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SIMフリーとSIMロック解除端末の違いはどこにある?

読了目安:10分
更新日:2021/05/11
公開日:2017/08/04
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格安SIMの利用ができるスマートフォン端末を通販サイトなどで探していると、商品名に「SIMフリー」と「SIMロック解除端末」といった数種類のキーワードがあることに気付かされる。

特に中古スマホを販売するヤフオクやメルカリでは、これらの端末を指し示す言葉が統一化されてないため、多くのユーザが買い物の際に紛らわしいと感じている実態があるようだ。


Taking out the iPhone 4 SIM card / sillygwailo

CONTENTS

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SIMフリーとSIMロック解除端末の違いを知る必要性

こういった違いやSIMフリースマホの定義がわからなければ、買い間違えなどの失敗が起こりやすくなる。特にネット通販やヤフオク、メルカリなどには実店舗のような商品アドバイザーもいないため、SIMフリーとSIMロック解除端末の違いを含めた基礎知識をしっかり頭に入れた上で買い物をするべきだと言えるだろう。

今回は、多くのユーザが混同しやすい「simフリーとSIMロック解除端末の違いはどこある?」という疑問の答えや注意点を、皆さんと一緒にわかりやすく整理していきたい。

SIMとは?SIMロックとは?

SIMロック解除端末やSIMフリー端末の定義を解説するためには、まずこのカテゴリの基本として、スマホを含めたキャリア版携帯電話に欠かせない「SIM」や「SIMロック」といった言葉の意味を理解しておかなければならない。

SIMとは?

携帯電話やスマートフォン、タブレット端末、モバイルWi-Fiルーターといった通信機器を使うためには、端末の中にSIMと呼ばれるICチップカードを必ず入れなければならない。SIMカードには、標準SIMnanoSIMmicroSIMという3つのサイズがある。使用カードについては端末側のカードスロットに依存するため、購入するデータ端末に合ったサイズを選ばなければならない

SIMカードを入れた覚えがない

ドコモ、au、SoftBankといったキャリア会社の店頭で携帯電話を購入すると、契約手続きの中でSIMカードを端末にセットしてもらえる。こうした作業を確認していないユーザの場合は、自分のキャリア端末にSIMカードが入っていないと感じることも多いようだ。しかしその携帯電話で通話やメール、インターネット通信ができる限り、既に何らかのSIMカードが端末にセットされている

SIMロックとは?

当ページの主テーマに大きく関係するSIMロックとは、ドコモやau、SoftBankといった通信事業者が自社で販売する端末にロックをかけて、特定のキャリアしか使えない状態にすることだ。例えば、ドコモのSIMロックがかかった端末は、ドコモのSIMカードでしか通信通話ができない仕組みとなっている。

SIMロックによって生じていた諸問題

キャリア会社側で行うSIMロックには、ユーザの利便性を阻害するというデメリットがあるとされていた。

例えば、これまでauのスマホを使っていたユーザが、結婚や就職などのタイミングでSoftBankに乗り換えをする場合、今まで使っていた端末にauのSIMロックがかかっている理由によりSoftBankで新たなスマートフォンを購入しなければならなかった。またこうした形でスイッチングコストが増大すると、ユーザの流動性が低下することのより、キャリア会社間の競争が起こりにくい問題があったようだ。

2015年5月からSIMロック解除義務化がスタート

こうした状況を問題視した総務省では、2015年5月1日より携帯電話会社各社に対してSIMロック解除を義務化した。総務省で定めたガイドラインによると、原則として携帯電話会社では自らが販売した全てのスマートフォンや携帯電話などの端末について、SIMロック解除に応じなければならなくなった

SIMロック解除によって生まれるメリット・デメリット

SIMロック解除というサービスが生まれた経緯がわかったところで、次はロック解除によって生まれる多くのメリットについて少しご紹介しておこう。

携帯会社の選択肢が増える

SIMロック解除の義務化により、ユーザは自由に携帯電話会社の変更ができるようになった。例えば、これまでSoftBankの回線を使っていたスマートフォンをSIMロック解除すれば、auやdocomoへと容易に乗り換え可能となる。

また携帯電話会社の変更は、結婚をしたタイミングで行われることも多いため、一緒に暮らすパートナーと同じキャリア会社にすることも可能な時代になったと言えるだろう。

格安SIMが使えるようになる

SIMロック解除をする最大の魅力は、格安SIMの利用によって月々の通信料を安くできるメリットだ。多くのMVNOが参入する格安SIM市場では、基本料金やサービスといった多くの部分で良い意味での競争が行われている。またMVNO各社では新規加入者向けにさまざまなキャンペーンや特典を用意しているため、比較検討をじっくり行うことで安くお得に格安SIMへの乗り換えができると言えそうだ。

海外でも安くお得に自分のスマホを使える

総務省が促したSIMロック解除は、「海外でも自分のスマホを安く使いたい」といった声により義務化に至ったという背景があると言われている。従来からSIMの選択が自由に行えている海外には、日本と同じように格安SIMがたくさんある。

また海外ブランドのSIMカードを利用すれば、空港などでWi-Fiルーターやスマホ端末をレンタルする必要もなくなるため、面倒な手続きが不要になるといった意味でも海外出張や海外旅行の多い人には嬉しいサービスの始まりと言えそうだ。

中古市場で買取価格がアップする

au、SoftBank、docomoといった大手キャリアで購入したスマートフォン端末が不要になった時には、その会社の窓口でSIMロック解除を行うことで買取価格を5,000円~10,000円ほどアップさせることができる。これに対してSIMロック解除を行わずにそのまま中古市場に売却した場合は、特定キャリアでしか使用できないという理由で買取価格は当然下がってしまう。

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SIMフリーとSIMロック解除端末の違いはどこにある?

ここで注意をすべきなのは、今まで紹介してきたSIMロック解除端末とSIMフリーと呼ばれる商品の違いについてだ。スマートフォンの販売店によっては、下記のような名称を使って未だにSIMロックのかかった端末との区別をすることもある。

  • ・SIMフリー
  • ・SIMロック解除
  • ・SIMアンロック
  • ・SIMロックフリー

いつからSIMロックが解除されているのか?

これらの名称の違いが全くわからない場合は、まずSIMロックが解除されたタイミングについて考えてみると良い。

例えば、家電量販店やMVNO各社の直営店で販売されているSIMフリースマホは、工場出荷時からロックの一切かかっていない端末の総称だ。

これに対してヤフオクやメルカリ、中古スマホ販売店に出品されているSIMロック解除端末というのは、一度キャリア会社側でかけたロックを解除して店頭に並んでいるデータ通信端末の総称と考えられる。

キャリア会社の束縛のないSIMフリー端末

SIMフリー端末とSIMロック解除端末における最大の違いは、前者が工場出荷時から一度もロックのかかっていないことだ。こうした仕様のSIMフリーは、最初から幅広いMVNOの使用を目的として作られた端末となる。これに対して本来使うべきキャリア会社のロックを解除した商品の場合は、通信方式の違いによって他社乗り換えがスムーズにできないケースも珍しくないようだ。

SIMロック解除端末にはアプリやアイコンにも特徴がある

特定のキャリアで使うことを前提としたSIMロック解除済端末には、その会社の専用アプリがプリインストールされている。例えば、docomoで買ったAndroidスマホには、ドコモサービスというカテゴリの中にdメニューやdマーケット、iコンシェル、マチキャラといったアプリのアイコンが並んでいる。

キャリア会社のアプリは削除すれば良い

この端末で格安SIMを使う場合は、ドコモオリジナルのアプリを削除すれば良い。しかし初めてSIMロック解除スマホを買う人の中には、「一体どのアプリが不要なのだろう?」と戸惑う人も多く見受けられるのだ。こういったストレスなくスムーズに使用開始できる端末を求めるなら、SIMフリーのスマートフォンを買った方が良いと言えるだろう。

SIMロック解除端末をSIMフリーと呼ぶこともある

ここで注意すべきなのは、スマホの販売会社や出品者によってはSIMロック解除端末をSIMフリー端末として売却することもある実態だ。法的な正式名称の決まっていないスマートフォンは、その内容に誤りがなければ「SIMフリー・SIMロック解除」といったどちらの情報を記載しても良い。

また特にヤフオクやメルカリの個人出品者の場合は、SIMロック解除端末=SIMフリー端末と思っている人も意外と多く存在するため、こういったWEBサービスを使って中古品を買う場合は注意をして欲しい。

販売サイトでSIMロック解除端末とSIMフリー端末を見分ける方法

商品情報にドコモ、au、SoftBankのいずれかのキャリア名が書かれてあれば、その端末はSIMロック解除済みの端末と判断できる。また過去にキャリア会社で契約されていたスマートフォンは、各社のサイトでネットワーク利用制限を調べることで、○・×・△のいずれかが表示される仕組みだ。これに対してこれまで一度もSIMロックのかかったことのないSIMフリースマホは、ネットワーク利用制限についても調べられない

SIMロック解除端末やSIMフリースマホを選ぶ際の注意点

SIMフリーとSIMロック解除端末の違いがわかったところで、最後にアンロックスマホを買う上で頭に入れておきたい注意点をご紹介していく。

動作確認済み端末のチェックを忘れずに

SIMフリーもしくはSIMロック解除端末で格安SIMを使う場合は、MVNO会社のサイトを見て「動作確認済み端末に該当するか?」を必ず確認しなければならない。

先程紹介したとおり、ドコモやau、SoftBankといったキャリアの端末は、その会社の回線を使うように設計されている。このポイントを忘れていると、せっかく契約した格安SIMが使えないトラブルが生じるため、必ず契約前に各社の動作確認済み端末一覧をチェックするようにして欲しい。

キャリア版中古スマホを買ってSIMロック解除することはできる?

中古専門店で買ったキャリア版スマホを、自らキャリア会社に持ち込んでSIMロック解除をする方法は基本的にやらない方が良い。

特にドコモとSoftBankでは、SIMロック解除の申し込みができるのはその端末の契約者のみとしている。これに対してauでは契約者に限定することなくロック解除の受付をしているようだが、手続き上の面倒さなどを考えると、最初からロック解除済みのスマホを買うのが理想と言えそうだ。

SIMフリーのスマホを買うなら

せっかくスマホを買ってもすぐ使えなかったり、トラブルなどできれば避けたいところだ。そこでオススメしたいのが、弊社が運営する中古スマートフォンや家電の売買に特化したスママである。

多数のSIMフリースマホが出品されており、動作保証などのサポートも徹底している。購入後に万が一の動作不良などがあっても返金対応可能なので、安心して購入しやすいのではないだろうか。

SIMフリースマホを買ったあとは…

SIMフリーのスマホを買ったのならおすすめしたいのが、知名度・人気ともに高まっているの格安SIMのY!mobileだ。CMで見かけたことがある人もいるだろう。月々の支払い額を格段に抑えることが可能だ。また、契約年数の縛りや違約金もないためいつでも解約することができる。キャリアにこだわりが無いのであればY!mobileへの乗り換えも検討してみてはどうだろう。

Y!mobile
買取形式
宅配店頭出張
取扱商品
スマホ・携帯電話
地域
なし
送料
未記載
状態別の
買取価格
未記載
現金化
スピード
未記載
振込
手数料
未記載
梱包材
未記載
古物商
許可番号
要確認
住所
東京都港区東新橋1-9-1 東京汐留ビルディング
キャンセル
ポリシー
未記載
特記事項
未記載
コロナ
ウイルス
対策
未記載
LINE査定
なし

SIMロック解除=他社SIMを使うための手続きではない

キャリア会社各社では、SIMロック解除という手続きに対して「SIMカードの制限を外す」という認識を持っている。そのため、SIMロック解除後に格安SIMを入れた後の機能やトラブルについては、基本的に保証をしていない

またどの会社でも、ロック解除実施による各種データの消失などのトラブルについては一切責任に負いかねると考えているため、この作業やSIMとの相性によって起こる諸問題を回避したいなら、最初から工場出荷時からSIMフリーになっている商品を買った方が良いと言えそうだ。

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スマホ・携帯・白ロムの買取業者ランキング・比較表

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1
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運営会社

会社名
株式会社ジラフ/ Jiraffe Inc.
設立
2014年10月29日
資本金
11.6億円(資本金・資本準備金含む)
株主
East Ventures、TLM、アドウェイズ、ドリームインキュベータ、アナグラム、ポケラボ創業者 佐々木俊介、アイ・マーキュリーキャピタル、GREE、アドベンチャー、メルカリ、hey代表取締役 佐藤裕介、Amazon Japan創業者 西野伸一郎、DGベンチャーズなど
E-mail
info@jiraffe.co.jp
代表者
代表取締役社長 麻生輝明
所在地
〒164-0001
東京都中野区中野5-52-15 中野ブロードウェイ218号
企業理念
2030年のスタンダードをつくる
事業内容
インターネットサービスの企画、開発、運営
従業員数
40名
古物商許可番号
東京都公安委員会 第303311606477号
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