ヤフオクで乾燥機を売買する時の落札相場情報まとめ

乾燥機を買い替えるときに困るのは、古い乾燥機の処分方法だ。ゴミとして処分するとなるとお金がかかってしまうため、まだ使える乾燥機なら売ってしまったほうがいい。状態のいいものであれば高値で売れる可能性があるので、試しにヤフオクに出品してみるといいだろう。

ここでは、乾燥機をヤフオクで売買する時の落札相場や、高値で売るコツなどを紹介する。乾燥機の売却方法がわかれば、初めての人も安心して取引ができるだろう。

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中古乾燥機はどこに売るべきか

乾燥機は比較的大きな家電なので、どこに売ればいいか迷ってしまうことがあるだろう。乾燥機を売却する方法はいくつかあるが、売却までにかかる時間や買取価格などはそれぞれ異なるため、事前によく比較して自分に合う方法を慎重に選んだほうがいい。

出張買取に対応可能なリサイクルショップに依頼する

街のリサイクルショップに依頼すれば、乾燥機を買い取りしてもらうことができる。ただし、乾燥機を店まで持ち込むのは大変なので、出張買取に対応可能なリサイクルショップに依頼べきだ。

出張買取であれば、ショップのスタッフが自宅まで直接引き取りに来てくれるため、自分で重たい乾燥機を持ち出す手間がかからない。査定結果もその場で出してくれるため、急いでいる人も安心だ。

引越し業者に売る

不用品の買い取りをおこなっている引越し業者を利用すれば、引っ越しついでに乾燥機を売ることができる。引越しまで時間がない人には便利な方法だが、買取価格は業者によって異なるので注意が必要だ。不用品を引き取るだけで、買い取りまではしてくれない業者もあるので、事前にサービス内容をよく確認してから利用しよう。

ネットオークションに出品する

自宅近くにリサイクルショップがない場合や、業者に買い取りを断られた場合は、ヤフオクなどのネットオークションに出品して自分で売ることもできる。オークションが盛り上がれば、相場より高い価格で落札される可能性もあるので、試しに出品してみるといいだろう。

ネットオークションは落札者と直接やり取りができる魅力もある。お互いにメッセージをやり取りしながら商品を売買できるのは、ネットオークションが持つ大きな魅力だと言えるだろう。

ただし、ネットオークションを利用する場合は、梱包や発送などの手続きをすべて自分で行う必要があるため、業者に売るよりも手間がかかってしまう。落札者からクレームがくることもあるので、慣れていない人にしてみれば戸惑うことが多いだろう。落札されるまで一定期間必要になるため、今すぐに乾燥機を売ってしまいたいという人には不向きだ。

ヤフオクの落札相場をチェック

ヤフオクに出品するときに迷うのが価格設定だ。オークションの開始価格は自分で設定できるため、いくらに設定すればいいかわからず、悩んでしまう人もいるだろう。そんなときに役立つのがヤフオクの落札相場だ。

ヤフオクには、過去の落札価格をチェックできる機能があるため、出品する前に一度利用してみるといい。事前に落札相場がわかれば、開始価格を設定しやすくなるだろう。

落札相場を調べる方法

ヤフオクのトップページから乾燥機を検索すると、検索結果画面の上部に「落札相場を調べる」というリンクが表示されるため、リンクをクリックすれば過去の落札相場をチェックできる。落札価格や入札数、開始価格などもチェックできるため、出品する前に一度確認しておくといいだろう。

国内メーカーの乾燥機は相場が高い

衣類乾燥機はさまざまなメーカーから販売されているが、中でも高値で落札されやすいのは国内メーカーの乾燥機だ。

例えば、以下の価格前後で落札されることが多い。

• ・日立 衣類乾燥機 DE-N60WV-W ピュアホワイト (6.0kg）：42,000円
• ・パナソニック 電気衣類乾燥機 NH-D503-W（5kg）：40,000円
• ・東芝 AM830 電気衣類乾燥機 ED-60C（6.0kg）：39,000円
• ・シャープ 衣類乾燥機 KD-55F-W ホワイト（5.5kg）：28,000円

1〜2年前に発売された乾燥機の相場が一番高めだが、4〜5年前に製造された比較的古いものでも安定した需要があるため、使わなくなった乾燥機があるなら出品してみるといいだろう。

ガス衣類乾燥機の落札相場

ヤフオクでは電気式の衣類乾燥機だけでなく、ガス式の衣類乾燥機の人気も高い。

例えば「ガス衣類乾燥機 リンナイ RDT-52S-2 乾太くん」は50,000円前後の価格で落札されることが多い。同製品の比較的新しいものであれば、60,000円前後で落札されたこともある。

4年前の若干古いものでも45,000円前後の価格で落札されているため、買取業者に依頼するより高値で売れる可能性が高いと言える。

落札相場はあくまで目安

ヤフオクの落札相場には、落札された商品しか掲載されないため、落札されなかったオークションを確認することはできない。どのような商品が売れて、どのような商品が売れなかったのか比較することができないため、落札相場を過度に信じるのは禁物だ。あくまで目安にとどめて、出品する際の価格設定は慎重におこなったほうがいい。

過去に高値で落札されたからといって、毎回同じ価格で落札される保証はない。前回はタイミングよく買い手が見つかっただけかもしれないので、出品する際は過度な期待をせずに冷静な気持ちで価格設定をしよう。

売れない中古乾燥機の特徴

乾燥機は中古市場で需要の高い家電だが、中には売れない可能性の高い乾燥機もある。売れなかった乾燥機は粗大ゴミとして処分することができないため、家電リサイクル法に従って有料で処分しなければならない。

手間とコストを省くためにも、出来れば売ってしまいたいところだ。事前に売れない乾燥機の特徴をおさえておくと、自分で処分する手間を省くことができるだろう。

製造から5年以上経過した古い乾燥機

乾燥機に限らず、多くの家電は製造から5年以上経過すると高値で売るのが難しくなる。5年も経過すると、メーカー側が交換パーツの生産をやめたり故障などが発生しやすくなるため、買取不可となるケースが多い。製造年数10年以内なら買い取りしてくれる業者もあるが、高値で売りたいのであれば5年以内に売ってしまったほうがいいだろう。

定価の安い乾燥機

もともとの定価が安いと、高値で売るのは不可能だ。海外製の安い乾燥機だと、買取不可となるケースもあるので注意したほうがいい。

故障した乾燥機

動作不良があるジャンク品を買取業者に売るのは難しい。乾燥機の一部が破損していたり、衣類がきちんと乾燥しない乾燥機は故障品として扱われ、買取不可と判断されてしまう。

ヤフオクであれば故障品でも売ることができるが、買い手が見つかるまで時間がかかることがあるので要注意だ。長期間使っていなかった乾燥機だと故障が発生している可能性もあるため、売る前に必ず動作確認をしておこう。

状態の悪い乾燥機

製造から5年以内の乾燥機でも、傷や汚れが多く、状態のひどいものだと高値で売るのは困難だ。ダメージが大きい場合は買取不可となってしまう場合もあるので、日頃から丁寧に扱う必要がある。

汚れや傷の有無だけでなく、ニオイにも注意しなければならない。タバコやペットのニオイが付いていると、減額の対象となってしまう。将来乾燥機を売ることを考えているなら、ニオイのない場所に保管すべきだ。

中古市場で人気のないモデル

見た目がきれいで新しい乾燥機でも、中古市場で需要がなければ高く売ることはできない。人気メーカーの乾燥機でも、人気のあるモデルとそうでないモデルがあるので、それぞれ相場が異なってくる。

知名度の高い国内メーカーの乾燥機であれば、ある程度の価格がつきやすいが、あまり有名ではない海外メーカーの乾燥機だと価格がつきにくいので注意が必要だ。

中古乾燥機を高く売るためのポイント

これまで愛用していた乾燥機を1円でも高い金額で売りたいなら、いくつかポイントをおさえておく必要がある。やるのとやらないのとでは価格に大きな違いが出てくるので、多少面倒でも実践してみる価値はある。

売る前に掃除をする

見た目がきれいな乾燥機であれば高値で売ることができるが、汚れていると安値で買い叩かれてしまうので注意が必要だ。乾燥機を売る前に、外側と内側の両方をきれいに掃除しておこう。

衣類乾燥機は洗濯機と違ってあまり汚れがつかないイメージがあるが、濡れた衣類を扱う家電なので、放っておくとフィルターにカビが大量に発生してしまうことがある。特に梅雨の時期はいつも以上にカビが発生しやすいため、こまめに掃除をしておいたほうがいい。

フィルターについた糸くずもきちんと取り除いてから売りに出そう。乾燥機にニオイがついている場合は、防臭剤などを使ってニオイを取り除いてから売りに出したほうがいい。

人気ブランドを選ぶ

シャープや日立、東芝などの人気ブランドの乾燥機であれば中古市場でも人気が高いため、高値がつきやすい。短時間で衣類を乾燥させる機能や除菌機能など、機能が充実した乾燥機であれば高値の取引が期待できるだろう。狭い場所に設置しやすいコンパクトサイズの乾燥機も人気が高いため、状態が良ければ高値で売ることができるだろう。

購入してから5年以内に売る

基本的に家電は新しいものの方が高値で売れるので、もう使わないと思ったら早めに売ってしまったほうがいい。家に置いておいても乾燥機の価値は下がっていく一方なので、早めの売却を検討しよう。

新モデルが発売される前に売る

乾燥機は定期的にモデルチェンジが行われているが、新モデルが発売されると以前のモデルの相場が急落してしまうので注意しなければならない。モデルチェンジの時期はメーカーによって異なるため、売る前に調べておくといいだろう。新モデルが発売される前のタイミングで売れば、満足のいく取引ができるだろう。

付属品をすべてそろえる

取扱説明書や保証書などの付属品がすべてそろっていれば、高値での売却が期待できる。付属品が一つでも欠けていると、価値が大きく下がってしまうこともあるので注意が必要だ。乾燥機を売る前に、付属品が欠けていないかどうか、きちんと確認しておこう。

電気式の衣類乾燥機を売る

衣類乾燥機には電気式とガス式の2種類があるが、高値で売れやすいのは電気式の衣類乾燥機だ。電気式はガス式に比べて乾くスピードが落ちてしまうデメリットがあるが、価格が安く、工事不要で設置できるメリットがある。家庭用として使う場合は電気式のほうが適しているため、中古市場でも電気式の衣類乾燥機のほうが人気が高い。

引越しシーズンに売る

春の引越しシーズンは乾燥機を新たに購入する人が多いため、中古乾燥機の需要も高くなる。そのため、この時期を狙って乾燥機を売るのも一つの方法だ。引越しが本格的に始まる3月よりも、1〜2月の時期に売ったほうが高値がつきやすい。

まとめ

今回は中古乾燥機をヤフオクで売買する時の落札相場や、高値で売るコツを紹介した。

古い乾燥機はゴミとして処分するとお金がかかってしまうので厄介だ。特に製造から5年以上経過すると高値で売るのが難しくなる。状態のいいものであれば試しにヤフオクに出品してみるといいだろう。

乾燥機を高く売るためのポイントはいくつかあり、掃除をしたり、付属品をすべてそろえたり、引越しシーズンに売ったりすると高値での取引が成立しやすい。ぜひ今回紹介したポイントをおさえてお得に乾燥機を買い替えていただきたい。