Nexus(ネクサス)は、Google社から発売されているスマートフォンだ。このネクサスを各キャリアが行なっている下取りに出すと月額利用料が割引されたり、新しい端末を安く購入することができるのだ。
今回はネクサスの下取りキャンペーン情報について調べてみたので、買い替えを検討している方は、ぜひ参考にしてみてほしい。なお、記載情報は2017年8月10日時点のものである。
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各キャリアのNexus(ネクサス)の下取り情報
まずは、ドコモ、au、ソフトバンク、Y!mobileでの下取り情報について紹介する。各キャリアによって下取りの特典や対応モデルが異なるので注意しよう。
ドコモの下取り情報
ドコモの下取りは、申し込み方法によって受けられるサービス内容が異なる。店頭で申し込むと月々の利用料金から割引となるが、郵送申し込みの場合はdポイントのポイント還元となる。さらに郵送申し込みは、店頭申し込みに比べて下取り価格が1,200円安くなってしまうので注意しよう。
ドコモの下取り対応機種は「Nexus 6P」のみ
ドコモのネクサス対応機種は、Nexus 6Pのみである。ただし、こちらはソフトバンクからドコモに乗りかえをする際の下取り価格であって、ドコモからドコモに機種変更するときのネクサスの対応モデルはない。下取り価格は以下の通りである。
- Nexus 6P…良品：17,000円 or 15,800pt、画面割れ品：5,100円 or 3,900pt
auの下取り価格
auでのネクサスの下取りは、他社から乗り換えをするケースのみに対応している。auからauへの機種変更では下取りは適用されない。他社乗り換えの下取り特典は、分割割引を選ぶと24ヶ月間割引が適用される。
他社からの乗り換え時のみ適用される
- NEXUS 6P（ソフトバンク）、NEXUS 5X（NTTドコモ／Y!mobile）、NEXUS 6（Y!mobile）…最大21,600円 または最大900円×最大24回
ソフトバンクの下取り価格
ソフトバンクの下取りは、特典Aと特典Bがあり、同社での機種変更の場合は両方適用される。
特典Aは、
- ・通信料金から割引（24回の分割割引）
- ・分割支払金からの割引（24回の分割割引）
- ・商品券・ポイント等（割引特典の総額相当）
のいずれか一つから選択可能である。
特典Bは、ソフトバンクカードへのプリペイドバリューチャージがされる。ただし、対応機種はNexus 6Pのみである。
また、他社から乗り換える場合は特典Aのみ受けることができるが、対応機種はNexus 5Xのみである。
乗り換えと機種変で対応機種が異なる
- Nexus 6Pの下取り価格…特典A 4,800円（200円×24回）、特典B 5,000円分
- Nexus 5Xの下取り価格…21,600円（900円×24回）
Y!mobileの下取り価格
Y!mobileの下取りは、古いNexus端末を返すと月額の利用料金が割引になる。下取り対象モデルは、Nexus 6P、Nexus 5Xの2種類だ。
下取りは乗り換え時にだけ適用される
下取り価格はNexus 6Pが3,000円、Nexus 5Xが1,000円（1回）となる。ただし、こちらは他社からワイモバイルに乗りかえるときに適用される値段である。
ワイモバイル間の乗り換えの下取り機種はNexus 5Xのみとなり、下取り価格は1,000円（1回）となる。
Nexusの下取りは、どのキャリアがお得？
au、SoftBank、docomo、Y!mobileでの下取り価格を紹介したが、どのキャリアもネクサスの対応機種はたいへん限定されていることがわかる。では、どのキャリアが一番お得に下取りしてくれるのだろうか。
以下ではNexus 6P、5Xを例に4キャリアの下取り価格を比較していく。
Nexus 6Pの下取り価格を比較
| キャリア | 同社での買い替え | 他社からの乗り換え |
|---|---|---|
| au | なし | 最大21600円（Softbank→au) |
| Softbank | 9800円 | なし |
| docomo | なし | 最大17000円（Softbank→docomo） |
| ワイモバイル | 3000円 | なし |
Nexus 6Pの各キャリアで比べたときの下取り価格は、auが21,600円と一番高い価格となった。ただし上記でも紹介したが、auはau間同士の下取りの機種変更を行っておらず、この値段はあくまでソフトバンク契約しているNexus 6Pのものに限られてしまう。
auの次に高く下取りしてくれるのは、ドコモの17,000円 or 15,800ptである。こちらは良品の場合の値段なので画面割れをしている端末だと半額以下に減額されてしまう。また、こちらもソフトバンクからドコモに乗り換えする方のみに下取りが適用される。
最後がソフトバンクの特典A、4,800円（200円×24回）、特典B、5,000円分で、計9,800円分の下取り価格となるが、一番高いauに比べて1万円以上安く下取りされるようだ。
Nexus5Xの下取り価格を比較
| キャリア | 同社での買い替え | 他社からの乗り換え |
|---|---|---|
| au | なし | 最大21600円（docomo、ワイモバイル→au) |
| Softbank | なし | 21600円 |
| docomo | なし | なし |
| ワイモバイル | 1000円 | 1000円 |
各キャリアで比べたときのNexus5Xの下取り価格は、au・Softbankが21,600円と一番高い価格であったが、これは他社からの乗り換えをしたときの値段である。auでは、乗り換え元のキャリアが限られているが、Softbank・ワイモバイルの場合は、特にキャリアの制限はないようだ。
また、乗り換えせずに同社で買い替えを行う場合は、ワイモバイルのみが下取り可能となる。
ネクサスは同キャリア間での下取りキャンペーンが少ない
これらのことから、ネクサスは全体的に下取り対象機種が少ないことに加え、他社乗り換えを前提とした下取り設定であることがわかる。そのため、あらかじめお手持ちのネクサスのモデルをよく確認しておかないと、下取りを断られてしまう可能性が高い。
他社への乗り換えを検討している方は、ぜひ活用することをおすすめするが、そうでない場合は下取りできない可能性が高いだろう。
下取りできないネクサスはどうすればいいの？
上記では限られたネクサス機種しか下取りできないことを紹介したが、仮に下取りを断られてしまった端末はどうすればいいのだろうか。
各キャリアの無料回収サービスを利用する
ドコモ、au、ソフトバンクでは、無料回収サービスを実施している。これは、使わなくなったスマホを各ショップに持っていけば、キャリアやメーカー問わず回収して破棄してくれるサービスである。
目の前でしっかりスマホを破壊してくれるので情報漏えいが心配な方でも安心だ。回収する前には必ずデータの移行、バックアップを忘れずに行なっておこう。
スマホ買取業者に依頼する
もう一つの方法が、スマホ買取業者に依頼するものだ。スマホの買取業者は、メーカーや機種問わず買取してくれるので、下取り対象機種が少なかったネクサスでも買取してくれるところが多いだろう。
また、画面割れしているものや電源が付かないもの、水濡れしている端末でも買取してくれる業者が多いので、下取りを考えていなかった方でも買取を検討してみることをおすすめする。以下でおすすめの買取業者をいくつか紹介する。
携帯市場
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
携帯市場は、どんな機種でも買取を行ってくれる業者だ。同社のホームページでは、お手持ちのネクサスがいくらで買い取られるかを調べることができる。登録不要で利用できるので、まずは目安として調べてみてはいかがだろうか。
ケータイゴッド
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
ケータイゴッドは、新宿駅西口から徒歩4分のところにある、スマホ、タブレットなどの買取を行っている買取ショップだ。こちらは買取価格にたいへん定評のある業者で、ホームページから買い取り実績も公開しているので、安心して買取依頼をすることができるだろう。こちらもホームページから自動査定ができるので、ぜひチェックしてみよう。
まとめ
今回は、ネクサスの下取りキャンペーン情報について紹介した。
各キャリアとも下取りの対象機種がNexus 6P、Nexus 5Xの2種類に限られており、他社からの乗り換え時を中心に下取りキャンペーンを行っている。そのため、お手持ちの機種、キャリアに当てはまらない方も多く、ネクサスユーザーの下取り利用は少々厳しめのようだ。
もし、キャリアの下取りができない場合は、買取機種を限定していないスマホ買取業者に依頼することもおすすめする。
簡単ネットでスマホ売買
買取業者とは別に、売買もある。紹介するのは、中古スマホを多く売買しているスマホのマーケット(スママ)。スママでは、中古スマホを欲しいユーザーが検索しているので高値で売れる可能性があり、売り手と買い手の間にスマホのマーケットが介入するので、トラブルも起きにくくなっている。店舗にわざわざ行かなくてもネットで気軽に自分の好きな時に売買するならスママがおススメだ。
