子供服に名前を書いているという方は多いだろう。このような名前が書いてある子供服は、不要になった際買取業者に引き取ってもらうことは可能なのだろうか。
今回は、名前の書いてある子供服の買取について、また買取不可となる子供服について、さらにダメージのある子供服を少しでも高く売る方法についてご紹介する。不要になった子供服の処分方法にお悩みの方は、ぜひチェックしてみてほしい。
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名前が書いてある子供服は買取可能？
その子供服が誰のものかわかるように名前を書いているというケースは非常に多い。中には幼稚園や小学校で名前を書くように指示されているという方も多いだろう。名前を書いてしまうと不要になったときやサイズが合わなくなってしまったときに、買取に出せないのではないかと不安になってしまうが実際には買取してくれるケースもあるので、ゴミとして処分してしまわずに一度買取査定を検討してみるようにしよう。
買取業者によって対応は異なる
名前が書いてある子供服の買取に関しては、買取業者によってその対応はさまざまである。買取可としている業者もあれば、買取不可としている業者もある。買取業者のホームページをチェックすれば、名前が書いてある子供服の買取について知ることができるので、自分が取引をしたいと思っている買取業者は、名前入りの子供服についてどのような対応をしているのかを調べてみよう。
買取可能な業者の場合、買取した子供服をその後販売するところもあれば、別のものに再利用するというところもある。買取査定の規準は、名前が書いてあるかどうかではなくその子供服の状態によるところが大きい。販売できる状態のものであれば買取価格は高めになるが、販売できないようなボロボロの子供服の場合は量り売りなどでかなり安く買取されることもある。
買取後業者が名前を消してくれる
名前が書いてある子供服は、そのまま買取査定に出しても買取が可能である。買取業者は買取したその子供服の名前入りの部分をアイロンテープなどで隠してから販売するので、買取に関しては問題がない。しかし買取業者の手間やコストなどを考えると、名前のない子供服よりは買取金額は下がってしまう。
アイロンテープなどで隠せば売れる
名前が書いてある子供服でも買取可能な業者の場合、名前は隠さなくても買取してもらうことができる。しかし少しでも買取業者のスタッフの負担を減らし、買取金額をアップさせるためには、自分であらかじめ名前を消しておくのが賢明と言えるだろう。名前はアイロンテープなどで簡単に隠すことができる。
買取業者が査定する際も名前を消してくれたことは伝わるので、より好印象となるだろう。その子供服の状態が良ければ高価買取にもつながるので、名前の部分は隠せるのなら隠してから査定に出すことをおすすめする。
買取対象ブランド以外は買取不可
名前入りの子供服でも売れるケースは多いが、その中でも注意しておくべき点がある。名前入りの子供服の買取もおこなっている業者の中でも、買取対象ブランドは限られている。名前をきちんと隠していても、この買取対象のブランドでなければ買取不可となってしまうので注意しよう。
買取業者が買取不可とするブランドには、ユニクロなどの低価格帯ブランドやZARAなどのファストファッションブランド、その他海外の通販サイトのブランドなどがあるが、こちらも買取業者によってバラバラである。ハイブランドを専門にしている買取業者でなければ、低価格帯のブランドでも買取してくれるケースが多い。ホームページにも買取不可ブランドは記載されているケースがほとんどだが、不安な場合は事前に問合わせておくと良いだろう。
買取できない子供服はどんなもの？
名前入りの子供服は、買取業者さえ選べば買取が可能であるが、名前入りの子供服以外にも買取不可になる可能性のある子供服はたくさんある。どのような子供服が買取不可となるのかチェックしてみよう。下記の項目に当てはまる子供服は、名前入りの子供服も買取可能としている場合でも買取不可になってしまうので気を付けよう。
シミや毛玉などダメージがひどいもの
子供服の買取金額は、その子供服の状態によってほとんどが決められる。洗っても落とせないシミのあるもの、毛玉がたくさんついているニット類やアウター類、色あせ、日焼け、変色を起こしているもの、目立つ破れや型崩れのあるものといった、ダメージのひどい子供服は買取不可となってしまう。
ダメージのひどい子供服でも買取可能な買取業者も中にはあるが、子供服買取専門業者よりもリサイクルショップなどの方が受け付けているところが多い。買取後販売するのではなくリサイクル業者などに転売するので、買取金額はかなり低くなってしまうことを覚悟しておこう。
洗濯していないもの
買取業者は、子供服を買取したあとクリーニングに出したりキレイな状態にしてから販売するのが普通である。しかし、だからといって洗濯しないまま買取に出したものは買取不可となるケースも多い。シワがついているもの、襟首が汚れているものなど、洗濯すれば解決するような点でもそのままにして買取に出すと断られてしまう可能性がある。
買取してほしい子供服をすべて買取してもらうためにも、買取に出す前に一度きちんと洗濯しておくようにしよう。フォーマルウエアや浴衣などは、事前にクリーニングに出してからタグをつけた状態で買取査定に出すことをおすすめする。
においがついているもの
室内でタバコを吸う家庭や、ペットを飼っている家庭の場合、においにはとくに慎重になる必要がある。自分ではなかなか気づきにくいが、査定したときにこのようなにおいが強く残っているものは買取不可となりやすい。
洗濯や消臭スプレーなどを駆使して、においを徹底的に取り除いてから買取査定に出すようにしよう。ペットを飼っている家庭の場合は、においの他に毛がついてしまっていないかの最終確認も必要である。
ベルトやボタンなどが欠損したもの
シャツのボタンやコートのボタン、またセットのベルトなどのパーツが欠損しているものも買取不可となるケースが多い。ファスナーが壊れているなど、着用する上で支障をきたすようなものはすべて買取不可と考えておこう。
中には買取可能としている業者もあるが、かなり数が限定されてしまう上に買取金額も低くなってしまう。そのため買取査定に出す前に、欠損したパーツが部屋にないか、ボタンなどを付け替えることは可能かどうか、最終確認をしてみよう。
リメイクをしているもの
子供の身長に合わせて丈を詰めたもの、おしゃれにリメイクしたものなどは、買取不可となるケースがほとんどである。他の子供が着られない上に正規品ではない扱いとなってしまうため、これらの子供服は残念ながら買取業者に買取してもらうことはできない。
リメイクが得意なのであれば、そのリメイクした子供服を個人出品する方がおすすめだ。また、ブランドのタグを切ってしまったものやサイズ表記のタグを切ってしまったものなども買取不可となるケースが多い。
下着や水着など
下着や水着など、衛生面に関わるようなものは買取不可としている買取業者も多い。しかし新品未使用品のものであれば買取可能としている業者もあるので、もしまだ一度も着用していない下着、水着があるという場合はタグを切らずにそのまま査定に出すようにしよう。
このときも、下着や水着の買取についてきちんと記載されている業者を選ぶようにしよう。水着は、スクール水着などを買取してくれる業者は少ない。ブランドのおしゃれな水着なら買取可能なケースが多いので、事前に確認しておくようにしよう。
ハンドメイドのもの
自分で作った子供服やハンドメイドのブランド、個人から購入したような子供服は買取不可となっている。子供服の査定にはその子供服の状態だけでなくブランドとしての価値も加味される。
ハンドメイドのものはブランドとしての価値がまったくなく、さらに衛生面を気にする方も多いためほとんど販売することができない。ハンドメイドの子供服を売りたいという場合は、ハンドメイドであることを明記して個人で出品することをおすすめする。
おもちゃや雑貨
買取業者によっては、おもちゃや子供向けの雑貨についても買取不可としているケースがある。ぬいぐるみなどは洗濯をするのが難しく、衛生面がとくに心配である。幼児向けのおもちゃも子供が舐めたりしている可能性が高く、衛生面上買取できないという業者が多いようだ。
子供向けのおもちゃや雑貨などはトレンドに左右されやすく汚れやすいため、時代遅れのものや少し前にはやったキャラクターのもの、著しく汚れているものなどは買取不可となる。買取業者によってはおもちゃや雑貨も買取してくれるケースもあるので、事前に確認しよう。また、子供服買取業者ではなくリサイクルショップに持ち込めば、買取してくれる可能性は高い。
制服や指定の体操服
制服や学校で指定された体操服なども、買取不可となっているケースが多い。学校の制服は新品を購入する方がほとんどであり、また地域も限定されているため買取後の処分や販売が非常に難しい。近年では学校の制服を専門に買取をおこない、新品を購入するのが難しい家庭に向けて販売しているという業者もあるため、そのような業者を探してみるのもおすすめだ。
体操服には名前が刺繍されていたり、ゼッケンを縫い付けているものも多い。このようなものも買取不可となるケースが多いので、処分するかリサイクルに出すかという選択をするしかないだろう。
名前入りなどの子供服を高く売るには？
名前入りの子供服を買取してくれる業者は以外と多い。買取価格は低くなってしまうが、処分してしまうよりは現金になる方がお得であることは明白である。
その中でもいろいろと注意すべき点をチェックしておくことで、より高く買取してもらえる可能性も高くなる。少しでも買取価格を上げたいという方は、買取査定に出す前に下記の点をチェックしてみてほしい。
個人で出品をする
買取してほしい子供服が少量の場合は、買取業者を利用するのではなく個人出品を検討するのもおすすめだ。買取業者に査定してもらうよりもお得に、自分のペースで準備を進めることができる。ヤフオクやメルカリなど、ネット上で個人出品できる方法を利用すれば、スムーズに取引まで進むことができるだろう。
しかしこれらの場合、事前の登録や写真撮影、商品の情報の記入、購入希望者とのやりとり、発送の準備まで自分でおこなう必要がある。時間に余裕があり、比較的少数の子供服のみを売りたいという方にはおすすめだ。この場合も名前をアイロンテープなどで消しておき、その旨とその箇所の写真もきちんと記載して販売するようにしよう。
買取業者を比較する
名前入りの子供服でも買取が可能な買取業者はひとつではない。複数の買取業者をピックアップして、その中からより高い金額で取引してくれる業者を選ぶようにしよう。
買取業者が近くにある場合は一日で数店舗を回って査定してもらうのも良いだろう。近くに店舗がない場合や時間が取れない場合は宅配買取、出張買取を利用して査定してもらうのもおすすめだ。送料、出張料、キャンセル料が無料の業者を選べば、負担も少なくしっかり業者を比較することができる。
まとめて大量に売る
子供服は一点だけでなく、まとめ売りをすることで買取業者の負担やコスト軽減につながり、買取金額もアップしやすい。名前入りの子供服、ダメージのひどい子供服などは一点一点査定するのではなくに量り買いをするという買取業者も多くこのような場合でも、買取してほしい子供服が多いほど有利になるだろう。不要な子供服がないかどうか、自宅をチェックしてみよう。
まとめ
名前が書いてある子供服でも、業者をきちんと見分ければそのまま買取に出すことは可能である。しかし、アイロンテープで隠してから査定に出すことでより高い買取金額を期待することができる。業者や買い手の手間を省いて少しでも高く買取してもらおう。
条件によっては名前が書かれている、書かれていないに関わらず買取不可となる子供服もあるので、売りたい子供服が買取不可対象になっていないかきちんと確認した上で査定を申し込むようにしよう。査定を申し込む際は複数の買取業者に依頼して、相見積もりをとることを忘れないようにしてほしい。
