香港ではほとんどのiPhoneがSoftBankである。
iPhoneがどの端末でもSIMフリーにできてしまうのが海外で市場に最も出回る人気の理由のようだ。Softbankの端末は香港ではもはやトレンドといっても過言ではない。そんなSoftBankのiPhoneも香港では買い取り価格が高値だといわれている。香港の買取事情を調べてみた。
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香港ではsoftbankのiPhone話題沸騰中
海外でのsoftbankのiPhoneはSIMフリーにできてしまうというのをご存知の方も多いのではないだろうか。しかもiPhone5Sでも6であってもSIMフリーが可能。
とにかく他社に比べて利便性が高い
ユーザーにとってこの使い勝手のよさこそSoftbankの端末人気が高まる理由であり、それに伴って価格も上がる。実際にIMEIを送信したあと、即SIMフリーに変えられる点も利便性が感じられる。
その一方で他社メーカーであるauやdocomoもsoftbankのように、すぐにSIMフリーにすることが可能になった場合、高値の位置にあるSoftbankの買取価格も一気に落ち込むことになる。
SIMアダプターが販売されるという噂も
また、近い将来SIMアダプターについても開発され、販売開始するのではないかという噂もあるようだ。このiPhone7用のSIMアダプターが販売した場合、日本国内でのSoftbankの買取価格は一気に落ち込む可能性が強まる。今現在の買取価格は「崖っぷち価格」の状態であり、いつどこで大きく変動し下降していくかわからず未知数でもある。
売却のタイミングをしっかり見極めよう
softbankはこの春3月・4月にMNP等でiPhone7を吐き出すとも言われ、早めに入手したお客様は、先を見越して即売却するのがおすすめだ。また、すでに香港ではSIMアダプターが公開されてきていることから売却のタイミングはしっかり計画に入れておこう。
そもそもiPhone自体が高く売れる!
香港で大人気のiPhoneだが、どのくらい高く買取りできるか、実際の商品を例にとって見てみよう。
買取額の例
例えばiPhone6 128GBゴールド SIM フリーの場合、約105,000円から58,905円の金額で買取されている。また買取をした時期やモバイル本体の状態にもより変動はあるが、中古とはいえ10万円台で買取できるiPhoneはもはや高級ブランドといえる。
高価買取してくれるショップ
高値で買い取った人気の専門ショップはモバイルヘッドやQuick、トゥインクルモバイルなどがある。大手の買取リサイクルの専門業者で知られるブックオフやゲオなども値段は下がるものの、これらに次いで比較的高い買取に対応している。
複数で見積もりすることが大切!
しかしながら、iPhoneが10万円を超える高価買取ができることを知る人は意外に少ない。また知ってはいても自分の持っているiPhoneがまさか10万円台で買取ができるとは思っていないのではないだろうか。そのためにも使わなくなったといって、すぐ専門業者に買取に出すのではなく、売却する前に買取価格をいくつかの店で比較することで賢く買取を依頼することができるのだ。
価格が下がらないiPhoneの需要
現在iPhoneの買取が最高金額10万円台と高値で行われており、中古品の買取りの中でも最も需要のあるアイテムともいえる。また市場でもiPhoneの買取金額は衰える気配もなく、平均した高価買取を維持し続けている。iPhoneの買取価格が下がりにくい現状について、どうやらその鍵は買取された販売店にあるようだ。
大手会社はiPhoneの下取りを重要視している
高価買取されたiPhoneはどのような形で流通していくのか気になるところ。一般の買取業者にかかわらずCMでおなじみのdocomo、auなどの大手携帯会社も、中古品のスマホを下取りという形で回収している。ソフトバンクが大手端末卸業者ブライトスターを買収した話は記憶に新しい。世界最大手といわれるブライトスターは中古のスマホの下取りに一番重要視しているのだという。
これらの事を取っても分かるとおり、現在の中古スマホは世界規模で伸び続けており、ソフトバンクをはじめとする大手携帯会社が下取りサービスに乗り込み最も注視しているビジネスでもある。また話題のブライトスターも米国だけでなく、日本やヨーロッパ諸国で端末を下取りして、その後は新興国の市場に卸すという一連の流れを作っている。
ユーザーの買い替えの早さが一因
しかしここまで下取りが行われる背景にはスマホのユーザーの買い替えの早さにあり、2年にも満たない間に端末を買取に出すケースが考えられる。その理由にはメーカーが毎年こぞってあらたなモデルを発売することで、買い替え率のスピードは高まっているからだ。
iPhoneの下取りは、ユーザーを足止めさせる手段のひとつのようにも考えられる一方で、SIMロックの中古のスマホを海外の市場へ流すという実情もあるようだ。
また下取りされることで毎月発生する携帯の料金からは割引される。強いていうならデメリットは、即現金にすることはできないと言う点。さらに割引期間中の間に実際の解約はしにくく、割引の金額も大きいためそのまま活用する。しかし中古のiPhoneをSIMフリーにすることで、その価値はあがるのだ。
中古スマホのあらたな行き先
日本で買取されたスマホは一般に国内で出回ることはあるものの、大きな市場には結びつかないといわれている。通常は携帯大手各社の販売店を通して、契約を交わし購入するのが日本ではごくスタンダードな買い方である。
中古iPhoneは新興国での人気が特に高い
しかし、買取された大量のスマホはどこにいくのだろうか。日本の中古のスマホは海外でも新興国で人気が高く、現に数年前のモデルであっても需要が見込まれており圧倒的なシェアを誇っている。日本国内ではiPhone6、iPhone5sはここ最近では安定した人気を維持している。
また新興国でも同様にiPhone5、iPhone4Sは高く注目されていることから、型落ちされた商品は中古とはいえ人気商品に変わりなく、比較的安価で買いやすいものとなっている。
海外で特に中古スマホのシェアを拡げているのが香港、ドバイやシンガポールといわれている。
中古スマートフォン拠点として注目される香港
中古のスマートフォンの買取で脚光を集めている香港。
香港は金の購入には消費税がかからないため海外に向けて資産運用も積極的に行われている。新興国の中でも特に香港は中古スマホの買取市場の需要が注目されているのだ。
中古のiPhoneは香港を通してアジア圏内に渡る
世界最大級のスマホ市場を構える香港を拠点に、シンガポールやドバイなど世界を相手に中古スマートフォンが取引されている。
最大級の規模を誇っており、国内で買い取られたスマホの行き先は香港を経由し需要が見込まれるアジア圏内に広く供給される。変動される香港の取引価格から日割りで算出された価格から買取業者は買取価格を打ち出している。
オークション形式で取引される
買取された多くの中古スマホはオンラインを通してオークションと言う形で取引されている。仕入れたスマホに関しては海外で販売することがオークションへ参加する条件となっており、国内で新たに発売される機種への影響を考えての事だともいえる。
時には日本で売られていた定価を大きく上回ることもあるという。中古スマホを落札した専門業者は自分の国の販売店に卸して商品を売るという流れになっている。
これらの流れをすべてまとめてみると、日本国内でユーザーが中古スマホをsoftbankをはじめdocomoやauなどの大手メーカーの下取りをした場合、販売店から大量に買取された中古スマホはオークションを通して今度は海外へと流れていく。そんな香港の市場では中古スマホの数ある取引所で月あたり100万から200万台の取引が実際に行われているといわれている。
iPhoneに次いでGALAXYやXperiaシリーズも人気
多くの日本国内の中古スマホが流通している新興国の中でダントツ人気のブランドがiPhoneシリーズだ。人気の秘密は新興国での普及率やシリーズの知名度にもあり、廉価版を出すこともなく一定の姿勢を貫き販売する点が仕入先の日本でも高値で買取ができる大きな理由と考えられる。
またその理由として買取価格が高値であっても海外の人たちが購入意欲があることが第一に考えられる。iPhoneシリーズに次いでは日本国内で仕入れ可能商品として同様に中古商品のサムスンのGalaxyシリーズ、SONYのXperiaシリーズが今後予想されている。
海外の買取業者も続々参入する 注目すべき日本の市場
日本国内の中古スマホ。注目すべきiPhoneシリーズの需要は、これからも上昇し安定した傾向と考えてもいいのではないだろうか。トゥインクルモバイルやトップワンモバイルなどの海外消費者向けの買取業者も数多く市場に参入。これらは特に海外でも最も人気の高い機種を高値を提示していることで人気が高まっているといわれている。
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
買取価格の高さが自慢
中国やバングラデッシュの人々などが運営を行う買取業者も現に増えている。人件費の安さ、新興国のアクセスを強みとし利益率を絞り込んで運営をまかなっていると言う。買取価格の高さに勝負をかけており、日本国内の買取専門業者で売られている買取価格よりも高値で買取することが可能と思われる。
また東京の秋葉原で日本人が店を構える、モバイルヘッドなどは比較的高値で買取することができるといわれている。
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
高く売るなら複数のサービスを比較
各業者ではiPhoneの買取を強化しており、機種によってはかなりの高値で取引されているようだ。ただし、少しでも高値で売るためにはなるべく複数の買取サービスを比較するべきといえるだろう。
買取業者だけでなく、フリマサイトやオークションでの買取価格も比べた上で最適な方法を選択することをおすすめする。
スマホ専用のフリマサイトでも調べてみる
スマホ専用のフリマサイト、スマホのマーケットでも買取価格を調べてみてはいかがだろうか。
スマホのマーケットが運営する買取サービス「スママDASH」では、売りたいiPhoneの種類と状態を入力するだけですぐに買取金額が表示されるようになっている。
また水没、画面割れなどのジャンクスマホなども買取対象となっている。さらに送料や本査定額後の諸々の手数料は完全無料となっているのでお得に売却することができるだろう。お手持ちのiPhoneがいくらになるかな、と思ったらぜひ無料査定を試してみてほしい。
伸び続ける新興国のiPhoneシリーズの買取事情のこれから
日本国内から中古スマートフォンの iPhoneシリーズ等の人気モデルが香港、ドバイ、シンガポールで高く買取され販売されている。需要が最も見込まれる中古スマホの買取市場に参入する業者も日本国内で増加している。しかし長い目で見てもiPhoneにおける買取事情は歴史も浅く発展途上の状態にあるといえる。
毎年あらたなスマートフォンのモデルが発売されては早々中古として買取に出される。最高価格が10万円台から5万円台と高価格で売却できるのもユーザーにとっては大きいメリットだ。そしてその買取の先はほとんどが海外に流れていき高値で取引される。
また新興国の香港やドバイ、シンガポールなどでは人気が非常に高く、加えてどんなに高い価格帯であってもiPhoneシリーズは手に入れたいという魅力的な商品価値があり十分に需要が見込まれている。
これから先、日本の中古スマートフォンがどんな動きを見せるのだろうか。日本国内におけるスマートフォンの普及は伸び続け、ユーザーの目線に適った新機種が進化をしながら発売されていくものと予想される。