この記事ではヘネシー ノスタルジー・ド・バニョレの情報や買取相場をご紹介していく。ヘネシー社はコニャックの世界では超有名な企業だ。他のブランデーメーカーには追随できないそのクオリティの高さは、世界中の人たちを魅了している。
ここに書かれている内容を熟読すれば、ノスタルジー・ド・バニョレの売却を満足におこなうことができるだろう。ノスタルジー・ド・バニョレについてまとめたのでじっくりとご覧いただきたい。
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こちらのページには広告パートナーが含まれる場合があります。掲載されている買取価格は公開日のみ有効で、その後の相場変動、各企業の在庫状況、実物の状態などにより変動する可能性があります。
ノスタルジー・ド・バニョレとはどんなお酒なのか?
買取情報に触れていく前にまずはノスタルジー・ド・バニョレの情報について学んでおこう。ブランデーを売却する前にしっかりと情報を収集してからの方が満足いく取引ができる。買取希望をしている方にとって必要な情報を記載してので、是非チェックしてほしい。
コニャックブランドの頂点に君臨するヘネシー社とは?
ヘネシー社とはコニャックの世界で最も有名な企業といっても過言ではない。1765年に創業して以来、コニャックの世界に大きな影響を与え続けている。コニャックの格付けシステムをはじめて採用したのもヘネシー社だ。
1794年にはすでに海外への輸出をスタートさせ、日本へも今から150年以上前の1868年に取引がスタート。ブランド―を普段の飲まない方でも一度は聞いたことのある老舗企業だ。
ヘネシー社のこだわりは「妥協のない品質」である。原酒を熟成させる樽は100年以上の樹齢があるものを使用している。原酒の熟成期間は短いもので50年、古いものだと200年以上の歴史があるものも保管されている。1700年代に創業したヘネシー社以外は生産できない、唯一無二のコニャックも多い。
*コニャックとはブランデーの種類のことだ。原料はぶどうで、決められた製法で生産されている。フランスのコニャック地方でつくられたもの。高級ブランデーとされている。
ノスタルジー・ド・バニョレの特徴とは?
ノスタルジー・ド・バニョレは大量生産されているコニャックではない。このコニャックはファミリーリザーブを連想されるつくりになっている。そのため、特別なルートでしか所有することができなかったと考えられている。
名前の由来はヘネシー社が持っているゲストハウス「シャトー・ド・バニョレ」だ。最初に生産されたノスタルジー・ド・バニョレにはゲストハウスのデザインが施されている。ボトルにも外箱にはデザインされているゲストハウスは非常に美しい。
ファミリーリザーブとは?
ファミリーリザーブとは一部の人にしか配られない特別なコニャックのことだ。ノスタルジー・ド・バニョレはヘネシー社がゲストハウスなどに友人や知人などを招いた際に配られたものだといわれている。そのため通常のルートでは流通することはなく、現在は高額な価格で取引されている。
ノスタルジー・ド・バニョレの種類
ノスタルジー・ド・バニョレには次の2種類が存在。
- ・ノスタルジー・ド・バニョレ
- ・ノスタルジー・ド・バニョレ エクストラ
ノスタルジー・ド・バニョレが最初に作られたもの。ノスタルジー・ド・バニョレ エクストラは次に販売されたものだ。ノスタルジー・ド・バニョレ エクストラはミニボトル版となっており、白色の箱に入っている。容量は500mlだ。
ノスタルジー・ド・バニョレは友人やVIP待遇のゲスト用に存在していたのに対し、ノスタルジー・ド・バニョレ エクストラは1980年代に販売された。しかし、販売されたといっても限定生産だったためオリジナル同様希少性が高い。
ノスタルジー・ド・バニョレの査定情報
ここまでノスタルジー・ド・バニョレの特徴をご紹介した。次は査定情報の確認をしていこう。このコニャックが市場でどの程度の価値をつけられているのかを説明していく。
ノスタルジー・ド・バニョレはなぜ希少価値が高いのか?
先ほども説明したようにノスタルジー・ド・バニョレはファミリーリザーブなので、ほとんど市場に出回ることはなかった。また、グラスはフランスが誇るバカラ社が担当し、クリスタルが使用されている。コニャックのクオリティはもちろん、グラスや外箱へのこだわり、そして特別なお客のためにつくられたことが価格高騰の要因だ。
一方、ノスタルジー・ド・バニョレ エクストラは限定販売されており市場に少なからず流通している。価値は当然高いが、オリジナルのノスタルジー・ド・バニョレよりかは取引価格が下がってしまう。
ノスタルジー・ド・バニョレは付属品の有無で価値が違う
ノスタルジー・ド・バニョレには付属品が存在する。買取を希望する際にその付属品があるか、ないかで価格が違ってきてしまう。ヤフーオークションで見てみると付属品がある状態は187,009円。付属品がない状態だと139,400円となっている。もしも、付属品を保有している場合は状態がキレイではないとしても処分するのは避けよう。
ノスタルジー・ド・バニョレはどこに売れるの?
ノスタルジー・ド・バニョレのように希少価値の高いコニャックを買い取ってくれるところは多くある。お酒買取業者、ネットオークション、ネットフリマがその代表格だ。それぞれに一長一短がある。詳細については買取相場の項目をご覧いただきたい。
傷がある状態でも買い取ってくれるのか?
ノスタルジー・ド・バニョレは生産されて長い月日がたっているので、完全な状態で保管してある方が珍しい。そのため、ノスタルジー・ド・バニョレのボトルや外箱に傷や汚れがついている状態でも買取可能な場合がほとんどだ。また希少性が高いブランデーは傷や汚れ、劣化も価値として判断するケースがある。状態が不完全でも心配することはない。
空ボトルも売れるほど人気のコニャック
ネットオークションを調査してみるとノスタルジー・ド・バニョレの空ボトルが落札されている。市場に出回らないブランデーの空ボトルを集めているコレクターがいるのだ。もちろん価格は下がってしまうが、処分を検討しているようなら売却しよう。ボトルもクリスタルであることから、ある程度の価格で取引できる。
ノスタルジー・ド・バニョレの買取金額相場
ノスタルジー・ド・バニョレの買取相場を確認していこう。買取を希望する際によく使用されるサービスを比較してみた。ブランデーの価格はタイミングや時期により変わっていくことを頭に入れながら買取相場をみていこう。
ブランデー買取業社の買取相場
ノスタルジー・ド・バニョレの参考買取価格は150,000~170,000円、ノスタルジー・ド・バニョレ エクストラの参考買取価格は69000円となっている。買取参考価格を公開している業者はとても少なかったので、どこに依頼するかで価格は前後すると考えよう。
買取業者は適正な価格で買い取りを行ってくれる。しかし、業者によって多少価格が前後するので複数の業者に査定を依頼することが必要だ。
ネットオークションの買取相場
ネットオークションの代表各「ヤフーオークション」で調査した。まずノスタルジー・ド・バニョレ(付属品あり)の買取相場は116,000~187,009円だ。付属品がない状態だと88500円~139,400円となっている。買取価格に大きな開きがあるが、付属品がある方が高い取引になる傾向にある。ちなみに空ボトルは13,889円で取引された履歴がある。
続いてノスタルジー・ド・バニョレ エクストラ(付属品あり)の買取価格は60,000円~66,444円だった。付属品がない状態だと39,500円となっている。エクストラの空ボトルの買取相場は確認することはできなかった。
ネットオークションは気軽に出品できるメリットがある。しかし、上記のように売却のタイミングによって価格が大きく変わるのがデメリットだ。
ネットフリマの買取相場
ネットフリマの代表格「メルカリ」で調査した。ノスタルジー・ド・バニョレは落札の履歴がなく、買取相場は不明だ。ノスタルジー・ド・バニョレの空ボトルは8,888円で落札された履歴があった。ノスタルジー・ド・バニョレ エクストラは付属品ありの状態で65,000円の取引が成立している。
ネットフリマはネットオークションよりもブランデーの出品が少ない傾向にある。そのため、ネットフリマとネットオークションを比較すると後者に買い手が多く集まっていると推測される。
まとめ
最も高い価格が付いているのはネットオークションだ。しかし、最初にネットオークションに出すのはリスクが高い。なぜなら、個人と個人の取引のため極端に低い価格で落札されてしまうケースもあるからだ。その点は注意した方が良い。
おすすめはまず複数の買取業者に査定を依頼することだ。これを行うことによって、安全に適正価格を知ることができる。また納得した価格を提示されたら売却することを可能だ。ネットオークションと違い入金も間違いなく実施されるためリスクは少ない。
一括で複数の査定額を調べられるサービスを利用すると時間を短縮することができる。是非、利用したいサービスだ。
*この記事に記載してある買取相場は全て2019.3.25時点のものを参考にしている