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MINOXの型番一覧・調べ方・命名規則まとめ

読了目安:11分
更新日:2018/07/07
公開日:2017/11/23
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MINOX(ミノックス)は、ラトビアの首都、リガにてその最初のモデルが生産されたという歴史を持つ、現在はドイツに拠点を置く光学機器メーカーである。第二次世界大戦時に当時の混乱を理由にドイツに拠点を移し、1945年にドイツ・ヴェッツラーにて創業。翌年より製造を本格的に開始した。1990年代に一度倒産しているが、同じドイツのライカの傘下にて経営再建を進め、再独立を果たして現在に至っている。

ここでは、このミノックスから販売されているデジタルカメラの<型番一覧とその調べ方モデル名についてまとめた。


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ミノックスについて

創業者であるアルフレッド・ウォルター・ツァップ(Alfred Walter Zapp)氏は高性能の超小型カメラ、別名「スパイカメラ」考え出した人物である。その大きさは100ミリ程度の棒状で、9.5mm専用フィルムを使用した。文書の接写も可能な高性能のレンズに横を向いたままで写真撮影可能なアクセサリーも存在した

実際の国際スパイの現場でも、このミノックスの超小型カメラは使用され、最も有名な事件をあげると、1962年、米ソが一触即発の事態に陥ったキューバ危機を救ったと言われる「ペンコフスキー機密文書」が挙げられる。この旧ソ連軍高官によるスパイ活動にミノックスの超小型カメラが使われたようだ。さらに、映画やテレビ映画のシーンでも、このスパイカメラが使用される様子が随所に現れ、ミノックスの「スパイカメラ」はヒット商品となった。

1970年代以降は通常の35ミリフィルムを使用する小型カメラなども販売され、現在も小型のデジタルカメラやビデオカメラ双眼鏡やライフルスコープ等の光学製品を販売している。しかし、2009年に発売になっていたデジタルバージョンのスパイカメラは現行ラインナップからは外され、2017年11月現在で、デジタルカメラとして販売されているのは、1機種のみとなっている。

ミノックスのデジタルカメラのモデル名と型番

ミノックスの公式ウェブサイト(http://www.minox.com/)で確認する限り、現行で販売されているデジタルカメラは以下の1機種のみとなっている。しかし、日本で販売代理店を務める株式会社ケンコープロフェッショナルイメージング(KPI)のウェブサイト(http://www.kenko-pi.co.jp/horseman/minox/index.html)では、販売終了と記載されている。そのため、日本国内での販売は終了しているものと思われる

  • MINOX DCC 14.0:511635(シルバー) / 511633(ブラック)

※日本専用の型番と思われる。

ミノックス「DCC 14.0」の特徴

この商品は日本国内では販売されていないようだが、海外ではまだ販売されていると考えられる唯一のミノックス製デジタルカメラと考えられる。その「DCC 14.0」14.0だが、センサーの有効画素数1400万画素(14メガピクセル)の画質となっている。数字の14.0はその画素数を指すようだ。さらに「DCC」は、「Digital Classic Camera」(=デジタル・クラシック・カメラ)の略であるようだ。この商品は2013年より発売となっている。

この商品は、この商品の発売前に存在した「DCC Leica M3 (5.0)」というモデルの後継商品と考えられる。この「DCC Leica M3 (5.0)」の名前に含まれる「Leica M3」は「ライカM3」を指し、「ライカM3」のミニチュア版デジタルカメラとして販売されていたと考えられる。しかし、現在の「DCC14.0」ではその「ライカM3」の名前が外されている。これは、名称を使用できなくなったということとも考えられる。しかし、元のクラシックなスタイルのデザインはそのまま受け継いでいるようだ

また、「DCC 14.0」は、手のひらサイズのミニチュア版カメラであるが性能自体は本格的である。背面には2インチの液晶ディスプレイが搭載されているが、取り外し可能な小さな光学式ファインダーでの撮影スタイルも楽しめる。

6ケタ数字の型番は日本専用

「DCC 14.0」の型番は、KPIのサイトに掲載されていた6ケタの数字による「商品コード」と呼ばれているものとなっている。しかし、この6ケタの数字は日本でのみ使用されている型番のようだ。ミノックスの公式サイト(日本語版はない)で確認する限り、現行販売モデルは「DCC 14.0」のシルバーの機種のみとなっていて、記載されている「Order no.」(オーダーナンバー)は「60720」である。ネットで検索をしても、6ケタの「511635」は日本のサイトが表示され、5ケタの「60720」は海外のサイトが表示された。基本的に型番として使用するのはこの5ケタの数字のほうが良いと考えられるだろう

  • MINOX DCC 14.0:60720 (Silver)

ミノックスの過去のモデル

現行では1機種しかないミノックスのデジタルカメラだが、2000年代に入ってからは数機種のデジタルカメラが販売されている。また、ヨーロッパではミノックスブランドによる、いわゆるコンパクトデジカメも販売されていた。ここでは、こうした過去のモデルのモデル名と、一部型番も紹介していこう。

日本国内で販売された主なミノックス製品

DSC Silver:60112

デジタルスパイカメラ」略してDSCは、日本では2009年に発売されている。ミノックス伝統のスパイカメラのデジタルバージョンである。ボディサイズは86x29x20mm。超コンパクトながら510万画素の有効画素数を実現した。カメラ本体と外付け外部モニター/フラッシュユニットで構成され、モニター/フラッシュユニットをカメラ本体と接続すれば、フラッシュの使用、モニターを見ながらの撮影、撮影した画像の確認、各種設定などが行える仕様となっている。

DCC 5.1 : 60306 / DCC5.1 GOLD : 60307

「DCC Leica M3 5.0」のバージョンアップモデルである。有効画素数が510万画素となったが、「Leica M3」の名が消えている。また、カラフルなカラーバリエーションモデル(限定モデル)も存在した。型番は以下のとおりである。60331(ホワイト)/60332(レッド)/60333(オレンジイエロー)/60334(ブルー)/60335(グリーン)

DCC Leica M3 5.0:60302 / DCC Leica M3 5.0 GOLD:60652

500万画素のライカM3ミニチュアデジタルカメラである。2007年1月に販売されている。ボディ上部には Leica の文字が刻まれている。

Rolleiflex MiniDigi AF5.0 :24611

ドイツのローライ社の二眼レフカメラ、「ローライフレックス」のミニチュアデジタルカメラである。カラーバリエーションがあり、レッドの型番が「24613」。

ミノックスその他のデジタルカメラ

以下ではミノックスから販売されていたデジタルカメラのモデル名一覧を紹介する。型番については省略しているのでご了承いただきたい。

  • DC 1422 / DC 1211 / DC 1222 / DC 1233 / DC 1011 / DC 1022 / DC 1033 / DC 1044 / DC 1055 / DC 9011 WP / DC 8111 / DC 8122 / DC 8011 / DC 8022 WP / DC 7411 / DC 7011 / DC 7022 / DC 6311 / DC 6211 / DC 6011 / DC 6033 WP / DC 5222 / DC 5011 / DC 4211 / DD200 / DM 1 / Rolleiflex MiniDigi / DD1 / DD100 / Mobi DV / DD1 Diamond

DC」で始まるモデルのほとんどが、いわゆるコンパクトデジタルカメラのモデル名になる。ミニチュアデジタルカメラのシリーズを除いて、日本で販売されたモデルはないと思われる。

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カメラの型番の調べ方

今までミノックスの型番の特徴について述べてきたが、ここでカメラ全般の調べ方について紹介したいと思う。自分の持っているカメラの型番はどこで調べられるのかと気になっている人は是非参考にしてほしい。

カメラ本体での調べ方

カメラ本体では確認ができる場合とそう出ない場合がある。ほとんどの場合メーカー名は面や側面にわかりやすく記載されているが、型番はそのメーカーや機種によることがある。

また、型番と間違えやすい番号などもある。ヒカカクで記載の特徴を把握した上で確認するとどの番号が型番に該当するのかわかるだろう。ミノックスの場合であればDCから始まる番号である

型番は小さく記載されていたり、思いもしないところ、また、色が入っていなく凹凸で記載されてあることもある。そのため、確認する際はどの面も確認するようにしてほしい

保証書や領収書での確認方法

しかし、先ほども述べたように型番は本体に記載されていないこともある。そういったときにおすすめなのが保証書や購入時の領収書での確認方法だ。保証書や領収書には型番やそのほかカメラの重要なことが記載されていることが多い。買取に出す際も保証書も一緒に持っていくと良いだろう。そのため、つい購入した後、どこかに置いて紛失してしまい安いものではあるが、保証書は大事なのできちんと保管しておくことがおすすめだ

ミノックスの型番を知っておくことのメリット

では、ここで最後にミノックスの型番を知っておくことのメリットを紹介しよう。

買取に出すときに役にたつ

中古買取業者に買取に出すとき便利である。自分が使わなくなったカメラなどは捨てるのは非常にもったいない。是非買取に出してほしい。しかし、この際に自分の持っているカメラの型番を知らないという人は意外にも多い。型番は、どの買取業者に行っても見積もりの際に確認されるかと思われる。あらかじめ把握しておくとスムーズに査定をしてもらうことができるだろう。

また、見積もりに出す前に、まず自分でいくらくらいの買取価格が平均なのかをインターネットでリサーチしておくこともおすすめである。そうすることで異常に安い値段で買取されるのを防ぐことができるからだ。勿論、その際も型番を把握していることが必要不可欠となる。

フリマアプリやネットオークションで役にたつ

また、中古で買取に出す以外に、フリマアプリネットオークションを使用する人も近年増加している。スマホやパソコンから気軽にでき、さらに全て自分次第のため、自分の納得のいく値段で購入、または売ることができる。その便利さが売りであるだろう。また、掘り出し物が出てくることからも人気を集めている。

しかし、こういった個人でのやり取りとなる中古の売買でも、型番は必要になってくる。売りたい側であれば、型番を商品説明欄に記載していなければ買い手はどの商品かわからない。また、買い手であれば、型番がわからなければ自分の欲しい商品を見つけることができないからだ

また、こういった個人での売買はトラブルがつきものである。こういったトラブルを少しでも回避するためにも型番をしっかりと両者把握しておくことが重要だ。しかし、安全に保証のある状態で中古商品を購入したいという人は、こういった個人での売買ではなく、信頼できる中古買取業者などで購入した方が良いだろう。

ミノックスは6ケタの型番を使用したい

いかがだっただろうか。ここまでミノックスのモデル名と型番について説明してきた。ミノックスの輸入代理店のサイトでは販売終了となっているため、今後の販売がどうなるのかは気になるところではある。現行はミニチュアクラシックカメラ1モデルだけだが、おもちゃのような小ささでしっかり写真を撮影することができることから、カメラファンの間に根強い人気も高いようである。型番を使用する際は、基本的には6で始まる5ケタの数字のほうを使用したほうがよいだろう

しかし、現行モデルに関しては6ケタの国内の型番を使用しても良いとも言える。ネット検索でモデルを検索する場合には、両方使ってみるのも賢明だ。それでも過去のモデルに関しては5ケタのメーカーの型番の使用が良いだろう。また、買取査定に出す際には、どの型番を使用するかに関してあらかじめお店の方に問い合わせてみると尚良いだろう

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会社名
株式会社ジラフ/ Jiraffe Inc.
設立
2014年10月29日
資本金
11.6億円(資本金・資本準備金含む)
株主
East Ventures、TLM、アドウェイズ、ドリームインキュベータ、アナグラム、ポケラボ創業者 佐々木俊介、アイ・マーキュリーキャピタル、GREE、アドベンチャー、メルカリ、hey代表取締役 佐藤裕介、Amazon Japan創業者 西野伸一郎、DGベンチャーズなど
E-mail
info@jiraffe.co.jp
代表者
代表取締役社長 麻生輝明
所在地
〒164-0001
東京都中野区中野5-52-15 中野ブロードウェイ218号
企業理念
2030年のスタンダードをつくる
事業内容
インターネットサービスの企画、開発、運営
従業員数
40名
古物商許可番号
東京都公安委員会 第303311606477号
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