Otto Berning ROYAL(オットー・ベルニング・ローヤル)は、買取市場において少し特殊な位置づけとなるカメラブランドだ。買取相場や査定情報を調べるためにインターネット検索をしてみると、このブランドのカメラには意外な市場で需要のある実態に気付かされる。
またNikonやCanonといった最新機種をどんどん排出するメーカーとは違った特徴を持つOtto Berning ROYALを売るときには、このカテゴリならではの魅力に着目してくれる業者を選ぶ必要がある。今回は、Otto Berning ROYALというカメラシリーズの特徴をしっかり確認した上で、このカテゴリの商品を高価買取につなげるポイントやおすすめサービスなどを詳しく整理していきたい。
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このコラムには、合法的な広告・宣伝が含まれている可能性があります。また、当社のサービスである「ヒカカク!」と「magi」の紹介も含まれています。
Otto Berning ROYALとは?
Otto Berning ROYALとは、ドイツで創業したオットーベルニングという企業から生まれた連続カメラの人気シリーズだ。ロボットシリーズと呼ばれるこのコレクションの中では、下記のように多彩なロイヤルが製造販売されていた。
- ・ロボットロイヤル24
- ・ロボットロイヤル36
- ・ロボットロイヤル36S
ロボットシリーズ、ロボットロイヤルにおける魅力とは?
スプリングを使ったモータードライブを内蔵しているロボットシリーズは、かつて連続カメラのおけるパイオニア的な存在とされていた。Otto Berningでは1950年代頃から距離計連動のレンジファインダーを搭載したことにより、ロボットシリーズを一般ユーザ向けに近づけたと言われている。
こうした形で古い時代の連続撮影の業界に新たな風を巻き起こしたOtto Berningでは、ロボットロイヤルで1回の巻き上げで16枚の連続撮影を可能にした。またロボットロイヤル36Sで5コマ/秒のハイペースで連続撮影のできる機能を搭載していたようだ。
Otto Berning ROYALの現行モデルはどんな機種?
かつてロボットシリーズを製造していたOtto Berningは、何度か商号変更をおこなった。そして現在ではスピード違反の取り締まり用カメラをつくるロボット・ヴィジュアル・システムズという会社に変わってしまった。
かつて存在していたOtto Berningでは2019年5月27日現在、連続撮影カメラの最新モデルは一切作っていない。またこの業界で非常に高い注目を集めたロボットロイヤルが1950年代に製造されていた歴史を考えると、今の中古市場においてOtto Berningは、ヴィンテージカメラやレトロカメラのブランドとして認知度を高めつつあると考えることができる。
現在の買取市場でOtto Berning ROYALに需要はあるの?
連続撮影カメラの歴史を語る上で欠かせない存在となるOtto Berning ROYALは、古いフィルムカメラの中古市場で注目度の高いシリーズだ。そのためこのカメラの高額査定を狙うには、比較的新しいデジタルカメラ買取に力を入れる業者より、フィルムカメラやヴィンテージ品の歴史に詳しいところに持ち込むのが理想となる。
またOtto Berning ROYALは、魅力的なデザインからヴィンテージカメラやアンティークカメラのコレクターの間でも注目度の高い存在となっている。したがって、最新デジタルカメラとは大きく異なる魅力を備えたOtto Berning ROYALの商品は、後述する古道具専門店やアンティークショップ、骨董品店などでも買取されることがある。
カメラのリサマイ
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対策
インターネット上でOtto Berningに関する多くの情報を公開するリサマイは、ROYALを中心とするこのメーカーのカメラを売る上で非常におすすめ度の高い専門店だ。ちなみにこの業者では2019年5月27日現在、Otto Berningの中でも人気の高い下記6商品の商会ページをサイト内で公開している。
- ・Otto Berning ROYAL 36
- ・Otto Berning ROYAL 36B
- ・Otto Berning ROYAL ROYAL mod
- ・Otto Berning ROYAL 36s
- ・Otto Berning ROYAL RECORDER
- ・Otto Berning ROYAL RECORDER 24
こうした形でブランドやカメラの特徴にも触れられるリサマイなら、一部のマニアやコレクターの間でのみ注目されているOtto Berning ROYALに対しても適正な価値をつけてくれる可能性は非常に高いだろう。またこの業者では、現代社会において街中で見る機会の少なくなった二眼レフや大判、中盤、パノラマなどのヴィンテージ品も大歓迎している。
店頭・出張・宅配の3方法でお客様のカメラを受け付けるリサマイは、古く非常にデリケートなOtto Berning ROYALなどの売却時にも利用のしやすい専門店だ。全国に15か所ある買取センターにて予約制でおこなわれている店頭買取には、その場で大事なカメラの現金化ができるメリットがある。
これに対して査定士が自宅に来てくれる出張買取には、自宅から持ち出せないほど大量商品の扱いに悩んでいたり、周辺地域にカメラ専門店のない方々にもおすすめ度の高いサービスとなる。また見積のみの出張査定も可能とするリサマイなら、今現在どれだけの価値があるかわからないOtto Berning ROYALであっても気軽に申込みができることだろう。
F.V.Recycle
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対策
取り扱いカメラメーカー一覧にOtto Berningを並べるF.V.Recycleも、ROYALシリーズの買取相談時におすすめ度の高い専門店だ。最新のデジタル一眼レフカメラからフィルムカメラ、蛇腹カメラまで多彩な商品知識を持つこの業者なら長きに渡ってコツコツと収集してきたコレクションも一気に持ち込める。またこの他にオーディオ機器や楽器の買取にも強いF.V.Recycleは、趣味部屋の断捨離などにも利用のしやすい存在だ。
令和記念 買取額アップキャンペーン中
F.V.Recycleでは2019年5月1日から31日までの間に見積もり依頼をした全てのお客様を対象に、令和への改元を記念した買取イベントを開催している。この期間中にカメラを売却すると、通常よりも査定額が23%アップする。
ちなみに1商品あたりの買取相場が非常に高いカメラの中古市場では、キャンペーンによる買取額アップは5%〜15%ぐらいが一般的となっている。したがって期間限定であっても23%アップのできるF.V.Recycleは、Otto Berning ROYALなどの古いカメラの高価買取を狙う方々にとっても注目度の高い買取業者となるだろう。
動かないかもしれない商品も査定可能
中古カメラのリユースやリサイクルにおける販売ルートが豊富なF.V.Recycleでは、動作不良や付属品の欠品といった一部の専門店では買取対象外になってしまうような商品でも積極的に査定をおこなっている。そのため、ボロボロだから値段はつかないだろうと諦めて捨てる前にF.V.Recycleのような専門店の査定に出した場合、Otto Berning ROYALのようなヴィンテージカメラに意外な価値がつくこともあるかもしれない。
カメラの買取屋さん
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サイト内にこのメーカーの買取ページを設置するカメラの買取屋さんも、Otto Berning ROYALの相見積もりにぜひ加えたい専門店だ。この業者では、Otto Berningのマウント別 型番カメラ買取リストに下記クラシックカメラを並べている。
- ・Otto Berning ROYAL Mod
- ・Otto Berning ROBOT
- ・Otto Berning ROYAL36
こうした形で具体的な買取対象にOtto Berning ROYALを並べるカメラの買取屋さんなら、この商品ならではの魅力もしっかり査定士に伝えられることだろう。また、その日のうちに出張買取のできるエリアを徐々に広げるこの業者は、多忙な毎日の中で生じた休みを使って一気に不要なOtto Berning ROYALなどを売ろうとする方々にも利用のしやすい存在だ。
この業者の買取センターよりアクセスの良い東京・千葉・埼玉・神奈川・静岡エリアからの依頼の場合、最短30分で出張査定の対応ができることもある。こうした形で迅速な買取に力を入れる専門店を使えば、売り手が自ら専門店に足を運ぶよりもスピーディーに古いカメラの現金化ができる場合もある。
いわの美術
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骨董品や古美術品、アンティーク品の買取に強いいわの美術でも、カメラのカテゴリ内にOtto Berningの現ブランド名となるロボット・フォト&エレクトロニックの買取ページを設置している。このコンテンツの中には、買取強化中のモデルや買取実績などの具体的な記載はない。しかしながらかつて存在していたOtto Berningにもきちんと触れるいわの美術なら、連続撮影カメラの名機であるROYALの価値判断もおこなえるだろう。
骨董品やコレクターズアイテムの買取に強いいわの美術のサイトに目を通すと、カメラの中でも特にOtto Berningのようなアンティークやヴィンテージ的価値のある商品の買取に力を入れている印象を受ける。したがってこの専門店でカメラの売却をする際には、今も家電量販店に並ぶ最新モデルよりもOtto Berningのような古いフィルムカメラなどを持ち込んだ方が納得の査定につながりやすそうだ。また取り扱いジャンルが明確ではない専門店に査定依頼をするときには、事前に複数社の相見積もりを通して買取相場の把握しておくのも賢い売り方となる。
ゴールドプラザ
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貴金属買取で有名なゴールドプラザでも、カメラ買取ページ内で国内外全てのメーカー、アンティーク、デジタルまでどんな状態でも買取可能としている。ちなみにこの専門店のサイトには、Otto Berningの名前はない。しかしながらフィルムカメラのアンティーク品も買い取れるゴールドプラザなら、ROYALの連続撮影カメラも堂々と持ち込めるだろう。
また良心的な買取対応をおこなうこの業者では、カメラ買取の査定基準につながるチェックポイントも公開している。故障品のフィルムカメラでも買取対象とするこの業者の場合、下記のチェックで多くの減額査定になりそうなOtto Berning ROYALなどの古いカメラであっても、アンティークやヴィンテージ的な付加価値があれば適正な買値をつけてもらえるだろう。
- ・カメラ本体(汚れやキズ、破損などの内装外装チェック)
- ・付属品(デジタルカメラの場合は購入時のセット内容、箱付きでAランク)
- ・レンズ(外装と前中後レンズのキズ、劣化、カビのチェック)
- ・アクセサリー(動作チェック、劣化状態チェック)
スペースカメラ
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サイト内で「古いカメラでもブランド不明でもまずはご相談ください」とメッセージ発信をするスペースカメラも、Otto Berning ROYALの買取相談がしやすい専門店だ。クラシックやヴィンテージといった古い商品の他に、現役で活躍している一眼レフやミラーレスカメラなども歓迎するこの業者は、所有するカメラのカテゴリがわからない方々にもおすすめとなっている。
古いカメラの買取価格保証をおこなうスペースカメラは、宅配買取で品物を送り現物査定をした後に仮査定額と比べて本査定額が大幅ダウンしてしまう状況を恐れる方々にも安心できる専門店だ。送ったOtto Berning ROYALのコンディションが想像以上に悪く、本査定額が最初に提示した金額より下回ってしまったときには、自由にキャンセルできる。したがって、問い合わせ時点では品物の現状を伝えきれない場合においても、安心して査定結果を待てるだろう。
高く売れるドットコム
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対策
ヴィンテージカメラやアンティークカメラの買取査定に強い高く売れるドットコムも、Otto Berning ROYALなどの売却時に利用のしやすい専門店だ。毎日21時までフリーダイヤルの受け付けをおこなっているこの業者は、昼間は仕事や家事で忙しくなかなか問い合わせのタイミングが掴めない方々にも使い勝手の良い存在となる。
事前査定から始まる買取サービス
良心的な買取対応で定評のあるこの専門店では宅配買取や出張査定の手配をする前に、お客様の申込情報をもとに大まかな事前査定をおこなう形をとっている。こうした形で最初に概算額を教えてくれる業者であれば、今所有しているOtto Berning ROYALをわざわざ査定に出す必要があるか否かの判断もスムーズになる。また事前査定の申込みが無料であるため、複数社の価格比較や相見積もりを目的とする方々でも気軽に買取相談できるだろう。
出張買取対応エリアが広い
札幌から福岡まで全国の10箇所にリユースセンターを持つこの業者では、2019年5月27日現在、東北・関東・近畿・中部・九州・中国地方を中心に出張買取の対応をおこなっている。こうした形で買取拠点の多い専門店は、最寄りのリユースショップまで多くのガソリン代がかかってしまう地方都市在住の皆さんにも使い勝手の良い存在となる。
また品物によっては提携業者による無料での引取対応もおこなっている。そのため、なかなか買い手のつかないヴィンテージやアンティークカメラの扱いに悩む人にも、高く売れるドットコムのおすすめ度は非常に高いと言えそうだ。
まとめ
商号変更などの歴史を経て今では取り締まり用カメラをつくるメーカーとなってしまったOtto Berning のROYAL。連続撮影カメラの先駆けとも言える歴史的価値やヴィンテージ品としての魅力をアピールすれば、国内の専門店の多くで高価買取につながる可能性は十分にあると考えられる。
また当サイト・ヒカカク(ヒカカク)のように中古カメラの買取査定をサポートするWEBサービスの登場した今の時代は、以前と比べてOtto Berning ROYALのように特殊な商品を歓迎する業者と出会いやすい環境になりつつあると捉えて良いだろう。相見積もりをしっかりととって高額査定を目指してほしい。