モノグラム柄のモチーフが有名なLouis Vuitton(ルイヴィトン)。その歴史は旅行鞄専門店の創業から始まり、今では世界的に愛されるトップブランドとなった。近年ではSupreme(シュプリーム)とのコラボの話題で持ちきりだ。
そんなルイヴィトンのアイテムの中でも一番人気なのがバッグや財布。今回はそんな同ブランドのバッグや財布の高価買取取引価格をまとめたので、処分を検討している方はぜひ参考にしてみてはいかがだろうか。
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Louis Vuittonはどんなブランドなのか
Louis Vuitton(ルイヴィトン)は、1854年にフランス・パリに旅行鞄専門店として創業したブランドである。デザイナーであるルイ・ヴィトン氏は、もともと腕利きの荷造り用トランクの製造職人だった。当時のトランクは丸みのある蓋が主流であったが、ルイ氏は荷物の積み重ねを容易にするために平らな蓋のトランクを生み出した。
そしてトランクの素材には、レザーよりも軽量な上に、防水機能を施した "グリ・トリアノン・キャンバス" というグレーの無地のコットン素材を採用。このトランクの開発により、1867年の世界博覧会にて銅メダルを受賞している。
ルイヴィトンがデザインするパターン
初めは無地のトランクを販売していたルイヴィトンだが、模倣品対策として1888年よりさまざまなパターンを展開を始めた。そのパターンの第1号が、日本の市松模様がデザインソースとなった「ダミエ」である。モダンなチェッカー柄が上品な印象だ。
そして1896年に今や定番となった「モノグラム」が編み出された。これはルイ・ヴィトンのイニシャル " L” と " V " に星と花を組み合わせた、最も有名な柄である。他にもエナメル加工が施された「ヴェルニ」やカラフルなモノグラムの「マルチカラー」など、数多くのパターンが展開されている。
新作が出たら「買い替え」を検討する方も
毎シーズン、素敵な新作を発表しているルイヴィトン。新作が出る度に、今使っているヴィトンのバッグや財布の「買い替え」を検討する方も少なくないだろう。
しかし、要らないからという理由でただ捨ててしまうのはもったいない。ルイヴィトンのバッグや財布は中古市場で人気の高いブランドなので、捨てるよりももっとお得な処分方法があるのだ。
公式では「下取り」を行なってない
そこで検討すべき処分方法が「下取り」と「買取」である。しかし、ここで注意点がひとつ。ルイヴィトンの公式では下取りサービスを行なっていないのだ。
本来下取りサービスというのは今後の買い物を見越して、今まで使っていたアイテムを買い取ってもらい、新たな買い物のときにその分の割引対応があるというもの。
中古市場ではブランド品の下取りを行なっている業者がいくつかあり、そのような業者は下取りと引き換えに、店舗で扱うリユース商品の中から買い替えできるシステムを作っている。しかし、あくまで新品ではないリユース商品の中から選ばなくてはならない点や、下取りの買い替え対応は当日のみ、などの縛りがあるので注意が必要なのである。
自由な選択を求めるなら「買取」がオススメ
「まだ次に買い換えるものは決まってないけど、ルイヴィトンのバッグや財布がひとまず不要になってしまった」「断捨離中だからとりあえず処分したい」そんな今後の自由な選択を求めるなら " 買取 " を選ぶことをオススメする。
買取は、不要品を現金で買い取ってもらう というとてもシンプルなもの。しかも現金対応なので、同ブランドに限らず、他のブランドに買い換えることもできるのだ。
買取業者は状態にランクをつける
売りたいアイテムを買取業者に持ち込むと、買取業者はブランドの価値を調べるとともに、アイテムの状態にランクをつける。
- Sランク…新品または未使用品
- Aランク…使用感の少ない中古美品
- Bランク…使用感のある中古品
といったランクでアイテムを分類する。
Sランクに近いほど高い金額で買い取ってもらえるのだ。
Louis Vuitton(ルイヴィトン)の買取実績価格を公表している買取業者
数多くの買取業者のなかには、買取実績価格を公表している業者も存在する。そんな各業者の実際の買取価格を比較して、手持ちのルイヴィトンの売却価格の参考にしてみよう。そして、もし希望に合う買取業者が見つかったら、ぜひ気軽に利用していただきたい。
BRAND OFF TOKYO
BRAND OFF TOKYOはバッグや財布の他にも服やジュエリー、お酒や携帯電話など幅広いジャンルの買取を行なっている。その中でも特にルイヴィトンの買取を強化しているようだ。
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
買取実績(2020年8月調べ)
- 【バッグ】
- ・モノグラム・ネヴァーフルMMトートバッグ M41178 85,000円
- ・モノグラム・セギュールハンドバッグ M41632 100,000円
- ・モノグラム・マンハッタンPMハンドバッグ M40026 27,000円
- 【財布】
- ・ポルトフォイユ・ヴィルトゥオーズ長財布 M60388 41,000円
- ・モノグラム ジッピー・ウォレット 長財布 M60017 60,000円
- ・モノグラムマルチカラーポルトフォイユ・サラZIP長財布 M93532 33,000円
大黒屋
大黒屋は年間買取150万件を誇る大手買取業者だ。全国に200店舗以上を展開し、圧倒的知名度で人気を博している。ヴィトンのバッグ、財布の買取価格は以下を参考にしてみてほしい。
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
買取実績(2020年8月調べ)
- 【バッグ】
- ・モノグラム・インク M43678 ダヌーブPM135,000円
- ・ルイヴィトン モノグラム M41055 モンテーニュBB 130,000円
- ・ルイヴィトン エピ M54405 ダンディブリーフケースMM 125,000円
- 【財布】
- ・ポルトフォイユツイスト パイソン 150,000円
- ・モノグラムエクリプス ジッピーXL 100,000円
- ・モノグラム ポシェットフロランティーヌM51855 35,000円
【PR】Wonder REX(ワンダーレックス)
Wonder REXは衣服以外にも、家電製品、ホビー用品などの買取も行っている。衣料品引き取りとは違い、店頭・宅配・出張とさまざまな方法で買取対応してくれるのが魅力だ。こちらもルイヴィトンの買取に積極的で、ホームページには同ブランドのアイテムの買取参考価格を掲載している。
こちらは現在、宅配買取を利用する方限定のキャンペーンを行なっている。キャンペーン内容は、対象ブランドの買取額が10,000円につき1,000円分のJCBギフトカードをプレゼントしてくれるというもの。上限金額はなく何度でも利用できるので、まとめ売りをしたい方にぜひおすすめしたい。さらに対象ブランドが含まれていれば返送料が無料になるので、お得に利用できるチャンスだろう。
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
買取実績
- 【バッグ】
- ・モンテーニュBB M41055 160,000円
- ・カイサ・ホーボー/スリーズ N41555 138,000円
- ・テュレンPM M48813 115,000円
- 【財布】
- ・ジッピー・ウォレット/ダミエ N60015 60,000円
- ・ポルトフォイユ・ブラザ N62665 45,000円
なんぼや
なんぼやは現在ルイヴィトンの買取を強化しており、LINE査定をすると10%UPの価格で買取を行なっている(2020/08/01調べ)。中でもダミエの「タダオ」、ミロワールの「アルマ」、「アーツィー」を高価買取中とのことだ。
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
買取実績(2020年8月調べ)
- 【バッグ】
- ・モノグラムポシェット・メティス 160,000円
- ・モノグラムモンスリ PM 95,000円
- ・モノグラム マルチカラーミニスピーディ 130,000円
- 【財布】
- ・モノグラム ジッピーウォレット 61,000円
BRAND REVALUE(ブランドリバリュー)
BRAND REVALUEは、「保証書がない」「汚れてしまっている」など、アイテムに難点がある場合でも買い取ってくれる頼れる買取業者である。他店で買取を断られてしまった場合などは、ぜひブランドリバリューに相談してみよう。
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
買取実績(2020年8月調べ)
- 【バッグ】
- ・ダミエ グリニッジN41337 185,000円
- ・モノグラム アイコノクラスト 154,000円
- ・マヒナ セーブルガレM41791 200,000円
- 【財布】
- ・ヴィトン モノグラム ジッピーウォレット M41894 68,000円
フリマアプリに出品すると高く売れる?
では、中古買取市場で流行っているフリマアプリのメルカリ・ラクマ・PayPayフリマを利用するのはどうだろうか。
実際の出品価格を見てみると、
出品価格 | 落札価格 | |
---|---|---|
バッグ | 5000〜130000円 | 5000〜60000円 |
財布 | 1700〜70000円 | 1700〜12800円 |
と、買取業者の買取価格に比べてかなり安価な取引であることがわかった。
フリマアプリの注意点
フリマアプリでは安価で買い取られることが多く、出品から落札までタイムラグがあるところも難点だ。買取の場合は最短で即日現金化できるのに対し、フリマアプリは場合によっては半年〜1年売れないなんてこともザラにある。プレミア価格が狙えるようなもの、トレンドアイテムですぐに買い手がつくことが見込めるなら使う価値は十分にあるが、早い現金化を望むなら買取を利用するのが賢明だろう。
高額買取が狙えるルイヴィトンのアイテム
それぞれの業者の買取価格から、ルイヴィトンがいかに高額で買い取られるかがわかっただろう。そしてヴィトンのアイテムの中でも特に高額買取が狙えるアイテムがある。
それは、有名ブランドとのコラボレーションアイテムだ。
流行になっているものほど高値がつきやすい
最近ではSupreme(シュプリーム)とのコラボレーションが記憶に新しい。発売日即完売で、もはや伝説とも言えるコラボとなった。そのため中古市場での買取もかなり高額となっているようだ。
例えば、Supremeのロゴが目立つ真っ赤な「キーポル バンドリエール55」は定価430,920円のところ、買取価格は定価〜600,000円と、定価を大きく上回っている。他のキーポル45やバックパック、ウエストポーチ、ウォレットも同じくらいの高価買取が見込めそうである。
BRING
Supreme(シュプリーム)とのコラボアイテムの売却なら、強化買取中のBRINGをぜひ利用してみてはいかがだろうか。アパレルウェアももれなく買い取っている。
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
希少価値が高いものほど高く売れる
なぜこんなにもコラボ品が高く売れるのだろうか。それは中古買取には "希少価値" が大いに反映されるからである。入手困難なものや限定のアイテムなどがその対象であるため、いつでも手に入る定番アイテムよりも何倍も高値で買い取られるのである。
Louis Vuittonのバッグや財布を高く売るコツ
それでは最後にルイヴィトンのバッグや財布をなるべく高く買い取ってもらうコツを紹介していこう。
複数の業者を比較する
できるだけ高く売りたいと考えるなら、業者の査定比較が必須となる。
もしも比較をせず、はじめに査定を依頼した業者にそのまま買い取ってもらうとなると、万が一安く買い叩かれていても、その事態に気がつかないのだ。
実は買取業者は業者ごとに買取基準が異なる。その基準の違いにより、場合によっては数万〜数十万円の価格差が生まれてしまうこともあるのだ。そのためにアイテムの価値をしっかり評価してくれる業者を見つけ出す必要がある。なので、最低でも3〜4社ほどの業者を比較をして、最高価格で買い取ってくれる業者を探すといいだろう。
付属品を一緒に査定に出す
バッグや財布を買取に出す上で大事なポイントとなるのが「付属品」を一緒に査定に出すことである。付属品というのは、購入時に商品が入っていた外箱や、箱の中でバッグを包んでいた公式の保存袋、ギャランティカードのことだ。
特にギャランティカードはブランド品の価値を証明する大切なカードのため、高額なアイテムほど、買取時にその有無が問われる。場合によっては価値を証明できないものとして買取を断られてしまうときもあるのだ。そのため、売却を見越しているなら購入時に付属していたものはしっかり保管しておいて欲しい。
万が一買取を断られてしまった場合は、ギャランティカードなしで買い取ってくれる業者に再度査定を依頼してみよう。ただし、カードがある場合よりも買取価格が下がってしまうことがあるので、注意が必要だ。
古いボロボロのバッグや財布もルイヴィトンなら売れる
ルイヴィトンのバッグや財布は「買取」が一番得する
今回はLouis Vuitton(ルイヴィトン)の買取価格とお得な買い替え方法について紹介した。同ブランドの買い替えであれば下取りも悪くはないが、購入対象品が限定されることなどの難点があった。そのため、理想の買い替えに結びつけるのであれば、「買取」が最適な判断だろう。そして、買取を利用する際はぜひ、上記した高価買取のコツを駆使して高額査定を目指していただきたい。