ごみ出しのルールは、自治体によって異なっていることが多い。特に粗大ごみについては、自治体ごとにルールの違いが大きく、住んでいる自治体のルールをしっかり把握しておくことが大切となる。
本稿では、東京都立川市の粗大ごみを出す場合の申込み方法や費用などについて記載する。
CONTENTS
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粗大ごみとして出せないもの
立川市では40Lの指定収集袋に入らないものなどが粗大ごみに出せるが、粗大ごみとして出せないものには、以下のようなものがあるので確認しよう。
- ・処理困難物(バイク、タイヤ、バッテリー、ピアノなど)
- ・パソコン
- ・家電リサイクル法対象品(エアコン、テレビ、冷蔵庫、洗濯機、乾燥機)
家電リサイクル法対象品については以下のコラムを参照してほしい。
粗大ごみの申込み先
立川市における粗大ごみの処分方法は、持ち込みと収集の2つの方法がある。収集は、自宅まで粗大ごみを取りに来てもらう方法だ。
持ち込みは、粗大ごみを清掃工場(燃やせる粗大ごみ)や総合リサイクルセンター(燃やせない粗大ごみ)へ直接持ち込む方法になる。持ち込みの場合は事前の申込みは不要だ。
以下では、収集を依頼する際の申込み先について紹介していく。収集の申込み方法はインターネットと電話の2つの方法がある。それぞれの申込み先と受付時間は以下のようになる
- 申込み先
- 粗大ごみ受付センター
- 電話番号
- 042-531-5311
- 受付時間
- 月曜日~金曜日(祝日、年末年始を除く)の午前9時~午後4時
- インターネット申込み
- 立川市粗大ごみ収集受付サイト
- インターネット受付時間
- 24時間365日(メンテナンス時は除く)
申込み手順
持ち込みを利用する際に申し込みは不要だが、収集を利用する際は申込みが必要になる。電話で申込みをおこなった場合、住所や名前、粗大ごみの品目など必要事項を聞かれるので回答していこう。以下では、インターネット申込みの手順について紹介していく。
- 1.粗大ごみ収集受付サイトでメールアドレスを入力
- 2.返信メールに記載されているURLをクリック
- 3.名前や住所、住宅状況、品目などの申込者情報を入力
- 4.土・日、年末年始を除いた収集希望日を選択
- 5.「申込内容確認ボタン」をクリックし、内容を確認する
- 6.相違がなければ「申込ボタン」をクリック
- 7.返信メールを受取り完了
変更や取消などがある場合は、申込完了メール上にあるURLをクリックして修正ができる。
粗大ごみにかかる手数料
持ち込みを利用した場合に必要な費用には処理手数料があり、現地にて現金で支払う。金額は10kgまで300円で、以降10kgごとに300円追加となる。
収集では、粗大ごみに貼る粗大ごみ処理券の購入代金のみだ。粗大ごみ処理券は市内のコンビニや小売店で購入できるが、立川市のホームページからでも粗大ごみ処理券取扱店が確認できる。
粗大ごみ処理券には300円券、1,000円券があり、粗大ごみの合計ポイントによって組み合わせて購入する。収集を利用する場合、合計ポイントが10ポイントに満たない場合でも最低1,000円必要となるので注意しよう。
合計ポイント数 | 粗大ごみ処理券 | 購入金額 |
---|---|---|
1~10ポイント | 1000円券1枚 | 1000円 |
11~13ポイント | 1000円券1枚+300円券1枚 | 1300円 |
14~16ポイント | 1000円券1枚+300円券2枚 | 1600円 |
17~19ポイント | 1000円券1枚+300円券3枚 | 1900円 |
20ポイント | 1000円券2枚 | 2000円 |
主な粗大ごみのポイント
以下では、収集を利用する際の粗大ごみポイントについて紹介していく。詳細は、立川市 ごみ分別辞典でも確認できるのでチェックしてほしい。
品 目 | ポイント |
---|---|
椅子 | 2 |
オーディオ機器(ステレオセット) | 3 |
クローゼット | 3~5 |
自転車 | 3~5 |
掃除機 | 2 |
レンジ(電子レンジ・ガスレンジ・オーブンレンジ) | 2 |
ブラインド | 1 |
キャビネット | 3~5 |
ベッド | 3~5 |
コピー機(家庭用) | 3 |
収納家具 | 2~5 |
粗大ごみの排出方法
持ち込みを利用する際は、受付時間内に目的の施設に持ち込み、受付や処理手数料を支払う。各施設の対応しているごみや受付時間は以下の通りだ。
- 粗大ごみの種類
- 燃やせる粗大ごみ
- 施設名
- 清掃工場
- 住所
- 立川市若葉町4-11-19
- 受付時間
- 月~金(祝日も受付、年末年始を除く)午前8時30分~正午、午後1時~午後4時
- 粗大ごみの種類
- 燃やせない粗大ごみ
- 施設名
- 総合リサイクルセンター
- 住所
- 立川市西砂町4-77-1
- 受付時間
- 月~金(祝日も受付、年末年始を除く)午前8時30分~正午、午後1時~午後4時
収集の場合は、事前に購入した粗大ごみ処理券を粗大ごみに貼り、収集日の朝8時までに家の前に出すだけで完了する。
立川市の家庭ごみについて
立川市では市指定収集袋に入れて出す必要があり、燃やせるごみは黄色、燃やせないごみは緑色だ。指定収集袋は大きさごとに価格が異なり、10枚1組で価格は以下の通りとなっている。
収集袋の種類 | 特小袋(5ℓ) | 小袋(10ℓ) | 中袋(20ℓ) | 大袋(40ℓ) |
---|---|---|---|---|
燃やせるごみ用 | 100円 | 200円 | 400円 | 800円 |
燃やせないごみ用 | 100円 | 200円 | 400円 | 800円 |
2種類のごみ袋は有料だが、プラスチックごみの回収は無料など家庭ごみ処分について利用しやすい。その一方で、違反したごみは回収されないなどごみの分別については厳しいため、分別には十分に注意しなければならない。粗大ごみも収集費用が最低1,000円とやや割高なため、すこし利用しにくい点がある。
ごみ分別アプリの活用
立川市は、たちかわごみ分別アプリを配信している。地区の資源やごみの収集日、種別ごとの出し方、注意点が確認できるアプリだ。
粗大ごみの出し方や収集の申し込み、粗大ごみのポイントの確認も可能となっている。インストールは以下からでも可能だ。
ごみ収集カレンダーは立川市のホームページからも確認できるので、アプリをインストールしたくない人はこちらを活用しよう。
まとめ
立川市の粗大ごみの出し方や費用などについて記載した。粗大ごみの出し方として収集と持ち込みがあるが、それぞれ申込み方法や費用が異なっているので、事前に良く確認したほうがいいだろう。
立川市で粗大ごみを出す場合は、ルールを良く理解すると共にごみ減量に取り組む立川市に協力して計画的におこなってほしい。
参考サイト