iPhoneの買取を検討している方に忠告する。最高価格で売りたいと考えるなら、絶対に最新のiOSにバージョンアップしないでいただきたい。買取金額が大きく下がってしまう可能性があるからだ。ではなぜバージョンアップしてはならないのか。また、高く売るにはどうしたらいいのだろうか。
iPhone updating / Håkan Dahlström
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iOSとはなんなのか
iOSというのは、iPhoneなどに搭載された基本ソフトウェアのことで、コンピューター内の基本的な管理や制御を行なっているオペレーティングシステム（OS）を意味する。
他社のスマホやタブレットに多く使われているのはGoogle製のOSだが、Apple製のハードウェアには原則的にこの「iOS」が採用されている。このソフトウェアが動作することで、電話やメール、インターネットなどの操作ができるのだ。 そしてiOSが動作している機器は「iOS端末」と呼ばれ、iPhoneやiPad、iPod他のApple製の端末に対して用いられている。
iOSのバージョンアップとは
iOS端末は、その時期の最新バージョンのiOSを基本バージョンとして販売している。 そして毎年1回ごとにiOSの大幅なメジャーアップデートを行い、最新バージョンへの移行を促しているのだ。アップデートとはソフトウェアやデータなどを、より新しいものに更新すること。
また、メジャーアップデートの他にも年に数回、0.1単位のアップデートが行われており、頻繁にバージョンアップの調整を行っている。なぜこのように頻繁に行うのかというと、メジャーアップデート以降は不具合やバグが起きやすく、その修正のために細かなバージョンアップで正しい内容に調整している次第だ。
アップデートしないとどうなってしまうのか
はっきり言って頻繁なアップデートとは面倒だ。しかし、すぐにまた次の更新情報が来るだろうと、アップデートをせずに更新を先延ばしにし続けるとどうなってしまうのだろうか。
最新iOSの更新を怠ってしまうと、以下のような不具合や注意点が出てくる。
- ・内部データの破損
- ・アプリや新機能が使えなくなる
- ・反応が鈍くなり、スムーズな操作ができなくなる
- ・個人情報流出の可能性が高くなる
一見関係なさそうな個人情報も、アップデートを怠るとセキュリティ面にも欠陥が出てしまうために、無関係とは言えなくなる。スパムと呼ばれるコンピュータウイルスやハッキングに、旧型のiOSでは対処できないために個人情報が流出してしまう可能性があるのだ。
高価買取を目指すならiOSを上げてはいけない
iOSをアップデートしないと、こんなにもデメリットがあるのに、なぜ冒頭で「iOSを上げてはいけない」と忠告しているのだろうか。
実は「iOSを上げてはいけない」のは、高価買取をしたいと考える場合のみだ。今後も使用し続ける自分自身のiPhoneであれば、アップデートして全く問題はない。 だが、売却を検討しているならアップデートをしないでほしいのだ。
なぜiOSを上げてはいけないのか
では、なぜiOSを上げてはいけないのだろうか。
先ほど話題にもあがったが、メジャーアップデート以降は不具合やバグが起きやすいことが理由。購入時の安定感のあるバージョンに比べ、最新バージョンのiOSは不具合が起きる可能性が高くなる。そのため、なるべく購入当初のままで買い取りたいと考える買取業者が多いのだ。
最新のiOSにアップデートしてしまうと、買取業者によっては2,000〜5,000円ほどの減額をすることもある。売却を検討するなら絶対にiOSのアップデートは控えよう。
最新iOSにしてしまったら
ここまで読んでくれた方の中にはすでに最新のiOSになっていて、もう遅いよ・・・と考えている方もいるだろう。だが、全ての買取業者が減額しているわけではないので安心していただきたい。そのような業者は限られてはいるが、ゼロではない。そのため、最新のiOSでも減額したくないと考える方は買取業者に事前に確認して、減額しない業者と取引を進めよう。
うっかりアップデートに注意
いくら最新のiOSへアップデートしないように心がけても、うっかりバージョンアップしてしまうことがある。一度アップデートしてしまうと、もう旧型のiOSには戻れないため、このうっかり操作は特に気をつけていただきたいのだ。
どんな時にうっかり更新してしまうのか
意図しないアップデートに気をつけていただきたいのは、「初期化」を行う時である。
iPhoneの売却を検討している方ならご存知かもしれないが、iPhoneの買取を依頼する際には自分自身で「初期化」を行う必要がある。そして、iPhoneの初期化には "iTunesに接続して初期化" する方法と、"iPhone単体で初期化" する2つの方法があるが、前者は絶対に行わないよう注意してほしいのだ。
実は、iTunesにつなげて初期化する場合には、自動的にiOSが最新バージョンになってしまうという落とし穴がある。 そのため、初期化する際には必ずiPhone単体で行うように気をつけよう。
iPhoneを高く売りたいなら口コミをチェック
iPhoneをなるべく高く売りたいと考えるなら、闇雲に買取業者を決めるよりも口コミを参考にした方が効率がいい。当コラムを掲載しているヒカカク！は様々な買取業者の利用者による口コミも掲載している。口コミなので、もちろんいい情報のみではなく、厳しい意見も投稿されている。そのために正しい選択ができることもあるのだ。
最良の買取業者に売りたいと考えるなら、ぜひ参考にしていただきたい。
口コミ人気ランキング上位の買取業者
では、ヒカカク！にて評価されている買取業者の中でも特に人気の高い3社を紹介しよう。
モバイルモバイル
モバイルモバイルは、高価買取に加え、接客対応の良さで評価が高い買取業者だ。中古のiPhoneであっても、他店より高く買い取れる自信があるとのこと。また、モバイルモバイルが安心なのは、割賦金の残金が残っているiPhoneでも買取が可能な点。他店と比べて最終的に同社を選んだという口コミも多く、一度は相談してみる価値がありそうだ。
ホームページにて買取前の操作手順なども紹介されているので、買取前に参考にしてみてはいかがだろうか。
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
携帯市場
とにかく迅速な対応と、最適な価格提示で評価の高い携帯市場。年間で150,000台以上の携帯の買取を行っており、iPhone以外の機種やガラケーなども買取可能。読売新聞やZIP!など、媒体を問わずそうそうたるメディアから注目されている。
携帯市場の特徴は何と言っても、「シングルプライス買取」を採用していること。査定は郵送にて行われるが、事前申し込みの時点でiPhoneの買取価格が決定。対象の端末は「定額」での買取となり、本査定後も提示価格から減額されることがないのだ。買取はWEBにて簡単に手続きできるので、ぜひ気軽に利用していただきたい。
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
カウモバイル
カウモバイルは、iPhone以外に家電やゲーム機などの買取も行っている。そのため、口コミはiPhone以外の内容もあるが、総じて満足のいく価格だったという内容が多かった。
同社は他店で断られてしまったようなジャンク品でも買取可能なのがポイント。画面割れやボタン不良、本体の曲がりなどの大きな欠陥も対応できる可能性があるため、状態に不安があるなら諦める前にぜひカウモバイルへ相談していただきたい。また、買取金額や減額の詳しい内容がホームページに掲載されているので、査定前にチェックしておこう。
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
高価買取を狙うなら「スママ」
買取相場よりもさらに高く売りたいと考えるなら、「スママ」もオススメ。 「スママ」はスマートフォン専用のフリマサイトだ。フリマサイトと言えば、出品金額を自分自身で設定できるのが特徴。内容によっては買取相場よりも高値で買取が成立することもあるのだ。
セキュリティ面も安心
フリマサイトと言えば、基本的に出品者と購入者の個人間で取引をするもの。そのため、住所や個人情報の開示、入金トラブルなどの問題が生じることもあった。そのようななかで、個人情報のかたまりであるiPhoneの売買をするとなれば不安も大きい。
そこで「スママ」は双方の間に株式会社ジラフが介入することで安全に取引ができるようサポート。出品者が直接購入者に発送するのではなく、株式会社ジラフに送った端末を購入者に発送するため、出品者の個人情報が相手に知られることがないのだ。
データ削除オプションも
サポートは、双方の間に介入するのみでなく、「データ削除」や「除菌クリーニング」「動作確認」といったオプションも受けられる。もちろん自分自身で事前に行う初期化やサインアウトなどは必須だが、万が一のためにこのようなオプションをつけておけば、さらに安心は増すだろう。また、購入する際にも粗悪品を買う心配がないため、余計な心配をしなくて済むのだ。
まとめ
今回は、iPhoneを一番高く買取して貰うならiOSを上げてはいけないかどうか、という疑問点についてまとめた。紹介したように、iOSを上げると減額となる可能性が高くなってしまうため、うっかりアップデートだけは本当に気をつけていただきたい。
また、iPhoneは最新機種に近いほど高価買取される傾向にあるので、不要だと感じたら早めに手放してしまうことをオススメする。そして、買取業者を検討する際はぜひ当サイトヒカカク！に掲載されている口コミを参考にしていただきたい。
