銀行のカードローンと労金のカードローンの違いは？

労働金庫は労働組合や生活協同組合が資金を出して設立した金融機関であり、銀行や消費者金融とはその体系が異なります。また、設立するに当たって遵守している法律も異なり、労働金庫法に基づいて運営されています。そのため、営利目的ではなく、利用者のためのサービスとなっており、銀行や消費者金融とは大きくその体制が異なります。 また、会員となれる組合にも制限があり、労働組合に所属しているものや一般の勤労者で対象地域内に在住しているものが当てはまります。生活協同組合の一員或いは同一生計者の家族も利用者となることが可能です。 カードローンの商品内容については、住んでいる地域によって申し込めるカードローンの商品が大きく異なります。その地方に住んでいない人が地方銀行のカードローンに申し込むことは少ないものの、メガバンクやネットバンクのカードローンに関しては、全国で統一されており、カードローンの上限額や金利などが支店によって違うということはありません。 これに関して言えば、消費者金融も全国的に同一の商品を扱っており、一部の地域に住んでいる人しか商品に申し込むことができないといった条件はありません。加えて言えば、同一勤務先に1年以上勤務していることが条件となっているものも多く、労金の場合であれば18歳以上で法定代理人の同意があれば利用することが可能です。 また、利用枠に関しては非常に差があり、一般的な金融機関で借られるカードローンの方が使いやすいといえます。しかし、金利を見てみると10％以下となっているものもあり、それなりに審査要件が厳しいことも予想されます。金利が高ければ高いほど、審査のハードルは低くなるものの、返済額が大きくなるといったデメリットが発生するでしょう。 そのため、労働金庫の会員要件を満たし、審査に通るのであれば、労働金庫のカードローンは金額的には割安です。また、金利優遇策を用意している労働金庫が非常に多く、最大で5％前後引き下がる可能性があります。ちなみに、金利の低さからすれば、カードローンの乗り換えも検討できること金利が安いことから一般的な金融機関や消費者金融のカードローンの金利が高すぎると感じた場合は、労金のカードローンに乗り換えることおすすめだといえます。 また、 ATM の利用に関してはほぼ無料です。実際には、料金が発生しないわけではないものの、労金を利用することによってキャッシュバックがあるため、手数料気にする必要性がありません。一般的な銀行や消費者金融のカードローンなどではそういった手数料の有無に関しては、いちいち気にする必要性があります。 審査のスピードに関しては、消費者金融や銀行よりも遅く、最大で1ヶ月待つ必要がありスピーディーなカードローンの借り入れはできないことに注意しましょう。

労金のカードローンは、知り合いの方がおっしゃっているとおり安いです（金利が低い）。 また、労金ではローンのほかにも預金や定期預金など、一般的な銀行と同様のサービスも行っています。 これらも総じて手数料が安かったりといったメリットがあります。 なぜ他と比べて低金利なのかというと、労金は銀行と違い「非営利」で事業を行っているからです。 実はこれは労働金庫法という法律で定められています。労金は営利目的で事業を行ってはいけないルールになっているのです。 そのため、利益を追求する他の金融機関に比べてローン金利も低く設定されているのですね。 また労金の出資元は、企業の労働組合などです。 複数の企業が会員となって、協力して労金の運営を支えているという構造ですね。 一般的な銀行は基本的に株式で資金を調達していますので、このあたりの考え方も全く異なるのです。 なお、労金のカードローンを契約するにあたっては、あなた自身が労金の会員かどうかを確認するようにしてください。 もし会員でない場合、低金利でのローンを利用することができず、一般の銀行と変わらなくなってしまう可能性があります。 そういった意味で、会員以外は労金のサービスを安価で利用できないという点は、一般の銀行との違いと言えますね。 また労金のカードローンは審査にかかる時間が一般の銀行に比べて長いです。 融資実行までに2週間から4週間といった期間が必要になりますので、申込みにあたっては時間に余裕をもっておくことをおすすめします。 消費者金融などでは即日でカードローン融資を受けることができますが、金利が比較にならないほど高いので可能ならば手を出さないほうが良いでしょう。 その他の面では労金特有の大きなデメリットはありません。 会員資格さえあれば非常にお得にローンを利用することができますので、ぜひ検討してみることをおすすめします。

まずは労働金庫、と言っても聞きなじみがない人もいるかと思いますので、労働金庫について軽く説明すると、労働者の味方となるために労働組合などが作り出した金融機関の事ですね。 その労働金庫のカードローン、通称ろうきんカードローンのメリットですが、おおよそ「4パーセントから9パーセント」の金利が最大のメリットとなります。金利は労働組合に入っている人や、生協組合員に入っている人のほうが、一般的にやすくなります。さらに地域ごとに異なりますが、金利の優遇制度もあり、最大1.2〜5パーセントほどの金利が下げられます。 一方の銀行ローンは「13.8パーセント〜18パーセント」なので(実際は14.5パーセントであることが多いようです)なので、銀行で借りる際の金利の約半分ほどで借りれるお得な仕組みとなっています。 そういった低金利が実現できるのは、労働金庫が労働組合などによって非営利での運営がおこなわれているからですね。しかしそのようなお得な金利で借りれるだけに、お金を借りる際の審査は銀行よりも厳しいものとなります。また、借入限度額についても、銀行の方が借りれる総額は多い傾向となりますね。 その厳しいと言われる審査の条件ですが、年収150万円以上であり、勤続年数は最低1年以上というふたつの条件がきっちりと明示されています。 また銀行カードローンには「30日間は無利息」というサービスをおこなっている所もありますので、初月で返せればもちろん無利息ですし、4ヶ月以内に返せれば実質ろうきんと銀行カードローンの間に差はありません。 ちなみに30日間無料のカードローンですが、楽天銀行のスーパーローンだったり、新生銀行やジャパンネット銀行あたりがサービスとしておこなっています。新生銀行は5万円以内なら180日間無利息と非常にお得ですよ。 また銀行のカードローンは20歳以上からですが、きんろうカードローンは18からなので、高校卒業後働き始めたけどとりあえずのお金がいる、という人にとっては朗報だと言えるでしょう。 ATMでお金を借りる際でも、キャッシュバックがおこなわれて実質0円の手数料でお金を借りる事もできます。 さらには労働組合などが運営しているという事もあって、福利厚生というか 、ホテルやスポーツ施設、病院や自動車学校などを安く使う事のできる優待制度もあります。 以上を見てみるかぎり、ろうきんで借りた方がメリットがあるのはまず間違いないですね。