世界最高峰と言われる白ワイン・DRC モンラッシェ。ワインのサーチエンジン筆頭であるワインサーチャーにおいて白ワインの中で検索数NO.1を誇り、総合評価も97点と高評価を得ている名実ともに優れているワインである。
この記事では、そんなDRC モンラッシェ 2005年の買取相場と査定情報について記載している。もしもこのワインが家に眠っているという方がいたら、参考にしてほしい。
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DRCとは
DRCとは、Domaine de la Romanèe Conti(ドメーヌ・ド・ラ・ロマネ・コンティ)の通称である。フランスのヴォーヌ・ロマネ村にあるワインの生産者だ。まずは、このDRCについて解説していこう。
DRCの歴史
DRCの名前にも含まれているロマネ・コンティはワイン畑の名前だ。今でこそロマネ・コンティはDRCが所有する畑として有名だが、実はその歴史は中世にまでさかのぼる。
もともと、このワイン畑は サン・ヴィヴァン修道院が1232年に手に入れたワイン畑だった。それを1631年、クローネンブール家が購入し、畑の名をロマネと名付ける。1760年にクローネンブール家がこの畑を売却することになり、競売にかけられた。
ポンパドゥール夫人とコンティ公ルイ・フランソワ1世が畑を巡って争ったが、落札したのはコンティ公だった。このことから、畑はロマネ・コンティと呼ばれるようになる。
コンティ公は非常に高貴な人物だった。芸術に造詣が深く、ワインも質の良いものを好んでいたという。コンティ公はこの畑から作られたワインを宮殿に訪れた芸術家たちに振る舞い、いつしかこのロマネ・コンティのワインは羨望の的となっていた。
1789年のフランス革命の折、コンティ公の畑は全て没収されてしまう。その後、畑の細分化や名前の変更も余儀なくされたが、偉大なるロマネ・コンティの名だけは残り続けた。
1869年、現当主のオベール・ド・ヴィレーヌの家系がロマネ・コンティの所有権を得る。以降、畑を買い足していき、1942年にDRCとして組織化。オベール・ド・ヴィレーヌとアンリ・フレデリック・ロックが共同経営者となり、現在に至る。
現在のDRCの評価
現在、DRCは7つの畑を所有している。ロマネ・コンティ、ラ・ターシュ、リシュブール、ロマネ・サン・ヴィヴァン、グラン・エシェゾー、エシェゾー、そしてモンラッシェである。そのすべてがグラン・クリュ(特級格付け畑)だ。
ちなみにこれらの畑は細分化されており、複数の所有者がいる。ロマネ・コンティとラ・ターシュはDRCの単独所有だが、その他の畑はほかにも所有者が存在している。ただ、同じ畑からとれたブドウを使っても、DRCのワインはほかの生産者のワインよりも高額になることが多い。
どの畑から造られるワインも、世界最高峰の評価を得ている。生産数が年間それぞれ数千本のため、希少価値が高いということもあるだろう。平均価格は15,000ドルを超えている。 トップクラスのソムリエですらDRCのワインを扱うときには緊張感を抱くという。
DRC モンラッシェ2005年とは
ここからは、そのDRC モンラッシェ2005年について解説していこう。
恵まれた土壌を持つグラン・クリュ、モンラッシェ
モンラッシェとはフランスのブルゴーニュ地方のピュリニー・モンラッシェ村とシャサーニュ・モンラッシェ村の二つの村にまたがる畑の名である。この畑から収穫されたブドウ(シャルドネ)で作る白ワインは世界最高峰の白ワインとも呼ばれ、非常に高い評価を得ている。『三銃士』で有名な作家・アレクサンドル・デュマがモンラッツェのワインを「ひざまずき、脱帽して飲むべし」と評したのは有名である。
モンラッツェはピュリニー・モンラッシェ側とシャサーニュ・モンラッシェ側に分かれるが、そのうちDRCが所有しているシャサーニュ・モンラッシェ側は日当たりのよい標高250m前後の場所に位置している。畑の基盤はジュラ紀から存在し、泥灰土や石灰土などの層が交差した複雑な土質を持っている。
実はこのシャサーニュ・モンラッシェは、ブドウだけではなく、大理石の石切り場もある。ルーヴルのピラミッドにもここから産出された大理石が使われているということで、シャサーニュ・モンラッシェの特異で優れた土質をおわかりいただけるだろう。
このような条件にあるシャサーニュ・モンラッシェから生まれたワインは、格別の味を誇る。ミネラルをたっぷりと含んでおり、アカシアの花やナッツの香りが心地よい。はちみつや洋ナシのような豊満な香りが輝かしく、男性的な力強さと女性的な艶やかさを感じさせるという。
DRC モンラッシェ2005年
DRCモンラッシェはDRC唯一の白ワインだ。モンラッシェの白ワインの中でも最も高価な白ワインであり、その評価や知名度から、世界最高峰の白ワインと言えるだろう。価格は7,000ドル前後で取引されている。
2005年は当たり年(天候が良い日が続いた年)と言われている。DRC モンラッシェの中にも当たり年はいくつかあるが、DRC モンラッシェ2005年はその中でも特に評価が高い。そのため、DRC モンラッシェの中でも特に高値で取引される。
DRC モンラッシェ2005年を高値で買取してもらうポイントとコツ
DRC モンラッシェ2005年の価値はおわかりいただけたことだろう。それでは、ここからはそんなDRC モンラッシェ2005年を売却するときのコツを解説していく。DRC モンラッシェ2005年は非常に価値のあるワインだが、売却すればすべてが高値で買取してもらえるというわけではない。そのため、これから記すコツをチェックしておこう。
ワインの状態を確認する
大切なのは、なんといってもワインの状態である。どんなに良いワインでも、劣化してしまっては価値が下がるのが道理だ。
まず、液面低下していないこと。液面低下というのは、中身が減ってしまい、その名の通り液面が低下している状態のことである。これの原因としては、主に2つあげられる。ひとつは、高温の場所に放置していたために蒸発し、コルクの隙間から吹き出してしまうこと。もうひとつが、コルクが腐食し、液漏れしてしまうことだ。
また、ラベルの状態も大切である。ラベルが劣化し、ぼろぼろになってしまった状態ではやはり価値は下がってしまう。
これらを防ぐには、やはりワインセラーできちんと保管しておくことが大切である。置き方についても、液面低下の原因となる縦置きよりは、横置きのほうがよい。
輸入元を確認する
ワインの価値において重要なポイントとして、輸入元もあげられる。いわゆる正規品であるかどうかということだ。
輸入ワインには、正規輸入品と並行輸入品の二種類がある。正規輸入品とは正規代理店により輸入されたもの、並行輸入品とはその他の輸入会社により輸入されたものを指す。正規輸入品は信頼性が高いのに対して、並行輸入品は中身が劣化していたり保管状態が悪かったりという可能性がある。そのため、正規輸入品の方が価値が上がるのだ。
日本の場合、DRCの正規代理店はサントリーを母体とする企業・ファインズとなる。そのため、ファインズのラベルが貼られていると、特に価値があがる。その他、信頼のある優良ワイン輸入業者による輸入品であれば、比較的よい価格を付けてもらえるだろう。
本物であること
DRCのワインは高級品のため、贋作も多く出回っている。見分けるのは難しいが、オークションなどで落札したものは、贋作であることもあるので注意しよう。
クリーニングをおこなう
見た目は綺麗なほうが高値がつきやすい。もしも埃や汚れが付いている場合は、売却する前にある程度自分で綺麗にしておこう。繊維の柔らかい布で優しくふき取り、本体を傷つけないように注意すること。
付属品をそろえる
DCRのワインは化粧箱がついている。売却する際には、その化粧箱などもそろえておくのがよい。なるべく新品の状態に近づけることで、高額で買取してもらえる可能性がアップする。
いくつかの買取業者を比較する
DRC モンラッシェ2005年の価値をきちんと理解できる業者に買取してもらわないと、買取価格は高くならない。ワインの鑑定士がいたり、ワイン専門の買取店を使うことがおすすめだ。そして、いくつかの業者で見積もりを出してもらい、比較しよう。今はLINEなどを使って簡単に査定してもらうことができるので、なるべく多くの業者に査定を依頼することが大切だ。
DRC モンラッシェ2005年の買取相場とおすすめの買取業者
DRC モンラッシェ2005年は他のモンラッシェのヴィンテージ(ブドウの収穫年)に比べると価格が高くなる。いくつかの業者を見たところ、400,000円前後が相場だ。ここからは、おすすめの買取業者を紹介していく。
大黒屋
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
業界大手の大黒屋は経験を積んだ優秀な査定士がいるので、安心して任せられるだろう。 モンラッシェ2005年の買取相場は400,000円とのこと。
メール査定、LINE査定、電話査定とさまざまな方法から査定方法を選べる。また、送料無料の宅配キットを使った宅配買取、全国200か所以上に構える店舗での店頭買取、出張買取と買取方法も多彩だ。扱っている商品がお酒に限らないので、ほかにも売却したいものがあるときは大黒屋を使うとお得に買取してもらえるかもしれない。
リンクサス
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
リンクサスはお酒の買取専門店だ。強力な販売ルートを持ち、コストカットにも力をいれているので、高値買取が期待できる。 DRC モンラッシェ2005年の買取相場は400,000円とのこと。
リンクサスはLINE査定、オンライン査定、電話査定、店頭査定の4つの方法から査定方法を選ぶことができる。買取方法は店舗買取、出張買取、宅配買取の3つ。宅配買取は着払いでOKなので、送料はかからない。
ファイブニーズ
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
ファイブニーズはお酒の買取専門店。独自の販売ルートを持っており、高額買取できるのが強みだ。 モンラッシェ2005年の買取相場や買取実績は明示していなかったが、同社の別シリーズのワインを高額で買取していたので、DRC モンラッシェ2005年の買取価格も期待してよいだろう。
査定方法はLINE/写メ査定、FAX査定、電話査定、オンライン査定の4つ。買取方法は店頭買取、宅配買取、出張買取の3種類だ。宅配買取については無料の宅配キットにて、送料無料でおこなうことができる。
パスワーク
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
パスワークはお酒の買取専門店だ。経験豊富な査定士による、高額買取が期待できる。DRC モンラッシェ2005年については、買取価格こそ記載されていなかったが、買取実績がある。HPにはDRC モンラッシェ2005年単独のコラムページも用意されているため、その価値をしっかりと見定めてくれると思われる。
査定方法はLINE査定、写メ査定、電話査定、オンライン査定、FAX査定の5種類。買取方法は店頭買取、出張買取、宅配買取の3種類だ。宅配買取では専用の宅配キットがあり、着払いで送ることができる。
フードマインド・ジャパン
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
フードマインド・ジャパンは高級ワイン買取専門店だ。ワイン輸入元が運営している企業で、ソムリエ協会の資格保有者が多数在中している。ロマネ・コンティの買取実績も多数ある。
査定方法はLINE査定、電話査定、オンライン査定、FAX査定の4種類。買取方法は店頭買取、出張買取、宅配買取の3種類だ。宅配買取では専用の宅配キットがあり、着払いで送ることができる。
買取方法は出張買取、店頭買取、宅配買取の3つ。宅配買取の場合は、無料の宅配キットを使えるほか、送料は同社負担となる。
オークションに出品する
どうしても査定の結果に納得がいかなかった場合オークションに出品という方法もある。出品する場合は、ヤフオクなどの大手のオークションがおすすめだ。オークションの場合、落札価格は時と運に左右されてしまうが、ヤフオクでDRC モンラッシェ2005年が670,000円で落札された例もあるので、タイミングがあえば相場よりも高い価格で売却できることもある。
まとめ
DRC モンラッシェ2005年は世界中の憧れの、非常に価値のあるワインである。きちんとした状態で売れば、高額で買取してもらえるだろう。ただ、最高級のワインゆえに、取り扱いには十分に注意しよう。せっかくのDRC モンラッシェ2005年なので、満足のいく価格で買取してもらいたいところだ。