中古マンションを売却するタイミングを間違えると、安値で売ってしまい、結果として100万円単位で損をするケースも珍しくない。中古マンションを高く売るために重要なのは、売りどきを見極めることだ。
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中古マンションの売り時を見極める方法
売りどきを見極めるためには、まず不動産取引には繁忙期と閑散期があるのを知っておこう。不動産取引の繁忙期は、1月~3月と9月~11月。特に1月~3月が狙い目と言われている。
この時期は子どもの成長に合わせて住居を住み替える人が増加する。需要が高くなれば、それだけ高値で売却できる可能性も高くなる。より高値で中古マンションを売りたいなら、繁忙期での売却を狙うべきだ。
いつまでに売りたいかを明確にしておく
中古マンションが売れ残った場合、価格が引き下げられるのが一般的。まずは、長引かせずに売りたいところだ。そこで売りどきを逃さずにスムーズに売却するためにも、いつまでに売りたいかを明確にしておくべきだ。この点を明確にしておけば、目標の時期までに売るために価格を下げる、仲介会社を変えるなどの的確な対策がとれる。結果として売りどきを逃さずに済む。
売りたいマンションの状態を把握する
いつまでに売りたいかを決めるためには、売りに出す中古マンションの状態を把握する必要がある。マンションの状態によっては、今すぐ売らなければ価値が下がる場合もあるのだ。以下に該当する中古マンションは、今が売りどきかもしれないので注意してほしい。
- ・築年数が15年前後
- ・管理費や修繕積立費用が高い
- ・駐車場がない
- ・一般受けしない間取りになっている
- ・低階層
できれば築年数15年以内に売却したい
中古マンションの購入を検討している人は、だいたい築10~15年以内の物件を見る傾向があるため、築15年以上になると築年数だけで購入候補から除外される可能性がある。さらに築15年以降にマンションの資産価値は大きく下落するため、より高く売りたいなら、築年数が15年を超えないうちに売却しよう。
諸費用も増額される場合がある
また、築15年あたりでリフォームをおこなうマンションが多く、毎月支払う管理費や修繕積立金が増額されるケースが珍しくない。住居の住み替えを考えている、そして管理費などの増額が負担になりそうだという場合、早めに売却したほうがよいかもしれない。すぐに専門家に相談しよう。
駐車場がないのはかなり不利
都市部以外の中古マンションでは、駐車場がないのはかなり不利になる。都市部のマンションで1人暮らしなら車がなくても生活できるが、それ以外の場合、車は必需品だ。マンションに駐車場がない、近くに月極め駐車場もないとなると購入希望者は限定される。
駐車場がない、かつ築年数も15年以上となると売却がなかなか決まらない可能性も大きくなるので注意してほしい。まだ築年数が浅いうちに売った方がいいだろう。
独自の間取り・低層階の物件も
中古マンションの中には、一般受けしない間取りの物件もある。最近の新築マンションは、購入時に好みの間取りに変更できるものが少なくない。しかし、結果として一般受けしない間取りになってしまい、売りに出したときに購入希望者がなかなか現れないというケースもある。
低階層の中古マンション物件も一般受けしない間取り同様、人気は高くない。不動産を購入するとき、日当たりを気にする人が圧倒的に多いため、高層階と比較して日当たりの悪い低階層は人気がよろしくないのだ。ここまで書いた条件に当てはまる物件の売却を考えるなら今すぐ行動に移すことをおすすめする。
中古マンション売却時の注意点
中古マンションを今すぐ売却するとしても、年単位で先伸ばしするとしても、個人で中古マンションを売却するのは無理だ。中古マンションを売るとなると、仲介業者に依頼するのが普通だが、売却に関するすべてのことを仲介業者に任せるのはおすすめできない。
いくらで売りたいのかを明確にするためには、売りたい中古マンションの査定額と相場をリサーチすることは必要不可欠だ。中古であっても、マンションの資産価値が上昇するケースもある。例えば、マンションの近くに駅ができた、大型ショッピングモールができるなど、生活の便が良くなると資産価値も上昇する。
そのタイミングで売りに出せば、高値で売却できるだろう。いつまでに売却したいのか、現在の中古マンションの状態、資産価値が上昇する見込みがあるか、いくらで売りに出すかなどをプロと相談しつつ、売りどきを見逃さないようにしよう。
中古マンション売却の成功ケース・失敗ケース6選
次に中古マンション売却時の成功例と失敗例をそれぞれ紹介していく。売却をする際は、ぜひ参考にしてみてほしい。
売却の成功例
売りどきを間違えなければ、中古マンションの売却で損をすることはない。中古マンションの売却に成功した人の共通点は、仲介を依頼する不動産会社に任せきりにしなかった点だ。自身でできるだけの努力をすれば、売りどきをまちがえることなく、売却成功に近づく。
ケース1:早めの準備と価格設定
マンションを査定したところ、査定額と残っている住宅ローンがちょうど相殺できる金額になった。急いで売る必要がなかったため、売りに出しつつ、新居探しを優先した。希望に合う新居が見つかったため、売却を進めることに。引っ越しに合わせて売却したかったため、売却価格を少し下げたところ、契約が成立した。
ケース2:的確な売りどきの見極め
住んでいるマンションがもうすぐ築15年になり、それ以降住み続けると管理費や修繕積立費用が引き上げられるため、その前に売却し、引っ越したいと考えた。
マンションの査定額と相場を調べ、この先マンションの価格が上昇するような要素があるかをプロに検討してもらった。検討した結果、今が売りどきと判断し、繁忙期に合わせて売却を進めたところ、希望の金額で売ることができた。
ケース3:不動産会社の変更
大手の不動産会社に仲介を依頼した。査定してもらったところ、予想していた査定額を上回っていたため、すぐにその金額で売りに出してもらった。しかし、数カ月経っても売れず、売り出し価格を下げても効果はなかった。
不動産会社の担当者に不信感を覚え、自身で調べて、選んだほかの不動産会社に仲介を依頼したところ、担当者が親身になってくれたこともあり、希望の売却価格ですぐに売却できた。不動産会社を変えてよかったと思う。
売却の失敗例
売りどきを見誤り、売却に失敗した人は数多く存在する。マンションの売りどきを見逃すと100万円単位で損をする。失敗例を参考にし、売りどきをまちがえないよう注意してほしい。
ケース1:相場を無視
中古マンションを4,000万円で売却したいと考えたが、マンションの状態や相場を無視した価格だったため、その金額では売れないと不動産業者に言われていた。3,600万円で買いたいという購入希望者が現れたものの損になると考え、断ってしまった。しかしそれ以降は購入希望者が現れず、結局3,400万円で売却した。3,600万円で売ればよかったと後悔している。
ケース2:仲介業者選びで失敗
中古マンションの売却を考え、不動産会社数社に査定を依頼。数社の中で、1社だけズバ抜けて高額な査定額を提示する不動産会社に仲介を依頼した。しかし、数か月経っても売却は決まらず、依頼した不動産会社からは「売却価格を下げるしかない」と言われた。
最終的に売却価格は、相場よりも安値になってしまった。のちに仲介の契約を結ぶために査定額を大幅に引き上げ、契約したら徐々に売却価格を下げる会社の存在を知った。
ケース3:売りどきを知らなかった
不動産に繁忙期と閑散期があることを知らなかった。売りどきである繁忙期ではなく、閑散期に売却活動を始めてしまい、売れ残ってしまった。長く売れない物件は人気がないのも知らなかったためにかなり焦った。なんとか売れたものの、売却価格は相場よりも当初予定していた売却価格よりも低かった。
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自身ができる限りの努力を
中古マンションの売りどきを見極めるのは、それほど難しいことではない。プロに任せきりにするのではなく、自身でも査定額や相場を把握する、いつ見学者が来訪してもいいように部屋を清潔にするなど、できるかぎりの努力をするべきだ。場合によっては仲介を依頼する不動産会社を変える、売却価格を下げるなど、中古マンションの売り時を見誤らないためにも、臨機応変に対応していこう。
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まとめ
中古マンションを売却する際には、非常に慎重になる必要がある。しかしあまり売却までに時間をかけすぎてしまうと、高く売れるタイミングを逃してしまう恐れもある。適切な判断をすることが求められるのだ。
しっかりとタイミングを見極め、複数の仲介業者の査定額を比較した上で売却するようにしよう。ヒカカク!×イエウールを利用するは非常に便利なツールなので、一度使ってみることもおすすめだ。