2013年9月に発売されたiPhone5s。2012年に発売されたiPhone5の後継機であり、ともに発売されたiPhone5cの上位版でもある。日本だけではなく、アメリカ、イギリス、カナダ、フランス、中国、香港などでも同時に発売されて話題となった。
国内では、もともと販売を行っていたソフトバンク、auに加え、NTTドコモも参入することになったのはこのiPhone5sからである。ここから国内3キャリアにおいてiPhoneを取り扱うようになり、今に至っている。
iPhone5sはiPhone5のディスプレイ同様4.0インチとなっているが、時代は大型化に差し掛かっていた。その後のiPhoneは大型化の道を歩むことになり、翌年に発表されたiPhone6/6Plusでは、4.7インチ/5.5インチとなった。
その後販売されることになったiPhoneSEが4.0インチモデルとなったことから、iPhone5sの販売がアップルストアから終了することになった。そのため現在では購入することができない。
iPhone5はアップル創業者であるスティーブジョブズの遺作であり、その後継機であるiPhone5sは発売当初から大きな話題となった。
では現在の海外版SIMフリーの売買相場についてお伝えしよう。
Apple iPhone 5s Case / Janitors
CONTENTS
このコラムには、合法的な広告・宣伝が含まれている可能性があります。また、当社のサービスである「ヒカカク！」と「magi」の紹介も含まれています。
iPhone5s仕様の違い
iPhone5sの仕様について、iPhone6/6Plus、iPhone5との違いについてもお伝えしておこう。
iPhone5sはiPhone5の流れをくんだ後継機である。翌年にはiPhone6/6Plusが販売されることになったが、4.7インチ/5.5インチという大型タイプが販売されることになったため、4.0インチモデルのiPhone5sは引き続きアップルストアで販売されることになった。
iPhone5はスティーブジョブズの遺作であることは冒頭にもお伝えしたが、彼はiPhoneを片手で操作することにこだわっていた。そのため時代は大型化になろうとしているなかでも4インチにこだわったのだ。そのためこのiPhone5sにおいても、彼の遺訓を残し4.0インチとなったのかもしれない。
その後、SEが発表され4.0インチモデルの主役は奪われた形になるが、その後4.0インチモデルは販売されていないことから、「SE2」の発表が待たれている状態だ。
iPhone5sはiPhone5と同じサイズであるにもかかわらず、CPUの性能は格段に向上していることも注目された理由の一つである。Touch ID(指紋認証)が導入されたのもこのiPhone5sからだ。
容量は、「16GB」「32GB」「64GB」となっている。色は「ゴールド」「シルバー」「スペースグレイ」の3種類である。
ちなみに販売当初iPhone5sは、各キャリアにおいて
- 16GB / 8万5680円
- 32GB / 9万5760円
- 64GB / 9万5760円
で購入することができた。
iPhone5s～海外版SIMフリーのメリット・デメリット
iPhone5sは先ほどもお伝えしたが、全世界に向けて販売された。そのため各国の通信状況などに合わせたiPhone5sが販売されているのだ。国内版のiPhone5sでは、やはり高価な買い物となるために、少しでも安価に購入できないものかと海外版SIMフリーを購入する人が増えている。
さて同じiPhoneであるものの、海外版と国内版ではどのような違いがみられるのだろう。いくつかそのメリット・デメリットを挙げてみたので今後の参考にしてほしい。
iPhone5sは今もなお人気が続いている割に、安価に購入できるようになった。そのため、サブ機として所持している人も多い。大型のスマホが多い中で、4.0インチという小型タイプで、機能がいいのが魅力を感じる部分ではないだろうか。
iPhone5s海外版SIMフリー購入のメリット
シャッター音やスクリーンショット音はマナーモードにすることが可能
iPhoneに限らず、アンドロイドのスマホであってもシャッター音やスクリーンショット音は無音にすることはできない仕様になっている。もちろん無音アプリなるものがあるから、それを活用している人も多いとは思うが、できれば純正のカメラアプリでマナーモードにしてもらいたいものである。
iPhone5s海外版SIMフリーを使えば、カメラアプリを開いてマナーモードにするだけだから、消音はとてもカンタンだ。
特にiPhoneのシャッター音は大きいと評判になっており、「マナー違反である」と問題視している場面も少なくない。例えば、テニスやゴルフなどの試合において、競技者から直接クレームがあることも珍しくはないのだ。集中しなければならない場面で、「カシャ」とシャッター音がなってしまうと、それだけで試合どころではなくなってしまう。
海外の観光地においても、「日本人のカメラはマナー違反」と語られることも多くなった。日本人の場合は、これが標準機能だから罪の意識は全くないのだろうが、世界基準でみるとやはりマナー違反だと言わざるを得ないだろう。
もうすでに無音アプリが次々に登場しているのだから、マナーモードを国内版にも装備してほしいというユーザーはかなり多い。それだけの理由で海外版を求めているユーザーがいるのも間違いないのだ。
安く購入することができる
やはり国内版を購入するよりも海外版を購入するほうが、安価に購入することができる。これは、iPhone5sが販売された当時だけではなく、現在においてもいえることだ。
海外に住んでいる人であれば、現地のアップルストアで購入している人も多いが、iPhoneの発売に合わせてアメリカや香港まで購入しにいくという人までいるくらいだ。
海外でもiPhoneの発売は話題となるが、日本国内のiPhoneのシェアは高いことが知られており、海外では幾分日本よりも購入しやすいのだ。
iPhone5s海外版SIMフリーのデメリット
技適マークに注意
みなさんは技適マークをご存知だろうか。総務省が定めているもので、正式には技術基準適合証明等のマークと呼ばれており、このマークがついていない海外製スマホを使うことはできないようになっている。
この技適マークについては意外に知られていない。海外版SIMフリーを活用する場合、この技適マークが付いているものしか使うことができないために、気を付けるべきポイントでもある。SIMをさせば使えるというものではないのだ。
国内版のスマホではもちろんこの技適マークはすべてついている。しかし海外製では一部付いていないものもあるようだ。iPhoneにおいても同様である。
ちなみに米国版の場合、ベライゾンから販売されているiPhone5sであれば、技適マークが付いているという情報がある。購入前に技適ありなのかどうかについて、必ず確認しておいてほしい。
国内版しか手厚い補償を受けることができない
国内版のiPhoneで、しかも各キャリアから販売されているものであれば、各キャリアにおいて手厚い補償を受けることができる。
しかし海外版の場合であれば、アップルストアに持ち込んだとしても国内版と同じように補償を受けることが難しい。持ち込めば国内版に交換される場合もあるようなので、せっかく海外版を購入した意味がなくなってしまうのだ。 そうなると海外版の修理は海外でしか受け付けてもらえないことになってしまうのだ。
iPhone5s海外版SIMフリー(香港版・米国版)の売買相場は？～国内サイト編
ではiPhone5s海外版SIMフリーの売買相場をお伝えしていこう。iPhone5sは少々年数が経過したこともあって、新品を購入できるサイトが少なくなってはきたが、それでも程度のいいものを購入することは今もなお可能である。
4.0インチのiPhoneを活用したいというユーザーであれば、ぜひとも価格は参考にしていただきたい。なおこの価格相場を調べているのは、2018年8月中旬だ。ひょっとしたら9月には新機種が販売されることになるかもしれないので、市場価格の変動には注意が必要である。
今後「SE2」が発売されることになるとしたら、4.0インチiPhoneにも大きな影響を与えることになるだろう。
iPhone5s海外版SIMフリーの売買相場：ヤフオク
https://auctions.yahoo.co.jp/国内の販売サイトにおいて、一番多くiPhoneを取り扱っているのは、間違いなくヤフオクであるといえる。古い機種から最新機種まで、海外版においても多く出品されているために、自分自身の目当ての商品を見つけることができるのではないだろうか。
iPhone5s海外版SIMフリーにおいても、数はそれほど多くはないが出品されているのを確認している。新品の取り扱いは減少傾向にあるが、もし見つけることができたのであれば、ぜひ検討していただきたい。メインとして活用することでなくとも、サブとしても十分に活用することができるだろう。
iPhone5s海外版SIMフリーの売買相場は以下の通りであった。
【iPhone5s】
- 海外版SIMフリー16GB：中古品
- →8,250円～18,400
- 海外版SIMフリー32GB：中古品
- →7,250円～13,249円
- 海外版SIMフリー64GB：中古品
- →13,500円～
- 海外版SIMフリー64GB：新品
- →45,980円～
iPhone5s海外版SIMフリーの売買相場：ムスビー
https://www.musbi.net/ムスビーはスマホ専用の通販サイトで、販売はすでに10年が経過している。販売実績も40万件突破しているというから、安心して購入できるサイトだ。出品者と購入者の間には常にムスビーが介入しており、商品のやり取りや金銭のやり取りにおいてトラブルが起きないように配慮されている。
ムスビーの公式サイトを確認してみると、iPhoneは多数そろえられている。もちろん海外版SIMフリーも多数出品されていることが確認できた。iPhone5sにおいても、いくつか確認することができ、新品同様の商品も見つけることができたので、購入を検討してみてはどうだろうか。ご紹介する売買相場についても、中古と新品同様は分けて掲載するようにした。比較検討してもらいたい。
iPhone5s海外版SIMフリーの売買相場は以下の通りである。
【iPhone5s】
- 海外版SIMフリー16GB：中古品
- →13,000円～17,800円
- 海外版SIMフリー16GB：新品同様
- →18,800円～
- 海外版SIMフリー32GB：中古品
- →20,800円～
- 海外版SIMフリー32GB：新品同様
- →21,800円～
- 海外版SIMフリー64GB：新品同様
- →23,800円
iPhone5s海外版SIMフリーの売買相場：アマゾンジャパン
https://www.amazon.co.jpアマゾンは楽天市場と並んで、国内の通販サイトにおいては最大手であるといってよい。書籍販売のイメージは強いと思うが、いまや家電や食品、衣類などなんでも揃えているイメージがある。スマホにおいても同様で、国内版SIMフリーだけではなく、海外版SIMフリーも多数販売されている。
iPhone5s海外版SIMフリーについてもいくつか商品を確認することができたのでお伝えしておこう。新品も比較的安価に販売されていることから、購入を検討してみてもいいのではないだろうか。
iPhone5s海外版SIMフリーの売買相場は以下の通りであった。
【iPhone5s】
- 海外版SIMフリー16GB：中古品
- →23,800円～42,999円
- 海外版SIMフリー16GB：新品
- →19,800円～105,348円
- 海外版SIMフリー32GB：中古品
- →21,800円～62,800円
- 海外版SIMフリー32GB：新品
- →57,525円～
- 海外版SIMフリー64GB：中古品
- →23,800円～52,999円
- 海外版SIMフリー64GB：新品
- →43,000円～98,800円
iPhone5s SIMフリーの売買相場：じゃんぱら
http://www.janpara.co.jp/じゃんぱらはスマホだけではなく、パソコン、デジカメ、オーディオなどの買取や販売を強化している通販サイトだ。実店舗も全国に41点存在しており、スマホの買取や販売も積極的に行っているため、近くに店舗がある人であれば、一度覗いてみるといいだろう。
iPhoneについては、修理も対応している。バッテリー交換、ガラス・液晶交換なども対応しているから心強いだろう。
iPhone5s海外版SIMフリーの売買相場は以下の通りであった。
【iPhone5s】
- 海外版SIMフリー16GB：中古品
- →23,500円～
- 海外版SIMフリー32GB：中古品
- →17,800円～24,800円
- 海外版SIMフリー32GB：新品
- →32,800円～
- 海外版SIMフリー64GB：中古品
- →29,800円～
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
iPhone5s海外版SIMフリー(香港版・米国版)の売買相場は？～海外通販サイト編
冒頭にもお伝えしたが、iPhoneは安い買い物にならないために、できる限り安く購入しようと海外に足を運ぶ人も少なくない。海外のリサイクルショップやスマホ販売店で、iPhoneを安価に購入している人もおられることだろう。
では海外に出向く用事のない人には、安く購入することができないかというとそんなことはない。海外の通販サイトを活用すれば国内にいながら、海外の価格で購入することも可能だ。日本人も多数利用している通販サイトをご紹介しているので、活用してみてもいいだろう。
iPhone5s SIMフリーの売買相場：アマゾンアメリカ（AmazonUSA)
https://www.amazon.comアマゾンは世界のどの国においてもなじみのある通販サイトではないだろうか。もちろんアメリカのアマゾンが本家本元ではあるのだが、見てもらうと分かる通り、日本のアマゾンとそれほど差はみられない。
もちろん英語で記載されていたり、価格がドル表示であったりはするのだが、サイトの構成は日本のものとほぼ同じで、購入手続きにおいても変わらない。そのため海外通販などを個人で行う人も少なくないのだ。安いiPhoneを見つければ、購入をチャレンジしてみてもいいだろう。ただしその際には送料や技適マークの存在については十分に気をつけておいていただきたい。
ちなみに2017年8月時点では1ドル111.10円となっていたため、そのレートで計算させていただいた。
【iPhone5s】
- 海外版SIMフリー16GB：新品・未開封品
- →＄109.99～＄219.00（約12,220円～24,331円）
- 海外版SIMフリー32GB：中古
- →＄62.97～＄109.99（約6,996円～12,220円）
- 海外版SIMフリー32GB：新品・未開封品
- →＄119.99～＄239.95（約13,331円～26,658円）
- 海外版SIMフリー32GB：中古
- →＄91.00～＄109.00（約10,110円～12,110円）
- 海外版SIMフリー64GB：新品・未開封品
- →＄139.99～＄249.95（約15,553円～27,769円）
- 海外版SIMフリー64GB：中古
- →＄119.99～＄158.85（約13,331円～17,648円）
まとめ
iPhone5s海外版SIMフリーの売買相場をまとめてみた。
iPhone5sはアップル創業者であるスティーブジョブズの遺作であるiPhone5の正当な後継機である。そのため片手で使うことができるというこだわりを受け継いでいるもので、当時は相当注目された機種である。
SEが販売されるようになってから、アップルストアで購入することはできなくなったが、いまだに求めている人は少なくない。今もなお人気の機種であるといえるだろう。
今後、市場の動きがどのようになるかは、これから発表される新機種の動向にもよる。そのため今後もiPhoneの動きについては目が離せないものになるのは間違いない。
