iPhoneヘビーユーザーは、iPhoneに搭載されている元々のシステムでは満足いかず、AppleStoreに公認されていない脱獄アプリを利用して、より自分好みにiPhoneをカスタマイズして使い勝手をよくしている。今ではブログやYOUTUBE動画などでもその脱獄方法が紹介され、脱獄ユーザーも多く存在しているようだ。
そのため、脱獄は非常に安易なものとなり、今ではiPhoneのライトユーザーでも脱獄をしている人は少なくない。しかし、この脱獄は公式でサポートされておらず、故障や不具合も起きやすい。そして、何か不具合や故障があった際でも自己責任となるので、自分でバグや不具合を対処しなければいけないというデメリットがあるのだ。そこで、iphone脱獄に失敗した時の対処法、修理情報について、リサーチしてみたので紹介していこう。
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脱獄失敗はどのようなものか?
iPhoneの脱獄に失敗した場合どのようなことが起きるのだろうか。まずはその起きやすい事例を紹介していこう。
脱獄中に英文が表示され脱獄できない
脱獄ツールなどを使い脱獄を行っていくわけだが、その際に脱獄の進行がパーセントで表示されていき、100パーセントになると晴れて脱獄成功となる。しかし、脱獄に失敗した場合は、途中のパーセントでの表示で止まってしまう場合も多くあるようだ。このような事例が起きるのはなぜか。実は、iPhone既存のアプリや設定が邪魔をしている場合が多い。そのため、脱獄ツールを使う場合は細かく設定をしておく必要がある。このような設定を使わずに脱獄すると失敗しやすいようだ。この事例の場合は、直接iPhone端末で何か起きるというものではなく、その脱獄ツールを使用して再脱獄すればいい環境ではある。
リンゴループや画面が進まない事例が多い
iPhoneの脱獄失敗で1番多いのはリンゴループという事例である。これは、脱獄をしても再起動してもiPhoneの初期画面であるリンゴマークの画面になり、一旦画面が切り替わるように真っ黒な画面へと変わっても、またリンゴマークが出てきてしまう例である。このサイクルから抜け出せず、次の画面に進まないという脱獄に失敗したときによくあるパターンではあるようだ。このようなリンゴループになってしまうと脱獄は失敗しておりこの画面のまま進まないため、対処しなければいけない。リンゴループは最も起きやすい事例であり、動画などがネット上にたくさんUPされているので、一度確認してみるといいだろう。
ある画面で止まり文鎮化
そして、上記のリンゴループ同様に、ある画面で止まってしまいボタンなどが効かなかい、電源が落ちる、そのまま電源が入らない、動かないなどの状態もiPhone脱獄失敗時に起きやすい。こういった状態を文鎮化というのだが、文鎮化した場合はなかなか戻すことができない。というよりも、知識がない人には無理な状態の文鎮化の事例も存在しているようなので、詳しい業者などに依頼して直さないといけない。それだけ脱獄は、iPhoneの端末に負荷を与える行為なのだ。
自分で対処可能なものと不可能なものがある
上記で紹介したように、脱獄失敗時に起きる事例はいろいろとある。ここで紹介したのはあくまで代表的なものであるが、大半がこのような事例となっているようだ。ただし、自分で対処できるものと、自分では対処できず業者へ依頼するしかないような状態までになってしまう場合とわかれてくるため、脱獄に失敗したらどのような対処をすればいいのか、事前に正しい対処法をしっかりとリサーチしておくことが重要である。
脱獄失敗時に自分で対処可能な事例と対処法
上記では、脱獄したらどのようなことが起きるのかを簡単にではあるが紹介した。次は脱獄失敗時に自分で対処する方法について述べていこう。
入獄できないときの対処法
脱獄を失敗したことによって不具合やバグが起きてしまったとき、大半のが入獄させる方法を取ることが多い。入獄とはいうものの、厳密にはデータを脱獄前のものに戻すという方法である。そのため、脱獄を行なう前にしっかりとバックアップを取っておくことが大切であると、いろいろな記事や動画内でも言われている。もし脱獄に失敗したときに再度入獄させる必要がある場合は、ここでの対処法を参考にしてみてほしい。対処のやり方は以下の通りである。
1.「iTunes」を開いて「今すぐバックアップ」を作成
2.「DFUモード」に設定して、脱獄状態のiOSデバイスをUSB/Lightningケーブルで接続
3.「iPhoneリカバリモード」→「OK」→「iPhoneを復元」→「復元と更新」を選択→「このバックアップから復元」を1.のバックアップを選択
尚、iTunes以外にはPhoneRescueというサービスを利用する手もある。
上記が対処法とはなるが、これでも入獄にならない場合もあるようだ。その時にはiTunesを最新バージョンにアップデートする必要があるが、そのやり方についても少し注意点があるので、下記で紹介しておこう。
1.パソコンにインストールされている「iTunes」を最新バージョンにアップデート
2.「3194」というエラーコードの表示があれば、Windowsの場合は「%SystemRoot%\System32\drivers\etc\hosts」、Macの場合は「/etc/hosts」の『hosts』ファイルを選択。「gs.apple.com」というコードがある場合には、その部分を削除してから保存。
リンゴループの対処法
次は、上記でも紹介したリンゴループになってしまった時の対処方法を紹介していこう。リンゴループになってしまったときに、アプリによって対処する方法があるようなので、そのやり方について下記で紹介していく。
1.まず、パソコンに「Dr.Fone for iOS」をインストール。その後アプリケーションとして起動
2.Dr.Fone for iOSが立ち上がったら、脱獄失敗によりリンゴループになったiPhoneをパソコンに接続。
3.「iOSを通常の状態に修復」「開始」ボタンがあるのでクリック。脱獄失敗によりリンゴループになったiPhoneに相応したファームウェアをダウンロードする提示される。
4.相応のフォームウェアをダウンロード完了後、自動的にソフトはフォームウェアを確認した後に、そのまま修復が始まる。その復元が終わると復元完了となる。
脱獄失敗の事象を自分で解決できないときの対処
では、最後に脱獄を失敗したが自分で直し方がわからない場合の対処法について紹介する。脱獄は全て自己責任で公式のサポートを受けることができないため、やはりiPhone修理業者へ持ち込むしかないだろう。
iPhone修理業者へ依頼する
iPhoneの脱獄を失敗したことで、電源もつかず上記の対処法を試すこともできないような状況になることが稀にあるかもしれない。そのように、端末が自分でも対処しきれないくらいの状態になってしまったときは、iPhone修理業者へ頼むといいだろう。脱獄失敗によって完全文鎮化になってしまっても、修理業者であれば直せる可能性がある。実は、修理業者はこのような脱獄失敗によって壊れる現状を見越した対策なども取っているのだ。なので、サポートされないからと諦めるのではなく、修理業者へ持ち込んでほしい。
脱獄失敗での文鎮化を修理してくれる業者は意外と多い
また、現在iPhone修理業者は多く存在しており、ショップなどの数も増えてきている。それだけiPhone利用者は多いということだ。さらに脱獄失敗で文鎮化したiPhoneを修理するというサービスは、一部の店舗だけで行っているサービスというわけではない。意外と脱獄失敗した際の修理サービスを行っている業者は多いのだ。文鎮化したときはまず、そのような修理サービスを行っている修理業者を探すといいだろう。
脱獄失敗の修理を行っている修理業者を紹介
ここでは上記のような修理業者をまとめたので、参考にしておくといいだろう。
iPhone修理專門店 アイフォンドクター
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
iPhone修理專門店であるiPhoneドクターでは、脱獄に失敗して壊れてしまったiPhoneの修理を行っている。気になる料金は6,000円〜となっている。また、ソフトウェアトラブルは6,000円〜、起動できない、再起動を繰り返すなどは4,800円〜、その他(リカバリーモードに陥ったなど)は18,000円で修理を行っているので、困ったときには依頼してみるといいだろう。
iPhone修理工房
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
iPhone修理工房は、修理料金の安さを歌い、いろいろな修理にも対応している。もちろん、脱獄失敗時のiPhone端末の修理も行っているわけだが、修理料金は3,980円と非常に安価な金額での設定となっており、また所要時間も15分と利用しやすい修理業者だと言えるだろう。
アイラブフォン
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
アイラブフォンは、関東をメインに店舗を展開している。いろいろなiPhoneの修理はもちろん、脱獄失敗に関しても修理を行っている。修理料金に関してはシステム障害の修復で9,800円となっている。サイトでも修理店へ持ち込んだほうがいい事例が紹介されているので、確認しておくといいだろう。
iPhone修理専門店 アイフォンクリア
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
北海道を中心に店舗展開しているiPhone修理專門店であるアイフォンクリアでは、ファクトリーアンロックなども行っているようだ。そして、脱獄失敗の修理料金は一律で6,000円〜対応しているようなので、見積もりだけでも出してもらうのもいいだろう。
《番外編》不要なiPhoneを売るなら
ここでiPhoneをはじめとした中古のスマートフォン端末を簡単に短時間で売却できる買取店を紹介する
地域別の壊れたiPhone買取店情報
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ゲオやブックオフで買取価格を比較する
安心して大手のリサイクルショップによるリンゴループiPhoneなど壊れた端末を売る場合は以下の記事でチェックして欲しい。リンゴループは「起動不能」という故障例で扱われることが多いので、起動不能iPhoneの買取価格比較コンテンツをチェックして欲しい。
まとめ
ここまで、iPhone脱獄に失敗した時の対処法や修理情報を紹介してきた。脱獄に関しては完全に自己責任となるので、脱獄をしてiPhoneが壊れた場合には公式のサポートは受けられない。しかし、諦める必要はない。脱獄で壊れたiPhoneを修復・復旧する修理サービスを行っている業者は意外と多いので、自分でどうにもならないのなら修理を行っている業者へ修理依頼をするといいだろう。そして、自分で対処できそうな状態である場合には、ネットでしっかりと対処方法を検索し、手順に間違いがないように対処法を慎重に行うように心がけよう。