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ICレコーダー・ボイスレコーダーの型番・品番の調べ方、命名規則解説

読了目安:12分
更新日:2023/03/23
公開日:2017/12/08
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会議や講義の記録用に、あるいは語学学習用にと、ICレコーダーボイスレコーダーと呼ばれる録音機器のニーズは根強いものがある。現在はスマートフォンがあれば機能としては十分に代用できるが、やはり大事な録音には専用機器を使ったほうが録音性能も高く、安心して長時間使用できる。

一方、仕事や語学学習が終わってしまえば、もうICレコーダーは必要なくなったというケースも多いと思われる。使わないのであれば価値があるうちに買取に出してしまったほうがお得なことは言うまでもない。

この記事では、ICレコーダーの買取査定を業者に依頼するときに欠かせない、製品の管理番号である「型番」(品番)の調べ方を解説するとともに、命名規則やモデル名との関係などについてまとめている。「型番」について知っておくと買取のときだけでなく、フリマに出品したり、中古品を探したりする際にも便利なので、参考にしていただけたら幸いだ。

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各メーカー別ICレコーダーの型番とその特徴

まず最初に、ICレコーダーを製造・販売している主なメーカーの現行モデル名と型番を確認しつつ、その特徴を見ていくことにしよう。モデル名と型番については、各メーカーの公式サイトに記載のものを参照した。なお、ここでいうICレコーダー、またはボイスレコーダーとは、フラッシュメモリなどのメモリーに音声などを録音する電子機器のことを意味している。英語で言うところの“digital voice recorder”のことである。

ソニーのICレコーダー

  • ICD-SX2000 / ICD-UX560F-S・B・ N・P / ICD-TX800-B・W/ ICD-TX650-B・T・S / ICD-PX470F / ICD-LX31 / PCM-D100 / PCM-M10

多様な機種があるソニーのICレコーダー。その型番がICで始まるところは非常にわかりやすい。末尾1文字のアルファベットはカラーバリエーションを示している。S=シルバー、B=ブラック、N=ゴールド、P=ピンク、T=セピアブラウン。

PCMで始まる製品はリニアPCM録音(デジタル圧縮を行わない録音方式)を目的としたレコーダーで、PCM-D100はハイレゾ録音も可能なプロ用の機器。いわゆるボイスレコーダーとしての用途で使うのならやはりICDから始まる機種になる

ただし、ICD-SX2000はその中でもハイレゾ録音も可能な高機能モデルだ。ICD-LX31以外のモデルは全てステレオ録音が可能なフラッシュメモリー搭載モデル。メモリー容量やボディ形状がそれぞれ異なり、用途に応じて使用できるが、性能や機能と型番との関連性はあまりないようだ。一方ICD-LX31はSDカードを使用するレコーダーで、テープレコーダー感覚で使用できるエントリーモデルだ。

パナソニックのICレコーダー

  • RR-XS470-K・W・ S / RR-XS360-S・A・P / RR-XP008-K・W・V・P / RR-US330-K / RR-QR220-W / RR-SR350

パナソニックのICレコーダーの型番は「RR」で始まるのが特徴。カラー名は、K=ブラック、W=ホワイト、S=シルバー、A=ブルー、P=ピンク、V=バイオレット。「X」の型番のある機種がリニアPCM録音も可能なモデル。USとQRがモノラルMP3SRがステレオMP3だ。各モデルの機能や性能と型番との関連性は見られない。「SR350」はカセットテープの形を模したエントリーモデル。

オリンパスのICレコーダー

  • DM-720 SLV・DM-720 BLK・DM-720 RED / VP-15 BLK・VP-15 WHT / DS-901 / V-863 BLK・V-863 GLD / V-862 SLV・V-862 WHT / V-843 BLK・ V-843 GLD / V-842 SLV・ V-842 BLU・V-842 LGR / VN-541PC / LS-100 / LS-P2 BLK・LS-P2 RED

カメラメーカーとして知られるオリンパスだが、こと小型レコーダーに関しては長い歴史を持つ。1960年代にマイクロカセットを開発した時代から小型の録音機器に関する技術が受け継がれており、この分野での海外でのシェア知名度は日本以上に高い。従ってその製品ラインナップも豊富にそろっている。

型番の末尾アルファベット3文字はカラーバリエーション。LGRはライムグリーンの略だ。ハイレゾ録音が可能なPCMレコーダーの「LS」2機種以外は、全て「Voice-Trek」(ボイストレック)というシリーズモデル名を持つ。それだけに、Vで始まる型番を持つものが多いが、それだけではないので、わかりにくさは残る。型番に性能や機能との関連性は見られない。

その他のメーカーのICレコーダー

  • ・TASCAM:DR-22WL / DR-44WL / DR-07MKⅡ/ DR-40 / DR-100MKⅢ / DR-10L
  • ・ZOOM:H6 / H5 / H4n Pro / H2n / H1
  • ・JVC:XA-LM30 / XA-LM10 / RD-R20
  • ・オーム電機:ICR-U114N / ICR-U124N / ICR-U128N

TASCAMZOOMはいずれもプロ用録音機器製造のメーカー(ブランド)で、記載の型番は全てリニアPCM録音用製品のもの。音楽演奏や自然音、映画や動画撮影時の音声を録音する際に使用することを想定している。JVCの3機種も音楽練習時の録音用として販売されているレコーダー。録音データはMP3等の圧縮データだが、音楽練習用に特化した機能を持つ。

一方オーム電機の製品はベーシックな機能のみの安価なモデル。この他Amazonなどの一部ネットショップ限定で購入できる海外ブランドがあるが、ここでは割愛した。

各メーカーのICレコーダーの型番の調べ方

日本国内で、いわゆる一般用のICレコーダーを販売している日本のメーカーは、ソニーパナソニックオリンパスの3つに限られると言っていいだろう。そしてメーカーごとの型番の特徴は、説明してきたとおりだ。では、各社の型番はどうやって調べればいいのだろうか。それぞれ説明していこう。

ソニー製ICレコーダーの型番の調べ方

ICレコーダーだから、ICから始まる型番を持つソニーのICレコーダー。一部の機種を除いて、その型番は機種本体に記載されている。ただし、ICD-SX2000のみ本体には何も記されていない

しかし、取扱説明書保証書には、必ず製品の型番が記載されているはずである。ボディに記載の型番はモデル名として記載されているのだが、文字が小さく見えにくい。なので型番を確認する際には、取説で確認するのがもっとも確実と思われる。それらがない場合には、ソニーの公式サイト(http://www.sony.jp/ic-recorder/)なら、生産終了モデルも含めてほとんどの機種の型番が記載されているので、参照するとよいだろう。

パナソニック製ICレコーダーの型番の調べ方

RRで始まる型番を持つパナソニックのICレコーダーの場合、その機種名=型番が機種本体に記載されているかどうかは、公式サイトの写真では確認できないために不明としておく。しかし、やはりパナソニックも取扱説明書保証書には、必ず製品の型番が記載されているので、それらを参照して型番を確認するほうがいいだろう。

そして、パナソニックの公式サイト(http://panasonic.jp/icrec/)にも、生産終了モデルも含めてほとんどの機種の型番が載っている。パナソニックのロゴさえ入っていれば、偽物でない限りメーカーサポートが受けられるので、サイトでもよくわからない場合には、電話やメールで問い合わせてみてほしい。

オリンパス製ICレコーダーの型番の調べ方

「Voice-Trek」のシリーズモデル名を持つオリンパスのICレコーダーの型番を調べる際には、本体に必ず機種名=型番が記載されているのでまずは本体で確認できる。そして、当然オリンパスの場合も取扱説明書保証書に製品の型番が記載されている。特に取説には表紙に大きく記載されているので、すぐにわかるはずである。

また、オリンパスのICレコーダーの公式サイト(https://olympus-imaging.jp/product/audio/index.html)には、やはり生産終了モデルも含めてそれぞれの型番が掲載されている。さらには取扱説明書もシリーズの型番ごとにまとめられてダウンロードできるようになっているため、型番の変遷もよくわかり、中古品を購入した際には一度は確認しておくことをおすすめする。

ICレコーダーを買取査定に出すときの注意点

型番は、製品購入の時だけでなく、業者に買取査定を依頼したりフリマサイトに出品する際に不可欠な要素と言える。間違いのないようしっかり確認しておきたいところだ。なお、当記事に記載の各型番は、2017年11月現在におけるメーカー各社の公式サイトに掲載のものを参照している。時期によってはすでに販売が終了している場合もあるので、ご了承いただきたい。そして最後に、ICレコーダーを買取査定に出す際の注意点を簡単にまとめておく。

製品はきれいな状態にしたうえで買取査定に出すこと

買取査定に出す際には、問題なく動くことを確認のうえで、可能な限り購入時に同梱されていた付属品取扱説明書、さらには外箱も含めて、購入時のような状態で業者に依頼するのが基本だ。商品の見栄えは査定価格にも関わってくる。きれいな状態にしたうえで買取査定に出そう。

出す前に買取相場のチェックをしよう

買取査定に出す前には、当サイト「ヒカカク!」などで買取相場を必ずチェックしたうえで、査定に出すことをおすすめする。製品ごとの買取相場についての情報を持っておかないと、業者の提示した価格が適正なのかどうかわからない。少しでも良い条件で査定をしてもらうためにも、製品ごとの買取情報を事前に確認してから依頼するようにしよう

なお、季節商品ではないので買取に出す時期はあまり問われないだろう。それでも、新学期が始まる3月から4月にかけてはニーズが発生しやすいと思われ、そうした時期の少し前に買取に出してみてはいかがだろうか。そして、買取相場を確認するときに、型番が必要になる。正しい相場を確認できるよう、英字や数字に間違いがないか確認のうえ、賢く活用していただきたい。

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高価買取してもらいやすいICレコーダーとは

ICレコーダーの主な用途としては、会議やミーティングときには普段の雑談を録音するボイスレコーダーとしてがメインだろう。最近では小型のものも増えてきており、相手の会話をこっそり録音して裁判などの証拠にしたり、探偵が捜査に用いたりするというケースも増えてきている。

年々進化しているICレコーダーの機能としては、こういった小型化が特に顕著で、ポケットにこっそりと忍ばせたりUSBメモリなどに偽装して相手に録音を気づかせないようにするものもある

高音質録音が可能な機種

その他に人気のあるICレコーダーの特徴としては、やはり高音質での録音だ。会議では様々な人間の会話が飛び交い、どの言葉が誰が発言しているか、性能の低いものだと判別がつきにくいことがあり、それではせっかく録音してもあまり意味がない。クリアな音質で音声を聞き分けらるような高音質のボイスレコーダー機能を持っているものは価格も高くそれに比例して買取価格も高くなっていく傾向にある

急速充電機能があるもの

また、急速充電ができるタイプも人気がある。1回の充電に何時間もかかるものではいざというときに使用できず、役に立たないこともある。しかし、急速充電機能があればすぐに利用できるようになるため緊急時も非常に心強いと言えるだろう。

これらの機能を持っているICレコーダーはユーザーからの人気も高いため、買取価格としても高めになっている。

メーカーで買取価格は変わるのか

ボイスレコーダー機能を持ったICレコーダーを生産しているメーカーとしては、ソニーやパナソニック、オリンパスなど日本国内の大手家電メーカー、その他にもUSBメモリやペンに擬態したものでは、海外のメーカーの製品もよく販売されている。

ソニーやパナソニックが人気

そういった商品の中で買取価格が高くつきやすいものは、やはりソニーやパナソニックといった大手家電メーカーの商品だ。日本の家電メーカーは世界でも性能に対する評価が高く、故障にも強いためにボイスレコーダーに関しても、その信頼性が評価されて高い市場価格が付いている

また、万が一故障した場合にもユーザーサポートで対応してもらえるし、交換も時間がかからない。その商品を使っているユーザーも国内に多いので、商品に関するレビューやレポートなどを見て参考にすることもできるだろう。そうやって自分でよく情報収集をしてから買えるのも安心できるポイントだと言える。また、マニュアルも当然日本語で、日本人にとって分かりやすく書かれており、操作性や耐久性にも配慮がなされている。

海外製品はどうなのか

一方で海外、中国などで生産されたものは価格面のみで見れば、国内の家電メーカーのICレコーダーよりもかなり安くなっている。しかし、耐久性にはかなりの差があるため故障のリスクも考慮する必要がある。また、マニュアルも日本語のものが無い、もしくはあってもおかしな日本語ということもあり得るため、なにか困ったときの対応に不安があるだろう。

何回も使うことを前提に考えれば日本のメーカーのものがオススメできるだろうし、買取での評価も日本のメーカーが上だと言える。

まとめ

今回は、ICレコーダー・ボイスレコーダーの型番・品番の調べ方、命名規則を中心に、買取してもらうときの注意点などについても確認してきた。基本的に型番についての情報は、本体取扱説明書保証書に記載されている。商品を購入した際には、本体を大切に扱うことはもちろんだが、取扱説明書や保証書といった付属品もしっかりと保管しておこう。これらの情報は買取査定に出したりフリマに出品する際には必要不可欠な情報となるので間違いのないように確認しておきたい

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会社名
株式会社ジラフ/ Jiraffe Inc.
設立
2014年10月29日
資本金
11.6億円(資本金・資本準備金含む)
株主
East Ventures、TLM、アドウェイズ、ドリームインキュベータ、アナグラム、ポケラボ創業者 佐々木俊介、アイ・マーキュリーキャピタル、GREE、アドベンチャー、メルカリ、hey代表取締役 佐藤裕介、Amazon Japan創業者 西野伸一郎、DGベンチャーズなど
E-mail
info@jiraffe.co.jp
代表者
代表取締役社長 麻生輝明
所在地
〒164-0001
東京都中野区中野5-52-15 中野ブロードウェイ218号
企業理念
2030年のスタンダードをつくる
事業内容
インターネットサービスの企画、開発、運営
従業員数
40名
古物商許可番号
東京都公安委員会 第303311606477号
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