シグマは新しい技術を随時取り入れ、常に最高級の品質づくりにこだわり続けている。SIGMA 35mm F14はその最高レベルの品質を実現したSIGMA社が最も力を入れているデジタル一眼カメラのレンズである。
今回は、そんなSIGMA 35mm F14を作っている会社の特徴や買取相場、高額買取のコツなどをまとめてご紹介しよう。
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SIGMA (シグマ) 35mm F14とは
SIGMA 35mm F14は、大きくて広いレンズによる解像度の美しさが特徴だ。そして、SIGMA 35mm F14は、シグマが最も力を入れている描写への追及により実現した商品である。
SIGMA
シグマは、デジタル一眼レフカメラ、コンパクトデジタルカメラ、一眼レフカメラ用交換レンズ、その他光学機器の製造、販売などを行っている会社であり、アメリカ・ドイツ・フランス・香港・中国など海外子会社が多数存在している。シグマは、優れた製品を開発・設計・製造することにより、社会が必要としている製品を作り出し、社会に貢献し続けている。
シグマのモノづくり
シグマが製品をつくる際には、常に「最高級」の品質にこだわり続けている。なぜなら、会社として写真を愛しており、どの会社にも負けたくないという競争心を持っているからである。これはホームページ上の企業哲学でもうたっており、シグマの製品を語る上で大切な考え方だ。
SIGMA 35mm F14は、シグマの写真撮影への尽きることのない想いが、芸術的な表現を追及し続ける結果である。
質の高い製品を作る体制と自由な設計
シグマでは、各製造工程で発生した問題点や改善点などを現場で共有することにより、必要に応じてフィードバックやフォワードなど、自分で立てた規律に従って動けるように連携が定着している。
また、連携の共有だけでなく日常的にノウハウを共有・蓄積することにより、生産効率や採算性を含め、新しい商品設計に良い影響を与えている。
金型からパーツ部分まで一工場で完結
シグマ最大の資産は、会津工場でのモノづくりである。なぜなら、会津工場では、いろいろな品種の商品を少ない量でも生産することができ、生産ラインを緻密な生産計画をもとに融通よく組み換えられるからだ。
また、とある加工の一部を除き、シグマ内部だけでプラスチック部品の成形、基板実装、ビスなどの部品製造、レンズ研磨、塗装、組立て、金型の製造をしている。自社で部品を含めた商品を一貫して製造することにより、現場の連携を可能にしている。
シグマの社会への責任
シグマは企業方針として、事業展開した地域の文化や経済を発展させる責任を持たざるを得ないと考えている。したがって、会津に初めて工場を造ろうと考えた時から、会津の一員として地域の発展を目指している。
したがって、唯一の生産拠点がある会津は、現在のシグマの歩みそのものである。
優秀な性能なフラッグシップ
SIGMA 35mm F14は、新しい性能や技術を改良し続けることで、全てにおいて他社のレンズよりも一つ上の品質を実現している。特に、解像力は、最高である。なぜなら、最高レベルの描写性能と開放値F1.4大口径広角レンズを利用しているからだ。
SIGMA 35mm F14は、個性を活かすことのできるレンズとしても魅力が高く、以下の状況でオールマイティーに力を発揮できる。
- ポートレート
- 接写(近距離で被写体を撮影する)
- 風景
- スナップ
- 静物
- 建築
- 水中
- 天体
- スタジオ撮影
ジャンルを区切らないカメラ愛好家やプロカメラマンには、おすすめのレンズである。
大きなレンズだけど高解像度
SIGMA 35mm F14は、軸上色収差(レンズ類で像を造るときに、レンズの材料の分散が原因で発生する色づきやボケやゆがみのこと)を限界まで補正ができる。
既に何のことかわからないという人がいるかもしれないが、以下では買取に関係のない専門的な話をするのでカメラの基礎知識のない人は飛ばしてもらっても構わない。
SIGMA 35mm F14は、パワー配置の最適化をレンズに施すことにより、倍率色収差(屈折率の異なるレンズを組み合わせることにより、ある程度の補正がされているが、光学上は避けることのできない現象)と軸上色収差のピントがあった場所から適した位置に非球面レンズを配置することで、しっかりと軸上色収差の補正ができるように制作された。
そのかいがあり、画面の周りまで、解像力が高い描写が実現している。
補正によりボケ描写がキレイ
SIGMA 35mm F14が、ディストーション(ゆがみのこと)を補正しつつ、周辺の光を保つことができるのは、選び抜かれたレンズの第一面の非球面レンズの効果である。光の量を調整するモノを円形絞りにしたことにより、周りを円形のボケとして楽しめる。また、最大限に軸上色収差を補正することにより、天体や夜景の撮影にも適している。
独自開発した最高品質の性能
SIGMA 35mm F14は、会津工場で独自開発をした「Aizu1」という測定器で、全数検査をして出荷をされている。以前まで検査することがかなわなかった高周波成分などの検査も「Aizu1」によって出来るようになり、より高品質なレンズを出荷できるようになった。
徹底的に追い求めた本質機能
SIGMA 35mm F14は、付属のレンズフードにやわらかいラバーを採用し、AF/MF切り替えスイッチやレンズキャップを新しい性能にするなど、撮影者の要望を最大限に実現できる装備になっている。また、ピントの微調整が可能なフルタイムマニュアルは、ピントを合わせ、フォーカスリングを回すと、使用できる。さらに、ユーザーの満足度向上のため、内部パーツには熱収縮率が少ない新複合材を採用することで金属部分と形成しやすくなっている。
カスタマイズが可能なレンズ
SIGMA 35mm F14に合わせた専用ソフトウェア(SIGMA Optimization Pro)が開発されたことにより、合焦(カメラのピントを合わせる)位置をカスタマイズや、レンズ・ファームウェアのアップデートができるようになった。パソコンと接続することで、画面上で簡単な操作ができ、より手軽に仕様の調整が可能となる。
※ソニーEマウント用をのぞく
SIGMA (シグマ) 35mm F14買取相場
SIGMA 35mm F14の買取相場は39,500円~45,000円(2019年5月8日現在の情報)と買取額の幅が少し広めとなっている。保存状態によっても買取額は大きく左右されるので、以下でどのような状態なら良いのかをご紹介していこう。
SIGMA (シグマ) 35mm F14の状態
SIGMA 35mm F14は、常に「最高級」の品質にこだわり続けているため、定価が高額で買取額も高値になることが多い。しかし、手あかでベタベタしていたり、凹みやキズが付いている場合は、大幅に買取額が下がる可能性がある。
SIGMA 35mm F14の買取額がどのように変化するのかを、状態別でご紹介していこう。
未使用品
SIGMA 35mm F14の未使用品は、必ず買取をしてもらえる。だが、未使用であっても中古品扱いとなるので、買値よりは買取額は低くなる。
高額買取をしてもらうためには、事前査定をカメラ専門の買取業者に依頼するのが良いだろう。
理由については後述するので、ここでは省略する。
開封品
SIGMA 35mm F14の開封品は、必ず湿気などを避けて保管をしよう。なぜなら、カメラやレンズが湿気によりカビが発生しやすいからだ。専用の保管庫を利用するか、または密閉が可能な容器に乾燥剤を入れて保管するなど、防湿気対策を取ろう。
最初は使っていたけど、最近は使うタイミングがなく、保管庫などに眠っているのならば、なるべく早めに売るのが良いだろう。なぜなら、放置しておくと経年劣化やそれによる故障などの可能性があるからだ。
SIGMA (シグマ) 35mm F14を買取に出す際の注意点
SIGMA 35mm F14を買取に出す場合は、以下の3つの点を確認してほしい。
- グリップ(樹脂)部分の触り心地は良いか
- キズや凹みが付いていないか
- 動作に問題などはないか
査定に出す前に確認しておくことで、高額買取に繋がるだろう。
どのように査定額が決まるのか
カメラの査定額は、保存状態(キレイな状態)・発売年代・付属品の有無などの項目をチェックし、査定担当者が買取額を決定している。したがって、高額買取を目指すためには、これらの項目を文句の付けようのないものに変える必要がある。しかし、発売年代のような項目については変えることが出来ないので、自力で変更できるところを全力で直していこう。
上に記載したチェック項目をさらに詳しく掘り下げて、以下でご紹介していこう。
キレイな状態にしておく
カメラの保存状態に気をつけておくと、査定担当者が査定の際に「丁寧に保管をしていたんだな」と認識し、買取額のアップにつながる。
カメラは、定期的にこまめに掃除をすることで、査定前に慌てて掃除する手間が省けるため、日頃の掃除を徹底しておこう。掃除の徹底をすることで、カビも生えにくく、手垢も付きづらくなる。
発売年代を把握しておく
発売年代が新しいと高額買取を期待できる。なぜなら、旧モデルと比べて性能や機能が使いやすくなっているからだ。もちろん、ビンテージ仕様のカメラのように時間経過でカメラの価値が上がっていくものも存在するが、SIGMA 35mm F14を含めほとんどのカメラやレンズは新しければ新しい程、買取価格が高くなる傾向にある。
付属品を用意しておく
カメラやレンズは付属品の有無によって、買取額の幅が変わる。付属品とは、箱や説明書のように購入時についていた物のことだ。また、カメラやレンズの査定に関しては、査定をする時に電池が切れていてカメラの動作などの確認をすることが出来ないと買取担当者に壊れたと早合点されて買取をしてもらえない可能性がある。もし、運良く買取をしてもらうことができたとしても大幅に買取額が下がってしまう場合があるため注意が必要だ。
電池が切れていないかを忘れずに確認をして、査定に出すことを心がけよう。
高く買い取ってくれる買取業者の見つけるには
SIGMA 35mm F14を高額買取してくれる買取業者の見つけるには、2社以上の買取業者に事前査定の依頼を出すことである。また、自分の持っているSIGMA 35mm F14がどのような状態か、また、付属品の有無などを事前に忘れないように確認し、買取相場はどのくらいなのかを事前に把握しておくと良い。
それでは、以下で高額買取をしてもらうためのポイントをご紹介していこう。
2社以上の買取業者に相見積りを依頼する
買取業者を必ず2社以上見つけ、事前査定を依頼しよう。なぜなら、買取業者によって査定金額はさまざまで、なかなか同じ査定金額が付くことはないからだ。したがって、どの買取業者の査定金額が最も高額だったのかを判断できる。
どの買取業者が最も高額かを判断した後は、買取方法を選択しよう。
買取業者による買取方法は主に3つあり、
- 出張買取
- 宅配買取
- 店舗買取
となっているので、自分のライフスタイルに合う買取方法を選択すると良い。
カメラの買取に強い買取業者へ依頼をする
カメラの買取を専門にしている業者に事前査定の依頼をすることで、SIGMA 35mm F14を知っている査定担当者が真っ当な金額を提示してくれるだろう。いくつかめぼしい業者を見つけ、事前査定を依頼することにより、当初の見積り額よりも高値でSIGMA 35mm F14を買取をしてもらうことができるだろう。
買取実績のチェックを忘れずにする
SIGMA 35mm F14の買取実績があり販売されたかどうかで、買取額が大幅に変わることがある。したがって、事前にピックアップした買取業者のホームページなどは必ずチェックするようにしよう。なぜなら、ホームページ上で買取実績が記載されている買取業者が多いからだ。
もし、SIGMA 35mm F14の買取実績がある買取業者を見つけたら、事前査定を依頼すると良いだろう。なお、事前査定は無料のため積極的に利用しよう。
まとめ
SIGMA 35mm F14の高額買取を目指すためには、SIGMA 35mm F14について把握し、何を満たしたら高額買取につながるのかを理解しておこう。
カメラやレンズの掃除や付属品の用意、相見積りの確保は、面倒だが誰でもできる簡単な準備である。また、上で紹介したポイントを同時に行うことで、最大限の買取額のアップを期待できるだろう。