すでに需要がないと思われているiPhone4/4sだが、海外版SIMフリーモデルにおいては、いまだに人気が衰えていない。特に香港や米国版のモデルなら、10,000円以上で売ることができる…なんてことも珍しくない。
ノウハウが身につけば、すでに使っていたiPhoneの売り上げを元手に、安い香港版、米国版のiPhoneを購入できるので、財布から減る実質のお金を大幅に節約できる。
そこで今回は、ヤフオクとムスビーを中心に、iPhone4/4s海外版SIMフリー(香港版・米国版)の売買相場と高く売って安く買うコツを紹介したい。
iPhone4 / mkuma443
CONTENTS
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1.iPhoneを高価格で売り安値で買う方法
iPhoneを高値で売るためには、自分のもっているiPhoneにどれだけの価値があるかを知っておく必要がある。金額に大きな差が出てくるのは次の条件が関係する。
- ・時期
- ・販売していた国
- ・SIMフリーか通常版か
これらの条件から、iPhoneを高価格で売り、安値で売る方法を解説する。
1-1.iPhoneを売る時期は7月以前・買う時期は11月以降がベスト
iPhoneの新型は毎年9月に販売するので、中古市場では販売日の2か月前である7月から以前の型の値下がりが始まる。売り手側も買い手側もこの時期を考慮しておけばかなりお得に売買できるので注意しておこう。
7月以前までに売れば、あなたのiPhoneは高値で売れるだろう。ただし、中古を狙っているユーザーは9月~11月に買い始めるので、値段は極端には下がらない。むしろ新型のiPhoneを発表して2か月後、すなわち11月以降から値下がりが顕著になる。
もちろん古い機種が値上がりすることはまずないので。できるだけ早く売るのが鉄則ではあるが、時期によってすぐに売るべきかそうでないかは意識しておく必要があるだろう。
中古のiPhoneを買う場合は、11月~2月ならすぐに買ってもよいが、値下がりが始まる7月、あるいは急激に安くなる11月まで待つならかなりの費用を節約できる。
時期
【売るタイミング/値下げ速度】
- 3月~6月
- 値下げ速度は緩やか
- できるだけ早く売るべき。できれば7月までに売る
- 7月~11月
- 値段は徐々に下がる
- できるだけ早く売るべき。できれば11月までに売る
- 11月~2月
- 値段が急激に下がる
- 7月までに売ればよい
【買うタイミング/値下げ速度】
- 3月~6月
- 値下げ速度は緩やか
- できれば7月、あるいは11月まで待つべき。
- 7月~11月
- 値段は徐々に下がる
- できれば11月になるまで待つべき。
- 11月~2月
- 値段が急激に下がる
- 買い時
このように、7月~11月の間は売り手側も買い手側も重要な時期であるということがわかる。「すぐにiPhoneを売りたい(あるいは買いたい)」という気持ちを抑えて、出来るだけ適切な時期に売買することをオススメする。
1-2.iPhoneは製造・販売している国によって値段が変わる場合がある
iPhoneは海外版と国内版の値段が変わるショップもあれば、そうでないショップもあるので注意しておこう。
特に米国版は国内版と比べて5,000円以上高くしているところもある。香港版は、日本国内でもたくさんの商品が出回っていてヤフオクやムスビ―でも販売されている。それでもし米国版や香港版のiPhoneを持っているなら、相場より少し高めに売ることができる。
欧州版、香港版も人気がありやはり国内版よりも高くなっている傾向がある。しかしその他アジア各国版のiPhoneは国内版よりも安くなってしまうこともあるので注意したい。
逆に中古のiPhone4/4sを購入するとき、米国版や香港版が相場と同じだったり安かったりするならそれはお得な商品ということができるだろう。
1-3.SIMフリー版と通常版(Wi-Fiモデル)について
iPhone4/4s海外版SIMフリー(香港版・米国版)は、通常版のWi-Fiモデルよりも高く売れる。通常版でもSIMロック解除をしてあるなら、通常の値段より上がるが、それでもSIMフリー版にはかなわない。
SIMフリーの魅力は、何といってもどのキャリアでも自由に使えることだ。これにより格安SIMを購入して月々の費用を節約することが可能になる。(事実、中古のiPhoneを買った人の半数以上は格安SIMを使用しているというデータもある。)
通常版を買ってDoCoMo、SoftBank、auといったキャリアに申し込むよりも、多少値段が上がってもSIMフリー版のiPhoneを購入して、格安SIMにすれば差額分はすぐに元が取れるはずだ。
また海外に行った時もたいていの空港には、国内で使えるSIMカードが販売されているので現地の値段でインターネットを楽しむことができる。海外用のスマホやポケットWi-Fiのレンタル料金と比べると、通信費はかなり節約することができるだろう。
通常版のiPhoneでもSIMロック解除をするという方法があるが、ロック解除後の不具合については保証されていない。またSIMロック解除をした購入者の中には、「格安SIMカード」が使えない、「テザリングなどiPhoneにある特定の機能が使えない」などと言った声もある。
以上の理由からiPhoneを買うときは、できるだけSIMフリーを買うべきであるし、SIMフリー端末を売る時は、通常版よりも高値で売れるということを念頭に置いておこう。
2.iPhone4/4s海外版SIMフリー(香港版・米国版)の売買にはヤフオクかムスビーをオススメ
個人間の取引ができるヤフオクかムスビ―を利用すれば、携帯ショップで売るよりも高値で売り安値で買うことができる。
携帯ショップで売買すると、少なからずの料金店側の利益として消えていく。ヤフオクやムスビ―にかかるシステム手数料の比ではない。さらに、ショップで購入すると消費税8%が加算されるが、個人間の売買で消費税は発生しない。
ヤフオクとムスビ―には、それぞれメリット・デメリットがあるのでそれぞれを考察した後、自分に合うサイトを利用してみよう。
2-1.ヤフオクのメリットは何といっても圧倒的な知名度からくる注目度
ヤフオクは、言わずと知れた国内№1のネットオークションである。一方iPhoneは国内№1の売り上げ実績を誇るスマホ。iPhone4/4sはだいぶ型落ちしているとはいえ、SIMフリー版である米国版、香港版はまだまだ需要が落ちていない。
つまり、国内で最も人気のあるスマホを国内で最も利用されているオークションにかけることになるので、注目されないはずがない。
あなたがiPhoneを売るとしたら、知名度の高いヤフオクでは多くの人が入札するので、すぐに買い手が見つかるだろう。
あなたがiPhoneを買うとしたら、知名度の高いヤフオクはたくさんの人がiPhoneを売ろうとしているので、品数が豊富で、穴場商品に出会う確率も高い。
2-2.ムスビ―のメリットは個人との間に業者が入るという安心感
ムスビ―は、買い手側からお金をいったん預かり、売り手側が商品の発送をして問題がないことを確認した後、売り手側に代金が支払われることになっている。 つまり売り手側が詐欺をしたり、買い手側が料金の未払いになったりするということはシステム上あり得ない。
さらに売り手側に身分証提出が義務付けられているため、買い手側は商品を十分に納得したうえで料金を支払って初めてiPhoneを購入することができる。 インターネットを用いた個人間の売買の最も怖いところは、見知らぬ人と売買するため詐欺にあう可能性が高い、というところにある。
商品が送られてこなかったり、偽物や破損したものを送ってこられたりするというケースもある。登録されている連絡先が偽物だったりすると、泣き寝入りしかなくなってしまうだろう。 ムスビ―は個人間のトラブルがほとんどなく、仮にあったとしてもムスビ―が保証してくれるので安心してiPhoneを売買できる。
2-3.オークション形式のヤフオクとフリマ形式のムスビ―
ムスビ―は、ヤフオクのようなオークション形式ではなく売る側が希望の値段で売るフリマタイプだ。
それで基本的にヤフオクよりも少し高値で売ることができる。一方売り場価格に柔軟性がない分売れ残ってしまう可能性も削除できない。iPhoneが売れ残るということはそれだけ価格はどんどん値下がりしてしまうので、結果的にかなりの安値で売らなければならなくなることも危険性として十分にあり得る。
ヤフオクは、知名度の高いオークションサイトなので、売れる確率が高いし複数入札の可能性が高い。複数入札になれば、入札相手に負けたくないという心理も働き高額に売ることもできる。
ちなみにより多くの人の興味を持たせて複数入札を可能にするために、「1円オークション」をおすすめする。多くのヤフオクユーザーがあなたのiPhoneを見に来るので販売促進効果が出てくる。iPhoneのような人気商品が1円の入札で終了することはまずありえないのでほぼ確実に売ることができるし、中途半端な値段設定にするよりも高値で売ることができるだろう。
しかしオークションは予想外の高値で売れる可能性がある反面、1円になることはないものの予想外に安くなってしまう可能性も捨てきれない。
2-4.すぐに売れるヤフオクとすぐに買えるムスビ―
ヤフオクはiPhoneを買う場合、オークションという性質上値段が決まるまでに時間がかかるが、ムスビ―はお気に入りの値段の商品があったらすぐに買うことができる。
それでオークションでのショッピングを楽しめる人は、苦にならないが、時間を無駄にしたくない人、すぐにiPhoneが必要な人はムスビ―をオススメする。
一方iPhoneを売る場合、ヤフオクは1円スタートにすればオークション終了時までに確実に売れるが、ムスビ―はいつ売れるかはわからない。 それで、お金に特別に困っていないならムスビ―でもよいが、すぐに現金が欲しい人はヤフオクをオススメする。
2-5.ヤフオクとムスビ―のシステム手数料
ヤフオクの販売手数料は8.64%、ムスビ―の販売手数料は10.26%である。パッと見た感じではヤフオクのほうがお得な感じがする。
しかしiPhoneが10,000円で売れたと仮定しよう。ヤフオクの場合は9,136円、ムスビ―の場合は8,974円があなたの手元に入ってくることになる。このように金額の差は162円と大きな差額ではない。よってシステム手数料はあまり考慮に入れる必要はないだろう。
むしろヤフオクで出品するためには、Yahoo!プレミアム会員(月額利用料498円)に入る必要があるということを考慮すべきである。すでに入会している人にとって手数料は変わらないがiPhoneを売るためだけに入会するなら、それは全てシステム手数料となるのでかなり大きな金額になる。
先ほど考えたiPhoneの売り上げ10,000円は、1ヶ月で退会したとして8638円となりムスビ―よりも336円安くなってしまう。しかももし退会するのを忘れてしまってそのまま1年、2年と会費を払い続けていたらせっかくの売り上げがゼロになってしまうことさえある。
よってシステム手数料という観点においてはすでにYahoo!プレミアム会員になっている人や、興味がある人はヤフオクでもよいが、Yahoo!プレミアム会員に興味がない人や、ずぼらで退会を忘れそうという人はムスビ―にすべきだといえるだろう。
2-6.ヤフオクとムスビ―の相場
iPhone4/4s海外版SIMフリー(香港版・米国版)のヤフオクは4,500から18,000円で取引がされている。認知度が高いオークション形式なので出品数が多く値段の幅が広いのが注目ポイントだ。程度や状態によっても値段が変わるが、本来ならもっと高値で売れるものが安値で売れたり、その逆もあったりするのが面白い。
一方ムスビ―は8,000~15,000円でiPhone4/4s海外版SIMフリー(香港版・米国版)の取引がされている。内訳は次の通りで相場が決まっているのでわかりやすい。
- S新品同様:11,800~14,800円
- A程度が良い:8,980~10,800円
- B多少の傷や汚れがある:7,680~8,980円
チャレンジしてみたいならヤフオク、安全圏で売買がしたいならムスビ―ということになるだろう。
3.【まとめ】ヤフオクとムスビ―の相場とメリット
ヤフオクとムスビ―それぞれのメリットを表にしてまとめてみたので、売買する前にもう一度確認しておこう。
ヤフオク
- 相場価格
- 4,500~18,000円
- システム手数料
- 8.64%(+会員費月額498円)
- 形式
- オークション形式。うまくいけば高値で売れるが、失敗すればかなり安くなってしまう。
- 売買方式と危険性
- 個人から個人なので、注意しないと詐欺にあう可能性がある
- 売上率
- 認知度が高くオークション形式なので確実に売れる
- 売買の速さ
- 売るには早く買うのに時間がかかる
ムスビ―
- 相場価格
- 8,000~15,000円
- システム手数料
- 10.26%
- 形式
- フリマ形式。希望価格で売買できるので予想外の大当たりはない一方、当たりはずれが少ない。
- 売買方式と危険性
- 個人→業者→個人なので、詐欺にあう可能性はほぼない
- 売上率
- 認知度が低いので相場を間違えると売れ残ってしまう
- 売買の速さ
- すぐに買うことができるが、売るのに時間がかかることがある。
すぐに売りたい、確実に売りたいならヤフオクだ。一方相場を熟知し、価格設定に自信があるならムスビ―で売ろう。
購入者の場合、激安の商品を狙っているならヤフオク、リスクを負いたくない人にはムスビ―が良いだろう。
3-1.とりあえずスママDASHで査定してみよう
ヤフオクで売るにしても、ムスビ―で売るにしても最初にスママDASHを利用することをオススメする。スママDASHは、面倒な手続きもなくすぐに買取金額を提示してくれるのであなたのiPhoneの大体の金額を知ることができる。
金額に納得がいったのならそのまま売ってしまえばすぐに現金が手に入るのもうれしいところ。水没やジャンク品でも買い取り対象になっているので、スママDASHを検索してみよう。
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