独立を成功させるために欠かせない要素は資金？

独立で成功する要素ですが、前提として、独立した人はひとりで全てをこなしていくことが重要になってきます。他人任せでは仕事を得ていくことは難しいということです。その観点から、大まかに以下の３点が独立で成功するために必要な要素になるということで記載したいと思います。 「1人で行う精神」 会社員の場合、上司から指示された仕事をこなせばいいだけですが、独立したらそうはいきません。自由を与えられる一方で、自分で仕事を開拓しなければならないからです。苦手な分野であってもひととおり業務をこなせなければなりません。 つまり、他人に頼ることなく、自分一人の力で全てやるんだという強い精神がまず必要だと思います。分からないことがあってもひとりで調べたり外部に問い合わせをしたりして解決する積極的な姿勢が必要になります。分からないまま放置していたら仕事が円滑に進まず信頼を失って、仕事を増やしていくことは難しくなってしまうからです。 「営業力」 独立したら待っていても仕事は舞い込んでくることはなかなかありません。ですから、こちらから積極的に外部に働きかけて、営業をするなりして仕事を開拓する必要性がでてきます。その際、例えば事務系の仕事であっても、他人とのコミュニケーション能力を発揮する必要があります。 ときには対面でもということです。ただネットが発達して以降は、少なくともメールや文書でのやりとりを円滑に行えれば通用するようになってきました。そこでももちろん社会人としてのマナーも暗黙の了解として必要になってきます。 会社員として働いていたら、仕事は会社の営業担当が運んでくれます。しかし、独立した場合、人脈をつくっておかなければなかなか仕事量も増えていきません。外部との交流も意識的につくり、その輪のなかで情報を得ていくことで仕事が増えていく傾向もあります。 「時間管理をする」 独立したら、会社員のように決められた時間に出社するような場面がなくなります。通勤電車に揺られる必要もなくなり、嫌な上司と顔を合わせる必要もなくなる。それは楽といえば楽なのですが、逆に言うと、全て自分で管理をしなければならなくなります。 納期までに与えられた仕事をこなすためには、スケジュールをもとに計画を立て、堅実に業務をこなしていくという実行性が必要になります。その他、金銭的なやりとり、健康管理などについても高い自己管理能力も求められます。