クライスラー(CHRYSLER)は、アメリカの大手自動車ブランドである。イギリスのフィアット・クライスラー・オートモービルズ(FIAT CHRYSLER AUTOMOBILES)グループに属している。日本では1990年頃より本格的に販売を開始していった。
Chrysler / CJS*64 "Man with a camera"
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クライスラーの歴史
1925年にウォルター・クライスラー氏が創業。新しい技術を次々と取り入れて数多くの人気車種を開発し、アメリカの自動車ビッグスリーと呼ばれる大企業へと発展した。
その後、ダイムラー・ベンツと合弁してダイムラー・クライスラーとなるも、9年後に合弁は解消。フィアットの子会社となったという歴史を持つ。
人気中古車の買取価格相場
それぞれの車を売りに出すと、どれくらいの額で買い取ってもらえるのだろうか。日本でも比較的多く見かける人気車種の参考買取価格を紹介していこう。
クライスラー 300 平均買取価格116万円
歴史あるLサイズ高級セダンである。ベースは、開発当時ダイムラー・クライスラー傘下にあったメルセデス・ベンツ・Eクラスの「クライスラー・LXプラットフォーム」。現行モデルは、V型6気筒 3.6Lの300Sと、V型8気筒ヘミ 6.4Lの300SRT8がある。
・300C ラグジュアリープラス ホワイトパール 257万円
・300 リミテッドプラス ホワイトパール 232万円
・SRT8 グロスブラック 227万円
・SRT8 ブラック 225万円
・300S 22インチAW ブラック 170万円
グランドボイジャー 平均買取価格:153.9万円
1980年ごろに発売された元祖ミニバンともいえる車。横幅2メートル以上、全長5メートル以上の大きなボディだが、パワフルなエンジンを積んでいるのでしっかり加速する。
現在は製造終了しているが、今でも比較的高額で取引されているものもある人気車種である。
・リミテッド ホワイト 113万円
・ツーリング ホワイト 103万円
・ツーリング 正規ディーラー車 ブラック 70万円
・リミテッド AWD ブラック 50万円
・リミテッド シルバー 35万円
PTクルーザー 平均買取価格:14万円
特徴のある外観のハッチバック車。クライスラー・エアーフローをベースに開発された車だ。独特な形が人気を集めており、一時期は街中にも多く走っていた。東京モーターショーなどでも注目を浴びていた車である。2010年に生産終了した。
・PTクルーザーカブリオ リミテッド ブラッククリアコート 70万円
・PTストリートクルーザー タンジェリンパールコート 65万円
・PTクルーザーカブリオ リミテッド バニラ 55万円
・PTクルーザー リミテッド ベージュカプチーノ 50万円
高額買取業者を選ぶポイント
車を手放すときにまず考えるのは、下取り、もしくは大手買取業者ではないだろうか。どのような方法で売ると高く買い取ってもらえるか、良い条件で売却する方法を見ていこう。
下取りより買取の方が高額査定傾向
車の買い換えの時に、今まで乗っていた車を売って、新しい車の代金からその分を割り引いてもらうのが下取り。
次の車の購入の有無にかかわらず、今まで乗っていた車を業者に買い取ってもらうのが買取りである。
買い取りよりも下取りの方が馴染みがあり、手軽で良いイメージがあるが、実は、下取りよりも買取りの方が高く査定される場合が多い。具体的には、査定額100万円以上の車では数万円から10万円以上、50万円以上の車では2万円から5万円程度の差が出た事例がある。
買い替えでも買取査定はマスト
また、下取りでは価格がつかなかった車が、買取りなら1万円~2万円ついたケースもある。買い替えであっても安易に下取りに出さず、まずは買取業者にも必ず査定してもらうようにしたい。
大手業者か、アメ車専門業者か
有名な大手買取業者は、クライスラー車全般を取り扱っており実績もあるので、安心して売却できる印象があるだろう。調子の良い新しい正規ディーラー車であれば、どの業者でもある程度良い条件で買い取ってもらえるので、大手買取業者や一般的な買取業者に出すのも良いかもしれない。
しかし、低年式のものや修理の必要な車の場合は、アメ車に特化している業者の方が高く買い取ってもらえる場合もある。部品が特殊で、車体の大きいクライスラー車は、どの修理工場でも修理できるわけではないのである。
買取価格の比較をしよう
査定額は、上述の条件の他にも、その時の相場や、業者の在庫状況によって大きく変わる。買取価格が200万円を超えるような上位車種の場合はその差はさらに大きくなるので、多くの業者に査定に出し、各社の査定額を比較してから業者を決めると良いだろう。
インターネットの一括査定やメール査定などを利用すると、簡単に見積もりを集められる。実際に車を持っていって詳しい査定をすると価格が下がるケースも多いが、各業者の買取額の目安にはなるので、利用する価値はあるだろう。
一括査定サイトのメリット・デメリット
いまでは自動車に限らず様々な分野で普及している一括査定だが、便利な分メリットだけでなくデメリットも存在する。両方を理解したうえで一括査定サイトを利用してほしい。
一括査定サイトのメリットは1回の問い合わせで複数の業者から見積もりを取ることができる点である。提示された金額が妥当であるかがわかるうえに、対応やサービスの良さを比べることができるのだ。しかし、ここで注意してほしいこともある。業者は電話やメールで様々なセールストークを行い推定の買取金額を提示してくるだろう。その金額はあくまで相場価格であり実際の買取金額ではない。査定前に金額を告げられたら、「相場はこれくらいか」と頭の片隅に置いておき、サービス全体でよく考えて業者の比較・検討をしてほしい。
次に、デメリットは次から次へと業者から連絡がくることである。それぞれの会社と売却の交渉を行わなければならず、この駆け引きの行為をわずらわしく感じることもあるだろう。しかし、ここを乗り越えなければ高額売却など夢のまた夢である。数社からの連絡の全てにリアクションを返すことは時間的にも精神的にも大変であるが、やり取りを電話でなくメールでするなどし、納得がいくまで吟味してほしい。