リユースビジネスに特化した専門誌「リサイクル通信」から、中古マーケットの市場動向や今後の展望などを徹底分析した「中古市場データブック2016」が発売された。中古業界で唯一の情報誌が行なった独自調査と徹底的なデータ分析によって、リユース市場の全てがこの一冊にまとめられていると言っても過言ではない。
ここ最近、消費者が再び節約志向になったことから「消費の落ち込み」が懸念されている。現時点で大手の小売店が15%減益するなど、今後も節約志向が進むとも言われているようだ。実は、そんな今だからこそ、中古ビジネスへの注目が急激に高まっているのをご存知だろうか。リユース市場は2014年に比べると大幅に成長しており、規模は約2兆円にも上る。「中古市場データブック2016」では、ここ5年連続で拡大するリユース市場を徹底的に分析。市場動向や今後の展望、さらには事業者動向まで詰め込まれているのだ。
また「中古市場データブック2016」では注目すべきポイントがある。それは近年注目を集める「二次流通革命」についてだ。二次流通とは、一度市場に出たモノの再販ということを指す。最近では、メルカリやフリルを始めとしたCtoCのフリマアプリや、ZOZOTOWNや大塚家具のような大手企業までもが二次流通に乗り出している。そんな中、本書(中古市場データブック2016)では、中古市場の先駆者たちのインタビューも記載。新たな市場で活躍するための情報がふんだんに盛り込まれた一冊なのだ。情報戦でもあるリユース市場でさらなる飛躍を遂げたい事業者、もしくは新規参入を考えている事業者は、ぜひ「中古市場データブック2016」を参考に今後の力にしてみてはいかがだろうか。
参考URL:http://www.recycle-tsushin.com/databook/