年々グレードアップしていくスマートフォン。なかにはiPhoneからAndroidに乗り換えようと検討している人もいるだろう。
しかし、機種が変われば操作方法も内容も変わる。乗り換えてからiPhoneの方がよかったと後悔しないように、このコラムで双方のメリットとデメリットを紹介しよう。
(2024年1月24日更新)
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iPhoneからAndroidに乗り換えると後悔する?
長年同じ機種を使っていると、「新しい機種に乗り換えたい」と思う反面不安に感じることもあるだろう。iPhoneからAndroidに乗り換えるとどのような点が違ってくるのだろう。
OSが変わると仕様も大きくかわる
iPhoneとAndroidは、それぞれ搭載されているOSが違う。そもそもOSとは携帯電話を動作させるための基本的なシステムのことだが、このOSが異なることで端末の基本的な操作方法やできる内容も変わってくる。
Androidは「Android OS」、iPhoneは「iOS」というOSが採用されており、Android OSなら14、iOSなら17.2.1が最新のOSだ(2024年1月現在)。このOSの数値は、アップロードされるごとに上がっていく。
このOSの仕様によって基本的な使いやすさが決まるので、まずはそれぞれのOSの特徴を確認していこう。
iPhone端末のOS「iOS」
iPhone端末に搭載されているOS「iOS」は、iPhone以外の端末に使われることはない。説明書がなくとも直感的に操作できる安定感があり、少し操作すれば誰でも使いこなせてしまうシンプルさが魅力だ。
毎年1回大きなアップデートがあり、そのあと微々たる調整を繰り返しながら次の大きいアップデートに備えていく。頻繁に調整が行われるため、OS自体にバグが発生したとしてもすぐに対処できる安定感がある。
Android端末のOS「Android OS」
Android端末に搭載される「Android OS」は、Google社がLinuxを携帯端末用に改良して作ったOSだ。
Androidは自由度が高く、ホーム画面を好みの設定にできたりデフォルトのフォントを変更したりと、自分好みにカスタマイズできるのが特徴。iPhoneに比べてアプリの数も多く、柔軟性に長けたOSだ。
iPhoneの特徴
機種変更してから後悔しないために、まずは現在使用しているiPhoneのメリットを思いかえしてみよう
アップデート保証期間がわりと長い
iPhoneはアップデートの保証期間が長いのがメリットだ。開発元のAppleが明確に保証期間を公表しているわけではないのだが、これまでのアップデートを振り返ってみると、わりと長い傾向にある。Androidも年1回はアップロードされるが、iPhoneほど保証期間は長くない。保証期間が過ぎてしまうと、セキュリティ面で不安が出てくるほか、できない操作があったり使えないアプリがあったりするので、注意が必要だ。
安心なセキュリティ
Androidはアプリ数が多いのが魅力だが、AndroidがiPhoneに比べてアプリの審査が甘いという理由がある。中には不正アプリが混ざっていて、インストール中に個人情報を抜かれてしまうトラブルも発生している。
対して、iPhoneはAppleがおこなうアプリの審査が厳しく、1~3週間かけてその安全性をチェックされ、基準をクリアしたアプリのみ公開される。不正アプリをインストールする可能性も低く、暴力的な内容やアダルトな内容はまず排除されるため、子どもに持たせるのも安心だ。
手厚いサポート
iPhoneはアプリの管理や端末の不具合のサポートも手厚い。キャリアでiPhoneを契約すると契約から1年間はメーカーによる無料の保証期間が付いているが、その補償とは別に有料でAppleCareというiPhoneやiPadなどのApple製品が対象の補償を付けることが可能。
長期でデバイスを利用したいと考えるなら、保証期間以降にトラブルが起きてしまう可能性もあるため、加入しておくと安心だろう。
Androidは多数のメーカーが端末を製造しているため、その修理代金やサポート内容、修理にかかる期間もメーカーによってさまざまだ。しかし、iPhoneならどのキャリアから加入してもほぼ一律の値段でサポートを受けることができる。しかも当日中に修理や交換が可能な場合も多く安心だ。
Androidの特徴
ここまではiPhoneのメリットを説明してきたが、次にAndroidのメリットを紹介しよう。双方のメリット・デメリットをよく比較したうえで乗り換えを検討してほしい。
端末が安く買える
端末価格は機種の性能や使われている部品数などによるのでいちがいにはいえないが、iPhoneと比較するとAndroidの方が安価に設定されている場合が多い。Android端末は多くのメーカーが開発しているので、価格帯が幅広いのである。
月々の使用料を抑えるべく、機種変更とともに格安SIMも利用したいと考えるなら、Y!mobileがおすすめだ。Y!mobileサービスの初期登録を行えばLYPプレミアム(旧Yahooプレミアム)の特典が使い放題になる。Android端末にするなら、Y!mobileでさらに初期費用も抑えてみよう。
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
自分好みに無駄なく活用できる
iPhoneはシンプルでわかりやすい操作が魅力と紹介した。確かにその通りなのだが、悪く言えば柔軟性がないとも言える。デフォルトで使い続けるため、使う人によっては無駄が出てしまうのだ。
例えば、iPhoneは初めから入っている標準アプリがいくつかあるが、標準アプリは削除ができない。削除できない上に他のアプリと同様に容量は使ってしまうという無駄がある。
その点Androidなら、たくさんのアプリの中から必要なものをインストールすれば、使いやすく無駄のない仕様に変更できる。設定するまでは少々面倒だが、完了すれば快適になるだろう。
使用できるアプリの数が多い
Appleが公に発表した資料を参考にすると、2022年時点でiPhoneで利用できるアプリは178万3232個であった。対して、Androidで利用できるアプリは2018年時点で約320万個ともいわれていた。
iPhoneとAndroid両方で利用できるアプリはあるが、iPhoneで利用できてAndroidで利用できないアプリはほとんどない。デバイスのカスタマイズにアプリは必要不可欠なので、たくさんのアプリから選択できるのはありがたいことだ。ただし、先ほども触れたように、不正アプリをダウンロードしてトラブルに巻き込まれないように注意が必要だ。
iPhoneは高く売れる
iPhoneからAndroidへ乗り換える場合、不要になった端末を下取りに出そうと考える人もいるだろう。ここからはキャリアごとの下取り価格を紹介するので参考にしてほしい。
docomo
最初にdocomoの下取り価格からみていこう。
docomoのiPhone下取り価格(2024年1月24日時点)
機種 | 容量 | 良品価格 | 画面割れ品価格 | 機能不良品価格 |
---|---|---|---|---|
iPhone 14 Pro Max | 512GB | 92000円 | 27600円 | 27600円 |
iPhone 14 Plus | 256GB | 53000円 | 15900円 | 15600円 |
iPhone 13 Pro | 256GB | 59000円 | 17700円 | 17700円 |
iPhone 13 | 256GB | 40000円 | 12000円 | 12000円 |
iPhone 12 | 256GB | 36000円 | 10800円 | 10800円 |
docomoのiPhone下取り価格(2019年1月時点)
- iPhone
- 最大38000円
- Android
- 最大32000円
下記の価格は2019年1月時点のもので、画面割れなどがない端末の場合である。
- iPhone 7Plus
- 38000円
- iPhone7
- 29000円
- iPhone 6s Plus
- 20000円
- iPhone 6s
- 15000円
- iPhone 6 Plus
- 12000円
- iPhone SE
- 12000円
- iPhone 6
- 9000円
- iPhone 5s
- 3000円
- iPhone 5c
- 3000円
au
次に、auの下取り価格を紹介する。auはPontaポイントでの還元になるため、〇〇円相当の還元という表記になる。
auのiPhone下取り価格(2024年1月24日時点)
機種 | 容量 | 通常品価格 | 破損品価格 |
---|---|---|---|
iPhone 14 Pro Max | 512GB | 93500円相当 | 28050円相当 |
iPhone 14 Plus | 256GB | 64900円相当 | 19250円相当 |
iPhone 13 Pro | 256GB | 55000円相当 | 16500円相当 |
iPhone 13 | 256GB | 50600円相当 | 14850円相当 |
iPhone 12 | 256GB | 37400円相当 | 11000円相当 |
auのiPhone下取り価格(2019年1月時点)
- iPhone
- 最大40500円
- Android
- 最大10000円
下記は2019年1月時点の各端末における下取り価格である。
- iPhone 7Plus
- 40500円
- iPhone7
- 31320円
- iPhone 6s Plus
- 23760円
- iPhone 6s
- 17280円
- iPhone 6 Plus
- 15120円
- iPhone SE
- 15120円
- iPhone 6
- 11340円
- iPhone 5s
- 4320円
- iPhone 5c
- 4320円
SoftBank
最後に、Softbankの下取り価格を見ていこう。下記は、PayPayポイントを選んだ場合の下取り特典価格である。
SoftbankのiPhone下取り価格(2024年1月24日時点)
機種 | 良品価格 |
---|---|
iPhone 14 Pro Max | 100200円相当 |
iPhone 14 Pro | 69600円相当 |
iPhone 14 | 55200円相当 |
SoftbankのiPhone下取り価格(2019年1月時点)
- iPhone
- 最大36000円
- Android
- 最大4800円
下記は2019年1月時点の各端末における下取り価格である。
- iPhone 7Plus
- 36000円
- iPhone7
- 26400円
- iPhone 6s Plus
- 19200円
- iPhone 6s
- 12480円
- iPhone 6 Plus
- 12480円
- iPhone SE
- 9600円
- iPhone 6
- 6600円
- iPhone 5s
- 4320円
- iPhone 5c
- 4320円
iPhoneをさらに高く売るには
iPhoneをなるべく高く売りたいなら、買取業者に査定を依頼してみよう。iPhoneの買取価格は業者によって差があるので、最低でも3社以上の見積もりを比較することをおすすめする。
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使わない端末を有効利用しよう
今回の記事では「iPhoneからAndroidに乗り換えると後悔するのか」というテーマを掘り下げてみた。紹介したように、それぞれメリット・デメリットがあるので、優先事項によって意見は異なるだろう。
もし、iPhoneからAndroidに乗り換えるなら、今まで使っていたiPhoneを有効活用しよう。使わなくなったのなら、買い取ってもらうことをおすすめする。業者比較をする場合は、ヒカカク!を活用してよりよい条件を提示してくれる買取業者を見つけよう。