まることがほとんどである。

また、シリーズ名が数字の「Aspire 1」シリーズ、「Aspire 5」シリーズ、「Aspire 7」シリーズは、それぞれ「A1」、「A5」、「A7」から型番が始まる。

シリーズ名を現わす文字列の次には、1桁もしくは2桁の数列がくるが、これは搭載されているディスプレイの大きさを現す数列となる。

11.6インチのディスプレイであれば、「1」もしくは「11」、13.3インチのディスプレイであれば、「3」もしくは「13」、15.6インチのディスプレイであれば、「5」もしくは「15」といった具合である。

次にシリーズ固有の文字列が続き、型番の最後の部分として「F58G/W」のような文字列が続くが、このうち「5」の部分は、CPUのタイプを現す場合が多い

例えば、「1」なら「Celeron Dual-Core」や「AMD Dual-Core」、「3」ならば「Core i3」、「5」ならば「Core i5」、「7」ならば「Core i7」となる。

その次の「8」の部分は、搭載しているメモリ容量となる。搭載しているメモリが4GBなら「4」、8GBなら「8」となる。搭載しているメモリ容量は、ほとんどの場合、4GBか8GBなので、この部分は、「4」か「8」となることがほとんどである。

型番の命名規則は、シリーズや機種ごとに多少違っていることも有り、すべての機種が上記の命名規則に従っているわけではないが、上記の命名規則を知っていれば、どのようなスペックかわからないAspireシリーズのノートパソコンでも、ある程度は把握できると思われる。

デスクトップパソコン

Aspireのデスクトップパソコンも、ノートパソコン同様にこれまで多数発売されており、機種により命名規則は異なってくることもあるが、こちらもおおよその傾向について記載していく。

Aspireのデスクトップパソコンも、ノートパソコン同様に型番の先頭にはシリーズ名を現す文字列がくる。

例えば、「Aspire X」ならば、型番は「X」、「Aspire T3」ならば、型番「AT3」から始まるのである。

次に、ノートパソコンならばディスプレイの大きさを現す数列が来るが、デスクトップは、基本的に本体のみの販売となるので、ディスプレイの大きさを現す数列はない。しかし、ディスプレイ一体型パソコンの場合は、ノートパソコン同様にディスプレイの大きさを現す数列が付く場合がある

次にシリーズ固有の文字列が続き、型番の最後の部分に「H58F/G」のような文字列が続くが、こちらはノートパソコンと同じ命名規則で、「5」の部分は、CPUのタイプを現し、「8」の部分は、搭載しているメモリ容量を現している。

デスクトップパソコンも、ノートパソコンと同様に、型番命名規則は、シリーズや機種ごとに多少違っていることも有り、すべての機種が上記の命名規則に従っているわけではない。しかし、上記の命名規則を知っていれば、どのようなスペックかわからないAspireシリーズのデスクトップパソコンでも、ある程度は把握できると思われる。

まとめ

今回、Aspireの型番や命名規則などについて記載したが、前述のようにすべてのAspireシリーズがこの命名規則に従っているわけではない。そのため、上記の命名規則ですべてのAspireシリーズのパソコンのスペックがわかるわけではないことはご注意いただきたい。

ただ、ある程度のスペックや仕様などはこの型番から読み取ることは可能である。さらに、シリーズごとの型番の命名規則などを調べていけば、たとえば新機種が出た場合でも、前機種との型番の差などから、新機種ではどの部分が前機種より変更されているか、ある程度把握できるかもしれない。

Aspireシリーズのような、多くの機種が発売されているシリーズの型番の命名規則を把握するのは、なかなか大変かもしれない。それでもAspireシリーズが好きで、今後もAspireシリーズを使用していくような場合は、個別のシリーズの型番の命名規則を調べて把握するのも面白いかもしれない

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運営会社

会社名
株式会社ジラフ/ Jiraffe Inc.
設立
2014年10月29日
資本金
11.6億円(資本金・資本準備金含む)
株主
East Ventures、TLM、アドウェイズ、ドリームインキュベータ、アナグラム、ポケラボ創業者 佐々木俊介、アイ・マーキュリーキャピタル、GREE、アドベンチャー、メルカリ、hey代表取締役 佐藤裕介、Amazon Japan創業者 西野伸一郎、DGベンチャーズなど
E-mail
info@jiraffe.co.jp
代表者
代表取締役社長 麻生輝明
所在地
〒164-0001
東京都中野区中野5-52-15 中野ブロードウェイ218号
企業理念
2030年のスタンダードをつくる
事業内容
インターネットサービスの企画、開発、運営
従業員数
40名
古物商許可番号
東京都公安委員会 第303311606477号
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