ノルウェーのブランドであるSTOKKE(ストッケ)のベビー用品は、日本でも愛用している人が多い。STOKKEの製品は北欧ブランドらしい洗練されたデザインや機能性の高さが評価されており、目立ったダメージなどがなければ中古品でも高く売れる可能性がある。
使わなくなったアイテムがあるときには、買取店などに相談して売却を考えるのも1つの方法になるだろう。STOKKEの買取査定実績や売買相場の現状をチェックして、上手にリサイクルをしてみてはいかがだろうか。
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こちらのページには広告パートナーが含まれる場合があります。掲載されている買取価格は公開日のみ有効で、その後の相場変動、各企業の在庫状況、実物の状態などにより変動する可能性があります。
ノルウェーのオースレンで創業されたSTOKKE
STOKKEは、1930年代にノルウェーのオースレンという街で創業されたブランド。こちらのブランドは、日本ではベビーカーやベビー用のチェアを発売するブランドとして知られている。ちなみに、STOKKEがベビー用品の制作を始めたのは1970年代に入ってからのこと。創業して間もない時期には、オフィス用品や家具、バスの座席などを主に制作していた。
人間工学をベースにしたデザインで知られる
STOKKEの製品は、人間工学をベースにして設計されているのが特徴だ。安全性や機能性はもちろん、子供のニーズを十分に考慮してデザインが施されている。アイコンタクトをとりやすい高さになっているなど、子育てに役立つような工夫が見られるのもこちらのブランドの製品の特徴と言える。
ベビー用品の先駆けとなったのがトリップ トラップのシリーズ
トリップ トラップのシリーズは、STOKKEがベビー用品を発売するきっかけになった商品だ。このシリーズをデザインしたのが、Peter Opsvik(ピーター・オプスヴィック)。トリップ トラップのシリーズは、天然の木を使用したシンプルなデザインが特徴になっており、日本でも人気がある。
こちらのシリーズのハイチェアは、座板と足をのせる台の高さを調節することが可能。子供の成長に合わせて、カスタマイズができる点も人気を得る一因になっている。ピンクやグリーンといったさまざまなカラーバリエーションがあるのも魅力の1つだ。
ベビーカーやチャイルドシートも人気
日本で人気を得ているSTOKKEの製品は、トリップ トラップのシリーズに限らない。例えば、エクスプローリーやスクート²、クルージといったベビーカーのシリーズは、子育て中の家庭で広く利用されている。また、マイキャリアなどのベビーキャリアや、イージーゴー X1 BY ビーセーフのようなチャイルドシートも人気商品の1つだ。
STOKKEの査定を行っている買取店
STOKKEの製品は、いろいろな買取店が取り扱っている。ただ、査定の対象になるシリーズなどは千差万別だ。所持しているシリーズが買取の対象になるかどうかは、お店を選ぶときの1つの基準になるだろう。
エクスプローリーなどのベビーカーを中心に買取する「子供服買取アローズ」
子供服買取アローズでは、こちらのブランドのエクスプローリーやスクート、クルージなどを主に買い取りしている。イージーゴーbyビーセーフセットも査定の対象になっているため、チャイルドシートを処分したいときにも相談ができる。
子供服買取アローズでは、これまでの買取実績をサイトで紹介しているので、相場を知りたい場合は一覧しておくとよいかもしれない。こちらの買取店では、ファミリアやミキハウスなどのブランド品の子供服やおもちゃも取り扱っており、子供用のアイテムをまとめて売りたいときにも利用がしやすい。
デザイナーズ家具や家電を広く取り扱う「買取ドットコム」
Cassina(カッシーナ)などのデザイナーズブランドの家具を取り扱っている買取ドットコムでも、STOKKEの製品は査定の対象だ。この買取店では、STOKKEのベビーカーやトリップ トラップのシリーズ、ベビーベッドなどを広く取り扱っている。ちなみに、買取ドットコムではSTOKKEのほかにもさまざまな北欧ブランドの家具を買取中だ。
たとえば、フィンランドのiittala(イッタラ)やデンマークのFredericia(フリデリシア)などが、買取対象のブランドリストに挙がっている。こちらのお店は、発売されてからだいたい8年以内の品が買取の対象になっているので、査定にだすときには購入した時期を確認しておこう。
トリップ トラップを高価買取している「チェリーマーケット」
家具の買取に力を入れているチェリーマーケットでは、STOKKEのトリップ トラップのシリーズを取り扱っている。このシリーズは、一般のベビー用品としてはもちろん、家具としての価値もある。調節をすれば子供が成長してからでも使用ができるため、中古の家具として販売した場合でも、高く売れるのがトリップ トラップシリーズのメリットだ。
チェリーマーケットは、家具の高価買取で知られるお店。修繕を担当するスタッフもいるため、他店で売れなかった品でも対応してもらえる可能性がある。
STOKKEの査定実績と査定の上限額
実のところ、STOKKEの買取価格は品物の状態などによって変わってくる。買取店では、査定の対象になるSTOKKEの製品名などは公開しているが、具体的な査定額についてはとくに紹介していないケースが多い。ただ、一部の買取店では買取の上限額を公表しているので、査定額を知りたいときには参考にできるだろう。
査定実績がある製品
STOKKEの製品で査定実績がとくに多いのが、トリップ トラップのシリーズや、エクスプローリーを始めとするベビーカー。この手の製品は、中古品でも比較的高い値がつきやすく、買取店でも積極的に査定を行っている。
数年しか使用しなかった品などは状態がよいことが多いため、査定額が上がるのが一般的だ。法律が改正されたことで一気にニーズが高まったチャイルドシートも、査定の対象にするお店が見られるようになっている。
STOKKEの買取の上限額を一部ご紹介
子供服アローズが公開している買取上限額によると、STOKKEのベビーカーの価格の相場はだいたい5万円台から6万円台。ちなみに、69,800円という高めの金額が設定されているのが、シャーシのクルージのキャリーコットセット。こちらは、STOKKEのベビーカーの定番モデルであるクルージとキャリーコットがセットになっている。
通常のクルージのみの場合は、買取上限額が60,000円となっている。クルージと並んで人気があるエクスプローリーも、買取上限額は同じ60,000円。スクート アクアブルーの場合は、買取上限額が50,000円となり、やや価格が下がる。ただ、このスクート アクアブルーの場合も、スタイルキット付きの場合は54,200円が買取の上限額だ。
STOKKEのベビーカーは、子供を寝かせるキャリーコットや日よけのパラソルなどをオプションでセットできるため、買取価格に違いが生じやすい。
ちなみに、キャリーコットのみの場合の買取上限額は、9,700円。チャイルドシートであるイージーゴーbyビーセーフセットは、45,000円が上限の金額になっている。
STOKKEの売買相場の現状
STOKKEの製品は、ヤフオクなどのオークションサイトやフリマアプリのメルカリでも取引されている。これから売買をする場合は、このようなサービスの取引価格も見ておくと役立つだろう。
ヤフオクでのSTOKKEの売買相場
ヤフオクに出品されているトリップ トラップシリーズの場合、落札価格の平均は8,000円台。新品として出品されたオーク材のトリップ トラップの椅子は、37,000円で落札された。また、ベビーカーの落札価格の平均は20,000円台とやや高い金額になっている。ちなみに、オランダ製の1品は、90,000円という高額な価格で落札されている。
メルカリでのSTOKKEの売買相場
フリマアプリのメルカリでは、トリップ トラップの椅子が10,000円台から20,000円台で販売されている。ベビーセットがついているトリップ トラップは、価格が上がる傾向が見られる。販売中のあるキャリーコット付きのクルージの価格は、33,000円ほど。クルージのようなベビーカーの場合は、メルカリでの販売価格もやや高い。メルカリでは、ベビーセットやフットマフなどのオプションのセットも単品で販売されている。
オークションサイトやフリマアプリの販売価格は幅広い
ヤフオクやメルカリで販売されているSTOKKEの製品は、価格帯が幅広いのが1つの特徴になっている。このようなサービスでは、オプションのアクセサリーだけを売ることも可能。
なかには、1,000円台という安い金額で販売されている品もある。買取店で売る場合、キャリーコットなどは買い取りの対象になることが多いが、小さなアクセサリーなどは金額がつかないことも考えられる。オークションやフリマアプリに出品するときと買取店を利用するときとでは、適した売り方が少し異なると言えるだろう。
査定スタッフがチェックしているポイントを知ろう
買取店を利用する場合は、査定を行うスタッフが品物を検品して市場価値を判断する。このようなスタッフが、STOKKEのようなベビー用品、家具をチェックするときには、とくに注意をしてみているポイントがある。例えば、以下のような点は、査定の際にチェックされることが多い。
- ・安全性
- ・衛生的な問題の有無
- ・外観の状態
中古品は、細かい部分にダメージが生じているケースがある。ベビー用品の場合は、ちょっとしたダメージが大きな事故につながる可能性があるため、査定を行うスタッフも慎重に状態の良し悪しをチェックする傾向がある。留め具が傷んでいないかどうかや、正常に動くかどうかなどは、査定の際の基本的なチェックポイントの1つだ。
また、衛生的な問題がないかどうかも、必ずといってよいほどチェックされる。ベビー用品の場合、汚れなどがあると買取の対象にならないこともあるので注意が必要だ。
見た目の状態も、もちろんチェックの対象になる。見た目がきれいな品は高く売れることが多いため、高額査定をする買取店が多い。STOKKEの製品を高く売りたい場合は、このような査定スタッフのチェックポイントを意識して、クリーニングやメンテナンスを済ませておこう。
まとめ
今回は北欧ブランド愛用者におすすめの、ノルウェーのブランドであるSTOKKE(ストッケ)の買取査定実績や売買相場の現状を紹介した。ベビー用品の場合は、ちょっとしたダメージが大きな事故につながる可能性があるため、査定を行うスタッフも慎重に状態の良し悪しをチェックする。ベビー用品は、汚れなどがあると買取の対象にならないこともあるので注意が必要だ。
外観ももちろん重視される。ベビーグッズは短い間しか使えないものだからこそ、一つ一つのアイテムにこだわりたいもの。一方で使用期間が限られているからこそ安く購入したいもの。ぜひ買取をうまく利用しながら、ベビー用品をお得に手に入れていただきたい。