買取ボーナスキャンペーン

iPhone4Sの型番一覧・調べ方・命名規則まとめ

読了目安:11分
更新日:2023/04/14
公開日:2017/10/18
4のお客様が役に立ったと考えています

日本でスマートフォンが一般的になって10年以上経過したが、その間、アップル社のスマートフォンであるiPhoneが、人気No.1の座を守っている。

日本では、iPhoneが登場するまで、国内メーカーのいわゆるガラケーであるフィーチャーフォンが主流であったが、2008年にソフトバンクモバイルからiPhone3Gが発売されて以来、スマートフォンに対する認知度が上がったと言えるだろう。それをきっかけに日本国内でもスマートフォンが急速に普及したため、今でもなおiPhoneの人気が高いのである。

日本のスマートフォン市場に占めるiPhoneの割合は、年々伸びており、2013年にはスマートフォンにおける機種変更・新規契約のうちiPhoneが49.2%を占めトップになった。2017年スマートフォンの全世界のシェアは、iPhoneが20.31%に対し、Androidが72.74%とAndroidが圧勝という結果。これに対して日本に限定してシェア比率を比べてみると、iPhoneが66.56%に対しAndroidは32.57%とほぼ真逆の結果となっている。この割合は、アップル社があるアメリカのiPhoneの割合すら超えて世界主要国内でも1位であり、日本でどれだけiPhoneが人気あるか、がよくわかるといえる。また、2016年4月から9月にかけて、スマートフォンを購入した人の64.8%がiPhoneを購入しているという結果も出ており、日本人のスマートフォン利用者のうち、7割近くがiPhoneを占めているということは間違い無いだろう。

ではなぜこんなにも日本でiPhoneが人気なのだろうか。その理由の1つとして、世界では“高級機”とされているiPhoneが、日本では“一般機”であることが大きいだろう。世界ではiPhoneは高級端末であり、簡単に購入することはできないが、日本はキャリアの販売推奨施作により、契約時のキャッシュバックキャンペーンや分割払いといったサービスによって非常に買いやすい端末となったのだ。これにより日本人の大多数がiPhoneを利用するに至ったのだろう。

そんなiPhoneは、日本やアメリカのみならず、アジアやヨーロッパなど世界中の国や地域で発売しているが、それぞれの国や地域によって電波の種類や周波数が異なっている。そのため、それぞれの国で対応するために見た目は同じiPhoneでも、対応している電波の仕様の違いにより、複数のバージョンが存在する場合がある。そしてそのバージョンの違いは型番によって区別されることが多い。

日本国内で日本向けに販売されたiPhoneならば問題はないが、海外のSIMフリー端末を日本に持ち込んだ時に、対応している電波の仕様の違いにより、場合によっては通信できない場合も出てくることから、型番や型番の確認方法などについて、把握しておく必要があるかもしれない。

そこで今回は、iPhone4sの型番型番の調べ方などについて記載する。

買取比較サービス「ヒカカク!」で最大20社一括見積もり

CONTENTS

このコラムには、合法的な広告・宣伝が含まれている可能性があります。また、当社のサービスである「ヒカカク!」と「magi」の紹介も含まれています。

iPhone4sとは

iPhone4sは、2011年に発売されたアップル社が開発、販売するスマートフォンのiPhoneのシリーズ機となる。初代を第1世代として、5世代目にあたることから、第5世代と呼ばれるが、機種名は、前期種のiPhone4に”s”を追加した、iPhone4sとなっている(”s”を付けた理由については諸説あり)。

前機種iPhone4との違い

iPhone4sは、前期種iPhone4から見た目はほとんど変わりがない。デザイン面の違いは、本体側面にあるミュートスイッチの位置がほんの少しずれていたり、側面のアンテナ部分の切れ目の位置が違う程度で、2つの端末を並べてみても違いはほとんどわからない。しかし、その中身はかなりの進化を遂げている

CPU性能の向上

iPhone4sはそのCPUに新しくデュアルコア「A5チップ」を搭載したことにより、その処理速度は格段に向上している。これはiPad2にも使われているもだ。iPhone4はシングルコアのA4チップであったため、簡単に言えば脳みそが1つから2つになっているのだ。これによってパワーは最大2倍グラフィックス(処理)の速さは最大7倍に向上し、これまでよりも快適に操作できるようになった。

新しく64GB版が登場

iPhone4までは記憶容量の最大値は32GBであったが、iPhone4sから新たに64GBが登場し、それまでの倍に増えた。そのためiPhone4sのラインナップは、16GB・32GB・64GBの3タイプでの展開となっている。カラー展開はiPhone4と変わらずホワイトとブラックの2色展開。

カメラ性能の大幅アップ

iPhone4sは、カメラの画素数が800万画素、さらに顔検出機能も追加され、iPhone4の500万画素からかなり向上し、より明るくより綺麗な写真を撮ることが可能になった。起動時間についても約1.1秒、撮影間隔0.5秒という高速動作も注目された。また、動画性能もアップしており、1080p HD撮影が可能になった。ハイビジョンからフルハイビジョンへの進化は大きく、また手ぶれ補正も加わり、携帯端末とは思えない綺麗な動画を残せるようになった

音声認識技術「Siri」の搭載

今やiPhoneシリーズにおける機能で当たり前になっているSiriだが、実は搭載されたのはiPhone4sが初めての機種となる。2012年3月8日から日本語対応し、声によってiPhoneを操作する時代になったのだ。話しかけることによって、天気やネット検索した情報を教えてくれたり、端末を手で操作することなく電話をかけることなどが可能になった。

通信キャリアの追加

iPhone4までは、国内でのiPhoneシリーズの取り扱いはソフトバンク1社のみであった。それがiPhone4sからはauも参入し、これによって日本国内は2つのキャリアからiPhoneシリーズが販売されるようになった

iPhone4とiPhone4sの見分け方

上記でも話したが、iPhone4とiPhone4sの見た目はとても似ており、パッと見ただけではどちらなのかが非常にわかりにくい。しかし、並べて見比べればわかる違いが出てくる

まずはiPhoneのイヤフォンジャックや電源ボタンが配置されているトップ部分だ。iPhone4には黒いラインが入っているが、iPhone4sにはそれが入っていない。次にボリュームボタンなどが配置されているサイドの面だが、こちらはiPhone4では黒いラインが1本、iPhone4sでは2本になっている。また、そのつなぎ目のラインがあるため、iPhone4sはiPhone4と比べてサイドボタンの配置が少し下にずれている。後述する型番についても、本体背面に記載がされており、iPhone4とiPhone4sでは当然異なってくるため、そこで調べるのも良いだろう。

iPhone4sの型番について

iPhoneにはシリーズごとにそれぞれいくつかのモデル、つまり型番が存在することになる。 これは携帯電話回線によって使用されている電波の周波数の違いに合わせるためで、国や地域、携帯電話会社によって販売される型番が異なってくる。それぞれ他の型番との違いは対応している通信方式や周波数帯によることになり、同じ型番であっても、通信方式の違いでさらに分類されることがあり、型番そのものだけでは見分ける時の最終基準とはならない場合が多い

iPhone4sの型番は、「A1387」、「A1431」の2つがある。 さらに、「A1387」には、GSM向けとCDMA向けの2つが存在する。GSMとCDMAは、携帯電話やスマートフォンなどの端末で使用する電波の周波数の種類と考えていいだろう。GSMは音声通話、データ通信を同時に行うことができるが、CDMAは同時にできず、例えば電話しながらネット検索を行う、といった使用方法はできないわけだ。しかし、Wi-Fi通信環境下であれば同時に行うことは可能になる。

日本では、ソフトバンクやドコモがGSMの通信方式を採用しており、auはCDMAの通信方式を採用している。そのためそれぞれ通信方式に合わせて、ソフトバンクは、A1387のGSM向けauは、A1387のCDMA向けをそれぞれ販売している。

この時NTTドコモは、iPhoneシリーズの販売をiPhone5s/iPhone5cから取扱い始めたため、iPhone4sのNTTドコモ向けはない

なお、NTTドコモは、ソフトバンクと同じ電波の種類を採用しているので、ソフトバンクのiPhone4sにNTTドコモのSIMカードを入れれば、理論上はNTTドコモのネットワークに接続できることになる。しかし、現実にはSIMロックがかかっており、NTTドコモのSIMカードを挿入しても認識すらしない可能性が高い。日本でのiPhoneにおけるSIMロックフリー版の取り扱いはiPhone6s以降のモデルとなる。

また、海外で出回っているSIMフリー版iPhone4sのA1387のGSM向け端末にNTTドコモのSIMカードを入れれば、NTTドコモのネットワークに接続できるかもしれないが、トラブルがあっても全て自己責任となるので、スマートフォンやネットワークなどの知識などがない場合は、避けた方がいいだろう。

その他の国や地域は、ソフトバンクやauと同様に、キャリアなどの周波数の仕様により、A1387のGSM向けかA1387のCDMA向けを採用している。

iPhone4sの「A1387」は、世界中で使用されているグローバルモデルといえる。

では、「A1431」はどこ向けか、となると、中国向けとなる。iPhoneシリーズでは、他の国や地域向けとは別に、中国向け型番を作ることがよくあり、この「A1431」も同様の対応となる。

4役に立った

iPhone4sの型番の確認方法について

iPhone4sの型番の確認方法についてだが、実は、iPhone4sの型番は本体裏面に刻印されている。 そのため、蓋を開けたり、電池を外して内部を確認したり、USBケーブルなどを接続してパソコンで確認したり、特殊なツールを使って確認したりするような手間をかける必要はなく、比較的簡単に確認することが出来る

型番が刻印されている場所は、本体裏面の下側に「iPhone」と刻印されてあるさらに下側に、2行に渡って小さい文字列が刻印されているが、その2行目の先頭に「Model A〇〇〇」と刻印されている部分があり、その「A〇〇〇」が、上記に示した型番となる。

もっとも、iPhone4sは、中国向けでもない限り、型番はすべて「A1387」となるので、ほとんどの場合、確認の必要もないかもしれない。

ただ、型番が同じであるため、見た目だけではどのキャリアのiPhone4sかわからない場合もある。

たとえば、日本では、iPhone4sは、前述のようにソフトバンクとauが取り扱っているが、見た目だけでは、ソフトバンクが発売したものか、auが発売したものか、はわからない。

iPhone4sはSIMロックが解除できないため、ソフトバンクのiPhone4sでは、auのSIMカードを使用できず、また、逆も使用できない。

その場合、SIMトレイに印字されているIMEIという国際的な認識番号として15個の数列があるので、そちらをIMEIから情報を検索できるサイトにて確認すると、どの国のどのキャリア向けの端末か確認することができる。このIMEIは、国際移動体装置識別番号(端末識別番号)で、iPhoneに限らず端末1台ごとにユニークな番号が割り振られている

もしどのキャリアのiPhone4sかわからない場合は、そちらから確認をしたほうがいいだろう。 また、IMEI番号を利用すると、キャリアだけでなく、いつ購入したか、SIMロックや「iPhoneを探す」のオンオフ状況、AppleCareの加入状況などまで調べることもできる。

海外版を選ぶメリットとデメリット

では、海外版の型番を選ぶメリットはあるのだろうか。

まず1点目は、シャッター音を無音にできること。国内版のものは消せないシャッター音。しかし海外版の物であれば、カメラ音や、スクリーンショットの音が無音化することができる。

2点目は、海外版の方がいくらか安価で手に入る場合があること。中古で探す場合、人気の国内版端末より安価になっている場合もあり、現地で購入する機会があれば、新品も日本のApple Storeで購入するよりも安価で手に入れることができる。しかし、バイヤーなどを通した場合には税金や送料など、結局割高になってしまうため、シャッター音のメリットのためだけに購入するというのはあまりオススメできないだろう。

デメリットとしては、前述したように、モデル番号によっては周波数や通信方式が異なるため、日本で使えない場合があること。もう1点が、技適マークだ。技適マークとは、携帯電話が技術基準に満たしていることを保証するものであり、この技適マークがない端末は、キャリアで契約したSIMを利用することができない。さらにMVNOの格安SIMであっても技適マークのない端末で利用した場合は違法になってしまう。技適マークの有無については、設定>端末情報より、画面上で確認ができるようになっている。一方、国内版の物であればこういった心配はない。

海外版を購入する場合には、少なくともこの2点、モデルの型が日本の周波数に対応しているかどうか技適マークがついているかどうか、必ず確認してからにした方が良いだろう。

まとめ

今回、iPhone4sの型番や型番の確認方法などについて記載したが、前述のようにiPhone4sは、グローバルモデルとして「A1387」が出回っているので、SIMロックがかかっている場合は別として、国や地域による制約はあまりうけないかもしれない

ただ、「A1387」でも、GSM向けとCDMA向けがあり、さらに中国向けの「A1431」もあるので、型番の種類と確認方法は、把握していたほうがいいいかもしれない。

4役に立った
ブックオフ
ゲオ
ハードオフ
  1. 商品を検索
    1商品情報を入力
    分かる範囲でフォームに入力しましょう
  2. 査定依頼
    2査定結果
    最大20社から査定結果がメールで届きます
  3. 買取予約
    3買取価格を比較
    最も金額の高い業者を選びます(キャンセル可)
  4. 買取完了
    4買取申し込み
    商品を買取業者に送って、現金を受け取ろう
あなたのiPhoneの買取価格を
最大20社が一括査定
かんたん1分!
フリマアプリと違い売却時の手数料無料
今野杏南さん

運営会社

会社名
株式会社ジラフ/ Jiraffe Inc.
設立
2014年10月29日
資本金
11.6億円(資本金・資本準備金含む)
株主
East Ventures、TLM、アドウェイズ、ドリームインキュベータ、アナグラム、ポケラボ創業者 佐々木俊介、アイ・マーキュリーキャピタル、GREE、アドベンチャー、メルカリ、hey代表取締役 佐藤裕介、Amazon Japan創業者 西野伸一郎、DGベンチャーズなど
E-mail
info@jiraffe.co.jp
代表者
代表取締役社長 麻生輝明
所在地
〒164-0001
東京都中野区中野5-52-15 中野ブロードウェイ218号
企業理念
2030年のスタンダードをつくる
事業内容
インターネットサービスの企画、開発、運営
従業員数
40名
古物商許可番号
東京都公安委員会 第303311606477号
買取業者を周辺から探す

買取業者を地域から探す

このコラムに関連する商品
今すぐ売るならこちら!無料で査定依頼する