大工道具はいつの時代でも一定の需要を持っている。最近は手動ではなく電動式となっているのが大半で、すべてを手作業でおこなう人はほとんどいない。しかし、古い大工道具であっても場合によっては高く売れることがあり、たとえ古いからといって処分してしまうのはもったいない。
当コラムでは、古い大工道具は売れるのか、買取相場はどのくらいなのかといった疑問について答えていく。また、大工道具の買取におすすめの業者も紹介していくので、興味がある人はぜひ最後まで目を通していただきたい。
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大工道具とは
大工道具とは、一般的には鋸（ノコギリ）やのみ、かんなや小刀といった道具のことを指す。冒頭にも述べたように、最近の大工道具の多くは電動製品となっているが、今でも自分で扱う大工道具に愛着を持っている人は多い。
近年は特にDIYや日曜大工を楽しむ人も多く、大工道具の需要が高まってきている。もちろん個人だけでなく、業者も建築に使う道具として電動工具などを購入しているため、大工道具の需要は高まる一方である。
古い大工道具は売れるのか？
大工道具を売ろうと思っている人の中には、自分が持っている古い大工道具が売れるのかどうか気になる人もいるだろう。実際、大工道具は多少古くても買取は可能だ。もちろん壊れていないことが前提だが、使用感があるのが普通なため、よほどの欠陥がない限りは買取してもらえるだろう。
また、古い大工道具の中には有名な作家がつくった道具も存在し、自宅に眠っている大工道具が予想以上の価格で売れることもある。電動に変わりつつあるとはいえ、今でも古い大工道具に愛着を持っている人は多く、中古でも十分に買取してもらえるだろう。
大工道具の買取相場はどのくらい？
大工道具にはさまざまな種類がある。それぞれの道具の買取相場も異なっており、高く買取される道具もあれば、大して高く売れないものもある。さらに、買取価格は大工道具の状態によっても大きく左右されるため、一概にどのぐらいの価格で売れるのかはわからない。
だが、およその買取相場を述べるとすれば、鋸などは2,000円～5,000円前後、のみ・かんなも5,000円前後が相場となっているようだ。しかし、有名な作家がつくったものであれば数万円で売れるものもあるため、気になる道具を持っている人は一度査定に出すことをおすすめする。
以下に、大工道具の買取実績をいくつか紹介しておくので、買取の際の参考にしてもらいたい。
- ・かんな 秀峰作 55mm：7,000円
- ・かんな 国宝 70mm：6,000円
- ・タイルカッター：7,000円
- ・のみ 10本組：15,000円
- ・板金バサミ：4,000円
ちなみに、ここで記載している買取相場は2020年7月現在のものであることを頭に入れておこう。
大工道具の買取におすすめの業者
古い大工道具でも状態さえ良ければ買取してもらえる。しかし、買取に出すときにもっとも気になるのがどこの買取業者に出せばいいのかだ。実際、大工道具の買取をおこなっている業者はたくさんあり、どこの業者がいいのかで迷ってしまう人が多い。
そこで以下では、大工道具の買取におすすめの業者をいくつか紹介していく。買取に出すときに大事なのは、それぞれの業者の特徴について理解しておくことだ。適当に選んでしまうと、後悔することも少なくない。買取で損をしたくない人は、ぜひチェックしていただきたい。
ツールオフ
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
ツールオフは電動工具の買取を専門にしている業者だ。買取品目は1万点以上にもおよび、買取実績数も60万件を越える大手買取業者として人気が高い。工具の知識を豊富に持った鑑定士が在籍しており、どんな工具でも相場に適正な価格で買取してくれるだろう。
国内だけでなく海外にも販路を持っているため、他社よりも高い価格での買取を実現。さらには、自社で製品をメンテナンスしているので、余計なコストをカットして買取価格へと還元している。買取満足度も高いおすすめの業者だ。
買取方法は宅配・店頭・出張の3つで対応。宅配買取では、送料・査定料ともに無料だ。出張買取も出張費・査定料ともに無料だが、出張範囲は関東圏内となっている。店頭買取では店舗に持ち込んで即査定＆現金化が可能。
工具男子
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
工具男子は工具・建機・農機具の買取をおこなっている業者だ。プロの職人が選ぶ買取業者として評判が高く、安心・信頼の査定を受けられる。買取成約率も90%をこえており、利用者の満足度の高さがうかがえる。
また、工具と機械の知識を豊富に持った査定スタッフが在籍しているため、大工道具のひとつひとつを丁寧に査定してくれる。相場に適正な価格での買取価格は他社よりもお得で、売ってよかったと思える買取サービスを実現。
買取方法は宅配・店頭・出張の3つだ。宅配買取の送料や査定料、さらにはキャンセル料まですべて無料で利用可能。出張買取の場合も出張費や査定料はかからない。出張対応エリアは関東6県と福岡県だ。店頭買取では即現金化が可能。
札幌リサイクル買取ネット
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
札幌リサイクル買取ネットは、札幌市で電動工具・大工道具の買取をおこなっている業者だ。電動工具一式や古い大工道具、さらには建築機器から特殊工具まで幅広く対応しており、利便性の高い業者として人気がある。
それぞれのジャンルのプロのスタッフが在籍しているため、どんな製品であっても適正価格での買取が期待できる。リサイクルショップとしても評判が高く、買取ジャンルの多さが魅力の業者だ。
買取方法は店頭・出張の2つ。出張買取では札幌市内に対応しており、出張費から見積りまですべて無料。査定料ももちろんかからない。近くに店舗がある人は、直接持ち込んで買取に出すのがおすすめだ。
古美術ますけん
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
古美術ますけんは、骨董品やコレクション品、茶道具や古美術品を専門に扱っている業者だ。電動工具や大工道具の買取にも対応しており、特に古い大工道具の買取には力を入れている。
確かな鑑定力を持ったスタッフが在籍しているため、古い大工道具の価値をしっかりと見極めてくれるだろう。市場価値に基づいた査定は人気が高い。さらに、高額取引がおこなわれるオークションなどの販売経路も確保している。
買取方法は宅配・店頭・出張の3つで対応。宅配買取の送料は無料、出張買取も出張費無料、店頭買取でも査定料はかからない。自分の好きな方法で査定に出してみよう。
買取業者の選び方
大工道具の買取におすすめの業者をいくつか紹介してきた。しかし、どういった基準で業者を選べばいいのか分からない人も多い。大工道具の買取をおこなっている業者は多くても、選び方を知らなければあまり意味がない。
以下では、買取業者の選び方についてまとめていく。自分に合っていなければ、たとえ優良業者であったとしても別の業者に出しておけばよかったと思ってしまう。業者の選び方について知りたい人は、ぜひチェックしてほしい。
手数料をチェック
買取業者を選ぶときは、まず手数料についてチェックするようにしよう。手数料は買取に出す上で真っ先に確認しておきたい部分だ。事前にチェックしていなければ、後で手数料が引かれていることに気づき、損をしたと後悔するかもしれない。
業者によってどの部分に手数料がかかるのかは異なっている。たとえば、宅配買取で出すときには送料、出張買取であれば出張費といった手数料は代表的だ。ほかにも、入金の際の振込み手数料などもそうだ。
こうしたひとつひとつは小さいかもしれないが、いちいち手数料がかかると大きな金額になることもある。業者を選ぶときは、できるだけ手数料が無料の業者を選ぶようにしよう。
買取実績をチェック
業者の選び方の2つ目は、買取実績だ。買取実績というのは業者の信頼性をあらわす部分であり、実績や経験が少ない業者に査定依頼するのを不安に感じる人もいるだろう。
年間買取実績数万件の業者と数千件の業者では、買取の際の信頼性に大きな違いがある。しかし、実績が少ない業者が悪いというわけではないので注意だ。実績が多くても実際の買取価格が低かったり、買取サービスの内容が自分に合わないこともある。
逆に小さな業者でも親切・丁寧に高価買取してくれる業者もあるのだ。大事なのは、自分に合っているかどうかである。その上で、買取実績に注目することで、買取自体の満足度も高められるだろう。
買取の出しやすさをチェック
業者選びの3つ目は、買取の出しやすさだ。買取の出しやすさは以外と重要なポイントだろう。買取に出すまでのハードルが高く面倒であれば、先延ばしにしてしまう人が多い。また、出張買取を依頼して、対応が何週間も先になれば、別の機会に出そうと思ってしまうだろう。
買取の出しやすさは、宅配で簡単に出せたり、出張買取でも遅くても2～3日後には対応してくれる業者がいい。また、全国に店舗があり、簡単に店頭買取ができるのもおすすめだ。なるべく買取に出しやすい業者を選ぶことで、気持ちよく商品を売却できるだろう。
大工道具を高く売るコツ
大工道具は高く売れることがあるが、それには最低限意識しておくべきポイントがある。どんな商品でもそうだが、適当に買取に出してそのまま高価買取されることはあまりない。高く売るにはそれなりのコツがあり、努力が必要なのだ。
最後に、大工道具を高く売るコツについてまとめていく。古い大工道具であっても高く売ろうと努力することで、予想よりも高い金額で買取してもらえるかもしれない。少しでも高い価格で売りたい人は要チェックだ。
状態を整えてから出す
大工道具の状態を整えてから買取に出すのは、高価買取には必須である。当然のことだが、状態が悪いまま買取に出せば、査定の段階で減額を受けてしまうことが多い。減額の基準は業者によって異なっているが、基本的には商品の状態はもっとも厳しくチェックされる。
大工道具は汚れているのが普通ではあるが、最低限査定に出す前に綺麗にしておくのがいいだろう。傷やスレ、汚れがあるままでは査定で無駄な減額を受ける可能性が高い。高く売りたいのであれば、査定前にしっかりと全体のお手入れをしておこう。
付属品をそろえる
付属品をそろえることも、高く売るためには必須だ。付属品は商品とセットになっているのが普通であり、本体だけの買取であればほとんどが減額の対象となってしまう。商品によってどんな付属品があるかは異なるが、どんな商品であっても最低限箱や説明書といったものはそろえておきたい。
また、保証書やその他購入したときについてきた付属品もそろえておくと、セットで査定額アップの対象となることもある。たかが付属品と思わず、できる限り付属品と本体はセットで買取に出すようにしよう。
業者比較をおこなう
高く売るコツの最後は、業者比較をおこなうことだ。今では大工道具を買取している業者はたくさんある。それは業者を紹介したときにも述べたとおりだ。
しかし、おすすめの業者や選び方を知ったとしても、肝心な比較をおこなわずして高価買取は期待できない。それぞれの業者には価格差が存在し、高く売るには高く買取してくれる業者に出さなければならない。
業者比較の際には、手数料や買取のハードル、買取方法から買取実績、信頼性から鑑定士の腕といった部分まで比較しておくのがいい。これは自分に合った業者を選ぶ上でも大事なことであり、業者比較をせずして高価買取は狙えないのを覚えておこう。
まとめ
古い大工道具は売れるのか、買取相場はどのぐらいなのかについてまとめてきた。それと同時に、大工道具におすすめの買取業者についてもまとめてきた。大工道具は常に一定の需要を持っている製品であり、今後もそれは変わることがないだろう。
新品で購入すればそこそこ高い価格がするため、中古の大工道具は多くの人たちから求められている。後悔しないためにも、大工道具の買取前にしっかりと業者比較をおこなってから査定に出すようにしよう。
