絶版車・旧車が売れる？出張買取サービスを申し込む前に必読のコラム

絶版車や旧車には知る人ぞ知る希少価値があり、車好きにとってその独特のデザインと絶妙な整備の具合は魅力的であり、「クラシックカー」と称され憧れの的として称されている。しかし、絶版車や旧車は機械的な査定をしてしまうと「古すぎて価値のない車」という結果にもなりかねない。

これらの価値を正当な評価のもとで買い取ってもらうには、車の機能としての査定はもちろん、それに加え、骨董品を見極めるような「鑑定士」の目を持った査定士に査定してもらう必要があるのだ。

専門の知識を持った買取業者を探し出し、希少なクラシックカーを納得の査定額で買い取ってもらうにはどうしたらよいのだろうか。すべての絶版車・旧車の今後の買取予定者の参考になるように、買取申し込みの注意点をまとめておこうと思う。

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必要書類をそろえよう

買取価格の差的見積金額を出してもらうだけであれば、基本的には車検証のみの提示で十分だ。ただし、いざ売却となるとさまざまな書類が必要となるため、早めに準備しておいた方が良いだろう。なお、旧車・絶版車の買取を強化している専門業者は、車検切れの車に対応しているところがほとんどのため、まずは問い合わせてみることをおすすめする。

自動車検査証（車検証）

自動車検査証は買取価格の査定のみであっても必要な書類。車内に常備することが義務付けられているが、万が一紛失した場合には運輸支局で再発行の手続きを受け付けている。

自賠責保険証

自賠責保険証は加入が義務付けられている保険のため、こちらも証明書が保管されているはず。見当たらない場合、加入した保険会社に再発行の手続きしてもらおう。

実印

新規購入時にも必要とされている実印。売却時にも、委任状や譲渡証明書に捺印する必要があるため必須となる。新たに実印登録する場合は、市区町村の窓口で登録手続きを受け付けている。

印鑑証明書

実印の証明書のことで、市区町村の窓口で発行できる。自動車売却の際は、3カ月以内に発行した印鑑証明書が必要となるため、日付の確認し、過ぎてしまっていたら必ず発行してもらおう。

自動車税納税証明書

自動車税納税証明書とは車検を受ける際に発行される証明書のこと。紛失した場合、軽自動車の場合は市区役所、その他自動車は各都道府県の税事務所にて再発行が可能となっているため必ず用意しよう。

なお、売却料金の振込先の口座番号を控えておくと、その後の手続きがスムーズにおこなえるため、控えて置いた方が良さそうだ。

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絶版車・旧車の買取で注意すべきポイント

国産車の絶版車・旧車は、その品質とレトロな外観から国内外の多くの自動車ファンをうならせている。近年のブームもあり、特にBMW、メルセデス、アウディといったドイツ車の人気が顕著にである。また、コンパクトなプジョーなども有利な査定見積金額が期待できる。

一方で、マイナーな車種やアメ車などは、故障しやすいという一般的なイメージも拭えず、査定見積金額にその価値が反映されにくいのが現状だ。全体として、絶版車・旧車というのは在庫状況やブームにより変動が激しいので、複数の業者に査定見積を依頼し、愛車を高く評価してくれる業者に買い取ってもらうのが一番だろう。

下記、参考までに人気車種の買取金額の一例を記載しておくのでお持ちの人は今一度再確認してほしい。

日産

• ・サニーGX5クーペ：110万円
• ・グロリアGL：85万円
• ・スカイラインケンメリ2Dr：173万円

外車

• ・メルセデスベンツ 560SK（R107）：120万円
• ・ポルシェ 911ターボ3.3：500万円
• ・BMW M6（E24）：145万円

絶版車・旧車の買取で査定見積金額を上げる工夫

絶版車・旧車の買取においては、その業者の強みとする車種によって査定見積金額が大きく異なるため、自分に合った業者探しが大前提として重要になってくる。その上で大切に扱っていた車であることを査定士にもアピールできるよう、日頃から自動車の洗浄はもちろん、内装の掃除も怠らないよう日々心がけよう。

自動車好きの集まる業界だからこそ、このような姿勢は査定見積金額にも反映されることが期待できる。さらに、査定士も旧車に詳しく自動車好きであることが多いため、「ただの古いモデル」と判断されないようメンテナンスを頑張ろう。

なお、キズや凹みなどは修理せずに持って行くことをおすすめする。業者は整備のプロのため、事前にコストをかけなくても対応してくれるだろう。

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絶版車・旧車で人気の国産車種はこちら

特に国産車において人気の高い車種は、ある程度固定している。このシリーズの自動車の売却を検討しているなら、ぜひ複数社見積依頼を出してみよう。

いすゞ

117クーペ

1968年12月に販売発売され1985年5月に発売終了となったいすゞの117クーぺは1970年代の日本車を代表するモデルの一つであり、117クーパの旧車とは思えないほどのエンジンパワーは、国産車の実力を思い知らせてくれる車種。ボディのカラー使いも旧車ならではのクラシックな色味で、ありそうでない、そんな魅力を醸し出している。

ベレット　1600GT

ベレット1600GT、通称「ベレG」と称された国産の人気絶版車における代表的存在のモデルのひとつ。特にTypeRは現在買取が強化されており、ボンネットのストライプ柄のスポーティな仕様が人気を誇っている。

日産

スカイライン2000GT

ALSI-1型を初代として1957年から発売し最新の13代目を2014年から発売してなお、日産のスカイラインは堂々の人気を誇っている。その中でもスカイライン2000GTは初期のスカイライン4ドアタイプで、箱のような外観から通称「ハコスカ」として親しまれているモデルである。今でも中高年を中心に不動の人気をロングランな車種だ。

フェアレディZ

初代S30型系が1969年に発売されて以来、スポーティとクラシックとの絶妙なバランスの取れたデザインが発売当初は北米を中心に大ヒットしたフェアレディZは、今現在でもあらゆる年代に受ける永遠の花形車。どのシリーズでも比較的高額の査定見積金額が期待できる車種である。

トヨタ

2000GT

ヤマハ発動機への生産委託で1967年～1970年までトヨタブランドで生産された、トヨタ自動車とヤマハ発動機が共同開発した2000GTはスポーツカータイプの乗用車。日本の誇る名車で、「日本一高い旧車」との呼び声も高い。

デザイン性、走り、乗り心地どれをとっても高水準の奇跡の車種。丁寧に手入れをしてあるものなら、思いもよらない査定額が出るかもしれない。

セリカ LB 1600GT

ダルマのようなふくよかなシルエットに乗っ取り「ダルマ」の愛称で親しまれたセリカ LB 1600GTは、日本のスペシャリティ・カーとして1970年代に一世を風靡した車種。斬新なデザインは欧米でも人気を得ており、日本を代表するクラシックモデルである。

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絶版車・旧車の買取で人気の外車車種はこちら

もちろん国産だけでなく、外車の絶版車・旧車も絶大な人気を誇っている。

フォルクスワーゲン

タイプ1

ドイルの自動車メーカーフォルクスワーゲンによって1938年に発売以来2003年まで生産が続いたタイプ1は「ビートル」や「カブトムシ」の通称で愛され続け、累計生産台数2152万9464台を売り上げた四輪自動車としては世界最多の記録を打ち立てた伝説の車種だ。

シトロエン

2CV

1948年にフランスの自動車メーカーシトロエンによって販売開始とされた2CVは20世紀を代表する「カー・オブ・ザ・センチュリー」に選抜されたとても独創的で合理的なデザインをもつ、小型の一般車である。機能性や経済性に特化していたこの車種は大衆向けの自動車であったという。

アルファロメオ

ジュリア

ジュリアは1950年代に出回ったジュリエッタの後継車としてイタリアの自動車メーカーに1962年～1977年まで販売されていたモデルで、2015年に新型モデルも発売された車種である。小型ながらスポーツカー並みのエンジンが搭載された高性能でスポーティな小型車として自動車好きから絶大な人気を誇っている。

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おすすめの買取業者

絶版車・旧車の場合には、大手の買取業者よりも中小規模でクラシックカー専門に買い取っている業者が良いことは先にも述べた。ここでは、専門性と信頼度のバランスの取れた業者を紹介しておく。

神戸のSellCa

SellCaは愛車の買取オークションサイト。インターネット上に愛車を出品でき、車の買取専門業者が入札してくれる。1回の査定で最大6000社からの入札を受けることが可能で、いちばん高く買取ってくれる業者を簡単に見つけることができる。

連絡はSellCaからだけなので、しつこい営業電話もなく安心。サイトはスマホでもPCでも見やすいので、絶版車や旧車をピンポイントで探している業者に見つけてもらいやすい。査定・出品は無料なので一度試してみてはいかがだろうか。

世田谷区のフレックスオートレビュー

フレックスオートレビューは東京、神奈川、埼玉に店舗を構える国内最大級の専門店。全国出張を取り扱う。他社より高く買い取ると謳っているため、国産車の買取なら選択肢に入れてみてはいかがだろうか。

羽村市の東京GT倶楽部

東京GT倶楽部は旧車・絶版車買取専門店で、国産車に強い。全国に出張買取に出向いている。ホームページやブログも充実しているので、愛車に需要があるか事前に確かめることができる。

横浜の外車王

外車王は外車、そしてクラシックカーに特化した業者だ。創業から20年以上輸入車に関わってきたので、1台1台の個体差までチェックできる知識と経験がある。納得の価格で買取、しかるべき流通ルートに乗せてくれるので高価買取が期待できるだろう。出張買取で日本全国に対応している。

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札幌のハッピーカーズ

ハッピーカーズは旧車・絶版車の高額査定に力を入れている買取業者。高い買取価格で還元することで車の売り手をハッピーにする業者だ。レビューを見ればわかるが、満足を確実に超えてくる査定サービスを実施している。気軽な無料見積もりも歓迎。

大田区のVa bene（ヴァ・ベーネ）

Va bene（ヴァ・ベーネ）は30年以上も旧車、改造車を扱ってきた買取業者だ。旧車、改造車の知識や買取経験が豊富なスタッフによって査定がおこなわれるので、オークション相場ではなく自動車そのものの価値を見出してくれる。

また、在籍している営業スタッフは全員がJU認定の中古自動車販売士と査定マイスターの資格を所有しているため、安心して査定を依頼できるだろう。出張買取は車両・パーツ問わず、全国どこでも無料で実施してくれるのもうれしいポイントだ。

千葉のグランベリー

グランベリーは、旧車・絶版車の高額買取を謳う買取業者だ。旧車・絶版車はもちろんのこと、改造車、事故車、不動車、車検切れでも歓迎してくれる。旧車や絶版車などを高額で売却できる海外に輸出する販路が構築されているため、高価買取が期待できるだろう。

旧車や絶版車、改造車などの買取実績も豊富で、旧車をカスタマイズしている方にもおすすめ。出張買取は日本全国に対応しており、査定は無料だ。

神奈川の旧車王

旧車王は店名のとおり旧車に特化した買取業者で、創業から20年以上も旧車を扱ってきた信頼と実績が特徴だ。プロが1時間かけて査定をおこなうため、細かい評価ポイントまでチェックしてくれる。

そのため、適正価格を提示してくれるのはもちろんだが、他社よりも高額な価格が提示される可能性も少なくない。日本全国を出張エリアとしており、出張料や査定料は無料となっている。

川崎の旧車買取りドットコム

旧車買取りドットコムは絶版車・希少車・ヴィンテージカー・GTカー、レトロカーなど、旧車ならなんでも取り扱っている買取業者だ。買取から販売まで自社一貫でおこなうため、中間マージンがかからず、高価買取が期待できる。

また、ローン残債車でも対応しており、ローン残債の処理手続きなども対応してくれる。出張買取は日本全国に対応可能で、査定料や出張料、引き取り料も無料だ。

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絶版車・旧車を売却する際に覚えておきたいこと

絶版車や旧車はもう生産されておらず、世の中に出回っている数のみとなる。その優美なデザインはコアな自動車好きだけでなく、多くの人から支持を受ける憧れの自動車だ。車好きからしてみればロマンそのもの。

そんなお宝を軽い気持ちで買取に出すのは控えておいたほうがいいだろう。知る人ぞ知る高級車といっても過言ではない絶版車・旧車。このようなクラッシックカーは、自動車に興味がなくてもしっかりとリサーチをおこない、その価値を十分に評価してもらえる業者に買取をおこなってもらおう。

一括査定が高く売れる

最大8社に一括で査定依頼できるカービューがおすすめ。上述の情報を踏まえ、買取業者を調べ上げるのはなかなか大変だ。カービューでは簡単に複数社の買取価格を比較できるので、忙しい方でも利用しやすい。

また、最大20社から無料で査定してもらえるヒカカク！の一括査定サービスもおすすめできるサービスだ。買取業者を探すときは、これらの一括査定サービスの利用が便利なので、ぜひ活用してほしい。

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まとめ

絶版車・旧車を売却する場合の確認事項やおすすめの買取業者などについて記載した。普通の車を売却する場合と注意すべきポイントが異なるので、売却する前によく確認したほうが良いだろう。

また、絶版車・旧車を扱う買取業者もいくつかあるので、ヒカカク！などの一括査定サービスも利用して自分の車に最適な買取業者を探し、できるだけ高額での売却を目指そう。

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