OLYMPUS(オリンパス)はカメラの製造・販売をおこなう企業として国内外で人気を博してきた。カメラの品質が非常に高く、カメラ好きならOLYMPUSの名前を知らない人はいないほどだ。
今回はそんなOLYMPUSの製品の中でもOLYMPUS M.ZUIKO 25mm F1.8という交換レンズの買取相場・査定情報をまとめていく。M.ZUIKO 25mm F1.8の売却を考えている方はぜひ参考にしてほしい。
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OLYMPUSとは
OLYMPUSとはカメラの製造・販売を主におこなっている日本の電子機器メーカーだ。なお、カメラ以外にも顕微鏡や小型録音機などを製造・販売している。創業は1919年、顕微鏡や体温計などの理化学製品を製造・販売するメーカーだった。そして、顕微鏡製造で得た高い技術力を生かし、1936年にはOLYMPUS初のカメラを製造した。
その後もカメラの製造は順調に進み、一眼レフ、デジタルカメラも製造・販売するようになった。今回紹介する交換レンズのZUIKOシリーズも歴史ある製品で、1934年から続く交換レンズだ。1936年から現在にいたるまでの80年以上の間、ZUIKO レンズは常に進化し続けてきた。ユーザーのことを第一に考え、ユーザーの声に耳を傾けながらよりよい製品になるよう改良が続けられてきたのだ。
そのため、現在販売されているZUIKO 交換レンズは80年以上のノウハウと技術が結集された製品であり、カメラ好きからも評価が高い。また、2003年からはZUIKO DIGTALというシリーズが製造・発売されており、おそらく今この記事を読んでいるみなさんもZUIKO DIGTALを所有しているのではないだろうか。
OLYMPUSの国内シェアは高く、ミラーレス一眼のシェア率は25%となっている。実に4人に1人がOLYMPUSのミラーレス一眼を所有していることになる。国内シェアという点で言えば胃カメラなどの消化器内視鏡の世界シェアは70%と非常に高い。このようにOLYMPUSは創業当初から培った高い技術で世界中からシェアを誇っているのだ。
OLYMPUS 25mm F1.8の買取相場
OLYMPUS ZUIKOシリーズはOLYMPUSのロングセラー商品だ。80年以上のノウハウと技術が結集されていることから交換レンズとしての評価は非常に高い。OLYMPUS ZUIKOシリーズは同業他社の交換レンズと比較しても小型かつ軽量なのが特徴だ。しかし、軽量だからといって性能面でも全く引けを取らない。
OLYMPUSの顕微鏡・内視鏡事業で培った高い技術とレンズテクノロジーはZUIKOシリーズにも受け継がれており、精密かつ正確な写真を撮ることが可能だ。見たままの瞬間を切り取ることができるとも言われており、すばやくなめらかな写真を撮ることが可能である。一眼レフの写真をより透明感のある作品にすることができるレンズだ。
ZUIKOシリーズは製品ラインナップが多く、製品によって買取相場は異なる。今回はZUIKOシリーズのラインナップを紹介しながら買取相場を説明していく。
OLYMPUS 25mm F1.8
OLYMPUS 25mm F1.8はお手頃な価格で高品質の写真が撮れることで定評のあるOLYMPUSの交換レンズだ。美しい背景ボケが撮れるためカメラ入門としてもよく紹介されている。
ZUIKO PREMIUMシリーズに分類されるOLYMPUS 25mm F1.8は安価ながら高い性能を持っている。軽量でコンパクトなボディ、クセのない使いやすい仕様が特徴だ。
風景の撮影はもちろん、近接性能も高いためモノを撮影する際にもおすすめしたいレンズだ。絞り具合によってさまざまな味わいが楽しめるレンズなので誰でも簡単かつ美しい写真が撮れる。
OLYMPUS 25mm F1.8の買取相場は15,000円~25,000円となっている。初心者~ベテランという広い客層に需要があるレンズなので、販売価格の1/2ほどで売ることができる。
OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED12-40mm F2.8 PRO
数あるZUIKOシリーズの中でも最も優れており、OLYMPUSの持つ技術が全て集約されている交換レンズがOLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED12-40mm F2.8 PROである。PROというフラッグシップモデルながらそのサイズは小型かつ軽量だ。
また、カメラマンともなれば高山帯や極度の寒冷地など過酷な状況での写真撮影をするときもあるだろう。そんなときでもこのOLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED12-40mm F2.8 PROは活躍する。
過酷な状況での撮影を前提として設計されているので、防塵・耐低温性能も完璧だ。どんな環境にも耐えうるレンズなので、フォトグラファーにはもってこいのレンズだ。
OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED12-40mm F2.8 PROの買取相場は40,000円~60,000円となっている。交換レンズのフラッグシップモデルであるため、買取価格は非常に高くなっている。
M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO
先ほど紹介したOLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED12-40mm F2.8 PROと比べると、よりプロ向けの本格的な交換レンズとなっている。性能面で考えてもこちらの方が性能が高い。
高画質・高倍率のこのカメラはプロの写真家の要求にも応える非常にクオリティの高い商品となっている。手ぶれを極限まで抑えるこの交換レンズは世界水準の性能を持っている。
ぶれがほとんどない撮影が可能なこのレンズは動画撮影などにも向いているだろう。OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED12-40mm F2.8 PROと同じく、防塵・防水機能も搭載されている。
この交換レンズは性能の高さ、優れた操作性から2017年のレンズ賞を保持しており、グッドデザイン賞も受賞した優れた製品だ。プロ志向のカメラマンなら持っている方も多いのではないだろうか。
M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PROの買取相場は60,000円~80,000円だ。プロ仕様の交換レンズであるため、買取相場は今回紹介するレンズの中でも最も高い価格となっている。
OLYMPUS 25mm F1.8の査定情報
ZUIKOシリーズの買取相場を一通り紹介したところで、ここではOLYMPUS 25mm F1.8を売る際の査定情報を紹介していく。具体的には査定に出す際の注意点などだ。これらの査定情報を頭に入れておくだけで買取価格を数千円ほど上げることができ、査定の際の減額もなくなるのでぜひとも参考にしてほしい。
付属品を完備する
交換レンズを査定に出す際、必ず用意してほしいのは付属品だ。中古市場では新品に近ければ近いほど買取価格は高くなる。そのため、付属品をつけることで買取価格は上げることができるのだ。
ZUIKOレンズの付属品といえばレンズフード・レンズキャップ・レンズケースはもちろんのこと、取扱説明書や保証書が付属品に該当する。特にレンズフード・レンズキャップ・レンズケースの3つは買取に出す際に重要なモノなので、必ず付属させることにしよう。また、別売りアクセサリーなどがあれば一緒に査定に申し込むと良いだろう。
別売りアクセサリーが付属しているとセット品として売ることができるため、買取業者からの評価が高い。実際に別売りアクセサリーを付属して査定に出したら査定額がアップしたという声もある。そのため、もし別売りアクセサリーを持っている場合は一緒に査定に出すとよいだろう。また、他にも不必要なカメラ製品があれば一緒に査定に出すと良いだろう。
製品をキレイにする
ZUIKOシリーズはプロ仕様のレンズで、過酷な環境で使うことも多いレンズだと考えられる。そのため、商品にホコリやゴミなどがついているときがある。カメラレンズを査定する際にゴミなどがついていた場合、査定額を減額される恐れがあるため、できるだけレンズをキレイにしてから査定を申し込むようにしよう。
特にデジタル一眼レフの場合はカメラのホコリ・ゴミは問題になる。カメラレンズにホコリやゴミがついていると被写体に影響が出てくるのだ。また、カメラレンズを清掃した経験がない方が独学でカメラレンズを掃除すると逆にカメラレンズを傷つけてしまう可能性がある。ここではカメラレンズの清掃方法を紹介しておく。
まず1つは自動クリーニングを使用することだ。最近のカメラレンズには自動クリーニング機能が搭載されており、振動でカメラレンズのゴミ・ホコリを落とすことができる。このとき、振動を採用している理由はレンズを傷つけないためだ。ブラシで拭くことにより逆にレンズにキズがついてしまう場合もあるので、振動はレンズに配慮したクリーニング方法だ。
もう1つは自分で清掃する方法だ。これはあまりおすすめしないが、最大限に注意しながら清掃をおこなえばレンズをキレイにすることができる。
まず綿棒にアルコールをしみこませる。そして丁寧にゴミのついている面を拭く。これを繰り返すことでレンズをキレイにすることができる。このとき同じ面は2度使わないように注意しよう。
また綿棒を使わずにちり紙などで拭く方がいるが、これはレンズによくない。かえって傷を作る原因となってしまうのだ。必ず綿棒で掃除するようにしよう。
もしレンズを自分で清掃するのが怖い場合はメーカーに委託するか、そのまま査定に出すようにしよう。清掃してかえって傷がつく場合を考慮するとそのまま売るのも良い選択肢なのだ。
まとめ売りをする
カメラの買取業者は不定期でまとめ売りキャンペーンをしている場合がある。これは不要なカメラ製品を何品かまとめて売ることで、買取価格とは別に数千円上乗せされるというサービスだ。
もしも自宅に不要な製品がある場合はまとめ売りキャンペーンを使わない手はないだろう。まとめ売りキャンペーンをやっているかどうかは買取業者のホームページから調べることができる。
おすすめの買取業者
カメラレンズを売りたいけどどの買取業者を利用したらよいか分からない…という方のために最後はおすすめの買取業者を3つ紹介する。独自にリサーチしたカメラ買取業者の中から信頼できる選び抜かれた買取業者を紹介するので、今からカメラの買取を申し込もうと考えている方はぜひ参考にしてほしい。
カメラのキタムラ
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
カメラのキタムラは写真の現像から中古カメラの販売・買取までおこなっているカメラショップだ。カメラショップが少なかったころから営業している老舗でもある。
創業から現在に至るまでの長い間で身に着けた卓越した知識と技術で、買取価格も非常に高くなっている。各店にカメラのプロが在籍しているので、買取初心者でも安心して買取を申し込める。また、不定期ではあるが買取キャンペーンをおこなっており、買取価格がアップしたりしているため、ホームページを定期的にチェックすればお得に買取をおこなえるだろう。
カメラのキタムラは出張買取にも対応している。自宅まで買取に来てくれて、売却すればその場で現金化することができる便利なサービスだ。ご自宅が出張買取対応エリアかチェックするようにしよう。
スペースカメラ
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
スペースカメラは古くから続くカメラ買取業者で、即日即金が特徴だ。ホームページには実際の買取実績が明記してあるので、買取価格を詳しく知りたい方はチェックすると良いだろう。
スペースカメラはカメラ買取の老舗ということもあり、査定員も実力派だ。創業から長い間培ってきた査定眼と確かな実績でビックリするほどの買取価格を実現してくれる。また、買取の早さを売りにしており、全国当日即日買取、関東圏であれば即日出張買取をしてくれる。関東圏に住んでいる方ならお気軽に査定・買取を申し込んでみてはいかがだろうか。
カメラ高く売れるドットコム
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
累計利用者が100万人を突破したというカメラ専門買取業者、カメラ高く売れるドットコム。買取成立までの諸経費が0円で電話対応も丁寧なので、買取業者としての評価も高い。
古いフィルムカメラから最新型のGoProまでどんなカメラでもカメラであれば買い取ってくれる買取業者である。カメラを売ったことがない方でも安心して利用できるのも特徴だ。
全国に店舗を展開しており、出張買取も利用することができる。また、宅配買取も利用することができ、宅配キットも無料で利用できるので宅配買取をしたい方はぜひ申し込もう。
カメラ高く売れるドットコムは実際の買取実績を買取価格とともにホームページに掲載されている。誰でも買取価格をチェックすることができるので、買取が不安な方はチェックすると良いだろう。
まとめ
OLYMPUSの交換レンズは非常に高品質でフォトグラファーからの人気も高い製品だ。そのため需要が高く、買取価格も高くつくことが多い。
しかし、製品をキレイにしたり付属品をつけるなど査定ポイントをおさえておかないと買取価格が減額されてしまう可能性がある。そのため査定ポイントをしっかり読み、買取価格を減額しないようにしよう。
最後に紹介した買取業者も信頼できる業者ばかりだ。買取業者を選ぶときにぜひ参考にしてほしい。今回の記事がみなさんの手助けになれば幸いだ。