粗大ごみを処分する際は、各自治体で定められた方法で出さなければならない。ただ、粗大ごみは地域によって対象の品目が異なるだけでなく、処分にかかる費用も異なる場合がある。初めて出す場合は分からないことが多く、困ることもあるだろう。
そこで、本コラムでは東久留米市で粗大ごみを出すのにかかる費用と申込手順を徹底解説していく。あらかじめ知っておけば実際に出す際に役立つので、東久留米市に住んでいる方にはぜひとも読んでいただきたい。
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収集できる粗大ごみと費用
東久留米市で収集できる粗大ごみは、一辺の長さが30cm以上のものを目安としているが、どのようなものでも収集できるわけではない。参考例として、東久留米市で収集できるものとその費用を以下に記載する。
| 品目 | 粗大ごみ手数料 |
|---|---|
| ミシン（卓上式のもの） | 500円 |
| 電子レンジ | 500円 |
| 扇風機 | 200円 |
| スーツケース | 200円 |
| カラーボックス | 200円 |
| ベッドマット（スプリング入りは除く） | 500円 |
| 自転車（電動アシスト付きは除く） | 500円 |
| ランニングマシーン | 1500円 |
| 空気清浄機 | 200円 |
| テレビ台 | 200円～2000円 |
粗大ごみを処分する際には費用がかかり、持ち込みと収集では料金が異なる。持ち込んで処分する場合の費用は10kgにつき380円。収集を依頼する場合の費用は品目によって料金が異なるため、詳しくは市の公式サイトから確認しよう。
申込先
東久留米市で粗大ごみを出す方法は2種類あり、1つは自分で搬入先へ直接持ち込む方法。もう1つは、収集を依頼する方法がある。直接持ち込む場合は申し込みが不要だが、収集を依頼する場合、まずは下記にある申込先への申し込みが必要だ。
なお、収集の申込方法は電話とFAXの2通りあり、FAXの場合は市の公式サイトに専用の申込書がある。PDF版を印刷して記入したものをFAXするか、EXCEL版にパソコンで入力したものを印刷してFAXをするか、どちらかでおこなう。
- 電話番号
- 042-473-2118
- FAX番号
- 042-477-6755
- 受付時間
- 平日：8時30分～17時15分
申込手順
東久留米市で粗大ごみを直接持ち込む方法と収集を依頼する方法、それぞれの申込手順は異なる。ここでは、それぞれの申込手順について簡潔に紹介していく。
直接持ち込む場合
直接持ち込む場合の申込手順は、そもそも申し込みが不要なので搬入できる時間に粗大ごみを搬入するだけだ。搬入先は下記の通りである。
- 搬入先
- 柳泉園組合
- 住所
- 〒203-0043 東京都東久留米市下里4-3-10
- 搬入できる時間
- 月曜日～金曜日（祝日を含む）8時30分～11時30分 13時～16時30分
収集を依頼する場合
- 1.電話かFAXで申込先に申し込む。
- 2.東久留米市の粗大ごみ処理券を取り扱い店舗で購入する。
- 3.購入した粗大ごみ処理券に氏名・収集日を記入し、対象物に見やすいように貼る。
- 4.収集日当日の8時30分までに指定された場所に出しておけば、収集してもらえる。
- なお、当日の立ち会いは不要だが、収集されるまでは自身で管理しなければならない。
東久留米市で収集できないもの
東久留米市では粗大ごみの基準を一辺の長さが30cm以上のものとしているため、30cm未満のものは基本的に粗大ごみには該当しない。
また、基準に該当していても中には収集できないものもある。下記にあるのは東久留米市で収集できない粗大ごみの参考例だ。
- ・オイルヒーター
- ・建築廃材
- ・自動車部品
- ・耐火金庫
- ・ボウリングのボール
- ・スプリング入りマットレス
- ・コンデンサー
- ・バッテリー
- ・発火物（ガソリンや火薬など）
- ・医療廃棄物（注射器や注射針など）
上記のほかにも、テレビ・エアコン・冷蔵庫（冷蔵庫）・洗濯機（乾燥機）などの家電リサイクル法に指定されている製品は収集できない。家電リサイクル法に指定されている製品を処分する場合は、下記にあるコラムを参考にしてもらいたい。
粗大ごみ以外のごみ出しに関して
ごみの出し方は自治体によって異なるが、東久留米市で燃やせるごみや燃やせないごみ、容器包装プラスチックごみを出す際は、指定されている収集袋に入れて出さなければならない。指定収集袋の金額は種類によって異なり、詳しくは下記にある表の通りになっている。
| 容量（10枚入り） | 燃やせるごみ | 燃やせないごみ | 容器包装プラスチックごみ |
|---|---|---|---|
| 5L | 100円 | - | - |
| 10L | 200円 | 200円 | 100円 |
| 20L | 400円 | 400円 | 200円 |
| 40L | 800円 | - | 400円 |
ごみの収集日は東久留米市内の中でも地区によって異なり、収集日を確認する際はごみ出しカレンダーを活用するのがおすすめだ。
ごみの分別が厳しいかどうかは地域によって変動する。東久留米市の場合、分別項目は13種類に分かれているが、周辺地域もそれほど変動はないので厳しくないといえるだろう。
市の公式サイトには、ごみ分別辞典やごみの出し方についても詳しく記載されているので、ぜひ活用してほしい。
まとめ
東久留米市で粗大ごみを出すのにかかる費用と申込手順を徹底解説した。東久留米市で粗大ごみを出す方法は、自身で持ち込む方法と収集を依頼する方法があり、収集を依頼する場合は申し込みが必要だ。
粗大ごみを処分するのには費用がかかり、持ち込む場合と収集を依頼する場合で金額は異なる。粗大ごみの処分方法はごみとして出す以外にもあるので、下記にあるコラムを参考にしてみるとよいだろう。
【参考リスト】
