ルイヴィトンといえば世界中で高い評価を得ている超有名ブランド。なかでもモノグラムは歴史が古く、プロトライプであるルイヴィトン モノグラム・キャンバスの登場から100年以上愛され続けている名作である。
本稿ではルイヴィトン モノグラム・サテンの買取や相場について解説する。本当の価値を知っておけば不当に買い叩かれることもなくなるだろう。
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LOUIS VUITTON / Richard, enjoy my life!
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ルイヴィトンと日本
グローバル展開しているルイヴィトンだが、特に日本での人気は高い。通称ヴィトンと呼ばれて若年齢から高齢の方まで幅広く選ばれている。LとVと組み合わせた柄(モノグラム)は特に有名で、ブランドに興味がない人にも広く認知されているほどだ。
そんなルイヴィトンのモノグラムだが、実は大いに日本の影響を受けている。現在につながるモノグラムの原型となったのが1986年にリリースされたモノグラム・キャンバスである。モノグラム(英:monogram)とは組み合わせ文字を意味する単語であり、日本の家紋からデザインのヒントを得たのだ。
ルイヴィトンとジャポニズム
現在はインターネットの発達で誰でも簡単に写真や動画を投稿、拡散できることもあってか、日本観光が流行っている。近年、中国人の爆買いだけでなく日本全国の有名観光地が外国人観光客であふれているのは当たり前の光景となった。これは日本のインバイウンド消費を発展させようという国策でもある。
そして観光だけでなくアニメや漫画、ゲームは何十年も前から世界に影響を与え続け、今ではごく当たり前のように世界中で認知されるに至った。アメリカでは日本のコンテンツにハマった人をwooboo(ウィーボー:日本かぶれ)というスラングで呼んでいるくらいだ。そんな日本文化の広がりだが、実は最近だけのムーブメントではない。
実は100年以上前には今以上の日本文化ブームがあったのだ。日本文化が一番最初に西洋に紹介されたときに大きなインパクトを与え、ジャポニズム(英: Japonism)という社会現象を生み出したからだ。きっかけは1878年にパリで行われた万国博覧会、通称パリ万博である。
パリ万博と日本
当時の日本は開国して間もない時期であったので、国際社会へのお披露目の意味もあり、パリ万国博覧会へ日本の文物が多く出展された。ちなみに西郷隆盛が西南戦争を起こしたのはバリ万国博覧会開催の前年、1877年であり、まだ江戸時代を引きづっていた時代である。ギリシャ・ローマや中東とはまったく起源を別にする文化文明をもっている日本はパリ万国博覧会において、西洋社会に大きなインパクトを与えた。
当時のヨーロッパは白人至上主義であり、有色人種を奴隷にして世界中に植民地を持っていたくらいで、自分たちの文化が至上のものであると思っていたからだ。パリ万博以前にも日本の陶器が浮世絵の包み紙と一緒にヨーロッパに輸出されていたので、一部の人は日本の文化に興味を抱き始めていたが、広く知られたのはパリ万博からなのだ。ヨーロッパ人は少し前にアメリカによって開国させられた日本のことも知能が低い未開人とか考えていなかっただけに、パリ万博で日本の文化をみて、自分たちと同じくらい発達した文化があったことに驚愕したのである。
もっともジャポニズムの影響が大きかった有名な例としては絵画や音楽だ。モネやゴッホは好んで日本のモチーフを作品に取り入れたし、ジャコモ・プッチーニのオペラ、マダムバタフライ(Madame Butterfly)は蝶々夫人として今では定番の演目だ。名前だけは有名で内容が知られていないのだが、蝶々夫人は日本人女性がアメリカ人士官ピンカートンに捨てられて自害するオペラである。
ちなみにウィーンに留学した日本人が現地妻を捨てる森鴎外の舞姫が発表されたのは、1890年であり、オペラ蝶々夫人の原作となる短編小説が発表されたのは1898年である。パリ万博の日本出展が影響を及ぼした例はいちいち説明したらきりがない程広くい範囲なのだが、その一つがルイヴィトンのモノグラム模様なのだ。
ルイヴィトン モノグラム・サテンの買取相場
ルイヴィトン・モノグラム・サテンはサテン生地を使ったモノグラムである。アベリア、コントドゥフェミュゼッド、アンジュなどさまざまなバッグがリリースされており、つるつるした触り心地が上品で人気の逸品だ。買取相場としては下記が目安である
- ・ルイヴィトン モノグラム・サテン アベリア:60,000〜86,000円
- ・ルイヴィトン モノグラム・サテン コントドゥフェミュゼッド:35,000〜56,000円
- ・ルイヴィトン モノグラム・サテン アンジュPM:20,000〜30,000円
- ・ルイヴィトン モノグラム・サテン アンジュGM:20,000〜42,000円
- ・ルイヴィトン モノグラム・サテン リトルパピヨン:15,000〜22,000円
- ・ルイヴィトン モノグラム・サテン リトルブローニュ:16,000〜30,000円
- ・ルイヴィトン モノグラム・サテン リトルアルマ:15,000〜21,000円
- ・ルイヴィトン モノグラム・サテン リトルバケット:25,000〜25,000円
値段に幅があるのは、買取業者によって相場が違うからである。バッグに大きな傷や消耗などがない限りは上記の値幅に落ち着くだろう。
ルイヴィトン モノグラム・サテンを高く買い取ってもらう方法
ルイヴィトンは常に人気があるのであまり値崩れしないオーソドックスなブランドだが、高く買い取ってもらうにはいくつか条件がある。
傷や消耗が少ないほうが良い
あらゆるブランド品に共通することだが使用感が目立つアイテムは査定金額が下がってしまう。使いこんでいると外観がヨレていたり、汚れたり、持ち手にしわが刻まれてしまうのだが、仕方がない。乾いた布などでやさしくぬぐって、できるだけ元の状態に近い状態で査定に出そう。第一印象が重要だ。
革製品のメンテナンスと同じ要領で汚れを落とそうとして、洗浄剤やオイルを染み込ませた布で拭ったりするとかえってシミになったり、変な匂いがうつることがある。サテンは繊細なので、ブランド品の再生業者やプロでもない限りは特殊なことをするのはおすすめできない。
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包装や付属品をすべて保管しておく
ルイヴィトンに限らずブランド品を購入すると、外箱や包装まで素晴らしいと感じたことがないだろうか。包装を解くときは、常にかすかな興奮がある。ブランド物の箱はデザインが美しく、頑丈なので小物入れとして活用している人も多いくらいである。
手放したヴィトンを改めて手に取る人も、同じ感情を味わいたいと思っているだろう。ヴィトンの中古品を買ったからと言って、決してそのまま「ハイどうぞ」と雑に渡されていい気はしない。そこで買取査定の際にバッグ本体だけでなく、包装やタグ、詰め物まで全部の付属品がそろっているとプラス要素となる。
付属品完備なら中古と分かって購入している人も、新品のように大事にしたい気持ちになるものだし、販売店も高めの販売価格を提示できるメリットがある。予算をやりくりしながらブランド品の最新モデルを次々と買うタイプの人は、一つ前のモデルを手放して得た資金に若干プラスして新しいモデルに買いなおしているが、高額査定してもらうため、決して付属品を捨てたりしない。もし本体とは別に箱や袋などをとってあるのなら、セットで査定に出すと良い。
まとめて査定に出す
セットにした方が良いのは付属品だけではない。査定してもらうアイテム自体がまとまっている方が業者にとって都合がいい。一度に買取できれば仕事の効率がいいからだ。同じルイヴィトンだけでそろえる必要はないので、使っていないアイテムがあれば、できるだけまとめて買取査定に出すことをおすすめする。
ルイヴィトン モノグラム・サテンを高値で買い取っている業者一覧
ここでは、ルイヴィトン モノグラム・サテンの買取実績が豊富な買取業者を紹介する。下記の会社に査定に出せば、まず買い叩かれたり、損をすることはないだろう。
BRANDREVALUE(ブランドリバリュー)
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
ブランドリバリューが最も強く打ち出している特徴は最高高値買取である。高値買取を強く打ち出すのにはブランドリバリューの実店舗の立地を考慮するとよいだろう。
ブランドリバリューの実店舗は銀座にある。銀座と言えば高級品専門店で有名だが、同時に高級品を手放すのにも適した街であり、無数の買取業者が激しい競争が繰り広げている。そのようなライバルだらけの街で勝ち抜くために最高高値買取なのである。
同時に客を待たせないのも重要だ。10~15分程度で査定が終わるスピード査定を行っている。もちろん実店舗だけでなくネット査定でも最高高値買取とスピード査定の方針は変わっていない。まずは査定依頼をするのをおすすめする。
大黒屋
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
大黒屋は昭和54年に福岡市で創業した老舗の買取業者だ。全国に230店舗を構えており、オレンジ色の店舗を目にしたことがある人は多いだろう。ただし買取だけでなく質屋としての業務も行っているのが大きな特徴である。質屋とは何らかの価値のある品物(質草)を質屋に預けることで、預けたものの査定額に応じた金額を借りることができるシステムで、一種の貸金業だ。
このときに取り決められた期限以内に利子込みで借りたお金を返済できなければ質草を失い、これを質流れと言う。一定期間だけ質草を担保にお金を借りるか、そのまま買取に移行するか決めることができるシステムなのだ。ただし昭和の時代に流行った仕組みなので、今では利用したことがある人は限られており、買取業兼中古品販売業としての性格が強くなっている。大黒屋には老舗なので、安心して査定に出せるだろう。
まとめ
高価買取と安心感の老舗の2社を紹介したが、どちらも同じ金額が査定されるわけではない。オンライン査定なら費用は掛からないので気軽に比較すると良いだろう。ヴィトンは値崩れしづらく思った以上にいい金額が出るかもしれないので、利用したことのない人は試してほしい。思った以上に簡単なので拍子抜けするはずだ。
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