Jリーグチップスカードの買取価格を10社徹底比較

みなさんの中には熱狂的なサッカーファンがおられることだろう。現在、Jリーグはたいへん賑わっているし、ワールドカップなどにおいてもかなり注目されている。熱狂的なファンの中には、選手の写真が掲載されたカードをコレクションにしているという人も多くおられる。現在、サッカー選手によるトレーディングカードであるWCCFがかなりの人気となっているのはご承知の通りだ。

しかし、Jリーグチップスカードを集めていたという人も多いのではないだろうか。カルビーが販売しているJリーグチップスを購入するとついてくるおまけである。中にはカードがほしくて、Jリーグチップスを大人買いしている人もおられるほどだ。

そのように集めていたカードでも、今はタンスや引き出しの肥やしになっているという人がおられないだろうか。あなたの所有しているカードが高額になる可能性があるかもしれないので、是非この記事を参考にして頂きたい。

Kawasaki Frontale vs Gamba Osaka_103 / TAKA@P.P.R.S

Jリーグチップスとは

Jリーグチップスカードとは、カルビーが販売しているJリーグチップスを購入すると付いてくるおまけのカードのことをいう。Jリーグチップスは1987年から販売されているが、当時はJリーグが存在せずにJSLとしてサッカーチームが活動していた時代であり、当時活躍していた岡田武史、松木安太郎、柱谷幸一などがカードとなった。

1991年に販売されたJリーグ（JSL）チップスでは三浦知良、中山雅史などJリーグを支えた名選手がカードになったこともあり、かなり注目されるようになった。また1992年にはJリーグがスタートして、Jリーグチップスして販売されるようになり、プロ野球チップスを中止してまでJリーグチップスに力を入れざるを得ないという状況にもなったほどなのだ。

Jリーグ自体の人気が下火になってくると同時にJリーグチップスについても販売数の下降線をたどる。販売中止になった年もあるが、途切れ途切れでも販売され続け、現在に至っている。2014年にはサッカー日本代表チップスとして販売されている。

Jリーグチップスカードの買取価格を10社徹底比較

Jリーグチップスカードの買取価格を10社徹底比較してみたい。ただし、現状で、Jリーグチップスカードについては積極的にどのカードショップも買取しているという訳ではない。一部のショップによって取り扱いされており、さらに、一部の熱狂的なファンによって売買されているのだ。

今回、買取ショップとオークションサイト、フリマサイトをご紹介する。買取方法は大きく異なることになるが、自分自身がどのようなカードを所有しているかによって、どのサイトを利用すればいいかお分かりになるだろう。

まんだらけ

まんだらけは、アニメグッズやホビー商品を取り扱うショップであり、かなりレトロな商品やマニアックな商品なども買取販売されているので、アニメファンからかなり注目されていることで知られている。ほかのショップでは見かけることができないグッズも多数そろえられていることから、おたくの殿堂などと呼ばれることもある。

グッズの買取については査定により決定するが、しっかりと教育されたスタッフはかなり目利きが鋭いと評判であり、買取に出すことも安心できる。Jリーグチップスカードについても積極的に買取をおこなっている。1987年発売当時のものの買取表が公開されているため、当時のカードを所有している人であればまずはここをチェックしてもらいたい。

【まんだらけでのJリーグチップスカードの買取価格】

• ・1987年（年代表記なし）奥寺康彦：2500円
• ・1987年（年代表記なし）ラモス：9000円
• ・1987年（年代表記なし）松永成立：7000円
• ・1987年（年代表記なし）水沼貴史：6000円
• ・1988年（番号22）ラモス：6000円
• ・1988年（番号16）ロペス：6000円
• ・1989年（番号102）木村和司：6000円
• ・1989年（番号117）柱谷哲二：5000円
• ・1989年（番号115）モネール：4000円
• ・1989年（番号122）ロペス：10000円
• ・1989年（番号123）山本健一：5000円

駿河屋

駿河屋は、中古ネット買取市場において日本最大級といわれるリサイクルショップであり、ホビー商品やコミック、DVD、CD、フィギュア、パソコンなど幅広い商品の取り扱いがあることで知られている。首都圏を中心にして日本全国に構えられているショップでは、連日買取販売で賑わっている。近隣のショップがあるのなら、一度覗いてみるといいだろう。

Jリーグチップスカードについては、一部のカードのみ買取をおこなっているという状況である。価格査定上限額がついているのはほんの一部であり、その他の商品は見積もりが必要であるとしている。おそらくはそれほど高くならないように感じられるが、まとめ売りなどが希望であれば問い合わせてみるといいだろう。

【駿河屋でのJリーグチップスカードの買取価格】

• ・カードホルダー Jリーグチップス2004 ラッキーカード交換景品：250円
• ・Jリーグチップス2002 第1弾 カードコンプリートセット：300円
• ・188 宮本恒靖：0円
• ・2Jリーグチップス2002 第2弾 カードコンプリートセット：600円

ミント

ミントはトレカの買取を専門におこなっている買取業者だ。トレカ専門店として25年営業してきた実績がある。古いカードも数多く取り扱っており、Jリーグチップスカードの買取実績も豊富だ。

特にJリーグチップスカードは専用のページまで設けられている。それだけJリーグチップスカードの買取を強化しているということだ。高価買取してもらえる可能性が非常に高いので、ミントはおすすめの買取業者と言える。

【ミントでのJリーグチップスカードの買取価格】

• ・2019 JTE 浦和レッズ 鈴木大輔 直筆サインカード 32/40：5000円
• ・2019 JTE 浦和レッズ 茂木力也 直筆サインカード 17/40：3000円
• ・2018 JTE 浦和レッズ 森脇良太 直筆サインカード 22/40：8000円
• ・2007 JTE 浦和レッズ 赤星貴文 直筆サインカード：1500円
• ・2019 EPOCH One エポックワン 柏レイソル ヒシャルジソン ヒシャルジソンJリーグ初ゴール：600円
• ・2019 EPOCH One エポックワン 湘南ベルマーレ 松田天馬 松田天馬J1通算50試合出場：600円

リサイクルショップMINATOKU

リサイクルショップMINATOKUでは、幅広い商品の買取がおこなわれている。Jリーグチップスカードも対象商品だ。豊富な買取実績があるので、初めての人でも利用しやすい。Jリーグチップスカードを持っている場合は、一度査定に出してみよう。

バーバチカ

トレカだけでなく幅広い商品の買取をおこなっているバーバチカでは、Jリーグチップスカードの買取も受け付けている。その他にも豊富な種類のトレカの買取をおこなっているので、査定スタッフのスキルも豊富だ。相場に見合った値段でJリーグチップスカードを買取ってくれるだろう。

買取コレクター

買取コレクターは、ホビー商品の買取を強化しており、メディアから取材を受けることもたびたびあるリサイクルショップである。ネット買取が基本となっているが、出張買取にも対応しており、目利きができるプロスタッフによって査定されるために、他店よりも査定額が3倍になったという事例も存在する。かなりレトロな商品の買取もおこなっているために、自宅にいらないゲームなどあればカードと一緒に買取してもらうといいだろう。

Jリーグチップスカードの買取はかなり積極的におこなっており、実績も多数あるようである。ただし、買取査定額についても買取実績額も公表されていないので、ここでは買取強化しているという情報だけになるがご了承頂きたい。気になる方は直接ショップに確認してほしい。

【買取コレクターでのJリーグチップスカードの買取価格】

• ・買取強化中：査定により1円～

リサイクルトレード

リサイクルトレードは、北九州に店舗を構えているリサイクルショップであり、八幡南店、宗像店の2店舗が存在する。店舗にはあらゆる商品が取りそろえられており、連日賑わっている状態だ。店頭での買取はもちろんのこと、出張買取にも対応している。福岡や北九州エリアの人であれば、利用価値が高いだろう。

Jリーグチップスカードについては買取を強化しているというわけではないが、買取実績をツイッターアカウントにより確認することができた。買取価格については公表されていない。基本的にはまとめ売りになると考えられるが、店舗近くにいる人で買取を依頼したい人であれば検討するといいだろう。自宅にあるいらないものもついでに処分してしまえばいい。

【リサイクルトレードでのJリーグチップスカードの買取価格】

• ・買取実績あり：査定により1円～

ヤフオク！

オークションサイトといえば様々なサイトが日々利用されているが、なかでも人気があり利用者の多い代表的なオークションサイトと言えばヤフオク！だろう。Jリーグチップスカードも高額で多数取り引きされている。買取ショップで金額に納得がいかない場合、オークションサイトの利用も検討してみはいかがだろう。

ラクマ

フリマサイトであればラクマでJリーグチップスカードの売買がおこなわれている。ラクマとは楽天が運営するフリマアプリで、以前はフリルという名であった。ラクマは使用料が無料となっており、販売手数料も3.5%とメルカリの10%と比べてかなり安く設定されているため気軽に出品することが可能である。

まとめ

Jリーグチップスカードの買取価格を10社徹底比較してみた。Jリーグチップスカードは歴史的な変遷があり、JFLからJリーグ、日本代表へと変化していった。初期時代のJFLチップスカードを所有している人であれば、かなり高額で売買されていることがお分かりになるだろう。

もし買取を検討している人であるならば、損することなく売り抜けられるようにして頂きたい。今回は10社比較をしているが、自分に適した売却方法でなければかなり買いたたかれてしまう可能性があるからだ。