iPhone6・6Plusが少しでもお得に購入できるように中古品を探している人もいるのではないだろうか。最新機種が欲しい気持ちはあるけど、近頃のiPhoneは10万円を超える高額なものもあるし、正直なかなか簡単には手が出せないものだ。特に今使っているiPhoneが故障してしまい、できるだけ早く代替えのiPhoneが欲しいなど急な出費の場合はなおさらである。
新機種が登場するたびに今まででは考えられないほどの新しい機能が増えており、スマホよりも小さなPCのような感覚で利用できるのがiPhoneなのだ。できる限り値段を下げて購入したいからちょっと古めのiPhone6・6Plusあたりが狙い目かなと思っている人もいるのではないだろうか。確かに最新機種のiPhone Xほどでもないにしろ、iPhone6・6Plusだって十分に多機能な機種といえるだろう。
特にそれ以降の機種にある防水やTouch IDの機能もないからこそ、もしかしたら少しお得に購入できるかもと思っている人もいるだろう。実際にiPhone6・6Plusはどのぐらいの中古相場で販売されているのか。できる限り手頃で取り急ぎ購入できると嬉しいものだが、実際はどうなのだろうか。
そんなあなたのためにiPhone6・6Plusの中古相場について徹底的に調べてみた。中古iPhoneの購入方法からヤフオクやムスビーなどの話題の購入方法まで、少しでもお得にiPhone6・6Plusが購入できるように、その方法について紹介していきたいと思う。これから中古品でiPhone6・6Plusを探している人はぜひとも参考にしてほしい。
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iPhone6・6Plusとは?
iPhone6・6Plusの中古市場の相場を知る前に、まずはどんな機能や特徴がある機種なのかを見直していきたいと思う。
サイズやカラー展開
2014年9月にiPhone6、2015年9月に6plusが発売され、片手に馴染みやすいちょうどいいサイズ感と薄さ、軽量化など使いやすさを重視したモデルともいえるのだ。ただし6plusは片手で操作するのはちょっとむずかしいファブレットとよばれる分類になり、特に女性の場合は使いにくいなどと言われることも多かった。
この当時キーリング(iPhoneの後ろに貼り付けて使う便利道具)なども発売された。iPhone自体も本体の画面をさらに大きくして全体的に丸みをもたせるなどのモデルチェンジをおこなっている。
カラー展開はシルバー・ゴールド・グレイの3色展開になり、iPhone6・6Plusに関しては両者ともさほど以前と機種と比べて見た目には大きな違いはない。ただし機能面で比較してみると両者ともにHDディスプレイを搭載しており、光学手ブレ補正、ランドスケープモードなどの今までにない驚きの機能が追加されているのだ。
長時間対応バッテリー
特にiPhone6・6Plusはバッテリーの長時間対応が格段に向上している。それ以前の機種の場合は、連続通話時間が最大でも10時間程度だったのに対してiPhone6は最大14時間、6plusは24時間もバッテリーが持つと想定されているのだ。外に持って行ったときに充電がなくなってしまうと、どんなに便利な機能を兼ね備えていても意味がなくなってしまうので利用頻度の多いユーザーにとっては嬉しいポイントといえるのではないだろうか。
バッテリーを持ち歩かずとも長時間iPhone6・6Plusを楽しめるのだ。ただしバッテリーは使えば使うほど劣化していくので、中古品の状態や使っていた頻度などによってもバッテリーの状態に差が出てしまう可能性があるので、その点は了承しておいてほしい。
iPhone6・6Plusの販売価格
iPhone6・6Plusが発売当時どのぐらいの価格だったのか。中古相場を知る上で、どのぐらいお得になっているのか。また基準を把握するためにも重要なポイントになる。ちなみにSIMフリーの場合は、これよりも少し高額になる場合があるので、あくまでも通常のiPhone6・6Plusの価格になる。
iPhone6
- ・16GB:67,800円
- ・64GB:79,800円
- ・128GB:89,800円
iPhone6 plus
- ・16GB:79,800円
- ・64GB:89,800円
- ・128GB:99,800円
iPhone6・6Plusの両者の特徴として、今ではなかなか見ることのなくなった16GBの小さな容量のiPhoneが売っていたことにあるだろう。ほぼ動画を保存することがない人にとっては、この16GBでも十分に機能が事足りる。でもゲームを頻繁に使う人や写真を保管することが多い人など使い方次第では容量がいっぱいになってしまい、中にあるデータを見直さなくてはいけなくなる。
また、1番大きな容量でも128GBと今発売されてるiPhoneよりも容量が小さいのもiPhone6・6Plusの特徴なのだ。その分、値段もお手頃になり10万円以下ですべての機種が購入できる。さらにはキャリアによってお得になるサポートがついてきたり、買取時に割引になるサービスなどもあり、iPhone6・6Plusを発売当時お得に購入できたなんて人もいるだろう。
iPhone6・6Plusの中古品相場
iPhoneは新機種が発売される度に中古品の価格は下がると思っている人も多いはずだ。ただしiPhone6・6Plusやその次に発売されたiPhone7・7Plusなどの機能性を兼ね備えた機種の場合、そこまで中古品の販売額は下がっていないと言われている。もともとiPhoneは日本だけでなく海外でも人気のある機種になり、品薄の状態が続いているのだ。
どんなお店だって、高値でも十分に需要が見込める商品をわざわざ価格を下げてまで販売することはないはずだ。他にもiPhoneの大手キャリアが実質0円販売をしていたり、一括0円販売をやめることになり余計にiPhoneの中古市場が下がらなくなってしまっている。iPhoneの売上が低調すると中古の市場に流れてくる端末自体が少なくなってしまい、相場が下落することがなくなってしまう。
いつかのタイミングで急激に下がることもあるかもしれないが、急にiPhone6・6Plusが必要になった人の場合、それまでiPhoneを持たずに生活することはできないし、あまり現実的ではない。iPhone6・6Plusが需要が高く、今でも人気のある機種であるからこそ、中古品でもそれなりの相場を保っているのだ。
iPhone6・6Plusを中古品で購入するには?
iPhone6・6Plusを中古品でできるだけお得に購入するには、大きく分けて2通りの購入方法がある。実店舗での購入、もしくはインターネットでの購入だ。いずれもメリット&デメリットがあるので、まずはそれぞれ詳しく説明していきたいと思う。
実店舗
街中でiPhone中古取扱店などの宣伝を見かけたことはないだろうか。実際に店舗に足を運び店員さんと会話をしながら、iPhone6・6Plusを購入する方法になる。店舗内に取り扱っているiPhone6・6Plusの数は店舗によって異なるので大きめの店舗に足を運んだほうが自分で状態の良さや価格などを決める選択肢になる。
店舗の場合は利用者の口コミや声を大事にしているので、万が一トラブルがおきてしまった場合も実店舗に足を運んで相談すればしっかりと対応をしてくれる場合が多い。中古品の場合、iPhoneはもともと精密機器なのでどうしても購入後に不具合が出てしまうこともある。このサポートがあるか、ないかだけでも大きな違いとなるので覚えておきたい。
また販売されている価格が平均的な相場になるので大損してしまう可能性も格段に少なくなる。とにかく安く購入したい、なんて人にとっては、破格な値段で販売されていることはないので、物足りなくなってしまうかもしれない。そのかわりに中古品ならではの面倒な手続きなどをすべて代わりにやってくれるなど、お得な面も多いのが実店舗になる。
実店舗の場合は安心した取引ができるので、iPhoneを購入するときに価格は多少高くても安心して購入できるお店がいい人にとっては、実店舗はとても合っているはずだ。
インターネット
インターネットなどで調べ物をしているとiPhone6・6Plusを安く販売しますといった宣伝を見かけることもあるだろう。実店舗のないネットショップでもiPhone6・6Plusを中古品として購入することができる。これはiPhoneの中古品買い取りますと宣伝しているお店が買い取ったiPhoneを修理して販売しているものだ。
実店舗のように店員さんとのやりとりを直接おこなうことがなく購入できること、365日24時間自分の好きなタイミングで決済ができるなどのメリットもある。さらには実店舗が無いぶん、価格の設定がお得になるキャンペーンなどもおこなわれており、iPhone6・6Plusを少しでも安く購入したい人にとってはンターネットのネットショップのほうが合っている場合もあるのだ。
ただしネットショップの場合は実店舗がないので何かトラブルがおきてしまったときの対応に時間がかかってしまったり、なかには対応してくれない業者がいたりと実際に問題になっている。基本的には安心して取引できるショップも多いのだが、なかには状態の悪いiPhoneや使い尽くしたバッテリーが入ったままのiPhoneを販売してくるような悪質な業者もいるのだ。
これらの問題もあり、iPhoneを中古で購入する場合、どこを利用するのかが大きなポイントになるといえるのではないだろうか。毎日使うものだからこそ、しっかりとメンテナンスがおこなわれているものや何かあったときのサポートがしっかりとしていると嬉しい。お店もたくさんあるので実際に利用した人の口コミを見るなど事前に調査した上で購入を検討するのをおすすめする。
iPhone6・6Plusをフリマやオークションサイトで購入する
iPhone6・6Plusは、フリマアプリやオークションサイトで購入することもできる。近頃はTVなどのCMでも良く見かけるヤフオク、メルカリ、ラクマ、ムスビーなどもその1つだ。知名度が格段に上がっていることもあり、中古品を購入するというとこのフリマやオークションサイトを最初にイメージする人も増えているだろう。
基本的には会社が取引をおこなうのではなく、個人間のやりとりによってiPhoneを買取に出す方法になる。その買取に出されたiPhoneを実際に中古品として購入する方法になるのだ。1度でもフリマアプリやオークションサイトを覗いたことがある場合はイメージしやすいのではないだろうか。
実店舗やネットショップのようにもともとの相場が決まっているわけではないので、驚くほど破格でiPhone6・6Plusを購入することも夢ではないのだ。なかには何かしらの理由があって数十円程度の価格で販売されている場合もある。数千円とか数万円の価格で販売されているケースもあるので、探してみると面白いかもしれない。
フリマアプリの場合は、直接気になった商品に対して購入し配送されるのを待つ形になるのだが、オークションの場合は競り合いで商品を購入する形となる。最低落札額が出品者によって決められている場合もあるが、あえて参入するときの価格を安く設定して集客している場合もあるのだ。
実店舗で購入するよりも格段に安い価格にてiPhone6・6Plusを購入できる場合もあるのだが、オークションならではのデメリットとして購入した商品に対してノークレーム&ノーリターンが基本となっている。もし購入した後に何かトラブルがおきてしまっても返品の対応ができないケースもあるので十分に注意したい。その反面iPhone6・6Plusをかなりお得に購入できる場合もあるので、どちらにするべきかしっかりと検討した上で選ぶようにしてほしい。
フリマアプリでのiPhone6・6Plusの中古品相場
フリマアプリの中でも最大手として知られるヤフオクと近頃何かと名前を耳にするようになったムスビーのiPhone6・6Plus中古相場について具体的に説明していきたいと思う。実際にどのぐらいの価格でiPhone6・6Plusが取引されているのか気になるポイントといえるのではないだろうか。
ヤフオク
ヤフオクで実際にどのぐらいの価格でやりとりしているのかを調べてみた。iPhone6の場合、機種によって以下のように価格に大きな差があることがわかる。
- ・16GB:1,000円~8,000円
- ・64GB:3,000円~23,000円
- ・128GB:19,000円~50,000円
iPhone6 plusの場合、もともとの本体価格がiPhone6よりも高い分、少し高めに設定されているケースが多いようだ。
- ・16GB:5,000円~10,000円
- ・64GB:8,000円~20,000円
- ・128GB:10,000円~50,000円
基本的に自分で価格設定ができるので、できるだけ早く買取手を見つけたい場合は安く設定している場合もあるし、付属品の有無、傷や汚れの有無によって価格を下げている場合もある。ヤフオクの場合は画面の上部にある検索で欲しい機種を入力して調べるだけなので普段あまりインターネットを使わないなんて人も検索機能さえあれば使いやすいのだ。
購入したときの箱がついているものやケースがついているもの、展示品・未使用・美品になると価格が高くなる。なかには120円などの考えられない破格の場合もあるが、日常使い用のiPhoneを探している場合はあまりおすすめしない。ある程度の価格を出してでも状態のいいiPhoneを選ぶようにしたいものだ。
ヤフオクの場合、競り合いで価格の動向を見るか、即決価格を出して今すぐに落札するかの両方を選べる。また出品者によって送料が自己負担になる場合があるので、住んでいる地域までの送料がいくらぐらいかかるのか確認しておこう。意外と高額になってしまう場合もあるのが個人間だからこそのデメリットかもしれない。
ムスビー
白ロム専門店のフリマアプリとして注目されているのがムスビーだ。できるだけ中古品をお得に購入したいのであれば、専門店で購入した方がお得になる場合がある。専門店ならではの品数の多さや豊富さは、他の商品も取り扱っている店舗では到底太刀打ちできない。珍しい機種や驚くようなアイテムがそろっている可能性もあるのだ。
白ロム専門店だからこそ買取手が見つかりやすいこと、ムスビーのしっかりとしたサポート機能もついてくるので安心して取引できるなど、ネットショップの便利さと実店舗の両方のいいポイントを持っているともいえる。
ムスビーの場合はiPhone6・6Plusの状態によって事前にランク付けされ価格が決められている。例えば、A程度が良い・良好、B多少の傷や汚れがある、C傷やよごれが目立つなどのランクによって販売額に大きな違いが出るのだ。iPhone6でも傷が多いとCランクになり値段が急激に下がってしまうこともあるし、状態が良ければAランクで数千円の違いが出ることもある。
iPhone6の16GBを例にとって、ランクごとの価格帯を見てみよう。状態がいいA評価とC評価では、場合によって1万円近くの差があることがわかる。
- ・A評価:27,000円~29,000円前後
- ・B評価:25,000円前後
- ・C評価:20,000円前後
64GBの場合はCランクで25,000円、Bランクで27,000円程度など価格もさまざまだ。ちなみになかなか無い高評価でSランクの新品同様もあるが、64GBで32,000円前後の高値がついている。ムスビーの場合、ショップ出品のものが高額になる傾向がある。
赤ロム補償などもついていて、付属品も完備となり、ほぼ新品で購入したときと変わらないクオリティのため、その分高額になりやすい。新品ほどではないものの、少しでも状態のいいiPhoneが欲しいと思っているのであればこの辺りを狙ってみてもいいかもしれない。新品で購入するよりも何倍もお得になるのだ。
まとめ
iPhone6・6Plusを中古で購入するときの価格について調べてみたが、どこで購入するのかによっても全く違うことがわかるだろう。安心して購入できるお店の方が毎日使うiPhoneの場合は安心だといえるのではないだろうか。
またオークションやフリマの場合は購入時の本体設定を自分でおこなわなくてはいけない場合もあるので価格や手間、メインスマホとして使用するのか、など使い方次第で選ぶようにしたい。