室内を明るく照らすボリューム満点の照明機器・シャンデリアも、専門のショップに査定依頼をすることで確実に高く売れる商品だ。買取業者全般のホームページが充実した近頃では、シャンデリアを売却するユーザの情報源や選択肢も増えているため、そんな市場動向の影響で高価買取実績も増加傾向にあると考えて良いだろう。今回は、部屋の模様替えや引越しなどで不要になったシャンデリアの処分に悩んでいる皆さんと一緒に、この商品を効率よく買取に繋げるコツを確認していきたい。
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シャンデリアを高く売るためにすべきこと
シャンデリアを高額査定に繋げるためには、下記4つのポイントを心掛けるようにして欲しい。
最低でも週1で掃除をする
細い腕木によってたくさんの灯火や電球、シェードなどが支えられているシャンデリアは、定期的な掃除によってコンディションが保たれる大変デリケートな商品だ。年1回程度の大掃除で一気に汚れやホコリを落とそうとすると、シャンデリアに力を加えることでパーツが外れてしまうことも考えられる。そのため、シャンデリアは週に1度くらいの頻度で掃除をするようにしよう。特にアンティーク品のシャンデリアは経年劣化によってデリケートさが増しているため、掃除を怠って汚れを溜めることはなるべく回避すべきと言えるだろう。
外箱は必ずとっておく
大型家電のシャンデリアは、購入時に入っていた外箱を付けることで持ち出しがしやすくなる。特にPanasonicなどの家電メーカーのシャンデリアは、外箱も大事な付属品として査定されるため、将来的に売却予定があるなら箱や説明書も全て大事にとっておくようにして欲しい。
価格比較は忘れずに
納得の価格でシャンデリアを手放すことに成功したユーザ達は、必ず複数業者に問い合わせをして相見積もりをとっている。このステップを省略し、たった1つの業者で即決すると、買取相場以下でシャンデリアを手放す可能性も出てくるため注意が必要だ。
また、さまざまな買取業者に問い合わせをしていると、自分のシャンデリアのセールスポイントも把握しやすくなるため、商品情報を把握するといった意味でも絶対に価格比較や相見積もりを行うべきだと言えるだろう。特にメーカー名や型番のわかるシャンデリアの場合は、妥協をせずに比較検討を行うようにして欲しい。
出張買取サービスで自宅に来てもらおう
大変デリケートな構造で持ち運びや取り外しが難しいシャンデリアは、出張買取サービスを使って自宅で査定をしてもらう方法が最もおすすめだ。このサービスで買取が決まった場合は、外箱のないシャンデリアでも安全に自宅から持ち出してもらえる。また出張買取を使えば自宅に眠った他の家電や家具も一緒に査定可能となるため、不用品の多い家に住んでいる人こそ査定士が自宅に来た方が高いメリットが得られることだろう。
シャンデリア買取のできるショップの特徴とは?
シャンデリア買取が可能なショップにも、得意・不得意がある。このポイントを知らずに問い合わせをすると、想像以上に安い査定額が出されることもあるため、注意が必要だ。少しでも高値でシャンデリアを売りたいと考えているなら、下記の5つの中から「どのショップを選ぶのが理想か?」を考えた上で査定依頼に向けた行動を起こすようにして欲しい。
シャンデリア買取専門店
アトリエ366などのシャンデリア買取専門店を利用すれば、取り外しの難しい天井照明やデザイナーズ照明なども簡単に売却が行える。またこのような店では、「照明機器としての価値」と「アンティーク品としての価値」という2方向から査定を行なってくれるため、少しでも高くシャンデリアを売りたい人は問い合わせをしておくべき存在と言えるだろう。
照明器具専用ページを持つ家電買取専門店
照明器具専用買取ページを持つ全国家電買取センター、全国不用品買取センター、リサイクル愛品館などの業者では、基本的に「照明家電としての実用性」を重視して査定を行う傾向がある。このようなところに一流ガラスメーカーやアンティーク品のシャンデリアを持ち込むと、その価値が正しく判断されないこともあるため注意が必要だ。
ブランド品買取専門店
エコスタイルや高く売れるドットコムなどのブランド専門店では、クリスタルガラスで有名なバカラなどのシャンデリアを高額査定対象としている。製品のブランド名や型番がわかっている場合はメールや電話で買取上限金額を把握することもできるだろう。また一流ブランドのシャンデリアを売却する際には、ショップの資金力も大事な要素となるため、高額査定を狙うならブランド品専門店にも問い合わせをしておくべきと言えそうだ。
骨董品・古美術品専門店
古い時代に使われていたシャンデリアやアンティーク品の場合は、骨董品や古美術品といった視点で査定のできる専門店の利用がおすすめだ。希少性の高い物に高額査定をつける骨董品店では、通電のできないインテリアとしてのシャンデリアでも歓迎してくれることが多い。また骨董品店はデリケートで古い物も扱いに慣れているため、一般業者では持ち出しが難しいと想定できるアンティークのシャンデリアがある場合は、搬出法を含めて相談してみると良いだろう。
リサイクルショップ
リユース可能なシャンデリアなら、全国にたくさん存在しているリサイクルショップでの買取も可能だ。リサイクルショップでは、Panasonicや日立などの国産家電メーカーやニトリ、大塚家具などのインテリアショップのシャンデリアを歓迎する傾向があると言われている。これに対してアンティーク品については、「ただの古い物」と判断されることも多いため、骨董品的価値の高いシャンデリアの場合はおすすめ度の低い業者になると言えそうだ。
高く売れるシャンデリアのブランド、メーカー、種類と参考買取相場 まとめ
最後に、実際の買取実績の中から高額査定が期待できるシャンデリアの特徴やメーカー、そして参考買取相場をご紹介していこう。
バカラ
フランスのクリスタル・ガラスメーカー「バカラ」は、確実に高く売れるシャンデリアブランドだ。ホテルなどで使われることの多いマリーコキーヌというシリーズは、400,000円~800,000円ほどの査定が付いている。バカラ買取に積極的なメーカーは飲食店や宿泊施設にも出張査定に来てくれるため、店舗閉鎖や回収のタイミングで相談をしてみても良いだろう。
ヤマギワ
大正時代から照明器具を作り続けるヤマギワも、高額査定が期待できるシャンデリアメーカーだ。手作りガラスを用いたシャンデリアの中には、西洋アンティークとしての価値により骨董品専門店で買取られた事例もある。これに対して一般家庭のリビングで使うようなタイプは、シーリングライトなどと同じように4,000円~8,000円ぐらいの査定額となるため、経年劣化が生じないうちに手放す必要があると言えるだろう。
Panasonic
国産家電メーカーPanasonicなどのシャンデリアも、実用性の高さにより高額査定が期待できる。長きに渡って使われていたシャンデリアの中には、経年劣化とも言える錆びや汚れがあっても2,000円~3,000円ほどの査定が付くようだ。また家電メーカーの照明器具は新品価格自体が安いという難点があるため、アンティーク品のようにいつまでも自宅保管しておくメリットはほとんどないと考えた方が良いだろう。
アンティーク品
メーカーやブランドが全くわからなくても、購入された年代やガラスの質などによりシャンデリアにアンティーク品としての価値が付くこともある。特にリビングなどを美しく演出するゴージャスなシャンデリアの場合は、骨董品店で高額査定になるケースが多いため、なるべく幅広い専門店に問い合わせをすることで意外な高値が生まれると考えて良いだろう。
シェード付きシャンデリア
アパートやマンションでも気軽に使えるシェード付きのシャンデリアは、インテリア用品、家具、家電の買取業者に持ち込むことがおすすめだ。特にIKEAなどで購入したシャンデリアは中古市場でも高い需要があるため、引越しや模様替えの際には捨てずに必ず売却すべき存在と言えるだろう。そんな実用性の高いシェード付きシャンデリアは、2,000円~6,000円前後の査定実績が多く見受けられる。
まとめ
節電効果の高いLED電球が登場した近頃では、ゴージャスなシャンデリアを使って室内を明るく魅せる人たちが増加傾向にあると言われている。またニトリや東京インテリア、IKEAといったインテリアショップの増加により、リーズナブルな価格で買えるシャンデリアが増えたことも、この商品の需要に繋がっていると考えて良いだろう。そんなシャンデリアを売却できるショップは非常に幅広い特徴があるため、自分が所有している商品を客観的に見た上で「どんな業者に査定依頼すべきか?」をしっかり考えるようにして欲しい。