『WCCF』（WORLD CLUB Champion Football）は、世界のサッカーの強豪グラブチームをメインとした、2002年に誕生したトレーディング・アーケードゲームだ。迫力のある大型スクリーンでサッカーゲームをプレイして楽しめる。サッカーファンのみならず、トレカファンにも大人気のWCCF、いったいどれくらいの価値があるのだろうか。
今回は、ヤフオクにてWCCFの売買相場を調べてみたので、もし手放すことがあるなら参考にしておこう。
引用：WCCF公式サイト
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このコラムには、合法的な広告・宣伝が含まれている可能性があります。また、当社のサービスである「ヒカカク！」と「magi」の紹介も含まれています。
WCCFとは
セガが2002年6月に開発した『WCCF』は全国各地のゲームセンターで稼動がスタートした。
世界で活躍するサッカーの強豪クラブチームに所属する実名サッカー選手のカードを集めながら、ゲームセンターの臨場感あるスクリーンの目前でサッカーカードゲームができる。選手カードは1プレイごとに手に入るためプレイするたびに収集でき、自分だけのオリジナルチームを作ってプレイを楽しめる。
WCCFはどんなゲームなのか
どんなゲームかというと、自身が監督となって最強チームの育成や対戦プレイをするというもの。ゲーム機のフィールド上に好きな選手のカードを配置して、フォーメーションを組んで試合に出場する。試合中に選手交替やフォーメーション変更を指示したい場合は、カードを動かしておこなう。チーム練習や選手とコミュニケーションを向上させていけば、最強チームを作りあげることもできる。
初心者が参入しやすいゲーム
ゲームに使用するカードは、WCCFのトレーディング・アーケードゲームが設置してある場所付近に自動販売機があり、ここでカードスリーブやスターターパックが買える。
スターターパックは選手カード11枚とスリーブ11枚のセット販売で、WCCF2017-2018WCCF（2019年度公式価格）は500円と安い。気軽にすぐに始められるリーズナブルな価格となっており、新規参入がしやすいサッカーゲームだ。
収集したくなるWCCFのレアリティ
WCCFカードはレアリティが設定されており、種類はレギュラーカード（通称：白）・スペシャルカード（黒）・レアカード（綺羅）の3つがある。コレクションをする人も多く、排出率の少ないレアカードはネットオークションやフリマアプリなどで価格が高騰することもある。
ランキング効果でモチベーションアップ
WCCFはランキングの存在があり、モチベーションを上げながら楽しめる環境がある。歴代王者や全国監督ランキングの掲載もあり、最強チームを作れるようにカードをそろえたいという気になる。
定期的に公式全国大会も開催されており、全国のサッカーファンのユーザーと対戦しながら交流できるのも嬉しいポイントだ。持続して熱中できるサッカーゲームであるし、日本でもヨーロッパ各国の強豪クラブの人気が高く、中古市場でも安定した需要のあるカードといえる。
WCCFの売却先を選ぶ
WCCFの売却先は1つとは限らず、さまざまな売り方がある。代表的な3つの売却先をご案内するので、それぞれのサービス内容や特徴を見比べていこう。
専門の買取ショップを利用する
買取ショップは手早く売れることに長けている。いくらで売れるか査定をしてもらい、金額に満足できれば買取が成立し、最短即日現金支払いが可能である。売り方は持ち込みをして売る店舗買取や、袋やダンボールに詰めて送る宅配買取、査定スタッフが自宅まで来てくれる出張買取の方法で売れる。
ショップを選ぶときは、売れる物ならなんでも買取してくれる街のリサイクルショップよりも、カード専門の買取ショップを選定するようにしたい。WCCFはトレーディングカードに特化した買取ショップでも良く取り扱われている。カード専門の買取ショップのほうが、カードの価値やレア品など、いろんな査定評価がプラスされるので高値で売れる。
メルカリ（フリマアプリ）を活用
メルカリはフリマアプリの中でもユーザー数が最も多く、会員登録や出品手数料が無料で手軽に物品の個人売買を楽しめる。メルカリを利用する利点はフリーマーケット形式で自分の売りたい価格を決めて出品できることで、納得のいく取引が叶う。
また、利用しやすいサービスも大人気の理由。支払いはメルカリが仲介するため個人間のトラブルを回避できる。そして、配送の際にらくらくメルカリ便を選択すれば、匿名郵送で送れるため、個人のプライバシーが守られて安全性も高い。
ヤフオク（ネットオークション）の特徴
ヤフオクは日本最大級のネットオークションサイトである。4万カテゴリの中に5,200万点以上のアイテムが常時出品されており、売る人も買う人も大勢集結する大人気の中古市場だ。ファッションや生活雑貨、趣味用品や自動車のパーツまで、多数のアイテムが日々売買されており、WCCFのカードも取引されている。
インターネット上で出品したら、オークション形式でスタートし、入札する人が多ければ多いほど金額が上がるシステムになっている。個人同士で直接商品の売買ができることから、無駄な費用がかからず、業者を通して売るよりも比較的高値で売れる可能性が高い。ヤフオクの出品の仕方は簡単で、商品の写真をわかりやすく綺麗に撮って、商品の詳細を詳しく記入した後、すぐに出品することが可能だ。
ヤフオクでWCCFの売買相場リサーチ結果
2019年7月時点のヤフオクで”WCCF”を検索して落札価格を調べたところ、WCCFカードの単品や、違うトレカを含めたまとめ売りも含めて、近々120日分の取引履歴が52,703件もあることがわかった。多くのサッカーファンやトレカのコレクターがファンが集結しているので、高く売れやすい売却先といえる。
落札価格は平均相場が481円、最高価格が123,000円である。最高額の123,000円は、“SERIE A 2001-2002のロケテスト版カードの白黒96種のセット＋公式バインダー”であった。初期稼動した希少価値の高い商品で、78件の入札が入っている。
《落札価格》
- ・FOOTISTA2019 フランツ・ベッケンバウアー…9,000円～13,500円
- ・FOOTISTA2019 マヌエル・ノイアー…4,100円
- ・FOOTISTA2019 EX ルイス・スアレス…3,900円
- ・FOOTISTA2019 EX-R ラファエル・バラン…1,600円
- ・FOOTISTA2019 ティボー・クルトワ…730円
- ・FOOTISTA2014-2015 SOC クリスティアーノ・ロナウド…1,100円
- ・2012-2013 ATLE エドガー・ダービッツ…3,100円
50件から80件ほどの入札数の多いWCCFのカードを上に紹介している。新しい年度のカードが頻繁に取引されているようだ。同じサッカー選手でも、年代や所属クラブの違いによって落札価格が変わってくるため、売りたいカードの最新相場を調べるときは、商品の検索窓のところに、年代と名前などを記入すればスムーズに相場を確認できる。
WCCFのレアリティのフルコンプリートされたセット売りも販売されており、400円～64,800円の間で売買されていた。フルコンプリートの商品は付加価値がついて高額に売れることがあり、公式バインダーなどの付属品がついていればさらに高く売れる可能性もある。
WCCFをヤフオクで高く売却するポイント
以前は熱中していたけれど、今は使用回数が減って売ることを検討している人もいるだろう。ここでは、少しでも高値で売るコツを紹介するので参考に目を通しておくと良い。
タイトルや商品説明のコツ
ヤフオクは多数のアイテムカテゴリがあり、たくさん出品されているため、買う人は検索窓からお目当ての商品を探すことが多い。入札者を増やすためには、売りたい商品が検索されやすい単語を記入しておくことが必要だ。WCCFのシリーズ名や年代、選手名など、タイトルを工夫すれば検索引っかかりやすくなるだろう。
そしてレア品・美品・新品・未使用などの買い手を惹きつけるアピールポイントがあれば記入しておくと良い。入札する人をより多く集めて価格上昇を目指そう。
写真を綺麗に、商品説明は明確に
WCCFのカードを買いたい人は、写真で商品のコンディションをチェックしてから購入を検討する。文字や人物がぼやけないように、ピントを合わせて撮影しよう。写真は明るく綺麗に撮り、商品が一目でわかるように、印象を良くすることを意識しておきたい。
商品説明では、商品のコンディションも隠さず正直に記入しておくこと。汚れや使用感があるのに何も記載しないまま出品をしたら、落札者の元に商品が届いたときに良い気分はしない。
後からクレームや評価が下がる要因になるため、商品説明はありのままに伝えておくのが望ましい。そうすれば信頼度も増し、次回の買い手もつきやすくなるということを覚えておこう。
カードにキズや汚れがつかないように保護する
商品のコンディションは売る価格に大きく影響するポイントである。カードにキズや汚れ、ホコリや色あせ、使用感が目立つと高値で売ることは難しくなるだろう。買い手は、商品のコンディションの良いカードを優先的に選んで購入することが多い。
WCCFのカードを使用しないときは、カードスリーブやファイリングなどをして、汚れやキズ、ホコリがつかないように気をつけること。カードが折れたりしないように、普段から大切に取り扱うようにしておきたい。
劣化前に早めに売る
WCCFのカードはコンディションを良くするために、保管に気を使ったりしなければいけないし、コレクションの数が多くなれば管理も大変で、仕分けにも時間や手間がかかる。不要だなと思う商品があれば早めに売却したほうが良い。紙素材で経年劣化は避けられないため、コンディションが良いうちに早期に売ったほうが高く売るのに有利である。
相場は必ず目を通しておく
カードを売却するときには、最新の相場を認識しておくことが大事だ。レア度の高い人気選手のカードは年代が古くても高額で取引されることはあるが、新シリーズが稼動するとノーマルタイプの旧シリーズのカード価格がグンと下がるケースがある。
相場の価格変動は激しいので、売ろうと思ったときから相場を日々確認しておくと良いだろう。そうすれば、相場価格が把握でき、売りどきも見極められる。
また、ほかのネットオークションやフリマアプリなどの取引金額の相場も確認して比較してみるのも良いだろう。複数の売却ツールの相場を調べれば、一番高値で取引できそうな場所を見つけられる。
まとめ
今回はWCCFについてと、ヤフオクでの売買相場や売買する場合のポイントをまとめた。ヤフオクはユーザー数が多く、サービスが充実しているため利用しやすいオークションサイトだ。多くの人に目に留まるようポイントをおさえ、ぜひ高く売れるように取引をしてほしい。
もしも、もっと手軽に売却したいとお考えなら、magi.campというフリマサービスでもWCCFのカードを売ることができるので、検討してみると良いだろう。magi.campは、トレーディングカードに特化した注目のフリマサービスで、簡単にカードの売買ができ、売っても買ってもポイント還元がつくからお得だ。
