買取ボーナスキャンペーン

iPhoneを売る時にSIMカードを抜く方法

読了目安:12分
更新日:2023/12/27
公開日:2018/06/26
0のお客様が役に立ったと考えています

非常に多くの準備項目のあるiPhoneの売却時、意外と重要視されるのがSIMカードの抜き出しだ。MVNO(格安SIM)の普及によりユーザー自らSIMカードの脱着を行うシーンが増えた近頃では、SIMカードを抜く場合の流れや注意点について多くの情報がネット上に流れている。

また、SIMカードの抜き出しが意外と幅広いシーンで行われていることを考えると、自分のiPhoneのどこにカードが入っているのかなどのポイントを知っておくのが良い。

今回は、ネット上で公開されているトラブルシューティングなどとあわせて、iPhoneを売る時に確実にSIMカードを抜く方法を皆さんと一緒に確認していきたい。

(2023年12月25日更新)


Taking out the iPhone 4 SIM card / sillygwailo

SIMカードとは?

SIMカードとは、Wi-Fiネットワークのない場所で、iPhoneなどのスマートフォンや携帯電話、タブレット端末を使ってネット通信や通話をするために欠かせないカードの総称だ。標準SIM・microSIM・nanoSIMと3種類あるSIMカードには、金色のICチップが入っているという共通の特徴がある。

通信・通話できるiPhoneに入っている

SIMカードを抜くように指示する買取店のサイトを見た時、「自分のiPhoneにそんなカードを入れた覚えはない」といった違和感を抱くユーザは意外と多い。

docomoやau、SoftBankといったキャリア会社の店頭で回線契約をした場合、カード挿入によって通信・通話のできる状態で端末の引き渡しが行われる。そのため、iPhoneの中にSIMカードが入っていることを知らないユーザは意外と多いのである。

呼称はキャリア会社によって異なる

大手キャリア会社では、それぞれの回線特徴に合った形でSIMカードに独自名称を付けている。例えば、NTT docomoの少し古い回線ではFOMAカード、Xiに対応したものはドコモUIMカードと呼んでいる。

ただ、一般ユーザがキャリア会社などに問い合わせをする際には、こうした独自の名称を使わずSIMカードでも十分に状況を伝えられる。またサイズや種類がわからなくても、スマートフォンの機種から調べてもらうこともできるだろう。

種類・サイズはさまざま

iPhoneに使用するSIMカードは、下記のように端末によって異なる

【nano-SIMカード】
  • ・iPhone14シリーズ(米国以外で購入したモデル)
  • ・iPhone13シリーズ
  • ・iPhone12シリーズ
  • ・iPhoneSE (第2世代,第3世代)
  • ・iPhone11シリーズ
  • ・iPhoneXSシリーズ
  • ・iPhoneXR
  • ・iPhoneX
  • ・iPhone8シリーズ
  • ・iPhone7シリーズ
  • ・iPhone6シリーズ
  • ・iPhoneSE (第1世代)
  • ・iPhone5シリーズ
【micro-SIMカード】
  • ・iPhone4シリーズ
【標準SIMカード】
  • ・iPhone3シリーズ
  • ・初代iPhone

SDカードとは異なるもの

Androidスマホなどに入れるSDカードは、SIMカードとは全く異なるものだ。フラッシュメモリーの一種であるSDカードは、スマホで撮った写真やバックアップデータなどを保存するという役割がある。通信・通話に欠かせないSIMカードとは、似ているようで全く異なるものだ。

金色チップの搭載されたSDカードとSIMカードは初心者ユーザが混同しやすい存在である。購入や取り扱い時には注意が必要だろう。

iPhoneを売る時にSIMカードを抜く理由とは?

不要なiPhoneを売る時に、「どうしてわざわざSIMカードを抜く必要があるのか?」や「買取店でSIMカードの処分をしてもらって構わないのだけど?」といった疑問や違和感を覚えるユーザは多いだろう。

SIMカードを売り主自身に抜いてもらいたい理由は、大切な個人情報が入っているからだ。

SIMカードにあるICチップの中には、ユーザーのさまざまな契約情報が入っている。売り手の個人情報が詰まったものを買取業者が手にするのは好ましくないし、あらゆるトラブルに発展する可能性がある。

宅配買取サービスなどによってSIMカード入りのiPhoneが買取店に届いてしまった時、多くのショップがユーザーの送料負担でカードだけを返送する。買取業者よりこうした連絡が届いた場合、「わざわざ送らなくて大丈夫です」と返事をする売り主もいるだろう。

しかし、個人情報の入ったICチップをどのように処分すればわからない買取店からすれば、データ流出などのトラブルを生じさせないためにも返送せざるを得ない事情がある。

個人情報の流出や漏洩を防ぐために必要な措置なのだ。

SIMカードを抜かないときに生じるデメリット

SIMカードを抜かずにiPhoneを売る最大のデメリットは、先に説明した個人情報の流出・漏洩だ。SIMカードを抜かないときに生じるほかのデメリットについても見ていこう。

買取不可になる

売却予定のiPhoneからSIMカードを抜くのは、各業者の定める買取条件だ。その買取条件が守られていなければ、当然買取不可になる。SIMカードを抜く作業を含め、業者が定める全ての条件をクリアしなければ、高額買取どころか買取さえもしてもらえないのだ。

データ使用量が増える可能性がある

iPhoneの買い替えなどにより今後も使い続ける予定だったSIMカードを買取店に渡してしまった場合、想定外の通信によりデータ使用量が増える可能性もある。

例えば自動バックアップやデータ更新などのスケジュールを予め設定しておけば、宅配買取の輸送中にその処理が流れるかもしれない。また発送前に行なったデータ移行などにより多くの情報が更新された場合は、契約データの使用量がオーバーすることで利用料金がアップする可能性もあるだろう。

SIMカードの再発行には手数料がかかる

今後も使い続ける予定だったSIMカードを買取店に持ち込む過程で紛失・破損したり、そのまま店舗側で処分をしてもらうなどの結果に至った場合、これから新しいiPhoneで使うSIMカードをMVNO会社やキャリア会社に再発行してもらわなければならない。

その時には、1枚につき2,000円~4,000円ほどの再発行手数料を支払う必要がある。また会社によってはカードの到着までに1週間近くかかる場合もあるのだ。SIMカードがない期間、ネットや電話ができない不便が生じるだろう。

0役に立った

売却時以外にもiPhoneからSIMカードを抜くシーンはある?

SIMカードの抜き出し作業は、下記のシーンでも必要となってくる。

SIMカードが壊れた時

通話やネット接続ができない、不安定といった問題が生じた時、カードの故障や不具合などを疑ってSIMの取り出しが必要となるケースもある。こうした症状が出た時に、iPhoneの初期化や再起動などの方法で症状が改善すれば、わざわざSIMカードを出す必要はないだろう。

しかし、ユーザができる限りの方法を試しても通信・通話トラブルが改善しない時には、キャリア会社店頭での確認や再発行のためにカードを取り出す必要が出てくる。

格安SIMへの乗り替えをする時

ネット申し込みをしたMVNOに乗り替えをする時には、ユーザ自身が古いSIMから新しいSIMへの交換をしなければならない。

ただ、自分で交換が難しい場合は、大手家電量販店に設けられたMVNOカウンターで申し込むという選択肢もある。

iPhoneからSIMカードを抜く前に注意すべきポイント

大変デリケートなSIMカードをiPhone端末から取り出す時には、まず下記の注意点をしっかり頭に入れた上で作業準備をする必要がある。

SIMカードの紛失には注意

SIMカードは小さいため、作業中に無くさないよう注意しよう。

また金色部分のICチップが非常にデリケートであることを考えると、抜き取り作業を行う台やテーブルなども綺麗に掃除しておくべきだ。

静電気対策

非常にデリケートなSIMカードは、静電気にとても弱いという特徴がある。また、静電気によって内部のデータが破損する場合もあるのだ。そのため、普段の暮らしの中でバチバチッと静電気が起こりやすい人は、特に注意が必要だ。

真冬のニット生活で静電気が起こりやすい場合は、発生した電気が表面を移動する綿のインナーを着用するのもおすすめ。なお、静電気は、25度以下の温度と20度以下の湿度によって生じやすいとも言われている。

手指は清潔にしておく

手指に水分や脂分などが付着していると、抜き取り作業の時にSIMカードが汚れる可能性がある。

また、その成分がICチップに付着したら最悪の場合、SIMが壊れるだけでなく、そのカードを挿入する新しいスマートフォンに動作不良などのトラブルが起こる可能性もある。作業前に手指は清潔にして、水気は完全に切っておこう。

iPhone売却時にSIMカードを抜く方法

ここからは、実際にiPhone端末からSIMを取り出す際の手順を詳しく見ていこう。

iPhoneの電源を切る

SIMカードやSDカードの出し入れを行う時には、接続エラーなどを防ぐためにiPhoneの電源を切っておく必要がある。

ただ、買取店にiPhoneを売却する予定がある場合は、バッテリーは満タン近くまで充電しておかなければならない。そのため、SIMカードを抜くからといって全く充電しない状態で売却準備をするのは基本的にNGと考えた方が良いだろう。

SIMピンを用意する

iPhoneの付属品の中には、SIMカードの入ったトレーを引き出すために必要なSIMピンと呼ばれる小さな工具が入っている。パソコンのDVDディスクのように取り出しボタンのないiPhoneやiPadの場合、こうした工具がなければSIMカードの抜き取りができない

また、iPhoneの査定基準の中に取扱説明書やSIMピンなどの付属品が含まれることを考えると、高額査定を狙うなら必ずこうしたアイテムを丁寧に保存しておく必要がある。

iPhoneのSIMトレイの場所を確認

iPhone本体のどこにSIMトレイがあるか確認しよう。機種によるSIMトレイの場所は以下の通りだ。

本体の左側面(米国で購入した場合を除く)

  • ・iPhone15シリーズ
  • ・iPhone14シリーズ
  • ・iPhone13シリーズ
  • ・iPhone12シリーズ

本体の右側面

  • ・iPhone11シリーズ
  • ・iPhoneXSシリーズ
  • ・iPhoneXR
  • ・iPhoneX
  • ・iPhoneSE(第1,第2,第3世代)
  • ・iPhone8シリーズ
  • ・iPhone7シリーズ
  • ・iPhone6sシリーズ
  • ・iPhone6シリーズ
  • ・iPhone5シリーズ
  • ・iPhone4シリーズ

本体上部

  • ・iPhone3シリーズ
  • ・初代iPhone

SIMトレイ横の穴にSIMピンを差し込む

SIMトレイが確認出来たら、トレイ横にある穴にSIMピンを差し込む。すると、トレイが出てくるのでSIMカードを取り出すという流れだ。このとき、強く押しすぎないように注意が必要である。

0役に立った

上記の方法を使ってもSIMカードが抜けない時には?

ここまで紹介した基本的な手順で作業を行なってもカードが上手く抜けない時には、下記のような最終確認をする必要がある。

作業場所を見直す

SIMカードの抜き出し作業は、平らなテーブルなどで行わなければならない。そのため、買取業者にiPhoneを持ち込む直前に車や電車の中でカードを取り出そうとしたユーザの多くは、不安定な環境により上手くSIMピンに力が入れられない状況に陥る傾向があるようだ。

またこれから売却予定のiPhoneからSIMカードを取り出す時には、清潔なタオルなどクッションとなるものを使って本体に傷をつけない配慮も必要となるだろう。

SIMピン紛失時の注意点

付属品のない中古スマホなどを購入した場合は、SIMピンがないことでカードを抜き出せないという問題が生じることもある。

NTT docomoなどでは公式サイトで市販のペーパークリップで代用をする方法を紹介しているので、検索してみるといいだろう。

どうしてもiPhoneのSIMカードが取り出せない時の相談先

ここまで紹介したポイントを踏まえて作業してもSIMカードが上手く抜き出せない時には、iPhone本体を壊さないためにも下記のようなサポート窓口に相談しよう。

キャリア会社

au・docomo・SoftBankなどでiPhoneを買った場合、キャリア会社の窓口に端末を持ち込みSIMカード抜き出しの相談ができる。しかしこういったキャリア会社の店頭では、基本的にiPhone修理をその場で行うことはできない

あまりにも強くSIMピンを押し込み過ぎてSIMトレイ自体が壊れてしまったなどの症状を抱えたiPhoneは、その場で原状回復させることは難しいので、作業をするときは十分な注意が必要だ。

Apple正規販売店

SIMカード抜き出しの失敗によって修理が必要な状況に陥った場合は、Apple StoreやApple正規サービスプロバイダと呼ばれるショップに端末を持ち込んでみよう。多くの部品を用意しているApple Storeでは、仮にSIMトレイが破損してしまった場合も相談にのってくれるだろう。

ただ、Apple Storeの修理部門となるGenius Barは基本的に予約制となっているため、まずは店舗もしくはAppleサポートに問い合わせをする必要がある。

iPhone修理専門店

iPhoneの修理業者でも、SIMカード抜き出しトラブルの対応ができる。しかしAppleとの提携がないこうしたショップでは、基本的に保証による無償修理を行うことができない。また一般的な修理専門店では、iPhoneに生じた症状の診断と修理を別料金にしているため、修理を依頼すると高額な請求がくる可能性もある。

しかし、首都圏などの大都市を中心にさまざまな地域にある修理業者は、早くトラブルの相談をしたい人にとって使い勝手の良い存在となっている。

まとめ

iPhoneを確実かつ高値で売るために欠かせないSIMカードの取り出し作業は、スマホ初心者でも簡単に行える

しかし、SIMカードは精密機器で非常にデリケートなため、作業は慎重に行う必要がある。SIMカードがうまく取り出せない場合は無理せず、通信事業者やApple Store直営店に相談しよう。

0役に立った
ブックオフ
ゲオ
ハードオフ
  1. 商品を検索
    1商品情報を入力
    分かる範囲でフォームに入力しましょう
  2. 査定依頼
    2査定結果
    最大20社から査定結果がメールで届きます
  3. 買取予約
    3買取価格を比較
    最も金額の高い業者を選びます(キャンセル可)
  4. 買取完了
    4買取申し込み
    商品を買取業者に送って、現金を受け取ろう
あなたのiPhoneの買取価格を
最大20社が一括査定
かんたん1分!
フリマアプリと違い売却時の手数料無料
今野杏南さん

運営会社

会社名
株式会社ジラフ/ Jiraffe Inc.
設立
2014年10月29日
資本金
11.6億円(資本金・資本準備金含む)
株主
East Ventures、TLM、アドウェイズ、ドリームインキュベータ、アナグラム、ポケラボ創業者 佐々木俊介、アイ・マーキュリーキャピタル、GREE、アドベンチャー、メルカリ、hey代表取締役 佐藤裕介、Amazon Japan創業者 西野伸一郎、DGベンチャーズなど
E-mail
info@jiraffe.co.jp
代表者
代表取締役社長 麻生輝明
所在地
〒164-0001
東京都中野区中野5-52-15 中野ブロードウェイ218号
企業理念
2030年のスタンダードをつくる
事業内容
インターネットサービスの企画、開発、運営
従業員数
40名
古物商許可番号
東京都公安委員会 第303311606477号
買取業者を周辺から探す

買取業者を地域から探す

このコラムに関連する商品
今すぐ売るならこちら!無料で査定依頼する