マジック:ザ・ギャザリング(MTG)は世界初のトレーディングカード(トレカ)として知られており、これまでにさまざまなエキスパンションが登場した。その中でも今回は、2020年の秋までスタンダードで使用できる灯争大戦に焦点をあてる。
灯争大戦が2019年5月に発売されてから約1年と4カ月がたったが、スタンダードで使えなくなればカードによっては相場が変動するだろう。そこで、灯争大戦に収録されたカードが現在いくらで買取されているのか、高額カードの買取価格を表形式にしてまとめたので参考にしてもらいたい。
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MTG 灯争大戦とは
MTGの灯争大戦は2019年5月3日に発売されたエキスパンションだ。灯争大戦のブースターパックには264種類のカードが収録されており、MTGで史上初となるプレインズウォーカーが37人(ボックス購入特典を含む)封入されている。これまでのエキスパンションと違って異例であることから、大きな注目を集めた。
ちなみに、灯争大戦に収録されたプレインズウォーカーのカードは通常版と別に、36種類のオリジナルアートが封入されている。オリジナルアートが封入されているのは、日本語版のブースターパックだけに限られ、英語版には封入されていない。
灯争大戦の高額カード買取価格表
ここからは、MTGの灯争大戦に収録された高額カードの買取価格を種類ごとに表形式で紹介していく。表に記載されているカードの買取価格は1,000円前後を基準としているため、買取価格が低いカードに関しては記載していない。なお、各カードの買取価格を調査したのは2020年の9月である。
神話レア(絵違い)のFoil
MTGの灯争大戦に収録された神話レア(絵違い)のFoilカードの買取価格を以下で表形式にしてまとめた。
カード名 | 買取価格 |
---|---|
戦慄衆の将軍、リリアナ | 190000円~400000円 |
龍神、ニコル・ボーラス | 8000円~16000円 |
黒き剣のギデオン | 2500円~5000円 |
もっとも買取価格が高いのは、戦慄衆の将軍、リリアナ(絵違い)の190,000円~400,000円だ。発売当初こそ100,000円前後で買取されていたが、現在はその約2倍~4倍の金額にまで高騰している。
ちなみに、MTGのFoilカードは生産時期によってカードの光り方が異なる場合があり、追加生産版よりも初期生産版の方が基本的に価値は高い。そのため、業者によっては追加生産版よりも初期生産版のカードを高く買い取ることがある。
レア(絵違い)のfoil
MTGの灯争大戦に収録されたレア(絵違い)のFoilカードの買取価格を表形式にしてまとめたものが以下である。
カード名 | 買取価格 |
---|---|
世界を揺るがす者、ニッサ | 25000円~35000円 |
大いなる創造者、カーン | 9000円~18000円 |
伝承の収集者、タミヨウ | 7500円~12000円 |
時を解す者、テフェリー | 4000円~10000円 |
野獣の擁護者、ビビアン | 4500円~9000円 |
人知を超えるもの、ウギン | 4000円~8000円 |
炎の職工、チャンドラ | 3500円~8000円 |
神秘を操る者、ジェイス | 2500円~5000円 |
復讐に燃えた血王、ソリン | 1500円~3000円 |
主無き者、サルカン | 1000円~2000円 |
ボーラスの壊乱者、ドムリ | 700円~1500円 |
寛大なる者、アジャニ | 500円~1000円 |
レア(絵違い)のFoilでもっとも買取価格が高いのは、世界を揺るがす者、ニッサの25,000円~35,000円だった。
ほかのカードを見ても分かるように、灯争大戦に収録されたレア(絵違い)のFoilには買取価格が5,000円を超えるようなカードが多くあるが、中には1,000円~2,000円程度の金額しかつかないカードもある。
アンコモン(絵違い)のFoil
MTGの灯争大戦に収録されたアンコモン(絵違い)のFoilカードを買取表にしてまとめたものが以下の通りである。
カード名 | 買取価格 |
---|---|
覆いを割く者、ナーセット | 35000円~80000円 |
崇高な工匠、サヒーリ | 3000円~6000円 |
夢を引き裂く者、アショク | 2300円~5000円 |
群集の威光、ヴラスカ | 1200円~2500円 |
はぐれ影魔道士、ダブリエル | 900円~1800円 |
ビヒモスを招く者、キオーラ | 900円~1800円 |
謎めいた指導者、カズミナ | 700円~1500円 |
太陽の義士、ファートリ | 500円~1400円 |
憎悪に歪む者、オブ・ニクシリス | 500円~1200円 |
放浪者 | 500円~1000円 |
無頼な扇動者、ティボルト | 500円~1200円 |
敬慕される炎魔道士、ヤヤ | 400円~1000円 |
群れの声、アーリン | 400円~1000円 |
暴君潰し、サムト | 500円~1000円 |
死者の災厄、ケイヤ | 500円~1000円 |
石の嵐、ナヒリ | 500円~1000円 |
アンコモン(絵違い)のFoilで買取価格がもっとも高いのは、覆いを割く者、ナーセットの35,000円~80,000円だ。戦慄衆の将軍、リリアナ(絵違い)のFoilに次ぐ買取価格の高さで、灯争大戦に収録された目玉カードの1枚だろう。
ほかにも、覆いを割く者、ナーセットほどではないものの、アンコモン(絵違い)のFoilには崇高な工匠、サヒーリや夢を引き裂く者、アショクのような買取価格の高いカードがある。
ただ、アンコモンはレアと比べるとレアリティが高いわけではないので、1,000円以下で買取されるようなカードがレアのFoilと比べて多い。
神話レア
MTGの灯争大戦に収録された神話レアの買取価格を表にしてまとめたものが以下の通りである。
カード名 | 買取価格 |
---|---|
戦慄衆の将軍、リリアナ(絵違い) | 6000円~7000円 |
時を解す者、テフェリー | 900円~1000円 |
破滅の終焉 | 1000円 |
灯争大戦に収録された神話レアで買取価格がもっとも高いのは、戦慄衆の将軍、リリアナ(絵違い)の6,000円~7,000円だ。
ノーマルカードでも値段がつくカードは多いが、戦慄衆の将軍、リリアナ(絵違い)のように5,000円以上の値段がつくカードは、1つのエキスパンションに1種類あるかないかである。
MTGの買取でおすすめの買取業者
上記で灯争大戦に収録された高額カードの買取価格を表にしてまとめたが、業者によっては記載された金額よりも大幅に安く買い取るところもあるだろう。そこで、MTGを買取してもらう際におすすめの業者をいくつか紹介していくので、買取してもらう際の参考にしてみてほしい。
magi買取事務局
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
MTGの買取でおすすめの業者1つ目は、magi買取事務局だ。フリマアプリのmagiを運営している業者で、あらゆるトレカの買取をおこなっている。
過去には灯争大戦のBOXや収録されている高額カードを高価買取しており、戦慄衆の将軍、リリアナ(絵違い)のFoil(初期生産版)を1,500,000円という破格の値段で買取していた。
こうした高価買取ができるのは、買い取ったカードをmagiで購入してもらえるからである。宅配買取にかかる送料や振込手数料は無料となっており、査定から入金までのスピードが早い。
晴れる屋
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
MTGの買取でおすすめの業者2つ目は、晴れる屋だ。MTG専門のカードショップを全国に11店舗展開しているほか、オンラインショップを運営している。
日本にはMTGを取り扱っているお店が数多くあるが、MTGだけを取り扱っている専門店としては日本最大規模だろう。買取価格は業界トップクラスであるため、年間買取実績は20,000件を超える。
買取方法は各店舗での店頭買取かネットからの宅配買取のどちらかを選択。送料は元払いだが、買取が成立すれば査定金額に送料代がプラスされて送金される。
ENNDAL GAMES
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
MTGの買取でおすすめ業者3つ目は、ENNDAL GAMESだ。MTG専用のネットショップを運営している業者で、東京都ではカードショップを営業している。
お店ではさまざまなトレカを取り扱っているが、特に力を入れているのがMTGだ。過去に戦慄衆の将軍、リリアナ(絵違い)のFoilを買取したことがあるのはもちろん、パワー9のようなMTGきっての高額カードを買取した実績をもつ。
買取方法は東京都にあるお店で店頭買取に対応しているほか、郵送買取も可能だ。郵送買取には個別買取と一括買取の2種類があり、送料は自己負担となっている。
MTGを売るならmagiも1つの選択肢
MTGを高く売れるのはカードショップだけだと思っている方もいるだろう。カードショップはトレカを専門にしているお店だからこそ高価買取できるが、MTGはトレカに特化したフリマアプリのmagiでも高く売ることは可能だ。
実際に売れている商品を見てみると、灯争大戦に収録された戦慄衆の将軍、リリアナ(絵違い)のノーマルは8,589円で売れており、7%の販売手数料(601円)と送料代(100円)を差し引いても7,888円が残る。
上記で紹介した戦慄衆の将軍、リリアナ(絵違い)のノーマルは買取価格が6,000円~7,000円であるため、magiの方が約800円高い。
また、真贋鑑定付きで匿名配送が可能なあんしん取引サービスもポイントだ。カードによっては、カードショップの方が高く売れる場合もあるので、うまく使い分けるのがおすすめだ。
まとめ
MTG 灯争大戦に収録された高額カードの買取価格を表形式にしてまとめた。灯争大戦には戦慄衆の将軍、リリアナ(絵違い)のFoilや覆いを割く者、ナーセット(絵違い)のFoilなどの高額カードが収録されているため、人気が高いエキスパンションだ。
重ねがさねにはなるが、MTGの灯争大戦がスタンダードで使用できるのは秋までの予定となっている。スタンダード落ちになれば、収録されているカードの相場には少なからず影響があるだろう。灯争大戦に収録されたカードを売る際は相場変動を気にしながら高い金額で売ってもらいたい。