粗大ごみを出すときは、事前に費用や申込手順・施設などについて知っておかなければならない。適当に出してしまうと再分別を促されたり、警告を受けたりすることもあるので注意が必要だ。
当コラムでは、川口市の粗大ごみ費用・申込手順を徹底解説していく。これを見れば川口市の粗大ごみの処理についてわかるはずだ。
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粗大ごみの品目と手数料
川口市で粗大ごみとして出せるのは、一辺が40cmを超える大きさのものだ。
収集を依頼する場合は、処分手数料相応の「川口市廃棄物(粗大ごみ)処理手数料納付券」が必要になるが、自己搬入の場合は直接施設の窓口で現金にて支払う。
品目や処分方法によって必要な処分手数料が異なる。以下は、粗大ごみとして出せる主な品目の処分手数料となるので確認しておこう。
品目 | 収集の場合 | 自己搬入の場合 |
---|---|---|
スノーボード | 納付券2枚(620円) | 310円 |
スキー板(2枚までを1個とする) | 納付券2枚(620円) | 310円 |
サーフボード | 納付券2枚(620円) | 310円 |
アコーディオンカーテン | 納付券4枚(1240円) | 930円 |
スプリングマットレス | 納付券6枚(1860円) | 1550円 |
電動式ベッド | 納付券6枚(1860円) | 1550円 |
折りたたみ式ベッド | 納付券6枚(1860円) | 1550円 |
上記以外の粗大ごみで収集を利用する場合は、手数料として納付券1枚(310円)が必要になる。また、自己搬入の場合は、100㎏以下であれば無料・100kgを超えた場合は10㎏あたり30円がかかる。
なお、アコーディオンカーテンが左右で1セットになっている場合は、粗大ごみ2点となり納付券8枚(2,480円)が必要になるので注意しよう。
申込先
川口市で粗大ごみを処分する場合、収集を依頼する方法と施設に自己搬入する方法がある。どちらの方法にするかは、ごみの大きさや施設へのアクセスなどを元に考えるのがいいだろう。
収集
収集を依頼する場合、電話かインターネットでの申し込みが必要だ。申込先を以下に記載する。ただし、インターネットでの申し込みは2021年3月現在、新型コロナウイルスの影響により一時停止されている。
- インターネット
- 川口市粗大ごみ収集受付
- 粗大ごみ受付専用ダイヤル
- 048-251-1111
- 電話受付時間
- 月~金曜日(土・日・祝日、年末年始を除く) 9時~17時
自己搬入
自己搬入の場合、搬入施設は戸塚環境センターと鳩ヶ谷市衛生センターのどちらかになる。事前申し込みの必要はなく施設の受付時間内に持ち込むといい。
各施設とも、受付時間は9時~11時30分と13時~16時となっている。土曜・日曜・祝日・年末年始は受付ていないので気をつけよう。
下記の表の施設名からもホームページが見れるので目を通しておいてほしい。
施設 | 住所 | 電話番号 |
---|---|---|
戸塚環境センター | 川口市大字藤兵衛新田290 | 048-295-0131 |
鳩ケ谷市衛生センター | 川口市八幡木3-18-11 | 048-281-5043 |
申込手順
川口市で粗大ごみを出す場合の申込手順は以下の通りだ。
収集
- 1.粗大ごみ受付専用ダイヤルに電話をし、住所・氏名・連絡先・収集する品目をオペレーターに伝える。
- 2.収集日・受付番号・納付手数料の金額を聞いて申し込みを完了する。
- 2.電話で聞いた納付手数料分の納付券を購入する。
- 3.購入した納付券に、収集日・受付番号・排出者氏名を記入し、粗大ごみ1点ごとに必要枚数分の納付券を見やすく貼り付ける。
- 4.収集日当日の朝8時30日までに指定場所に出す。その際、立ち会う必要はない。
納付券は川口市内のコンビニ・収集業務課・戸塚環境センター・鳩ヶ谷衛生センターなどで購入可能である。このほかにも、市の公式ページにごみ処理券(納付券)取扱所が記載されているので確認してほしい。
粗大ごみは申し込みから通常3日後(土・日・祝日・年末年始を除く)に収集される。また、1度に申し込めるのは15個までとなっているが、品目によって異なる場合もあるので確認しよう。
自己搬入
- 1.自家用車に処分したい粗大ごみを積み、受付時間内に施設に行く。
- 2.受付で本人確認の身分証明証を提示し、ごみの内容と発生場所を伝える。
- 3.処分手数料がかかる場合は、この際に現金で支払う。
- 4.誘導または係員の方の指示に従い、粗大ごみを処理施設へ搬入し処分が完了する。
処分するごみは分別した状態で、申込者本人が自家用車で持ち込まなければならない。自家用車以外での持ち込みや、申込者本人以外の代理人が行った場合は受付てもらえない。また、搬入の際には黒色ボールペンの持参と、2021年3月時点ではコロナウイルスの影響によりマスクの着用が必要なので覚えておこう。
川口市で収集できないもの
川口市で収集できないものは、以下の通りである。
- ・有害性のあるもの、著しく悪臭を発するもの
- ・自動車、自動車部品、タイヤ、オートバイ、オートバイ部品
- ・産業廃棄物
- ・感染性医療廃棄物
- ・耐火金庫、土砂、ブロック、ピアノ、漬物石、エンジン式農機具などの処理困難物
- ・建具、古材
- ・テレビ、冷蔵庫、エアコン、衣類乾燥機
- ・パソコン
- ・主に事業用に使われているもの(コピー機、プリンター、事務机、いす、製図機など)
このようなものは川口市では収集できないので、業者に買取を依頼するか引取りしてもらおう。買取サービスについては、以下のコラムを参考にしてほしい。
粗大ごみ以外の一般ごみについて
川口市で一般ごみ・われものを出す場合、指定のごみ袋はなく、透明もしくは白色半透明の袋を使用する。ただし、われものは紙に包むなどして袋に入れて「われもの」と記載した紙を袋に貼り、他のごみとは分けて出さなければいけない。また、蛍光管などの有害ごみは、透明の袋に入れて「有害ごみ」と記載した紙を袋に貼る必要がある。
そこで川口市在住の方に便利なのが、住んでいる地区に合わせて収集日を知らせてくれる「家庭ごみ収集日情報メール配信サービス」や、ごみの分別方法や出し方、ごみ収集カレンダーが見れる「川口市ごみの分別ガイド(スマホ版Webアプリ)」である。スマホやタブレットを持っている方には、ぜひとも利用してもらいたい。
なお、分別ガイドはアプリを入れていなくても川口市のホームページからも閲覧可能なので、使い勝手のいい方法を活用してほしい。ちなみに、川口市では分別するごみの種類が多いため、ごみの分別については比較的厳しいといえる。
まとめ
当コラムでは、川口市の粗大ごみ費用・申込手順を徹底解説してきた。
川口市で粗大ごみを出す際には、市に収集を依頼する方法と処理施設へ自己搬入するという方法がある。収集を依頼する場合には、インターネットで申し込みをするか電話で依頼をする必要があり所定の手数料が必要だ。
川口市で粗大ごみを出す場合には、ここでの情報を活用しルールを守ったうえで出すようにしよう。また、以下のコラムもご覧いただき役立ててほしい。
参照サイト:川口市