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iPhone SEの型番一覧・調べ方・命名規則まとめ

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更新日:2023/09/15
公開日:2017/10/24
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スマートフォン全盛の現在、スマートフォンの1番人気といえば、2008年にiPhone 3Gが日本市場に登場以来不動のトップを維持しているiPhoneだろう

日本のスマートフォン市場に占めるiPhoneの割合は、年々伸びている。その勢いは、2012年以前はiPhoneとAndroidのシェアはほぼ変わらなかったが、2013年にはスマートフォンにおける機種変更・新規契約のうちiPhoneが49.2%を占めトップになった。2017年スマートフォンの全世界のシェアは、iPhoneが20.31%に対し、Androidが72.74%とAndroidが圧勝という結果。これに対して日本に限定してシェア比率を比べてみると、iPhoneが66.56%に対しAndroidは32.57%とほぼ真逆の結果となっている。この割合は、アップル社があるアメリカのiPhoneの割合すら超えて世界主要国内でも1位であり、日本でどれだけiPhoneが人気あるか、がよくわかるといえる。また、2016年4月から9月にかけて、スマートフォンを購入した人の64.8%がiPhoneを購入しているという結果も出ており、日本人のスマートフォン利用者のうち、7割近くがiPhoneを占めているということは間違い無いだろう。

ではなぜこんなにも日本でiPhoneが人気なのだろうか。その理由の一つとして、世界では“高級機”とされているiPhoneが、日本では“一般機”であることが大きいだろう。世界ではiPhoneは高級端末であり、簡単に購入することはできないが、日本はキャリアの販売推奨施作により、契約時のキャッシュバックキャンペーンや分割払いといったサービスによって非常に買いやすい端末となったのだ。これにより日本人の大多数がiPhoneを利用するに至ったのだろう。

そのiPhoneは、日本やアメリカのみならず、アジア、ヨーロッパなど世界中で発売されているのであるが、ネットワークに接続するための電波の種類周波数は、国や地域により異なっている場合がほとんどである

そのため、それぞれの国や地域の電波事情に対応するため、同じiPhoneでも複数のバージョンが存在することがある。そして、バージョンは、型番で区別されていることが多い。

つまり、iPhoneがどの地域に対応しているバージョンかは、型番を見ればわかるため、iPhoneの型番の種類や型番の確認方法を把握しておくのがいいかもしれない。

そこで、今回は、iPhone SEの型番と型番の種類について記載する。

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iPhone SEとは

iPhone SEは、2016年に発売されたアップル社が開発、販売するスマートフォンiPhoneのシリーズ機である。初代iPhoneを第1世代として、iPhone SEは数えて9世代目となるので、第9世代と呼ばれる。第9世代としては、他に、iPhone 6s/iPhone 6s Plusがある。見た目はほぼiPhone 5sと小柄、しかし中身は当時最新の6s相当として話題になった。

iPhone 5s/5c以来の4インチ型iPhone

iPhone SEは、iPhone 5sと同じ4インチRetina液晶(1136×640ピクセル、326ppi)を搭載し、本体サイズも同じ123.8×58.6×7.6mmで、重量は1グラム重くなった113グラムとなっている。iPhone SE以前の最後の4インチ型は2013年秋発売のiPhone 5s/5cであったため、約2年半ぶりに片手でも操作しやすいサイズのiPhoneが登場すると話題になった。デザインもiPhoneSEとiPhone 5Sの相違点を見つけるのが難しいくらいに似た見た目に仕上がっている。しいて言えば、エッジの面取りがマット加工になっている点と背面のアップルロゴがアルミニウム製からステンレススチール製に変更されている点くらいである。

iPhone SEは、発売当時「4インチというサイズに強い魅力を感じるが、スペックは高いに越したことはない」と思っていたユーザーにとって「ちょうどいい」製品であった。小さめのiPhoneにニーズがあった理由として、片手で操作できるという点が挙げられる。

例えば、発売当時、iPhone 6シリーズ(6/6s/6Plus/6s Plus)を使用しているユーザーの中でも、これまでと本体サイズが変わったことによる、両手持ちしないと操作がしづらい点や、200グラム近い重さの問題など、なんだかしっくりこない、と思っていたユーザーも多く見られた。また、iPhone 5s以前のiPhoneシリーズを使っていたユーザーにとっても、iPhone 5s/5/4sのサイズが気に入っていたが、さすがに何年も使っているしそろそろ買い換えたい、と思っていた人も多く、そんなユーザーにとってまさにiPhone SEは「待っていた商品」だったのだ。

iPhoneSEのカラーバリエーションは、シルバー・ゴールド・スペースグレイ・ローズゴールドの4色展開となっている。

内部仕様のiPhone 6sとの違い

前述で、中身はほぼiPhone 6sと記載したが、3点だけ異なっているところがある

1点目は、3D Touchに対応していない点だ。

この機能は、従来のタップ・スワイプ・ピンチといった操作に加えて、画面を軽く押し込む「Peek」と、さらに強く押し込む「Pop」というアクションを可能にしたものである。この「Peek」と「Pop」を使うことで、様々なコンテンツを実際に開くことなくプレビューすることができ、さらに操作することができる

2点目は、Touch IDがiPhone 6までに使われていた1世代前のものであるという点。

指紋認証で画面ロックを解除できるTouch IDだが、iPhone SEに搭載されているのは「第1世代Touch ID」のため、認証の精度や速度が「第2世代Touch ID」と比べて劣るものとなる。

3点目は、iPhone 6sから対応していた「4G LTE-Advanced3」という通信方式に対応していないことである。

バッテリーの持ちが性能アップ

見た目や大きさはiPhone 5sと全く変わらないのに反して、バッテリー性能に関して、iPhoneSEはiPhone 6sより高い能力を持っている。 iPhone SEは、iPhone 5sよりバッテリー容量が少しだけ増量したことに加えて、省電力な「A9」プロセッサを搭載することにより、iPhone 6sよりも長いバッテリー駆動時間の実現を可能にした。これは歴代iPhoneシリーズの中でもトップクラスの性能となっている。

iPhone SEは、日本では、NTTドコモ、au、ソフトバンクの大手キャリアの他、Y!mobile、UQ mobileからも発売された。2016年発売開始時には、容量は16GBもしくは64GBでの展開であったが、2017年3月より新容量版として、32GB/128GBの2つのモデルで展開されている。

iPhone SEの型番について

iPhone SEの型番は、「A1662」「A1723」「A1724」の3種類がある。A1662はアメリカ版、A1723は中国版となっており、日本で展開されている型番は「A1723」となる。実はアメリカと中国が世界的にはガラパゴスな状態であり、日本はその他の国々という括りに入っている。

これら3つのモデルの違いで最も重要なのは、LTE周波数帯への対応の違いである。 どのモデルも3Gや4Gで通信できる点は変わりないが、より多くの周波数に対応していることで「通信速度が速い」「サクサク動く」といった違いが感じられる。それ以外のハードウェア性能はどれも違いはない。また、どのモデルであっても、修理交換や電話サポートといった保証も日本で受けることができる。

日本では、W-CDMAを使用するNTTドコモ・ソフトバンクと、CDMA2000を使用するauの2つの勢力があるが、「A1723」は、NTTドコモ、ソフトバンク、そしてauと電波の仕様が異なるキャリアを1台で対応しており、使用できる電波の種類や周波数が多い端末といえる。

また、iPhone SEは、SIMロック解除が可能であるため、SIMロック解除をすることで、海外で、現地のSIMカードを挿入して現地のネットワークに接続することができる。こういった利用方法をする際、そのとき使用できる電波の種類や周波数が多い「A1723」は、様々な地域で快適に利用するできる可能性が高いかもしれない

ただ、同じ型番である「A1723」が、ヨーロッパ、オーストラリア、日本と中国を除くアジアでも展開されているが、実は、ヨーロッパやオーストラリア、日本と中国を除くアジアで展開されている「A1723」は、GSM版で、CDMAが使用できないタイプとなり、同じ型番でも日本で流通しているものと仕様が異なっている

そのため、ヨーロッパ、オーストラリア、日本と中国を除くアジアで展開されている「A1723」を日本に持ち込んで、auのネットワークに接続しようとしても接続できない可能性もあるので、海外から「A1723」を持ち込んだ時は、利用するキャリアに注意したほうがいいかもしれない

その他の型番が展開されている地域は、「A1662」はアメリカの一部キャリア、「A1723」は日本のほかアメリカの一部キャリア、同じ「A1723」でGSM版はヨーロッパ・オーストラリア・日本と中国を除くアジア、「A1724」は中国、となっている。

海外版を選ぶメリットとデメリット

では、海外版の型番を選ぶメリットはあるのだろうか。

まず1点目は、シャッター音を無音にできること。国内版のものは消せないシャッター音。しかし海外版の物であれば、カメラ音や、スクリーンショットの音が無音化することができる

2点目は、海外版の方がいくらか安価で手に入る場合があること。中古で探す場合、人気の国内版端末より安価になっている場合もあり、現地で購入する機会があれば、新品も日本のApple Storeで購入するよりも安価で手に入れることができる。しかし、バイヤーなどを通した場合には税金や送料など、結局割高になってしまうため、シャッター音のメリットのためだけに購入するというのはあまりオススメできないだろう。

デメリットとしては、前述したように、モデル番号によっては周波数や通信方式が異なるため、日本で使えない場合があること。もう1点が、技適マークだ。技適マークとは、携帯電話が技術基準に満たしていることを保証するものであり、この技適マークがない端末は、キャリアで契約したSIMを利用することができない。さらにMVNOの格安SIMであっても技適マークのない端末で利用した場合は違法になってしまう。技適マークの有無については、設定>端末情報より、画面上で確認ができるようになっている。一方、国内版の物であればこういった心配はない。

海外版を購入する場合には、少なくともこの2点、モデルの型が日本の周波数に対応しているかどうか、技適マークがついているかどうか、必ず確認してからにした方が良いだろう。

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iPhone SEの型番の確認方法について

iPhone SEの型番の確認方法についてだが、iPhone SEの型番は、本体裏側に刻印してある。そのため、蓋を開けたり、筐体の外側を外したり、USBケーブルなどを接続してパソコンで確認したりする必要はなく、比較的簡単に確認することができるといえる。

iPhone SEの型番が刻印してある場所だが、本体裏側下部の「iPhone」と刻印してあるさらに下部に2行の小さい文字列が刻印してある場所があるが、その文字列の1行目の最後に「Model A〇〇〇〇」と刻印されていて、その「A〇〇〇〇」が、上記で示した型番となる。

また、その文字列の2行目の最後に「IMEI」という単語の後ろに15個の数列が刻印されているが、このIMEIは、国際移動体装置識別番号(端末識別番号)で、iPhoneに限らず端末1台ごとにユニークな番号が割り振られている

このIMEIを確認すれば、利用開始日やどこの国のどのキャリアで販売された端末かわかる場合があるので、「A1723」のように同じ型番でも違う仕様があるような場合は、IMEIを確認すれば仕向けなどが確認できる場合がある

さらに、このiPhone SEは、前述のようにiPhone5sと外見がほぼ同じであるが、本体裏側下部の「iPhone」と刻印されているさらに下部にiPhone SEは、「SE」と刻印されているので、iPhone SEとiPhone5sを外見で区別する手がかりとなるだろう

SIMロック解除するのもアリ

iPhone SEの型番と型番の確認方法などについて記載したが、iPhone SEは、前述のように使用できる電波の種類や周波数が多いので、SIMロック解除をすれば、日本以外のほとんどの地域で快適に使用できる可能性が高い。

SIMロック解除をするには、使用を開始してから一定期間経過後でないと受け付けないなど、実施するための条件はあるが、特に海外にiPhone SEを持って行くような場合は、SIMロック解除を実施したほうがいいだろう。

iPhone SEはキャリアでロック解除可能

iPhone SEの場合は、auとソフトバンクでは購入から180日経過していればSIMロックを解除することができ、NTTドコモでは過去にSIMロックを解除したことがある回線かどうかで、解除できるタイミングが異なる。過去にSIMロックを解除したことがない場合は購入から6ヶ月以上経過していれば解除することができる。

解除したことがある回線契約の場合は、直近のSIMロック解除から6ヶ月以上経っていればSIMロックを解除できる。SIMロックしてしまえば、最初からSIMフリーの状態で購入したiPhoneと変わらない状態になる。海外旅行をする場合などは、SIMロックを解除し、海外で安いプリペイドSIMを使ってエンジョイしてみてはどうだろうか。

お得なSIMフリーiPhoneを探してみる?

SIMロック解除するのではなく、新しくSIMフリー版のiPhoneを購入しようと思っているなら、スマホのマーケットを参考にしてみてほしい。

スマホのマーケットにはiPhone SEだけでなく、iPhone 7、iPhone 8、iPhone XといったiPhoneのSIMフリー版が出品されている。中古品だけでなく未使用の新品も多数販売されていて、価格別でも検索できるようになっている。この機会にぜひお気に入りのスマホを見つけてみてほしい。

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運営会社

会社名
株式会社ジラフ/ Jiraffe Inc.
設立
2014年10月29日
資本金
11.6億円(資本金・資本準備金含む)
株主
East Ventures、TLM、アドウェイズ、ドリームインキュベータ、アナグラム、ポケラボ創業者 佐々木俊介、アイ・マーキュリーキャピタル、GREE、アドベンチャー、メルカリ、hey代表取締役 佐藤裕介、Amazon Japan創業者 西野伸一郎、DGベンチャーズなど
E-mail
info@jiraffe.co.jp
代表者
代表取締役社長 麻生輝明
所在地
〒164-0001
東京都中野区中野5-52-15 中野ブロードウェイ218号
企業理念
2030年のスタンダードをつくる
事業内容
インターネットサービスの企画、開発、運営
従業員数
40名
古物商許可番号
東京都公安委員会 第303311606477号
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