医療機関で使用するもの、自宅で使用するものと医療機器に関しても様々なものがある。処分方法に関しても機器の種類によって異なってくるのが実情のようだ。
医療機器は医薬品医療機器法で製造者(メーカー)が所有者の登録をしているので適正に処理しないと所有者の責任となる事があるので気を付けたい
当コラムでは、医療機器を処分する際の方法や費用に関して詳しく見ていこうと思う。処分方法を間違えると思わぬトラブルに繋がることもあるので、しっかりと把握しておいていただきたい。
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医療機器の廃棄処分に関して
医療機器を処分しようと考えた時に、まず思い浮かぶのが粗大ゴミなどによる回収だろう。大型のものが多い故、通常のゴミ回収では持っていってもらえないことは簡単に想像できると思うが、それ以外にも重大な問題があることを理解しておいてほしい。
医療機関で使用していた医療機器は通常の粗大ゴミとしては出せない
まず、医療機関が使っていたものに関しては、産業廃棄物となるので一般の粗大ゴミとしては回収できない。医療機器は産業廃棄物として廃棄処理されているが、医療機器には様々なものがある。例えば、歯科診療用医療機器のように、血液や唾液などの汚水回路が存在する機器も多く存在するのだ。
上記に該当しない「非感染性廃棄物」は、一般の産業廃棄物と同じように、産業廃棄物収集運搬業・産業廃棄物処分業の許可を得ている業者によって運搬と処分が行われる。それらの医療機器は感染症等の危険性が全くないものではない。そのため、医療機器の廃棄処理にはこのような特質を理解し、十分な知識と経験をもった廃棄処理業者の選択が必要だ。
感染などの被害を防ぐため、専門業者での処分が必須
基本的には専門の業者へ依頼しての廃棄処分となるが、これには深い理由がある。それが、感染症などの問題だ。
様々な病気の方が集まる医療機関で使用していた医療機器を粗大ごみとして回収してしまうと、どのような被害がおきるかわからない。衛生面から考えてもい良いはずがない。最悪の場合、そこから新たな感染につながる恐れもあるのだ。
適切な方法を取らないと罰せられることも
医療機関がゴミを出す際は、「感染性廃棄物」として各種マニュアルに従った適切な処分が求められる。もしもそういったことを遵守していない場合、罰せられる可能性もあることを覚えておこう。
自宅で使用しているレベルのものであれば粗大ゴミとして廃棄可能
一方、自宅で使用する医療機器といえば血圧測定器、マッサージ機、多機能性体重計といった程度のものだろう。これらは一般的な家電と同じような認識なので、粗大ゴミとしての処理が可能だ。各地方自治体が定める分別に従って、適切な手続きの元、粗大ゴミとして回収依頼をしよう。
また、一般の廃品回収業者に依頼することも可能だ。ご自身が住んでいる地域を対象とする業者に依頼しても良いだろう。費用や手続きに関しては業者毎に異なるので、ホームページ等で確認してみてほしい。
医療機器は売れるのか?
処分方法としては、売却も1つの選択肢として挙げられる。医療機器は専門性が高いため、どこの業者でも買い取ってくれるわけではないが専門業者が確実に買い取ってくれるだろう。粗大ゴミとして処分してお金を払うくらいなら、少しでもお金に買えたほうがお得なので売却をオススメしたい。
引取り費用はどれくらい?
医療機器買取業者は査定費用・引取り費用を無料としている業者もある。内視鏡・ビデオスコープ・超音波診断装置・眼科機器・CT/MRIは壊れていて金額がつかなくても無料で引取りしてくれる業者もあるのだ。
価格競争、サービス競争が激しいため少しでもユーザーに満足してもらえるような金額設定でなければ生き残っていけないのだ。それはユーザーにとって、買取がどんどんお得なシステムになっていくことにつながる。
もちろん、業者によっては費用負担を強いられる可能性もあるが、無料の場所を選べば負担なく売却ができるのだ。
便利な出張買取・郵送買取が大人気
大型商品を売却する時に役立つのが、出張買取や郵送買取といった方法だ。
自宅で待つだけ!出張買取
手軽に大きな商品を売却するには、出張買取や郵送買取が圧倒的におすすめできる。出張買取は業者が自宅まで買取に来てくれるシステムなので、ユーザーは自宅で待っているだけで買取が成立する。重たい荷物を運ぶ必要もないので、非常に手軽な方法として人気を集めているのだ。
送るだけでいい郵送買取
一方、郵送買取も商品を梱包して郵送するだけで済むので、比較的簡単に買取サービスを利用できる。多くの業者が「郵送料金無料」となっているので、費用面の負担も変わらない。
これら3つの買取方法から、自分の好きな物を選んで気軽に医療機器を売却してみてほしい。
医療機器売却先としておすすめの業者を紹介
それでは、医療機器売却先としておすすめの買取業者を幾つか紹介していきたいと思う。医療機関の方が使う専門業者からリサイクルショップまで様々な買取店があるので、目的にそった業者を選択してみてほしい。
クオンヘルスケア
買取価格
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手数料
許可番号
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対策
医療機器全般の買取をしている「クオンヘルスケア」は、全国各地からの依頼に対応している専門業者。アプリなどのインストールが不要で、スマホから簡単に無料査定ができる「らくらく買取」が便利だ。なかでも内視鏡・エコー・CT・MRIの買取に特化していて、単品はもちろん、大量処分の場合でも柔軟に対応してくれる。
閉院や移転などで、買取の他にさまざまな作業が必要な方むけに、医療廃棄物の処理なども一緒におこなってくれる「一括サポート」も人気のサービスだ。CTなどの大型医療機器の撤去作業には、搬出のプロがスムーズに対応してくれるので、安心して任せられる買取業者だ。
グリーンメディカル
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対策
中古医療機器買取、販売を行っている「グリーンメディカル」は、病院関係者・医療機器販売業社向けの専門業者だ。病院を閉院する際や、使用しない機器の処分を考えている場合はまず無料の見積もりを依頼してみるといいだろう。
同社は、メンテナンスに関しても医療機器修理業の認可を取得しているため安全なのだ。機器の価値や利用方法をわかっているため、安心した取引につながる。医療機器を処分したい医院の方にとっては、心強い味方だといえるのではないだろうか。
ネオスタンダード
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対策
ブランド品、貴金属だけではなく楽器屋電化製品まで幅広い買取対応を見せる「ネオスタンダード」は、一般家庭から出る医療機器(血圧計など)も買い取ってくれる。買取可能かどうかをオンラインで無料査定できるので、まずはそちらを試してみるといいだろう。
買取方法は店頭・宅配・出張の3種類から選択可能。宅配買取に関しては、無料の宅配キットを用意しているので誰でも簡単に梱包ができるだろう。送料に関しても、全国どこからでも無料だ。
アローズヘルスケア
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対策
医療機器の専門業者である「アローズヘルスケア」は、全国どこでも費用無料で出張買取してくれる。査定を担当するスタッフは業界歴10年以上のベテランなので、専門知識も豊富なので安心して任せられる。「どこよりも高く買取」をうたっており、業界トップクラスの高価買取が可能。また、他社との相見積もりも歓迎しているので、まずは気軽に無料の仮査定からはじめよう。
「マクサス」なら他の不用品とまとめて処分可能!
一般家庭から出る医療機器等を処分する際は、他の不用品とまとめて売却してみてはいかがだろうか。そんな時に役立つのが、総合買取業者の「マクサス」だ。
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ポリシー
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対策
幅広い取扱商品
「マクサス」は、その幅広い商品取扱数に定評のある業者だ。「不用品ならなんでも買い取る」というスタンスなので、家庭用医療機器だけでなく、家電・家具といったその他大型商品や本・CD・ゲームといったどこの家庭でも処分に困っているような細々としたものまで、ぜひまとめて処分するといいだろう。
まとめ売りすることで、査定金額が高くなることもあるそうなので、是非有効にこのサービスを使ってみてほしい。
商品によって買取方法を選択
基本的には郵送買取が便利な「マクサス」だが、エリアによっては出張買取にも対応してくれる。店舗が近くにある場合、予約して持ち込むことも可能だ。自分のスタイルに合った買取方法を選べるので、処分したい商品に合わせて方法を決めてみるといいだろう。
医療機器を高額売却する方法
医療機関が使用している医療機器に関しては、プロでないと取り扱いが難しいため言及は避けるが、家庭用の医療機器の場合、高額で売却するためのポイントがある。少しでも高く売るために、確認しておいてもらいたい。
商品状態を整える
使用感のあるものに関しては、減額査定されるのが一般的な買取の世界。売却を前提にして使用していないと、どうしても汚れや使用感が出てきてしまうものだ。
ある程度のものは仕方がないが、自分でクリーニングすればなんとかなるようなら、簡単でも良いから手を施すべきだ。正確な動作をしているかどうか、拭けば取れるような汚れはないかなどは査定に出す前にチェックしておこう。
まとめ売りを検討する
「マクサス」の紹介時にも言及したが、他の商品とまとめ売りすることで査定金額が高くなることがある。業者によって、はホームページ上で「〜点以上まとめ売りで査定金額◯◯円アップ」と記載しているところもあるので確認してみてほしい。
査定金額を比較する
買取の鉄則として、査定は複数業者に依頼するというものがある。何故かと言うと、1店舗のみの査定だと相場感もわからず安い金額で売却することに繋がりかねないからだ。
多数のショップで査定してもらえば、相場感も何となく理解できる上に、少なくとも比べたショップ間の中では最高金額を提示してくれる業者に売れば損することもない。最低でも5~7社程度には依頼をかけて欲しい。
まとめ
家庭用医療機器に関しては、粗大ゴミとしても廃棄処分できるが費用負担が必要となってくる。お金を払うくらいなら、安くても値段をつけてもらえる売却処分を考えるべきだろう。
また、病院などで使われる医療機器も買取を行っている業者があるので調べてみてほしい。廃棄するにしても専門の業者の力が必要となってくるので、まずは信頼のおける業者とコンタクトを取って処分を検討してみてはいかがだろうか。