スマホやガラケー、タブレットなどをできるだけ安い費用で使いたいという人は、MVNOなどのキャリアのSIMカードに乗り換えて費用を抑えて使う。このような考えを持つ人は年々増加傾向にある。
また、2015年に総務省のSIMロック解除義務化を受けて、3大キャリアである、docomo、SoftBank、auがSIMロック解除の受付を行っている。
そこで、ここでは人気機種のXperiaをテーマに絞ってSIMロック解除をキャリア別で解説していこう。
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docomoのSIMロック解除方法
最初はdocomoのSIMロック解除について解説していこう。
docomoではSIMロック解除サービスを行っているが、それには条件があるため、docomoのSIMロック解除条件を把握しておこう。
2011年4月~2015年4月に発売された機種も解除可能
docomoのSIMロック解除条件について解説していくが、基本的に総務省のSIMロック解除義務化が2015年5月以降の機種を対象としているため、docomoでも2015年5月以降に発売された機種は、SIMロック解除ができるようだ。
ただし、iPhone・iPadに関してはiPhone6s以降、iPad mini 4以降、iPad Pro(9.7インチモデル含む)も合わせてSIMロック解除が可能となっているため、注意しておくといいだろう。
また、docomoはSIMロック解除に柔軟に対応している。というのも、2011年4月~2015年4月に発売された機種に関しても、docomoはSIMロック解除ができるようだ。
docomoのSIMロック解除条件
ただし、このSIMロック解除に至っては条件があるので、その条件に関してもしっかりと把握しておくべきだろう。
docomoのSIMロック解除の条件は、下記の通りである。
- ●ネットワーク利用制限、おまかせロックなどのロックがかかっていない機種
- ●利用料金の支払実績が確認できる
- ●契約者本人の購入履歴がある機種
- ●端末購入日から6ヶ月以上経過している
(※ただし、SIMロック解除の対象回線で解除をした実績があり、前回のSIMロック解除受付から6か月以上経過しているときには、SIMロック解除の手続きが可能。) - ●ドコモを解約済の場合には、解約日から3か月以内
機種ではなく、回線が条件対象
この条件からみて、SIMロック解除が可能になる期間は重要だろう。
基本的には購入から6ヶ月間経過していないとSIMロック解除はできないと思っていていいが、docomoの解除条件の期間は少し変速的で、機種を購入した端末ではなく回線が対象となる。
過去半年以前にSIMロック解除を行っていれば手続き可能
つまり、以前にその回線でSIMロック解除を行っているのであれば、そのSIMロック解除をした時点から6ヶ月経っていれば、新しく購入した機種であっても、条件次第では購入日にSIMロック解除を行なうこともできるのである。
docomoのSIMロック解除にかかる料金
では、次はdocomoのSIMロック解除でかかる料金について、解説していきたい。
docomoのSIMロック解除にかかる料金は店頭に持ち込んだり、電話でSIMロック解除を申し込んだりする場合には、手数料として3,000円(税別)かかるようだ。
ただし、WebのSIMロック解除のページから自分で申し込み手続きをすれば、無料でSIMロック解除ができる。
そこまで難しいものではないので、日頃からパソコンを利用するような人は、Webページから申し込むほうが得だと言える。
2011年4月以降発売のXperiaならばSIMロック解除OK
つまり、上記の条件から見ると、XperiaのSIMロック解除は、2011年4月以降発売の端末であれば可能ということだ。ただし、SIMロック解除には条件があるので、この機会にしっかりと把握しておくといいだろう。
下記で、2015年5月以前にXperia機種でSIMロック解除対象になっている機種をまとめておくので、参考にするといいだろう。
- ●XperiaTM Z3 SO-01G
- ●XperiaTM Z2 SO-03F
- ●XperiaTM Z1 SO-01F
- ●XperiaTM A SO-04E
- ●XperiaTM AX SO-01E
- ●XperiaTM acro HD SO-03D
- ●XperiaTM PLAY SO-01D
- ●XperiaTM NX SO-02D
- ●XperiaTM GX SO-04D
- ●XperiaTM Z2 Tablet SO-05F
- ●XperiaTM Z3 Compact SO-02G
- ●XperiaTM A2 SO-04F
- ●XperiaTM Z1 f SO-02F
- ●XperiaTM feat. HATSUNE MIKU SO-04E
- ●XperiaTM ray SO-03C
- ●XperiaTM SX SO-05D
- ●XperiaTM acro SO-02C
- ●XperiaTM Z SO-02E
- ●XperiaTM Tablet Z SO-03E
SoftBankのSIMロック解除方法
上記ではdocomoのSIMロック解除を解説してきたので、なんとなく、キャリアでのSIMロック解除方法がどのようなものか把握できただろう。
基本的にはどのキャリアもSIMロック解除方法そこまで大きくは変わらない。ただし、キャリアごとで内容や条件が変わるので、注意しておくといい。
それでは、SoftBankのSIMロック解除について解説していこう。
SoftBankのSIMロック解除対象機種は
SoftBankのSIMロック解除条件についてだが、SoftBankのSIMロック解除対象機種は、総務省のSIMロック解除義務化に沿っているのは、docomoと同様であるので、2015年5月以降の機種に関してはiPhone、iPadを除きSIMロック解除対象機種となる。
SoftBankのWebページで、2015年5月以降のSIMロック解除対象機種の一覧を紹介しているので、ここでまとめて紹介しておこう。
【iPhone】
- ●iPhone 6s
- ●iPhone 6s Plus
- ●iPhone SE
【iPad】
- ●9.7インチiPad Pro
- ●12.9インチiPad Pro
- ●iPad mini 4
【SoftBank スマートフォン】
- ●DIGNO® F
- ●Xperia™ X Performance
- ●AQUOS Xx3
- ●AQUOS Xx2 min
- ●AQUOS Xx2
- ●Nexus 6P
- ●Xperia™ Z5
- ●AQUOS CRYSTAL 2
- ●AQUOS Xx
- ●Xperia™ Z4
- ●Galaxy S6 edge
【ケータイ】
- ●DIGNO® ケータイ
- ●かんたん携帯9
- ●AQUOS ケータイ
- ●かんたん携帯8
- ●COLOR LIFE 5 WATERPROOF
【タブレット】
- ●Lenovo TAB2
【モバイルデータ通信】
- ●Pocket WiFi 501HW
【プロジェクター】
- ●モバイルシアター
※2015年5月以前に発売したSIMロック解除対象機種
【SoftBankスマートフォン】
- ●BLADE Q+
- ●301F
- ●201HW
- ●009Z
- ●008Z
SoftBankのSIMロック解除条件
上記が、SoftBankのSIMロック解除対象機種となるので、把握しておくといいだろう。
その中でXperiaは少数ではあるが、Xperia™ X Performance、Xperia™ Z5、Xperia™ Z4の機種が対象となっている。
次は、SoftBankのSIMロック解除の条件について解説していく。
SoftBankのSIMロック解除条件は基本的にdocomoと同じで、購入してから180日以上がSIMロック解除対象となっており、解約からは90日以内であること、となっている。
また、ネット利用制限製品であると解除ができないようなので、注意が必要だろう。
SoftBankのSIMロック解除料金
そして、SoftBankのSIMロック解除でかかる料金についてもここで紹介しておこう。
SoftBankのSIMロック解除方法には、docomoのSIMロック解除同様に、店頭、WebページでのSIMロック解除の申し込み方法があり、電話、店頭でのSIMロック解除では手数料として3,000円(税別)の費用がかかる。
ただし、Webページから自身でSIMロック解除の申し込みを行なう場合には手数料はかからないようだ。
auのSIMロック解除方法
では、最後に3大キャリアであるauのSIMロック解除方法を解説していくので、押さえておくといいだろう。
はたして、auのSIMロック解除の条件や料金はどのくらいなのだろうか。
auのSIMロック解除対象機種
まず、auのSIMロック解除条件についてだが、基本的な部分はやはり、docomo、SoftBankと同様である。
2015年月以降の機種に関してはSIMロック解除対象機種となっている。そして、iPhone、iPodも同様で、iPhone 6s、iPhone 6s Plus、iPhone SE、iPad Pro9.7インチ、iPad Pro、iPad mini 4がSIMロック解除対象となっている。
また、2014年4月に発売されたGalaxy S6 edge SCV31に関してもSIMロック解除ができるようだ。
回線・周波帯などで解除条件は若干違いがあるようなので、念のためauのサイトで確認しておくといいだろう。
そして、本題であるXperiaのSIMロック解除対象機種もここで紹介しておこう。
XperiaのSIMロック解除対象機種
●Xperia™ X Performance SOV33
●Xperia™ Z5SOV32
●Xperia™ Z4SOV31
●Xperia™ Z4Tablet SOT31
auのSIMロック解除条件
では次に、このauのSIMロック解除条件について解説していこう。
といっても、この条件に関してもdocomo、SoftBankの条件とそこまで変わることはなく、端末購入から180日以上経過している機種であることが基本だ。
また、ネット利用制限になっていないことも条件の一つである。
ただし、docomo、SoftBankの条件と少し違うのが、契約した本人が購入した端末でなくてはいけないという決まりがないことだ。
つまり、auの中古端末であってもSIMロック解除できるという点は大きなメリットだと言えるだろう。
auのSIMロック解除にかかる費用
最後に、auのSIMロック解除にかかる料金について紹介していこう。
auの解除方法は店頭とWebページからの申し込みでSIMロック解除ができるようになっているわけだが、店頭でのSIMロック解除をすると手数料は3000円(税別)である。
また、Webページからの申し込みでのSIMロック解除であれば無料でSIMロック解除することができる。
パソコンとスマホでも申し込みは可能で、特に難しい申請でもなく、数十分でSIMロック解除の申し込みができるようだ。
Webページでの申請が苦手でない人は、Webページから申し込むほうがいいだろう。
キャリアでのSIMロック解除が可能に
ここまで、各キャリアでのXperiaのSIMロック解除方法について紹介してきたが、このSIMロック解除についてしっかりと把握ができただろうか。
2015年5月に総務省からSIMロック解除の義務化を行政で施行されたことによって、3大主要キャリアがSIMロック解除に動き出している。
基本的に2015年以降に発売されたXperiaなら解除可能
これまでSIMフリー版やSIM下駄、ファクトリーアンロックサービスなどを利用してSIMロック解除をしなければいけなかったが、今後はキャリアにて安価な金額でSIMロック解除ができるようになるので、細かな条件などは把握しておくといいだろう。
基本的には2015年以降発売のXperiaであれば、SIMロック解除はできるようだ。docomoであれば、2011年4月発売の端末からSIMロック解除対象となっているので、覚えておくといいだろう。
SIMロック解除では期間がポイントとなっているため、そのポイントに関してもきっちりと押さえておこう。
手続きは自分で申請すれば手数料無料
また、SIMロック解除の手続きは店頭で行なうと手数料がかかってくるが、Webページから自分でも申し込むのであれば、無料でSIMロック解除できるので、パソコンやスマホから申し込むほうがいいだろう。
ただ、どうしても不安な人は店頭でも、ファクトリーアンロックサービスのような数万円かかるものではないので、手数料である3000円(税別)を支払いSIMロック解除をするのもいいだろう。
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