スマホ用ゲームとして人気の高いモンスターストライクと、人気カードゲームの遊戯王のコラボを記念して、2019年2月15日から2枚のコラボカードが配布された。以下にコラボキャンペーンの詳細とコラボカードについて説明する。また、ヤフオクなどのオークションサイトでコラボカードを売買するとしたら相場はいくらになるのか、確認していく。
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モンストと遊戯王のコラボキャンペーン
モンストと遊戯王のコラボキャンペーンは、スマホ用アプリのモンスターストライク内でおこなわれた遊戯王デュエルモンスターズとのコラボキャンペーンのことである。そもそもモンスターストライクとは、2013年にリリースされたアクションRPGである。
モンストは、味方モンスターをおはじきの要領で敵に当てることで倒して進めて行く。モンスターの収集や育成、戦闘といったRPG要素とアクション要素を融合させた内容だ。モンストは、過去にもさまざまなアニメとコラボレーションをしている。手に入れたコラボキャラは一部ボイス付きの物があるため、原作ファンにも好評であった。
2019年2月15日から、モンストが遊戯王デュエルモンスターズとコラボを展開した。コラボ期間は3月2日までで、この期間中にミッションに挑戦し、ミッションをクリアした人から先着で100万人に遊戯王公式のコラボカードが2枚配布された。ストーリーモードミッションでは、遊戯王の原作で登場したインセクター羽蛾やキース、ペガサスなどのキャラクターが強敵として登場し、彼らを倒すことによってミッションを進めて行く。
ミッションをすべてクリアすると、ゲーム内の受け取りボックスに限定のコラボカードの引換ギフト券が届く。このギフト券の画面を表示させ、引換指定の店舗で受付をおこなうことで引換が完了となる。コラボカード目当てでプレイする人も多かったが、単純に原作ファンにとっても往年のキャラクターが出てくるため楽しめるストーリーとなっていた。
実際に配布された限定コラボカードとは
コラボで配布されたカードは青眼の究極竜(ブルーアイズ・アルティメットドラゴン)、光をもたらす者ルシファーの2種類である。青眼の究極竜は、遊戯王デュエルモンスターズ内でも登場しているカードであり、コラボレーション限定バージョンとなっており従来のイラストから新規の書き下ろしがされている。
ゲーム内では、3体のカードを融合して召喚をおこなうため召喚までに手間がかかるのだが、その分能力は高く、攻撃力4500、守備力3800と他のカードを圧倒する力を持っている。元々原作内でも青眼の白竜(ブルーアイズ・ホワイト・ドラゴン)などと肩を並べる人気を誇るカードである。
光をもたらす者ルシファーは元々モンスト内のキャラであり、今回が初のカード化となっている。能力的には星6、闇属性、天使族の普通カードだ。攻撃力2600、守備力1800と攻撃寄りのカードである。攻撃時、防御時とも欠点がなく、どのようなデッキに組み込んでも使いやすいのが特徴と言える。なお、どちらのカードも実際のデュエルモンスターズのカードゲーム内で使用可能である。
コラボカードのレア度
今回のコラボレーションキャンペーンで配布された枚数は100万枚である。これは限定カードの中では決して少なくない数字だ。過去に雑誌などの応募キャンペーンで配布されたカードは、1000枚~10000枚程度ある。なかには、全国大会限定で配布されたカードは世界に400枚しかない貴重なものもある。
また、遊戯王自体限定カードが多い。そのため、今回のモンストとのコラボカードは、限定カードのなかではレア度は高くないほうだと言える。
モンストコラボカードの売買相場
ヤフーオークションは、ヤフーが運営するオークションサイトである。通常のオークション同様、出品者の出品した商品が欲しい人は、金額を記入し、落札する仕組みとなっている。このヤフオクでのコラボカードの出品を見てみると、出品自体は多いのだが落札までは至っていないことが多い。
出品金額は大きく差があり、2枚セットで80円~500円、ルシファーのカードが単体で1,800円だが、いずれも入札されておらず落札はされていない。他には複数枚のまとめ売りでの出品も見かける。現状はどのカードも入札者がおらず、出品しても落札されにくいと言える。複数枚所持していて、大量にまとめ売りしたいときに検討するのが良いだろう。
フリマサイトでのコラボカードの相場
コラボカードを売買したいときに、オークションサイト以外で利用できる方法がメルカリなどのフリマサイトである。メルカリはスマホにアプリをインストールし、そのアプリ内にて好きな商品を出品し販売していく。
実際にメルカリではモンストコラボカードは2枚セットで出品されていることが多く、ミレニアムレアが2枚で950円やノーマが2枚で499円にて取引されている。最安値では2枚で333円であった。ただし、売り切れになっていない商品も多くあるため、確実に売買が成功する保証はない。
メルカリでは、商品ページにコメント機能が搭載されている。このコメント機能を使用して出品者と希望者がメッセージのやり取りをおこなえるようになっている。購入を検討している人のなかには、コメントにて値下げ交渉をおこなう場合がある。
ヤフオクなどのオークションサイトにはない特徴だが、これにより大幅に値切られてしまうことや逆に売買しやすくなることもある。また、出品した商品は、マイページからいつでも値段の変更をすることができるため、これらの機能を上手く使って売りやすくするのも方法のひとつである。
ラクマはメルカリよりも手数料が安い
メルカリと並び知名度の高いフリマサイトのラクマは手数料の安さが大きな特徴である。メルカリの場合は販売手数料が10%であることに対し、ラクマの場合は3.5%とかなり安く抑えることができる。
実際にラクマでのモンストコラボカードの出品を見てみると、2枚セットで300円~2,000円程度の価格帯で出品されている。残念ながらほとんどの出品は購入されておらず、購入された出品を見ると20枚セットで3,200円であった。
大量にまとめ売りをしたい場合には購入される可能性があるが、ラクマはメルカリよりも利用者がまだ少なく出品自体もそれほど多くない。ライバルが少ないとも言えるが、それだけ購入されるチャンスも少なくなってしまう。販売手数料の安さと考慮して利用を決めると良いだろう。
カード買取専門店の買取査定額
オークションサイトやフリマサイト以外では、カード専門店の買取サービスも検討の候補となる。実店舗での買取以外にも、インターネットでの買取サービスをおこなうショップもたくさん存在する。トレカのネット買取専門店のトレコロでは、ミレニアムレアの光をもたらす者ルシファーが350円、青眼の究極竜が420円での買取である。
どちらのカードも傷なしの美品であることが条件となるが、あらかじめ決められた金額での売買ができるのがメリットである。他にも無料で買取査定をおこなうネットショップはいくつかあるため、多くの種類のカードを一括で売りたい際などに利用して金額を確認するのも良いだろう。
少しでもカードを高く売るためには
さて、遊戯王とモンストのコラボカードを少しでも高値で買い取ってもらうには、どのようなことに気を付ければいいのだろうか。以下ではその高額売却のコツを詳しく解説しよう。ぜひとも参考にしてほしい。
保管方法を工夫する
遊戯王デュエルモンスターズに限ったことではないが、トレーディングカードを高く売るためには、いくつかのコツが存在する。まず、カードの保存状態を綺麗に保つことである。
カードは少しでも汚れや折れがあると価値が大きく下がってしまう。そうならないようにするためにも、カードは普段からスリーブケースなどに入れ保管するといい。なお、できるだけ暗所に保管することで焼けも防止することができる。
カードの状態はオークションやフリマサイトで売れて配送するときにも考慮しなければならない。カードの配送中の折れや汚れを防ぐために必ず梱包に配慮をしておこう。特に雨対策は非常に重要になるため、カードが濡れない工夫は必ずおこなおう。保管方法と同じく梱包も注意が必要だ。
高額で売れる時期を見逃さない
カードのプレミア度は時間の経過により高まるものや、出回ってすぐにピークを迎えるものが存在する。配布数が少なければ少ないほど、後々にプレミア度が高くなる可能性が高い。後者の場合は、後に同様のカードの上位互換などが発売されたり、再販されることでプレミア度が下がっていくパターンである。
モンストコラボカードの場合は限定品であるため今後価値の上がる可能性もある。実際の価格は限定品の中では高くはないが、買取や出品を考慮する際にはその時期にも注意を向けるといい。
カードの相場は常にチェックが必要
上記の通りカードの価値は時間によって上下していく。価値が高いカードでも気付いたら買取金額が安くなっていることもあるため、カードの相場は常にチェックが必要である。
カードの相場をチェックするために必要な方法は、一つは買取サービスの査定依頼である。買取査定は、多くの店舗で無料でおこなうことが可能だ。買取金額が気になるときには、一軒だけでなく複数のショップで依頼してみると良いだろう。
他の方法は、カード専門のフリマサイトなどでの取引金額の確認である。トレーディングカードを購入する場合、多くはカードの価値を知ったうえで購入するため、購入された金額を確認することでそのカードの大まかな価値が確認できる。メルカリやラクマでも可能であるが、トレカ専門のサイトのほうが価値を知っている人が多く利用するため、より正確な価値を知ることができるだろう。
トレカ専門フリマサイトを利用する
magi(magi)は、トレーディングカード専門のフリマサイトである。サイト内では、トレカの種類やカテゴリーごとに検索することが出来るため、購入者は目的のカードを探しやすいのが特徴だ。
また、トレカ専門のフリマサイトであるため、出品数や落札数の多いカードから人気のあるカードや価値の高いカードを確認することもできる。カードの売買や出品を検討しているなら、一度目を通しても損はないだろう。
まとめ
遊戯王とモンストのコラボカードをヤフオクで売買する際の相場は、金額にかなりばらつきがあり、入札自体も少ない傾向である。複数枚セットでの出品で落札される可能性はやや高まるが、それならば他の方法も同時に検討しておきたい。メルカリなどのフリマサイトや買取専門店などの買取サービス、トレカ専門のフリマサイトなど選択肢は多くあるため、実際に試して自分に合う方法を見つけると良いだろう。